JP3488125B2 - 乗用型芝刈機 - Google Patents

乗用型芝刈機

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JP3488125B2
JP3488125B2 JP07802399A JP7802399A JP3488125B2 JP 3488125 B2 JP3488125 B2 JP 3488125B2 JP 07802399 A JP07802399 A JP 07802399A JP 7802399 A JP7802399 A JP 7802399A JP 3488125 B2 JP3488125 B2 JP 3488125B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転座席の後方に
配備されたエンジンからの動力を、前記運転座席の下方
に配置された動力分配部を介して左右に分配するととも
に、分配後の動力を、それぞれ、左右の無段変速装置を
介して左右の駆動輪に伝動して、前記左右の駆動輪を独
立変速操作可能に構成し、かつ、前記左右の駆動輪の前
方にモーアを装備してある乗用型芝刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような乗用型芝刈機は、左右の駆
動輪に速度差を与えることによって、スピン旋回走行や
ピボット旋回走行などの小旋回走行を容易に現出できる
操向操作性に優れたものに構成されている。
【0003】従来、上記のような乗用型芝刈機において
は、その冷却構造として、モーアの作動で飛散する刈草
や塵埃などが吸引され難い比較的高い位置である運転座
席の後方に、運転座席側から外気を取り入れてエンジン
やラジエータなどに供給する冷却ファンを配設すること
が一般的に考えられており、これによって、運転座席側
への熱気の流動を防止するとともに、飛散した刈草や塵
埃などのラジエータ側への流動を阻止する防塵ネットの
目詰まりを抑制しながら、エンジンや冷却水などの冷却
を行えるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術によると、比較的高い位置である運転座席の後
方に冷却ファンを配設することによって、運転座席の後
方に位置するエンジンやラジエータなどへの外気の供給
は充分に行えるものの、運転座席の下方に配置された動
力分配部からの分配後の動力を左右の駆動輪に伝動する
ことによって運転座席の下方に位置するようになる左右
の無段変速装置には外気が供給され難くなることから、
左右の無段変速装置を充分に冷却することができないよ
うになっていた。
【0005】本発明の目的は、製造コストの高騰や冷却
構造の複雑化を抑制しながら、左右の無段変速装置に外
気を充分に供給できるようにして、左右の無段変速装置
をも好適に冷却できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうちの請求項1記載の発明では、運転座席
の後方に配備されたエンジンからの動力を、前記運転座
席の下方に配置された動力分配部を介して左右に分配す
るとともに、分配後の動力を、それぞれ、左右の無段変
速装置を介して左右の駆動輪に伝動して、前記左右の駆
動輪を独立変速操作可能に構成し、かつ、前記左右の駆
動輪の前方にモーアを装備してある乗用型芝刈機におい
て、前記運転座席の後方に、ラジエータと、前記運転座
席側から外気を取り入れて前記ラジエータに供給する冷
却ファンを配設するとともに、左右の前記無段変速装置
を、前記運転座席よりも下方で前記エンジンよりも前方
の位置に配備し、その左右の前記無段変速装置に向けて
送風する送風ファンを設け、前記冷却ファンの送風方向
を、前記運転座席側から取り入れた外気を前記ラジエー
タに供給するように後向きに設定し、前記送風ファンの
送風方向を、前記運転座席よりも後方側の外気を前記無
段変速装置側に向けて送風するように、前記冷却ファン
の送風方向とは逆の前向きに設定し、かつ、前記送風フ
ァンの送風域が、前記冷却ファンの送風域よりも下位
で、前記運転座席が搭載される搭乗ステップよりも下側
で前記モーアの設置箇所よりも上方となるように、前記
送風ファンを前記冷却ファンよりも下位に位置ずれさせ
て配置した。
【0007】〔作用〕上記請求項1記載の発明による
と、運転座席の後方に配設された冷却ファンが運転座席
側から外気を取り入れて運転座席の後方に位置するエン
ジンやラジエータなどに供給し、又、運転座席の後方に
設けられた送風ファンが、運転座席の後方側から外気を
取り入れて、運転座席の下方に配置された動力分配部か
らの分配後の動力を左右の駆動輪に伝動することによっ
て運転座席の下方に位置するようになる左右の無段変速
装置に供給するようになる。
【0008】これによって、運転座席の後方に位置する
エンジンやラジエータなどに加えて運転座席の下方に位
置する左右の無段変速装置にも外気を充分に供給できる
ようになり、もって、エンジンや冷却水などの冷却、並
びに、左右の無段変速装置の冷却を好適に行えるように
なる。
【0009】又、送風ファンは、運転座席の後方側から
外気を取り入れて運転座席下方の左右の無段変速装置に
向けて送風することから、冷却後の外気が運転座席に及
ぶことを防止できるとともに、モーアの作動で飛散する
刈草や塵埃などが運転座席側に浮揚することを抑制でき
るようになり、結果、運転部での作業環境の向上を図れ
るとともに、飛散した刈草や塵埃などのラジエータ側へ
の流動を阻止する防塵ネットの目詰まりを効果的に抑制
できるようになる。
【0010】しかも、送風ファンが、運転座席前方側の
外気を左右の無段変速装置に供給するものである場合に
は、その外気に含まれるモーアの作動で飛散した刈草や
塵埃などの左右の無段変速装置側やエンジン側への流動
を阻止する防塵ネットなどを新たに設ける必要が生じる
のであるが、上記請求項1記載の発明における送風ファ
ンは、運転座席後方側の外気を左右の無段変速装置に供
給するものであり、その外気にはモーアの作動で飛散し
た刈草や塵埃などが含まれないことから、防塵ネットな
どを新たに設ける必要がなく、その分、製造コストの高
騰や冷却構造の複雑化を抑制できるようになる。
【0011】〔効果〕従って、製造コストの高騰や冷却
構造の複雑化を抑制しながらも、エンジンや冷却水など
の冷却、並びに、左右の無段変速装置の冷却を好適に行
える上に、運転部での作業環境の向上を図れるととも
に、防塵ネットの目詰まりを効果的に抑制できるように
なった。
【0012】本発明のうちの請求項2記載の発明では、
上記請求項1記載の発明において、前記送風ファンを、
前後方向視で左右の無段変速装置に重合するように配設
した。
【0013】〔作用〕上記請求項2記載の発明による
と、左右の無段変速装置に対する送風を単一の送風ファ
ンで行えるようになる。つまり、左右の無段変速装置に
対してそれぞれ専用の送風ファンを設ける場合に比較し
て、製造コストの高騰並びに冷却構造の複雑化を抑制し
ながら、左右の無段変速装置を冷却できるようになる。
【0014】〔効果〕従って、より効果的に製造コスト
の高騰並びに冷却構造の複雑化を抑制できるようになっ
た。
【0015】本発明のうちの請求項3記載の発明では、
上記請求項1又は2記載の発明において、前記無段変速
装置に静油圧式のものを採用するとともに、前記エンジ
ン及びこれの付属機器を収容した原動部を前記駆動輪の
最外旋回軌跡内に収まるように配設した。
【0016】〔作用〕上記請求項3記載の発明による
と、左右の駆動輪に速度差を与えてスピン旋回走行やピ
ボット旋回走行などの小旋回走行を行う際に、原動部が
他物に接触する虞を大幅に抑制できるようになり、もっ
て、その接触による原動部に収容されたエンジン及びこ
れの付属機器であるラジエータや冷却ファンなどの破損
を効果的に防止できるようになる。又、壁際などのよう
に他物と近接する場所でも、スピン旋回走行やピボット
旋回走行などの小旋回走行を行えるようになり、快適に
刈り取り作業を行えるようになる。
【0017】〔効果〕従って、小旋回走行時におけるエ
ンジン及びこれの付属機器であるラジエータや冷却ファ
ンなどの破損を効果的に防止できるとともに、刈り取り
作業性の向上を図れるようになった。
【0018】本発明のうちの請求項4記載の発明では、
上記請求項1又は2記載の発明において、前記無段変速
装置に静油圧式のものを採用し、前記静油圧式無段変速
装置のチャージ油路におけるチャージポンプの吐出側部
分に、フィルタを介装するとともに前記モーアへの伝動
を断続する油圧クラッチを接続した。
【0019】〔作用〕上記請求項4記載の発明による
と、静油圧式無段変速装置のチャージ油路におけるチャ
ージポンプの吸い込み側部分にフィルタを介装する場合
に比較してチャージポンプの吸い込み抵抗が小さくな
り、その分、キャビテーションの発生を抑制できるよう
になり、それによって、左右の無段変速装置に対するチ
ャージ圧と油圧クラッチに対するクラッチ圧とを好適に
得られるようになる。又、キャビテーションの発生後に
チャージポンプの加圧工程で作動油が急激に圧縮される
ことによる作動油の損傷及び昇温を回避できるととも
に、その昇温を回避できる分、左右の無段変速装置の冷
却が行い易くなる。
【0020】又、チャージ油路におけるフィルタに至る
までの油路部分、及び、チャージ油路から油圧クラッチ
に亘る油路部分を、動力分配部などのケーシングに形成
される内部油路で構成することが可能であり、油圧配管
構造の簡素化を図れるようになる。
【0021】〔効果〕従って、左右の無段変速装置の冷
却効果を高めることができるとともに、左右の無段変速
装置及び油圧クラッチの作動の安定化、作動油の耐久性
の向上、並びに、油圧配管構造の簡素化を図れるように
なった。
【0022】本発明のうちの請求項5記載の発明では、
上記請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記動力分配部の左右に前記無段変速装置を連結
し、それら左右の無段変速装置の外側に、前記動力分配
部及び前記無段変速装置よりも長尺の減速伝動部を連設
して、前記動力分配部と左右の前記無段変速装置と左右
の前記減速伝動部とを門型状の一体構造物に構成すると
ともに、該一体構造物を、前記モーアを吊り下げ支持す
る機体フレームに対して、前記動力分配部と左右の前記
無段変速装置とで前記機体フレームにおける左右のフレ
ーム部分を跨ぎ、かつ、左右の前記減速伝動部が対応す
る前記フレーム部分の外側面に対向するように配置し
て、前記一体構造物が左右の前記フレーム部分を左右の
横外側から挟み込む状態に取り付けた。
【0023】〔作用〕上記請求項5記載の発明による
と、動力分配部、左右の無段変速装置、及び、左右の減
速伝動部からなる変速伝動系の全体を剛性を有する一体
構造物に構成でき、それによって、左右のフレーム部分
を連結して補強する補強フレームに兼用できることか
ら、構造の簡略化並びに機体の軽量化を図りながらも、
モーアを吊り下げ支持する充分な強度が得られる好適な
フレーム構造を構成できるようになる。又、変速伝動系
の全体を補強フレームに兼用することにより、その近く
に補強フレームを設ける必要がないことから、送風ファ
ンから無段変速装置側に向けて送風される冷却用外気が
補強フレームで遮られることもない。
【0024】〔効果〕従って、左右の無段変速装置の冷
却を好適に行えるとともに、フレーム構造の簡略化並び
に機体の軽量化を図れるようになった。
【0025】本発明のうちの請求項6記載の発明では、
上記請求項1又は2記載の発明において、前記無段変速
装置に静油圧式のものを採用し、その可変容量ポンプを
前記動力分配部に連結し、かつ、その油圧モータを前記
駆動輪に連結するとともに、前記可変容量ポンプと油圧
モータとを油圧ホースで接続した。
【0026】〔作用〕上記請求項6記載の発明による
と、左右の無段変速装置と左右の駆動輪との間に減速伝
動部を介装するものに比較して、伝動構造の簡略化及び
機体の軽量化を図れるようになり、又、油圧モータ及び
駆動輪の配置変更の自由度が高くなることから、トレッ
ド幅の変更などによる機体の安定性の向上や、冷却用外
気を受け易い位置への油圧モータの配置変更などによる
無段変速装置の冷却効果の向上を図り易くなる。
【0027】〔効果〕従って、無段変速装置の冷却効果
の向上を図れる上に、伝動構造の簡略化、機体の軽量
化、及び、機体の安定性の向上を図れるようになった。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0029】図1には乗用型芝刈機の全体側面が示され
ており、この芝刈機は、機体フレーム1の後部に配設さ
れた原動部2、機体フレーム1の前部側に形成された搭
乗運転部3、機体フレーム1の後部に配備された左右一
対の駆動輪4、機体フレーム1の前端部左右に縦軸芯周
りに向き変更自在に支持された追従操向型の補助車輪
5、及び、左右の駆動輪4と補助車輪5の間に位置する
ように機体フレーム1にリンク機構6を介して吊り下げ
支持されたモーア7、などによってミッドモーア形式に
構成されている。
【0030】図2にも示すように、機体フレーム1は、
左右方向に所定間隔を隔てる状態で前後向きに配設され
た左右一対の後部フレーム8、各後部フレーム8の前端
部同士を連結するとともに両端部が前方に向けて延出さ
れた略U字状の前部フレーム9、各後部フレーム8の後
端部同士を連結する第1連結フレーム10、及び、前部
フレーム9の前端部同士を連結する第2連結フレーム1
1、などによって構成されている。
【0031】図1〜5に示すように、原動部2は、左右
の後部フレーム8の後部間に下部側が入り込む状態に配
置される水冷式のディーゼルエンジン12、このエンジ
ン12の下部前方箇所に配設された動力分配部13、動
力分配部13の左右両端にそれぞれ連結された静油圧式
の無段変速装置14、及び、左右の各無段変速装置14
に連結されたギヤ式の減速伝動部15、などによって構
成されており、エンジン12から軸伝動される動力を動
力分配部13により左右に分配し、分配後のそれぞれの
動力を無段変速装置14及び減速伝動部15を介して対
応する駆動輪4に伝動するようになっている。そして、
この伝動構成によって、左右の駆動輪4の独立変速操作
を行えるようになっている。
【0032】動力分配部13と左右の無段変速装置14
及び減速伝動部15は、それらが前述のように連結され
ることによって門型状の一体構造に構成されるととも
に、左右の後部フレーム8に亘ってそれらを挟み込む状
態で機体フレーム1にボルト連結されている。つまり、
動力分配部13、左右の無段変速装置14、及び、左右
の減速伝動部15からなる変速伝動系の全体を剛性を有
する一体構造物に構成して、モーア7を吊り下げ支持す
る機体フレーム1の左右のフレーム部分となる左右の後
部フレーム8を連結して補強する補強フレームに兼用さ
せるようにしているのであり、これによって、構造の簡
略化並びに機体の軽量化を図りながらも、モーア7を吊
り下げ支持する充分な強度を有する好適なフレーム構造
を構成できるようになっている。
【0033】図1、図3及び図4に示すように、搭乗運
転部3は、前部フレーム9の上部に配設される搭乗ステ
ップ16、動力分配部13の上方に配置された運転座席
17、運転座席17の左右両側方に前後揺動操作可能に
配備された左右一対の変速レバー18、右側の変速レバ
ー18の外側に前後揺動操作可能に配備された昇降レバ
ー19、右側の変速レバー18の後方に前後揺動操作可
能に配備されたクラッチレバー20、及び、左側の変速
レバー18の下方に上下揺動操作可能に配備された駐車
ブレーキレバー21、などによって構成されている。
【0034】図3、図6及び図7に示すように、左右の
各変速レバー18は、対応する無段変速装置14に連係
される基端側の連係部18Aと、左右揺動可能に連係部
18Aから上方に向けて延設された操作部18Bとから
構成されており、操作部18Bが案内板22にて操作案
内されるようになっている。案内板22には、操作部1
8Bの前後揺動を許容する変速操作領域h1と、無段変
速装置14の中立状態を現出する中立位置での操作部材
18Bの変速操作領域h1から左右外方側への退避揺動
を許容する退避領域h2とを備えるT字状の案内溝22
Aが形成されている。左右の操作部18Bは、変速操作
領域h1に同じ操作量で位置する場合には、その延出端
同士が近接する状態となるように屈曲形成されている。
【0035】この構成から、乗降時には、中立位置に操
作されている左右の各変速レバー18の操作部18Bを
退避領域h2に位置させることによって、運転座席17
の前方を開放することができるとともに、身体の一部な
どが変速レバー18に不測に接触した際に生じる各変速
レバー18の中立位置からの誤操作を防止できるように
なっている。又、操縦時には、中立位置に操作されてい
る左右の各変速レバー18を、操作部18Bを変速操作
領域h1に位置させた状態で前後方向に揺動操作するこ
とによって、左右の各変速レバー18の操作量に応じた
駆動トルク及び回転方向で左右の駆動輪4を駆動するこ
とができ、もって、前後方向への直進走行状態、前後方
向への通常旋回走行状態、前後方向へのピボット旋回走
行状態、及び、スピン旋回走行状態、などの各種の走行
状態を現出できるようになっている。そして、近接する
左右の操作部18Bの両延出端を片手で共握りするよう
にすれば、左右の変速レバー18を同じ操作量で操作す
る必要のある直進走行状態を容易に現出できるようにし
ている。
【0036】ちなみに、操作部18Bとしては、図6の
(イ)及び(ロ)に示すように、案内板22により操作
案内される被案内部分18aに四角棒鋼材を採用し、そ
の被案内部分18aに、丸パイプ鋼材を屈曲形成してな
る握り操作部分18bを、連結板18cを介して連結す
ることによって構成されたものであってもよく、又、図
7の(イ)及び(ロ)に示すように、被案内部分18a
に丸棒鋼材を採用し、その被案内部分18aに、丸パイ
プ鋼材を屈曲形成してなる握り操作部分18bを外嵌連
結することによって構成されたものであってもよい。
尚、後者のものは、前者のものに比較して、連結板18
cを不要にできることから構成の簡素化を図れるように
なり、又、被案内部分18aと握り操作部分18bとが
同軸芯上で連結されることによって、各変速レバー18
の中立位置への位置合わせを容易に行えるとともに、各
変速レバー18の操作の際に拗れが発生することを回避
できるようになり、更に、被案内部分18aに丸棒鋼材
を採用していることによって、各変速レバー18の変速
操作領域h1から退避領域h2への操作を円滑に行える
ようになる。
【0037】図1、図2及び図8に示すように、昇降レ
バー19は、その揺動操作に伴ってその揺動支点周りに
回動する小径ギヤ23が、リンク機構6に備えられた大
径ギヤ24に噛合されている。リンク機構6は、機体フ
レーム1における前部フレーム9の左右の各前端部に前
後揺動自在に支持された前リンク6A、前部フレーム9
の左右の後端部に亘って回動自在に支持された支軸6
B、この支軸6Bの両端に支軸6Bの回動に伴ってその
回動支点周りに一体揺動する後リンク6C、及び、対応
する前リンク6Aと後リンク6Cとを連動連結する連係
ロッド6D、などによって平行4連リンク形式に構成さ
れている。そして、各リンク6A,6Cの揺動端にモー
ア7が枢支されるとともに、支軸6Bに大径ギヤ24が
一体回動するように外嵌装着されている。
【0038】つまり、昇降レバー19は、小径ギヤ23
と大径ギヤ24とからなる倍力機構を介してリンク機構
6に連係されており、これによって、モーア7の昇降操
作を比較的軽い操作力で機体フレーム1に対する平行姿
勢を維持した状態で行えるようになっている。尚、モー
ア7の昇降操作に要する操作力を更に軽減するアシスト
用のシリンダやバネを、機体フレーム1とリンク機構6
又はモーア7とに亘って架設するようにしてもよい。
【0039】図8に示すように、昇降レバー19の上端
部には、内装されたバネ25により突出付勢された操作
ボタン26が装備されており、この操作ボタン26から
は、昇降レバー19の基端側において昇降レバー19の
延出方向に沿って変位可能な状態で左右に突出する横向
きの係止ピン27Aを下端に備えたロッド27が延設さ
れている。係止ピン27Aは、操作ボタン26の押圧操
作時には、前部フレーム9から立設された案内板28に
おいて昇降レバー19の揺動支点を中心とする円弧状に
形成された案内溝28Aによって操作案内され、操作ボ
タン26の非押圧操作時には、案内溝28Aから放射状
に形成された複数の係止溝28Bに係入するとともに、
バネ25によって係入保持されるようになっている。
【0040】つまり、昇降レバー19は、操作ボタン2
6の押圧操作を行うことによって、有段階での所望の高
さ位置へのモーア7の昇降操作を行えるとともに、操作
ボタン26の押圧操作を解除することによって所望の高
さ位置にてモーア7を昇降停止保持できるようになって
いる。
【0041】図5、図9及び図10に示すように、クラ
ッチレバー20は、左右の無段変速装置14のチャージ
油路29におけるチャージポンプ30の吐出側部分29
aとモーア7への伝動を断続する油圧クラッチ31とに
亘る油路部分である作業用油路32に介装された2位置
切換式の切換弁33を切り換え操作するようになってい
る。油圧クラッチ31は、動力分配部13に内装されて
おり、切換弁33が作動油供給状態に切り換えられる
と、チャージポンプ30から供給される作動油により切
り操作用のバネ31Aの付勢に抗して入り操作され、
又、切換弁33が作動油排出状態に切り換えられると、
切り操作用のバネ31Aの付勢により作動油が排出され
ることによって切り操作され、それによって、エンジン
12からの動力を、動力分配部13に備えられた作業用
の動力取出軸34に伝動する入り状態と伝動しない切り
状態とに切り換えることができ、もって、動力取出軸3
4に軸式伝動機構35を介して連動連結されるモーア7
の駆動状態を切り換えられるようになっている。又、油
圧クラッチ31には、切り操作用のバネ31Aの付勢に
よる切り状態の現出に伴って動力取出軸34を制動する
制動機構36が装備されており、動力取出軸34への伝
動停止に伴ってモーア7を作動停止させることができる
ようになっている。尚、図5に示す符号Bは、駐車ブレ
ーキレバー21の引き上げ操作に伴って左右の各駆動輪
4を制動させるブレーキ機構である。
【0042】図9及び図10に示すように、チャージ油
路29におけるチャージポンプ30の吐出側部分29a
には、フィルタ37が介装されるとともにリリーフ弁3
8が接続されている。つまり、チャージ油路29におけ
るチャージポンプ30の吸い込み側部分29bにフィル
タ37を介装する場合に比較してチャージポンプ30の
吸い込み抵抗を小さくすることができ、その分、キャビ
テーションの発生を抑制できるようになることから、左
右の無段変速装置14に対するチャージ圧と油圧クラッ
チ31に対するクラッチ圧とを好適に得られるようにな
っている。又、チャージ油路29におけるチャージポン
プ30の吐出側部分29aから左右の無段変速装置14
に亘るように分岐された各分岐油路部分29cにリリー
フ弁38を接続する場合に比較して、リリーフ弁38の
装備数量を削減できる分、構成の簡素化並びに製造コス
トの低減化を図れるようになっている。
【0043】各無段変速装置14の可変容量ポンプ14
A及びチャージポンプ30は、エンジン12からの動力
で駆動されるようになっている。チャージ油路29にお
けるチャージポンプ30の吐出側部分29aと吸い込み
側部分29b、及び、作業用油路32は、動力分配部1
3のケーシング13Aや動力取出軸34に形成された内
部油路13a,34aで構成されており、これによっ
て、油圧配管構造の簡素化を図れるようになっている。
尚、図9及び10に示す符号39はストレーナである。
【0044】図1、図2及び図4に示すように、原動部
2において、運転座席17とエンジン12との間には、
運転座席17側から順に防塵ネット40、ラジエータ4
1、及び、エンジン12からの動力で駆動される冷却フ
ァン42が配備されており、冷却ファン42の作動で運
転座席17側から外気を取り入れて、ラジエータ41内
を流動する冷却水、及び、エンジン12などを冷却しな
がらも、モーア7の作動で飛散する刈草や塵埃などのラ
ジエータ41側への流動を防止するようになっている。
【0045】図2〜4に示すように、エンジン12から
動力分配部13に軸伝動する軸式伝動機構43には、前
後方向視で左右の無段変速装置14に重合する送風ファ
ン44が一体回動するように装備されており、送風ファ
ン44の作動で、運転座席17の後下方側から外気を取
り入れて運転座席17の下方に配置された左右の各無段
変速装置14側に向けて送風することによって、左右の
各無段変速装置14の冷却を好適に行えるようになり、
又、冷却後の外気が運転座席17に及ぶことや、モーア
7の作動で飛散する刈草や塵埃などが運転座席17側に
浮揚することを抑制できることから、搭乗運転部3での
作業環境の向上を図れるとともに、飛散した刈草や塵埃
などのラジエータ41側への流動を阻止する防塵ネット
40の目詰まりを効果的に抑制できるようになってい
る。尚、防塵ネット40には、箱状でその正面と左右の
両側面と上面とに通気部40Aを備えて吸気面積の増大
が図られたものが採用されている。
【0046】図2に示すように、エンジン12及びこれ
の付属機器であるラジエータ41や冷却ファン42など
を収容する原動部2は、各駆動輪4の最外旋回軌跡K内
に収まるように配設されており、これによって、左右の
駆動輪4に速度差を与えてスピン旋回走行やピボット旋
回走行などの小旋回走行を行う際に原動部2が他物に接
触する虞を大幅に抑制できるようになり、もって、その
接触による原動部2に収容されたエンジン12、ラジエ
ータ41、及び、冷却ファン42、などの破損を効果的
に防止できるようになっている。又、壁際などのように
他物と近接する場所でも、スピン旋回走行やピボット旋
回走行などの小旋回走行を行えるようになり、もって、
刈り取り作業をより快適に行えるようになっている。
【0047】尚、図1に示す符号45は、運転座席17
に左右に配設されたフェンダ兼用の燃料タンクである。
【0048】〔別実施形態〕以下、本発明の別実施形態
を列記する。 図11に示すように、乗用型芝刈機としては、機体
フレーム1の後端部左右に追従操向型の補助車輪5を配
備するとともに、左右の駆動輪4の前方にモーア7を装
備するフロントモーア形式に構成されたものであっても
よい。 左右の無段変速装置14にベルト式のものを採用す
るようにしてもよい。 図12に示すように、左右の無段変速装置14に静
油圧式のものを採用するものにおいては、各可変容量ポ
ンプ14Aを動力分配部13に連結し、かつ、各油圧モ
ータ14Bを対応する駆動輪4に連結するとともに、対
応する可変容量ポンプ14Aと油圧モータ14Bとを油
圧ホース14Cで接続するようにしてもよい。 左右の各無段変速装置14に対応する2基の送風フ
ァン44を設けるようにしてもよい。 原動部2において、エンジン12を左右の駆動輪4
の車軸側に配置するとともに、エンジン12の後方に冷
却ファン42やラジエータ41などを配備して、機体重
心を前方側に変位させることによって、機体重量バラン
スの安定化を図るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型芝刈機の構成を示す全体側面図
【図2】乗用型芝刈機の構成を示す全体平面図
【図3】乗用型芝刈機の構成を示す縦断正面図
【図4】原動部の構成を示す後半部の縦断側面図
【図5】伝動構成を示す原動部の概略横断平面図
【図6】(イ)変速レバーの構成を示す要部の正面図 (ロ)変速レバーの構成を示す要部の横断平面図
【図7】(イ)変速レバーの別の構成を示す要部の正面
図 (ロ)変速レバーの別の構成を示す要部の横断平面図
【図8】昇降レバーの構成を示す要部の縦断側面図
【図9】静油圧式無段変速装置の構成を示す油圧回路図
【図10】動力分配部の構成を示す縦断側面図
【図11】フロントモーア形式に構成した別実施形態を
示す乗用型芝刈機の全体側面図
【図12】伝動構成の別実施形態を示す要部の縦断正面
【符号の説明】 機体フレーム 2 原動部 4 駆動輪 7 モーア 8 フレーム部分 12 エンジン 13 動力分配部 14 無段変速装置 14A 可変容量ポンプ 14B 油圧モータ 14C 油圧ホース 15 減速伝動部16 搭乗ステップ 17 運転座席 29 チャージ油路 29a 吐出側部分 30 チャージポンプ 31 油圧クラッチ 37 フィルタ 41 ラジエータ 42 冷却ファン 44 送風ファン K 最外旋回軌跡
フロントページの続き (72)発明者 川原 好博 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 島村 輝郎 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 藤原 修身 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 江崎 善幸 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平5−328818(JP,A) 特開 平9−272349(JP,A) 特開 平9−271237(JP,A) 実開 平4−118815(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 34/64 B60K 11/04 B60K 11/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転座席の後方に配備されたエンジンか
    らの動力を、前記運転座席の下方に配置された動力分配
    部を介して左右に分配するとともに、分配後の動力を、
    それぞれ、左右の無段変速装置を介して左右の駆動輪に
    伝動して、前記左右の駆動輪を独立変速操作可能に構成
    し、かつ、前記左右の駆動輪の前方にモーアを装備して
    ある乗用型芝刈機であって、 前記運転座席の後方に、ラジエータと、前記運転座席側
    から外気を取り入れて前記ラジエータに供給する冷却フ
    ァンを配設するとともに、左右の前記無段変速装置を、
    前記運転座席よりも下方で前記エンジンよりも前方の位
    置に配備し、その左右の前記無段変速装置に向けて送風
    する送風ファンを設け、前記冷却ファンの送風方向を、
    前記運転座席側から取り入れた外気を前記ラジエータに
    供給するように後向きに設定し、前記送風ファンの送風
    方向を、前記運転座席よりも後方側の外気を前記無段変
    速装置側に向けて送風するように、前記冷却ファンの送
    風方向とは逆の前向きに設定し、かつ、前記送風ファン
    の送風域が、前記冷却ファンの送風域よりも下位で、前
    記運転座席が搭載される搭乗ステップよりも下側で前記
    モーアの設置箇所よりも上方となるように、前記送風フ
    ァンを前記冷却ファンよりも下位に位置ずれさせて配置
    してある乗用型芝刈機。
  2. 【請求項2】 前記送風ファンを、前後方向視で左右の
    無段変速装置に重合するように配設してある請求項1記
    載の乗用型芝刈機。
  3. 【請求項3】 前記無段変速装置に静油圧式のものを採
    用するとともに、前記エンジン及びこれの付属機器を収
    容した原動部を前記駆動輪の最外旋回軌跡内に収まるよ
    うに配設してある請求項1又は2記載の乗用型芝刈機。
  4. 【請求項4】 前記無段変速装置に静油圧式のものを採
    用し、前記静油圧式無段変速装置のチャージ油路におけ
    るチャージポンプの吐出側部分に、フィルタを介装する
    とともに前記モーアへの伝動を断続する油圧クラッチを
    接続してある請求項1又は2記載の乗用型芝刈機。
  5. 【請求項5】 前記動力分配部の左右に前記無段変速装
    置を連結し、それら左右の無段変速装置の外側に、前記
    動力分配部及び前記無段変速装置よりも長尺の減速伝動
    部を連設して、前記動力分配部と左右の前記無段変速装
    置と左右の前 記減速伝動部とを門型状の一体構造物に構
    成するとともに、該一体構造物を、前記モーアを吊り下
    げ支持する機体フレームに対して、前記動力分配部と左
    右の前記無段変速装置とで前記機体フレームにおける左
    右のフレーム部分を跨ぎ、かつ、左右の前記減速伝動部
    が対応する前記フレーム部分の外側面に対向するように
    配置して、前記一体構造物が左右の前記フレーム部分を
    左右の横外側から挟み込む状態に取り付けてある請求項
    1〜4のいずれか一つに記載の乗用型芝刈機。
  6. 【請求項6】 前記無段変速装置に静油圧式のものを採
    用し、その可変容量ポンプを前記動力分配部に連結し、
    かつ、その油圧モータを前記駆動輪に連結するととも
    に、前記可変容量ポンプと油圧モータとを油圧ホースで
    接続してある請求項1又は2記載の乗用型芝刈機。
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