JPH0577391A - 印刷シリンダの自動着脱による様々な印刷寸法用のオフセツト印刷機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オフセット印刷機械にかけるシートの寸法を
変更する場合に、印刷シリンダの着脱に必要な労働と時
間とを最適に節約する。 【構成】 本発明はオフセット印刷機械に関する。新し
い作業に使用される印刷シリンダ（ＰＰ’、ＰＢ’、Ｃ
Ｃ’）がキャリッジ（３）により印刷ユニット（Ｇ２）
の付近に運ばれる。印刷ユニット（Ｇ２）には、印刷シ
リンダ（ＰＰ、ＰＢ、ＣＣ）を、印刷ユニット（Ｇ２）
からキャリッジ（３）まで、そして反対に、新しいシリ
ンダ（ＰＰ’、ＰＢ’、ＣＣ’）をキャリッジ（３）か
ら印刷ユニット（Ｇ２）まで自動的かつ順番に搬送する
２つの横方向に可動なアーム（２６）が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、様々な寸法のウエブの
オフセット印刷に関する。

【０００２】

【従来の技術】添付の図面の図１はオフセット印刷機の
作動を描いた略図であり、以下のものを備えてなる。

【０００３】画像が刻まれている金属プレートＰを担持
するシリンダＰＰ、ブランケットＢと称するゴムプレー
トを担持し、ボードあるいは類似のもので、移動するウ
エブと以後称されるものの、対応する領域にあるインク
フィルムにより画像を転写するシリンダＰＢ、シリンダ
ＰＢに対しウエブＦを偏倚する対向シリンダＣＣ、調節
可能な補正ブレードを有するインクローラーＥ１、浸潤
ローラーＥ２、分配ローラーＥ３、及びインクローラー
Ｅ４からなるインクユニットＥ、水盤Ｍ１、浸潤ローラ
ーＭ２、分配ローラーＭ３、及び加湿ローラーＭ４から
なる加湿ユニットＭ（水あるいはアルコール用）。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】オフセット機械がその
最大能力まで使用されるべき場合、前記３つのシリン
ダ、ＰＰ、ＰＢ、ＣＣは印刷寸法の長さに対応して同一
の周辺長さを有するべきである。前進するウエブＦ上に
広げる場合、シリンダＰＰのプレートＰは印刷寸法全体
の制限内に含まれ、将来のパッケージに対応する１つあ
るいは数個の印刷モチーフを転写する。そのため例え
ば、印刷されるべき大きな粉末洗剤の箱の場合において
は、１つの印刷はシリンダの周囲あるいは印刷寸法に対
応し（該プレート及びブランケットを固定するための領
域は差し引いて）、他方で、液体用の箱については、シ
リンダの全回転を保証するために数個の印刷モチーフが
必要である。しかしながら、印刷する場合この差異は、
更なる段階において印刷寸法が各１つのモチーフが１つ
のパッケージにされるために、数個の部分あるいはブラ
ンクに切断される場合にのみ考慮される。従って、前の
寸法と異なる寸法のシートを新しく走らせる度に、３つ
のシリンダＰＰ、ＰＢ、ＣＣの交換が必要となる。印刷
機械が１０にものぼるシリンダ組立体ＰＰ、ＰＢ、ＣＣ
からなる、つまり各色に対し１つのシリンダ組立体があ
ることを考えると、新しいシートを走らせるために３０
ものシリンダを交換するべきことになる。従来技術によ
れば、新しい作業ごとに３つのシリンダを取りつけるこ
とが可能であり、剛性のフレーム、高品質ギア、クロス
バー、ベアリング、中間軸設定装置、及び前記シリンダ
組立体ＰＰ、ＰＢ、ＣＣ（重要部品のみ言及されてい
る）からなるカセットへ前記組立体を取りつけることが
可能である。各変更寸法ごとに、前記カセットは各印刷
ユニットにつき交換されなければならない。

【０００５】この工程の欠点は以下のように列挙可能で
ある。

【０００６】交換するごとに大きな経費がかかる、ギア
切断、硬化、及び研磨を含めて、新しい作業ごとに準備
のためにかなりの時間がかかる、交換するごとに長い休
止時間がかかる、在庫貯蔵のための投資資源の凍結が大
きい。

【０００７】

【課題を解決するための手段】従って本発明の目的は、
オフセット印刷機械にかけるシートの寸法を変更する場
合に、印刷シリンダの着脱に必要な労働と時間とを最適
に節約することである。

【０００８】この目的は請求項１による機械により達成
可能である。

【０００９】

【実施例】図２に描かれているオフセット印刷機械は、
上述の図１に描かれた機械と類似して、上部プレートシ
リンダＰＰ、中間ブランケットシリンダＰＢ、低部対向
シリンダＣＣ、インク溜りＥ１及びそれのローラーＥ２
−Ｅ４を有するインクユニット、水盤１及びそれのロー
ラーＭ２−Ｍ４を有する浸潤ユニットＭ、シリンダＰＢ
の洗浄ユニットＬ（図１には示されていない）を含む。

【００１０】前記機械は、固定フレームＢａの形態の低
部及びインクカセットＣＥと呼ばれる上部垂直可動部分
とを含む。２つのシリンダＰＰ及びＣＣの端は、傾動レ
バー８、８’の第１端に、そしてそれの第２端は事前に
力をかけたベアリングを有する水平車軸８１、８１’上
のフレームＢａに回転可能に取りつけられている。他
方、シリンダＰＢは、その両端でフレームＢａに永久取
り付けされている。この方法で、傾動レバー８、８’の
角度位置に依存して、印刷されるべき寸法の長さに比例
して、異なる直径を有するシリンダＰＰ及びＣＣを作業
位置へ投入することが可能である。図２においては、連
続戦により示されているシリンダＰＰ、ＰＰＢ、及びＣ
Ｃは、最大印刷寸法を、点線は最小寸法を示している。

【００１１】それぞれの構成部品Ｅ１−Ｅ４、及びＭ１
−Ｍ４を有するインクユニットＥ、及び浸潤ユニットＭ
は、直接インクカセットＣＥ上に取りつけられる。分配
ローラーＥ３あるいはＭ３の中に、太線で示されている
のは振動ローラーである。インクローラーＥ４及び浸潤
ローラーＭ４はすべて傾動レバーに取りつけられてい
る。図２はまた、垂直に移動可能なカセットＣＥ、及び
傾動レバーに取りつけられたインクローラーＥ４、ある
いは浸潤ローラーＭ４により、インク及び浸潤ユニット
Ｅ及びＭは、前記最大及び最小寸法の範囲内にありさえ
すれば、シリンダＰＰ、ＰＢ、及びＣＣの寸法がどうで
あれ、それらのインク補給及び浸潤機能を実行するため
の位置を常に占めている。 図３は、カセットＣＥがそ
れの最も高い位置にあり、そのため浸潤ローラーＥ４が
シリンダＰＰ及びＰＢの最大寸法が使用されている場合
でも、シリンダＰＰが完全に印刷ローラーＥ４からはず
れた状態にあることを示している。これを考慮すると、
後述のように、この係合がはずれた状態は、シリンダの
交換をより容易にすることに役立ち、注目すべきこと
は、それの最も高い位置にあるカセットＣＥにより、シ
リンダＰＰ及び最も近いインクローラーＥ４あるいは浸
潤ローラーＭ４との間の距離が少なくとも５０センチは
あったことである。

【００１２】図４には４つの印刷ユニットＧ１−Ｇ４が
あり、それぞれがオフセットカラーに対応し、右から左
にウエブＦが交差し、同様に左から右方向にもそうであ
ることが想像できる。第１ユニットＧ１はウエブＦ上の
下地印刷用であり、その他の３つのユニットＧ２−Ｇ４
は表面印刷用である。このために、右から左側に送られ
るウエブＦを案内するために、第１ユニットＧ１の周囲
に案内ローラーＲ２Ｇが配置され、背後から、シリンダ
ＰＢによりウエブ表面を印刷するように、左から右にユ
ニットＧ１が交差する。更に、案内ローラーＲ３は次に
ウエブＦを下方へ１８０度ずらし、ウエブＦは第１印刷
ユニットＧ１から外れて再び右から左の方向へ向け替
え、第１印刷ユニットＧ１の基部を経て第２グループに
追加される案内ローラーＲ４に向かう。ローラーＲ４は
ウエブＦを印刷ユニットＧ２のシリンダＰＢの高さ及び
方向に向けるように配置されている。次に、ウエブＦは
３つの印刷ユニットＧ２−Ｇ４を水平に通過する。機械
の取り出し口において、ウエブＦはローラーＲ５により
次に続く例えばシート製造機のような処理機械へと案内
される。ここで注目すべきことは前記オフセット機械に
はウエブ乾燥ステーションＳが、下地印刷を乾燥させる
ために第１印刷ユニットＧ１の出口に配置されるか、印
刷ユニットＧ４の出口に配置されて表面印刷を乾燥させ
るか、その他の場合は部分的乾燥のため印刷ユニットの
間に配置されることである。

【００１３】ウエブＦの両側面並びに各印刷ユニットＧ
１−Ｇ４のフレームＢａ上に、垂直案内２が、シリンダ
ＰＰ、ＰＢ、及びＣＣの着脱装置のアームを支持し、案
内するように設けられている。

【００１４】各印刷ユニットＧ１−Ｇ４の付近に、自由
空間が設けられて、図４に示されている様に、新しい工
程のための来たるべき交換のために、３つの印刷シリン
ダＰＰ、ＰＢ、及びＣＣを有するキャリッジを一時的に
置くことが可能である。

【００１５】換言すれば、キャリッジ３は３つの交換シ
リンダＰＰ、ＰＢ、及びＣＣを貯蔵場所からウエブに対
し垂直な位置で、作動しているシリンダＰＰ、ＰＢ、及
びＣＣの付近へと運ぶ。このためキャリッジ３（図７）
は、印刷シリンダの１つ及び基部３１の端に連結された
垂直ステー３２と等しい長さの基部３１からなる。この
基部３１はキャリッジ３の独立の動きを可能とする、４
つの枢動可能なホイール３３を備えている。パレット搬
送装置によりキャリッジ３の動きを可能とする溝３４も
基部３１にある。キャリッジ３は、垂直方向に隔置さ
れ、それぞれが３つのシリンダＰＰ、ＰＢ、及びＣＣの
１つを担持する様になされた３つの水平サポート３５
ａ、３５ｂ、３５ｃを含む。各水平サポート３５ａ、３
５ｂ、３５ｃはそれの両端それぞれに支持バー３６を有
し、これが印刷シリンダＰＰ、ＰＢ、及びＣＣの中央シ
ャフト１４の自由端のための座として使用される上方を
向いた円形のへこみ３６ａを備えている。それの上部に
は、フレーム３７を備えたキャリッジ３があって、手動
操作を容易にしている。水平サポート３５ａ−３５ｃの
垂直配置は、印刷されるべきウエブＦが２つのシリンダ
ＰＢ及びＣＣを通過する前に、低部サポート３５ａ、と
中間サポート３５ｂとの間を水平に通過するようなもの
である。同様に、低部サポート３５ａ及び基部３１はそ
れらの間に自由空間を提供し、例えば図４の印刷ユニッ
トＧ１のように、ウエブＦがそこを通過可能なようにな
されている。図７からわかるように、前記ウエブの通過
により、つまりオフセット印刷機の作動中に、各印刷ユ
ニットＧ１−Ｇ４の下流領域は、う部Ｆの移動方向に対
し垂直なキャリッジの移動によりキャリッジ３の位置決
めを可能としている。図７からわかるように、ウエブＦ
が上部及び中間サポート３５ｃ及び３５ｂの間を通過す
ることは必ずしも必要でないことを考えると、サポート
３５ｂの自由端は、垂直の位置にある交差バー３８によ
り剛性を増加するように相互に連結される。

【００１６】図５は、ウエブＦ上で下地印刷が行われて
いる、第２及び第３印刷ユニットＧ２、Ｇ３を示してい
る。以下の説明により、第２印刷ユニットＧ２の印刷シ
リンダＰＰ、ＰＢ、及びＣＣの着脱が説明されるが、そ
の他の印刷ユニットＧ１、Ｇ３、Ｇ４はそれと同一であ
る。図５は、印刷ユニットＧ２上で作動するシリンダＰ
Ｐ、ＰＢ、及びＣＣと同一の順番に配列されているシリ
ンダＰＰ’、ＰＢ’、及びＣＣ’の交換を示しており、
各シリンダＰＰ’、ＰＢ’、及びＣＣ’は印刷ユニット
Ｇ２上のシリンダと対応する位置を占めるようになされ
ている。このため及び上述のように、ウエブＦの両側面
は印刷ユニットＧ２上のフレームＢａの横方向の壁上に
取りつけられた垂直案内２により制御されるようになさ
れている。両方の案内２とも、アーム２６の第１端が枢
動可能な水平車軸の周囲に設けられた可動サポート２５
の摺動を可能とする。サポート２５の垂直移動は、ボー
ルベアリングにより支持されたねじ２３により保証さ
れ、該ねじの低部端は印刷ユニットＧ２のフレームＢａ
内部で、ベアリング２２ａ、２２ｃにそれぞれの自由回
転のために取りつけられている。２つのボールベアリン
グに支持されたねじ２３の低部端は、共通のモーターＮ
１により同時に駆動される伝達手段（図示されていな
い）により相互に連結されている。ボールベアリングに
支持されたねじ２３は、可動サポート２５上に見える対
応するナット２５ａにより結合され、サポート２５がボ
ールベアリングに支持されたねじ２３の回転により移動
するようになされている。このようにして、使用者は２
つの可動サポート２５の同時かつ同一の移動及び位置決
めを達成することができる。対応するサポート２５の水
平車軸の周囲での各アーム２６の枢動は、印刷ユニット
Ｇ２のフレームＢａ内部にあるベアリング２２ａ及び２
２ｃ上で自由回転するように取りつけられているそれの
上部及び低部端の溝つきシャフト２４により達成され
る。同様に、前記２つの溝つきシャフト２４の低部端
は、相互に伝達手段（図示されていない）により連結さ
れ、それにより、共通のモーターＮ２により同時かつ同
一の速度で回転可能である。可動案内２の内部には、従
来技術による手段（図示されていない）があって、溝つ
きシャフト２４の回転運動をアーム２６の上述の水平車
軸の周囲での傾動運動に変換することが可能である。各
アーム２６の自由端には、気圧ジャッキによりそれの開
閉が制御される伸縮式グリッパーが設けられている。

【００１７】各グリッパー２６ａは３つの印刷シリンダ
ＰＰ、ＰＢ、及びＣＣの１つの中央車軸の対応する自由
端をつかむ目的を有している。下流を向いている水平の
固定補助クロスバー２１は、印刷ユニットＧ２のフレー
ムＢａの第１端により、各案内２の上部端の付近に取り
つけられ、前記自由端はまた、上方へ向いた半円形のへ
こみ２１ａをも備えている。

【００１８】印刷ユニットＧ２（図５及び６に白で示さ
れている）上で作動する小さいモチーフ寸法用のシリン
ダＰＰ、ＰＢ、及びＣＣと、これに対するキャリッジ３
上に載置されている大きい寸法のモチーフ用のシリンダ
ＰＰ’、ＰＢ’、及びＣＣ’の着脱、つまり交換は、以
下のようになされるが、この説明はもう１つの側面での
交換が同一の方式のため、１側面についてだけ行われ
る。アーム２６の自由端が、可動サポート２５を適当に
移動させ、グリッパー２６ａがシャフト１４と連結可能
なように、アーム２６を傾動させることにより、シリン
ダＰＰの中央シャフト１４の付近へと動く。一旦シリン
ダＰＰのシャフト１４がグリッパー２６ａにより掴まれ
ると、前記グリッパーは上述の気圧ジャッキにより閉
じ、次にサポート２５を上方へ移動させることにより、
かつアーム２６を上方へ傾動させることにより、シリン
ダＰＰが補助サポート２１のへこみ２１ａ内の座にシャ
フト１４が移動する。この段階で、グリッパー２６ａは
シリンダＰＰの中央シャフ１４から係合が外れ、可動サ
ポート２５の下方への移動及びアーム２６の傾動によ
り、キャリッジ３上に載置されている新しい大きい寸法
のシリンダＰＰ’の中央シャフトの付近に移動する。こ
の段階で、アーム２６はシリンダＰＰ’をつかむことが
可能となり、それを印刷ユニットＧ２の適所に置く。ア
ーム２６により保証された着脱工程に関する以下の段階
は以下のように要約される。

【００１９】キャリッジ３（図７を見よ）上の上部サポ
ート３５ｃの支持バー３６上に移動させることにより前
記シリンダＰＢを取りはずす。

【００２０】シリンダＰＢ’を印刷ユニットＧ２上の適
所に取りつける。

【００２１】キャリッジ３上の中間サポート３５ｂの支
持バー３６上に移動させることにより前記シリンダＰＢ
を取りはずす。

【００２２】それの中間待機位置へ移動させることによ
りシリンダＣＣを取りはずす（図５の点線により示され
ている。これらの手段がない場合でも、補助固定サポー
ト２１の１つ、２１ａに類似のへこみを備えた構成部品
が、シリンダＣＣをそれの待機位置に保持するために、
印刷ユニットＧ２のフレームＢａ用に想定することがで
きる）。

【００２３】シリンダＣＣ’を印刷ユニットＧ２の適所
に置くことにより取りつける。 シリンダＣＣをそれの
待機位置からキャリッジ３の低部サポート３５ａの支持
バー３６へと移転させる。

【００２４】シリンダＰＢを上部サポート３５ｃの支持
バー３６から中間サポー３５ｂへと移転する。

【００２５】シリンダＰＰを印刷ユニットＧ２の補助固
定サポート２１からキャリッジ３上の上部サポート３５
ｃの支持バー３６へ移転する。

【００２６】シリンダＰＰ、ＰＢ、ＣＣ、ＰＰ’、Ｐ
Ｂ’、ＣＣ’の着脱の経路を理想的に描く適当な曲線に
より、着脱に必要な時間を最小にすることができる。同
様に、シリンダ移動の手順はここでは例示的なものとし
て表示される。補助固定サポート２１をキャリッジ３の
上部端に直接取り付け、シリンダＣＣをそれの待機位置
に置くことから始め、シリンダＣＣ’をユニットＧ２上
に移動させ、次にシリンダＣＣを低部サポート３５の支
持バー３６上に置くことが可能である。

【００２７】印刷ユニットＧ２上にシリンダＰＰ、Ｐ
Ｂ、ＣＣを取りつけることは、グリッパー２６ａが、シ
リンダＰＰ、ＰＢ、ＣＣの中央シャフト１４の係合が外
れた部分に連結され得るようになされなければならな
い。前記印刷ユニットのフレームＢａに取りつけられる
回転ベアリングに関して、中央シャフト１４の係合をは
ずすために適当な手段が設けられ、該手段は該シリンダ
の印刷寸法を変更することを可能とするために使用され
たそれら手段と多かれ少なかれ類似している。更にその
上、それぞれ傾動レバー８及び８’上の印刷ユニットＧ
２にシリンダＰＰ及びＣＣを取りつける方法は、着脱を
容易にするために、固定シリンダＰＢから十分離れてそ
れらを保持することも可能とする。

【００２８】明白なことは、連続的着脱作業はすべて、
事前にプログラムされた２つのモーターＮ１、Ｎ２によ
り完全に電子的に制御され、すべての動きは、次に続く
シートを解放し、完全に安全を保証するように、監視さ
れ認識されることである。

【００２９】図６は、次に続く着脱段階が完成するま
で、オフセット印刷機械を待機状態に保持する必要がな
いことを示している。下地印刷作業に関しては、この目
的のために使用される印刷ユニットは、新しい寸法のた
めの３つのシリンダＰＰ’、ＰＢ’、ＣＣ’が位置決め
されるとすぐに作動し始める。

【００３０】同様に明白なことは、例えば１０個が同時
のような部分的工程はあり得ることであり、そのため、
１つのシリンダＰＰ、１つのシリンダＰＢ、あるいは両
方のシリンダＰＰ、及びＰＢの交換もあり得る。

【００３１】そのような工程は、前記キャリッジが取り
込まれた場合、ダッシュ（’）マークの記された構成部
品が存在することをチェックすることにより自動的に選
択され、チェックはスキャナヘッド、近接スイッチのよ
うな手段により実行される。

【００３２】図８ないし１０は、傾動アーム２６及びそ
れの制御手段の概念を示している。これに関しては、他
の側面に置ける作業が同一であるため、１側面について
のみ説明される。

【００３３】ユニットＧ２のフレームＢａの直角のコー
ナー部品に沿って、これの垂直移動を可能とするために
可動サポート２５が取りつけられている。このため、可
動サポート２５は、頂部から見ると、接触するには至ら
ないが、フレームＢａのコーナーの形状を取る直角のブ
ロックのような形状である。可動サポート２５にはねじ
５２によりフレームＢａの下流に取りつけられた対応す
る垂直レールと連結した案内溝５１が設けられている。
サポート２５の垂直移動は、上述のように、対応するナ
ット２５ａと係合する、ボールベアリングに支持された
ねじ２３により保証される。（図１０を見よ）アーム２
６の一端は、フレームＢａの横方向の側面に対し垂直に
配置された水平車軸８０に取りつけられ、可動サポート
２５上のベアリング８１と共に回転可能なように取りつ
けられる。アーム２６の厚さは、シリンダＰＰ、ＰＢあ
るいはＣＣの端とそれを印刷ユニットＧ２上に保持する
スピンドル１００との間の狭い空間に容易に挿入可能な
ように最小限にされ、それぞれ同一の形状の第１及び第
２プレート６１及び６２からなり、第３の中間プレート
６０に対して、一定の距離を保って平行に保持される。
この３つのプレート６０−６２は、例えば溶接のような
公知の手段により、アーム２６の形状である抵抗組立体
を形成して取り付け可能である。車軸８０上のアーム２
６の回転は摩擦連結を構成する圧縮ねじ８４を有する公
知の円錐システムにより係止される。

【００３４】中間プレート６０は他の２つのプレート６
１、６２よりも短く、長いプレートの間に自由空間を残
し、この自由空間を２つの可動低部及び上部グリッパー
２６ａが占める。これらグリッパー２６ａはまったく同
一の形状であるが対照的に配置され、図９に示されてい
るように、相互にまったく同時に作動する用に設計さ
れ、理解を容易にするために、低部グリッパー２６ａ
が、アーム２６の２つのプレート６１、６２の自由端を
越えて伸びるそれの端６０ａにより示され、上方に開い
ている半円形のへこみ６０ｇによりシリンダの中央シャ
フト１４に連結されている。各グリッパー２６ａは、中
間プレート６０よりもわずかに薄いプレートの形状を有
し、他の２つのプレート６１、６２の間を自由に摺動可
能になっている。このグリッパー２６ａは、へこみ６０
ｇを有する前部６０ａ、後部６０ｃ、及び中央部６０ｅ
からなる。中央部６０ｅは、２つのプレート６１、６２
の対応する溝６１ａ、６２ａ、６１ｃ、６２ｃに係合す
るように設計された、２つの案内旋回軸６０ｆ、６０ｈ
を含む。グリッパー２６ａ、溝６１ａ、６２ａ、６１
ｃ、６２ｃ及び６０ｆ、６０ｈの形状及び配列は、その
出力ロッドがグリッパー２６ａの後部６０ｃと係合する
ジャッキＶ１により前方へ移動されたグリッパー２６ａ
により、シャフト１４の上半分あるいは下半分と連結可
能なように設計されている。同様に注意すべきことは、
アーム２６は、その自由端、つまり２つのプレート６
１、６２の１つが、その傾動割合がどの程度であれ、シ
ャフト１４に非常に接近してはいるが、シャフト１４と
接触することのないように配置されるような形状である
ことである。一旦ノッチ６０ｇがシャフト１４と連結さ
れると、バネ９１により閉じていた可動ロック旋回軸９
０が気圧ジャッキＶ２により開く、第１プレート６１上
に取りつけられている該ジャッキが対応するグリッパー
２６ａの開口部６０ｍに係合する。この段階で、例えば
取りはずし作業において、印刷ユニットＧ２内のシャフ
ト１４の端に係合しているスピンドル１００は、印刷ユ
ニットＧ２に関して該シャフトの係合をはずし、シリン
ダＰＰ、ＰＢ、あるいはＣＣの重量が直接アーム２６に
かかるように、軸方向に移動する。

【００３５】アーム２６が無制限に回転可能なように、
気流によるジャッキＶ１を備えたシステムは車軸８０と
同軸に配置され、回転封止されたリム７０を含む。固定
リム７０は気流供給源ダクトＣ１及び、第１回転プレー
ト６１内部に穴を有するダクト６４に連結された多数の
オリフィス７１を有する。次にプレート６１の自由端を
越えるダクト６４は適当なダクトＣ２を経て４つの気流
ジャッキＶ１、Ｖ２へ連結される。リム７０は、車軸８
０と同軸に配置され、ねじ７５により可動なサポート２
５に取りつけられているリド４に取りつけられる。図８
からわかるように、リド７４は可動サポート２５内部で
の車軸８０の軸方向の固定の目的を有し、スナップリン
グ８６、第１ベアリング８１、ワッシャー８７、歯付き
リム８８（後述される）、スラストリム８２及び第２ベ
アリング８１（リド７４上に取りつけられている）から
なる結合設計である。リム７１は、その作動に対しての
み前記ジャッキが作動状態になるため、アーム６１が停
止している場合にのみアーム６１に対して偏倚される。
前記アームが回転すると、すべての圧力は遮断され、リ
ムの封止が摩耗するのを防ぐ。

【００３６】車軸８０を駆動する手段は、ナット２５ｃ
に取りつけられ、車軸１２に永久取り付けされている第
２の静止ピニオン１１に連結されている第１ピニオン１
０を含む。回転車軸１２の端は自由回転するために可動
サポート２５のボールベアリング１３ａ、１３ｂ内に取
りつけられ、係止部品８２に係合しているピン８２ａに
より車軸８０上で同時に回転するように取りつけられて
いる歯付きリム８８に連結されている駆動ウオーム１４
を担持する。

【００３７】明白なことは、上述のアーム２６の作動の
実行は例示的に示され、多数の変形が予想可能である、
ということである。そのため、アーム２６は１枚のプレ
ートから製造可能であり、そこにある自由空間はグリッ
パー２６ａのために準備されたものである。アーム２６
が完全に回転する必要がない場合は、ジャッキに対する
圧力気体の供給はホースにより保証可能である、つまり
封止された回転リムを使用する必要がない。グリッパー
２６ａの制御は電気的その他の方法で可能である。

【００３８】事例として示されている配列は、気流ある
いは電気的な故障の場合は自動ロックすることである。
更にその上、それはできるだけコンパクトに設計されて
いる。

【００３９】図１１、１１Ａ、１１Ｄは印刷ユニットＦ
１−Ｇ４内のシリンダＰＰ、ＰＢ、ＣＣを担持するスピ
ンドル１００の作動の事例を示している。スピンドル１
００は、シリンダＰＰ、ＰＢ、ＣＣのシャフト１４の車
軸の周囲に角度方向に配置された、一対の結合された連
結ロッド１０２、１０３を備えたリム１０１からなる。
リム１０１及び連結ロッド１０２、１０３からなる組立
体は、連結ロッド１０２のフック形状の部分１０２ａで
ある第１位置（図１１の上半分に示されている）と、上
述のシリンダＰＰ、ＰＢ、ＣＣの除去を可能とするシャ
フト１４から十分離れた位置である第２位置（図１１の
下半分に示されている）との間で移動可能である。連結
ロッド１０２、１０３の移動を達成するため１０３と同
一のロッドがリム１０１に連結され、他の１０２は機械
のフレームＢａ内で回転するように取りつけられたシリ
ンダ４００に連結される。シリンダ４００の車軸はシャ
フト１４の車軸と同一である。シリンダ４００の内部に
取りつけられるべきはシャフト４０１であり、これは図
１１に描かれている２つの位置の間、つまり傾斜した端
４０１ａがシリンダ４００を越え、シャフト１４の対応
する傾斜部分１４ｂに連結されている第１位置と、前記
傾斜した端４０１ａが完全にシリンダ４００内部へ後退
している第２位置との間にあるシリンダ４００の端の側
面、見えない場所に配置されたジャッキにより移動可能
である。シリンダ４００と同軸でありこれに関して摺動
するように取りつけられたリム１０１は、内側シャフト
４０１を通過し、これに連結された旋回軸４０２上にね
じ１０５により取りつけられ、それにより、前記シャフ
ト４０１及びリム１０１を同時に移動させることが可能
である。図１１Ａないし１１Ｄは、リム１０１の位置に
関する連結ロッド１０２、１０３の様々な位置を示して
いる。要約すると、傾斜した部分４０１ａ、１４ｂが半
径方向のリンク結合を形成し、フック１０２ａが溝１４
ａと一体となってシャフト１４とシリンダ４００との間
の軸方向のリンク結合を形成している。

【００４０】詳細に述べれば、傾斜した部分４０１ａ、
１４ｂが連結するように偏倚する力は、シャフト４０１
には直接かからないが、最初に特別のブッシング４１１
に、中間部品４１２に、ブッシング４１０に、そして次
に肩部４０１ｂを経てシャフト４０１にのみかかる。フ
ック及びシリンダ４００により保持されるシャフト１４
の部分である、傾斜した部分１４ｂにより傾斜した部分
４０１ａの前進が止められる場合、維持される偏倚力
は、同軸のブッシング４１０、４１１の半径方向の厚み
を増す原因となり、軸方向の移動に必要な半径方向のバ
ックラッシュを排除する。潜在的な半径方向の膨張の対
象となるシリンダ４００の端は、リム１０１により強化
されている。

【００４１】このようにして組立体全体はバックラッシ
ュのないボディである。これと反対に、この時にシャフ
ト４０１、ブッシング４１０、４１１に直接かかる引っ
張り力は、ブヒン４００／４１１及び４００／４１０の
間にかかる小さな横方向のバックラッシュから生ずる最
初の形状を取る。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来技術によるオフセット機械の作業概略図で
ある。

【図２】本発明によるオフセット機械の印刷ユニットの
図式的側面図である。

【図３】本発明によるオフセット機械の印刷ユニットの
図式的側面図である。

【図４】４つの印刷ユニットを有するオフセット印刷機
械の図式的側面図である。

【図５】印刷シリンダ用の着脱装置が設けられたオフセ
ット機械の部分的図式図である。

【図６】図５による着脱装置の様々な作業段階を示す機
能的図式図である。

【図７】印刷シリンダの着脱キャリッジの簡略図であ
る。

【図８】印刷シリンダの着脱装置が設けられた印刷ユニ
ットの図９のＥ−Ｅの線に沿った部分断面上面図であ
る。

【図９】図８のＣによる図である。

【図１０】図８のＡ−Ａの線に沿った断面図である。

【図１１】オフセット機械に印刷シリンダの端を取りつ
ける方法を描いた断面図である。１１Ａ図は、オフセッ
ト機械に印刷シリンダの端を取りつける方法を描いた断
面図である。１１Ｂ図は、オフセット機械に印刷シリン
ダの端を取りつける方法を描いた断面図である。１１Ｃ
図は、オフセット機械に印刷シリンダの端を取りつける
方法を描いた断面図である。１１Ｄ図は、オフセット機
械に印刷シリンダの端を取りつける方法を描いた断面図
である。

【符号の説明】

Ｂａ 固定低部フレーム ＣＣ 印刷シリンダ ＣＥ カセット Ｅ インクステーション Ｇ１−Ｇ４ 印刷ユニット Ｍ 浸潤ユニット ＰＢ ブランケットシリンダ ＰＰ プレートシリンダ ２３ ねじ ２５ 可動サポート ２６ 傾動アーム ３６ 支持バー

【手続補正書】

【提出日】平成４年１０月２日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図６】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図７】

【図８】

【図９】

【図１０】

【図１１】

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 少なくとも１つの印刷ユニット（Ｇ１−
   Ｇ４）を有する様々な作業寸法用のウエブ送りオフセッ
   ト印刷機械であって、 固定低部フレーム（Ｂａ）が印刷プレートシリンダ（Ｐ
   Ｐ）及びブランケットシリンダ（ＰＢ）並びに印刷シリ
   ンダ（ＣＣ）を取り付け可能になされ、その直径が印刷
   寸法に応じて可変であり、前記３つのシリンダ（ＰＰ、
   ＰＢ、ＣＣ）がほぼ垂直のラインに沿って配列され、そ
   の順番はプレートシリンダ（ＰＰ）が頂部の位置にあ
   り、 上部可動部分あるいはカセット（ＣＥ）がインク容器
   （Ｅ１）を有するインクステーション（Ｅ）及び浸潤ロ
   ーラー（Ｅ２）及び分配ローラー（Ｅ３）並びにインク
   ローラー（４）、及び必要があれば液入れ（Ｍ１）並び
   に浸潤ローラー（Ｍ２）を有する加湿ユニット（Ｍ）及
   び分配ローラー（Ｍ３）及び加湿ローラー（Ｍ４）を含
   み、 必要があれば、前記フレーム（Ｂａ）に取りつけられた
   ブランケットシリンダ（ＰＢ）を洗浄するユニットとを
   備えたオフセット印刷機械において、 カセット（Ｃ
   Ｅ）が、インクローラー及び加湿ローラーが前記最小寸
   法の場合にプレートシリンダ（ＰＰ）に接触可能である
   第１の低部位置と、インクローラー及び加湿ローラー
   （Ｅ４、Ｍ４）が、前記最大寸法の場合に印刷シリンダ
   （ＰＰ、ＰＢ、ＣＣ）の着脱を可能とする程度に十分プ
   レートシリンダ（ＰＰ）から離れている第２の上部位置
   との間で移動可能であり、 フレーム（Ｂａ）のいずれかの側面に取りつけられた可
   動手段（２６ａ）が、対応する印刷ユニット（Ｇ１−Ｇ
   ４）の付近の下流に配置された支持バー（３６）上で取
   りはずすために、印刷ユニット（Ｇ１−Ｇ４）上で作動
   するシリンダ（ＰＰ、ＰＢ、ＣＣ）の中央シャフトの両
   端に係合するようになされ、可動手段（２６ａ）が取り
   はずしの時に、支持バー（３６）に取りつけられた新し
   い印刷寸法のシリンダ（ＰＰ’、ＰＢ’、ＣＣ’）の中
   央シャフトの書く端に係合するようになされ、前記支持
   バー（３６）が、ユニット（Ｇ１−Ｇ４）に前記シリン
   ダを取りつけるために、前記ユニット（Ｇ１−Ｇ４）の
   付近の下流に配置され、命令及び可動手段（２６ａ）の
   移動がマイクロプロセッサーにより完全に制御されるこ
   とを特徴とするウエブを送り込むオフセット印刷機械。
2. 【請求項２】 前記可動手段が、少なくとも１つの傾動
   アーム（２６）の自由端に配置された伸縮式の開閉グリ
   ッパー（２６ａ）からなり、フレーム（Ｂａ）上にある
   案内（２）に沿って垂直に可動サポート（２５）上の水
   平軸線に従い枢動する他端を有し、 印刷ユニット（Ｇ１−Ｇ４）の付近に配置された前記支
   持バー（３６）が独立に移動可能なキャリッジ（３）上
   に取りつけられ、それによりキャリッジ（３）と共にウ
   エブ（Ｆ）の方向に対し垂直に移動し、新しい印刷寸法
   のシリンダＰＰ’、ＰＢ’、ＣＣ’）が、アーム（２
   ６）の適当な傾動及び移動及びそれに応じた可動サポー
   ト（２５）により、印刷ユニット（Ｇ１−Ｇ４）に含ま
   れたシリンダ（ＰＰ、ＰＢ、ＣＣ）のピストンの付近か
   つそれに近い高さに移動可能であり、印刷ユニット（Ｇ
   １−Ｇ４）上で作動しているシリンダ（ＰＰ、ＰＢ、Ｃ
   Ｃ）を取りはずし、新しい寸法のシリンダ（ＰＰ’、Ｐ
   Ｂ’、ＣＣ’）を取りつけることが可能な請求項１に記
   載の機械。
3. 【請求項３】 各可動サポート（２５）の垂直移動が、
   可動サポート（２５）の対応するナット（２５ａ）を有
   する垂直のボールベアリングに支持されたねじ（２３）
   により得られ、フレーム（Ｂａ）の各側面に配置された
   二つのボールベアリングに支持されたねじ（２３）の回
   転は、２つの対応する可動サポート（２５）の同時かつ
   同一の移動及び位置決めを実現する観点から、１つのモ
   ーター（Ｎ１）により達成され、 溝付きシャフト（２４）の回転運動を前記水平軸線の周
   囲でのアーム（２６）の傾動運動に変換するために、各
   アーム（２６）の傾動が、可動サポート（２５）に追加
   されるべき対応する手段（２５ｃ）に係合する溝あるい
   は類似の手段を有する垂直シャフト（２４９）により得
   られ、各側面のフレーム（Ｂａ）にある二つの溝付きシ
   ャフト（２４）の回転駆動が、２つの対応するアーム
   （２６）の同時かつ同一の移動及び位置決めを実現する
   観点から、１つのモーター（Ｎ２）により達成されるこ
   とを請求項２に記載の機械。
4. 【請求項４】 パレット搬送装置により移動するため
   に、枢動可能なホイール（３３）及び／または溝（３
   ４）が設けられた、印刷シリンダ（ＰＰ、ＰＢ、ＣＣ）
   の一つにほぼ等しい長さを有する水平ベース（３１）
   と、 ベース（３１）の一端に取りつけられた垂直ステーと、 ウエブ（Ｆ）の移動方向に対し垂直なキャリッジ（３）
   の移動により、ブランケットシリンダ（ＰＢ’）、プレ
   ートシリンダ（ＰＰ’）、及び印刷シリンダ（ＣＣ’）
   が、前記印刷ユニット（Ｇ１、Ｇ２）の基部領域で、ウ
   エブ（Ｆ）の下方あるいは上方に配置された位置を占め
   るように、ベース（３１）に対し垂直に少なくとも３つ
   の水平サポート（３５ａ、３５ｂ、３５ｃ）が相互に平
   行に隔置され、それらの端の一つが垂直ステー（３２）
   に取りつけられ、印刷シリンダ（ＰＰ、ＰＢ、ＣＣ）の
   中央シャフトの対応する端に対する座として作用する上
   方を向いたへこみ（３６ａ）を有する支持バー（３６）
   が各端に設けられていることを特徴とする請求項２ある
   いは３に記載の機械。
5. 【請求項５】 フレーム（Ｂａ）のいずれかの側面にあ
   る１つの可動手段（２６ａ）と、 印刷ユニットあるいはキャリッジ（３）のフレーム（Ｂ
   ａ）上にある補助サポート（２１、２１ａ、あるいは２
   １’、２１’ａ）とを備え、 可動手段（２６ａ）の前記移動が、効率的に印刷シリン
   ダ（ＰＰ、ＰＢ、ＣＣ、ＰＰ’、ＰＢ’、ＣＣ’）の着
   脱が可能なように、必要ある場合は、前記印刷シリンダ
   の一つのための中間待機領域として補助サポート（２
   １、２１ａ、あるいは２１’、２１’ａ）を使用するよ
   うになされたことを請求項４に記載の機械。
6. 【請求項６】 キャリッジ（３）が、表面及び下地印刷
   の場合に、ベース（３１）と印刷シリンダ（ＣＣ）との
   間を前記ウエブが通過するように追加されることを請求
   項４に記載の機械。
7. 【請求項７】 上部補助サポート（２１、２１ａ）が前
   記印刷シリンダの上方に、低部補助サポート（２１’、
   ２１’ａ）が下方に配置され、着脱作業の間に、印刷プ
   レート及び印刷シリンダ（ＰＰ、ＰＰ’及びＣＣ、Ｃ
   Ｃ’）が上部補助サポート（２１、２１ａ）、及び低部
   補助サポート（２１’、２１’ａ）それぞれの待機位置
   に保持され、キャリッジ（３）上に自由空間がない場合
   はユニット（Ｇ１−Ｇ４）上に保持されることを請求項
   ５に記載の機械。
8. 【請求項８】 ブランケットシリンダ（ＰＢ）が固定さ
   れており、プレート及び印刷シリンダ（ＰＰ、ＣＣ）が
   それの各端で傾動レバー（８、８’）の第１端に取り付
   けられ、他端が、それ自体フレーム（Ｂａ）に取りつけ
   られた水平車軸（８１、８１’）の周囲を回転可能であ
   ることを請求項１から７までのいずれかの項に記載の機
   械。
9. 【請求項９】 印刷ユニット（Ｇ１−Ｇ４）が同時に着
   脱可能に設計されていることを請求項１から８までのい
   ずれかの項に記載の機械。
10. 【請求項１０】 アーム（２６）が少なくとも１つのプ
    レート（６０、６１、６２）を有し、それの１つの端が
    車軸（８０）の周囲に枢動し、これに対して前記自由端
    には、アーム（２６）が傾動することによっても印刷シ
    リンダ（ＰＰ、ＰＢ、ＣＣ）の中央シャフト（１４）に
    接触不可能である第１位置と、シャフト（１４）に係合
    可能な第２位置とを占めることの可能な２つのグリッパ
    ー（２６ａ）が設けられていることを請求項２から７ま
    でのいずれかの項に記載の機械。
11. 【請求項１１】 ２つのグリッパー（２６ａ）が同一の
    作動を行うが相互に対称に配置され、それぞれにはアー
    ム（２６）に属する対応する手段（６１ａ，６２ａ、及
    び６１ｃ、６２ｃ）に係合する案内手段（６０ｆ、６０
    ｈ）が設けられ、いわゆる第１位置から第２位置まで通
    過する間に、２つのグリッパー（２６ａ）の案内及び開
    閉を保証し、中央シャフト（１４）に連結された時に、
    アーム（２６）に関して適所にグリッパー（２６ａ）を
    固定することを特徴とする請求項１０に記載の機械。
12. 【請求項１２】 グリッパー（２６ａ）の移動及び固定
    が気圧ジャッキ（Ｖ１、Ｖ２）により達成されることを
    特徴とする請求項１１に記載の機械。
13. 【請求項１３】 枢動車軸（８０）と同軸の回転封止
    （７０）が、回転、固定封止内にある管路、及び気圧ジ
    ャッキ（Ｖ１、Ｖ２）に連結された枢動アーム（２６）
    内にある管路の間の気流の分配を保証することを特徴と
    する請求項１２に記載の機械。
14. 【請求項１４】 溝あるいは類似のものを備えたシャフ
    ト（２４）の回転を、車軸（８０）の回転運動に変換す
    る手段が、ナット（２５ｃ）に取りつけられた歯付ピニ
    オン（１０）を含み、それ自体には車軸（８０）と共に
    回転する歯付リム（８８）に連結された駆動ウオームピ
    ニオンが設けられた回転車軸（１２）と共に回転する第
    ２の歯付ピニオン（１１）に連結されていることを特徴
    とする請求項２から１３までのいずれかの項に記載の機
    械。
15. 【請求項１５】 印刷シリンダ（ＰＰ、ＰＢ、ＣＣ）の
    中央シャフト（１４）の各端用の回転サポートとして作
    用する、後退可能な手段であって、 前記機械のフレーム（Ｂａ）に取りつけられた回転シリ
    ンダ（４００）と、 それの一端（４０１ａ）がシリンダ（４００）から突出
    し、シャフト（１４）の対応する部分（１４ｂ）と半径
    方向に連結される第１位置と、軸方向の移動により中央
    シャフト（１４）から前記端（４０１ａ）の係合がはず
    れる第２位置との間で移動可能なシャフト（４０１）
    と、 中央シャフト（１４）にある対応する手段（１４ａ）と
    軸方向に連結される第１位置と、前記シャフト（１４）
    から係合が外れる第２位置との間で内側シャフト（４０
    １）と連動して移動可能な手段と、 軸方向の摺動により同軸の膨張を生じ、それにより可逆
    的方法で半径方向のバックラッシュを補正する、２つの
    ブッシング（４１１、４１０）の形状を有する半径方向
    のバックラッシュを補正する装置とを備えていることを
    特徴とする請求項１から１４までのいずれかの項に記載
    の機械。