JPH0576085U - 電源シャーシ構造 - Google Patents
電源シャーシ構造Info
- Publication number
- JPH0576085U JPH0576085U JP1281892U JP1281892U JPH0576085U JP H0576085 U JPH0576085 U JP H0576085U JP 1281892 U JP1281892 U JP 1281892U JP 1281892 U JP1281892 U JP 1281892U JP H0576085 U JPH0576085 U JP H0576085U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- side panel
- bent
- front panel
- screw
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電気部品の取付,配線を容易とし、パネル同士
を組立時電気部品を結ぶケーブルの変更量を従来のこの
種電源シャーシ構造より小とする。 【構成】底面パネル3の側端部とこの底面パネルに下方
で端部か接する前面パネル1、後面パネル6、右側面パ
ネル4および左側面パネル9の下端部をそれぞれ蝶板5
を介して回動自在に取りつけケーブル11で結線した後
隣接するパネル間をぬじ8によりねじ挿入穴を介してね
じ穴に螺着させる。
を組立時電気部品を結ぶケーブルの変更量を従来のこの
種電源シャーシ構造より小とする。 【構成】底面パネル3の側端部とこの底面パネルに下方
で端部か接する前面パネル1、後面パネル6、右側面パ
ネル4および左側面パネル9の下端部をそれぞれ蝶板5
を介して回動自在に取りつけケーブル11で結線した後
隣接するパネル間をぬじ8によりねじ挿入穴を介してね
じ穴に螺着させる。
Description
【0001】
本考案は各種電子機器に使用される電源シャーシ構造に関し、特に電源整流部 を構成する電源シャーシ構造に関する。
【0002】
従来の電源シャーシ構造は、図2に示すように前面パネル12、上面パネル1 5、側面パネル16、図示されていない後面パネルおよび底面パネル19を主構 成とするシャーシ14の底面パネル19に電気部品13を実装し、同じく前面パ ネル12にも電気部品18を実装する。前面パネル12に実装される電気部品1 8は他のシャーシ14の構成部に対して組立てたとき前面パネル12の内面とな る側に外部配線端子が露出するように配置され、相互の結線が行なわれ、シャー シ14の内部に配置された複数の電気部品13と前面パネル12に配置された電 気部品18間をケーブル17で結線し、配線終了後、前面パネル12を起こし、 シャーシ14の取付面までケーブル17や電気部品13,18が損傷しないよう に注意しながらねじにより前面パネル12をシャーシ14に固定する。すべての 配線が終わった後、側面ペネル16、上面パネル15を所定の位置に固定し組立 を完了する。
【0003】
この従来の電源シャーシ構造では、シャーシ側及びパネル側に各々所定の電気 部品を実装した後、上面パネルの電気部品の配線面を上にした状態で電気部品間 の結線を行い。配線完了後前面パネルをその配線面を内側にしてシャーシ内に押 し込む形で実装するがこの時、シャーシを構成している底面パネルに取り手けら れた電気部品と前面パネルに実装された電気部品を結ぶケーブルには、余長があ り、前面パネルをシャーシに螺着する際、電気部品間を接続するケーブル部分に 必要以上の力が加わったりすることによる配線不良やケーブルがシャーシとパネ ルの間にかんでしまうなどの不具合が発生する恐れがある。また上述したシャー シを構成する各パネルの外にこれらパネルを固定する枠があるため、配線の作業 性が悪いという欠点もある。
【0004】
本考案の電気シャーシ構造は、底面パネルと右側面パネルと左側面パネルと前 面パネルと後面パネルおよび上面パネルとを有し、前記上面パネルおよび前記底 面パネルとを除く前記各パネルの下端部と前記底面パネルの各側端部とをそれぞ れ回動自在に接続する蝶板と、前記右側面パネルと左側面パネルにはこれらパネ ルを底面パネルに対して90度回動したとき互いに対面する方向にパネル面が9 0度折り曲げられて突出し予め定められた位置に広幅面に直交するねじ穴を有す る折曲部を有しておりかつ前記右側面パネルと左側面パネルのそれぞれの両側端 部の近傍には予め定められた位置にパネル面と直交するねじ挿入穴が設けられて おり、前記前面パネルと後面パネルの上端部には前記右側面パネルと左側面パネ ルが有すると同様な折曲部を有しておりかつ前記前面パネルと後面パネルの両側 の側端部には前記底面パネルに対してそれぞれ90度回動したとき両側端部から 互いに対面する方向にパネル面が90度折り曲げられて突出しさらにその折り曲 げられた表面に前記右側面パネルと左側面パネルの側方に設けられた折曲部に設 けられたねじ挿入穴に対応するねじ穴が設けられており、前記上面パネルには前 記右側面パネルと左側面パネルと前面パネルおよび後面パネルの上端部の折曲部 に設けられているねじ穴に対応するねじ挿入穴とから構成されている。
【0005】
次に本考案について図面を参照して説明する。
【0006】 図1は本考案の電源シャーシ構造の一実施例を示す斜視図である。電源シャー シは底面パネル3、前面パネル1、後面パネル6、右側面パネル4、左側面パネ ル9および上面パネル7の6面を主構成とする直方体で構成されており、底面パ ネル3のそれぞれの側端面に前面パネル1、後面パネル6、右側面パネル4およ び左側面パネル9のそれぞれの下端部が蝶板5を介して回動自在に取付けられて おり、前面パネル1には外部からの操作が必要な電気部品2が実装され、底面パ ネル3には内部実装の1以上の電気部品10が実装されており、各々の電気部品 間をケーブル11により電気的に接続する。電気部品の実装、及び配線作業は底 面パネル3を中心として前後左右の各パネルを蝶板5により展着した状態で最終 組立時には内面となる各パネルの面上で組立作業とケーブル11などの結線作業 とを行なう。なお、右側面パネル4、左側面パネル9、前面パネル1および後面 パネル6の上端部にはそれぞれ組立時に内側を向く方向にパネル面を90度折り 曲げた折曲部20を設け、この折曲部20上で、この折曲部の広幅面にねじ穴2 1を予め定めた位置に設けておく。また前面パネル1と後面パネル6の両側端付 近には、それぞれ内方に向ってパネル面を折り曲げた折曲部23を設け、この折 曲部23の予め定められた位置に広幅面と直交するねじ穴24を設けておく。右 側面パネル4と左側面パネル9の両側端には前面パネル1と後面パネル6に設け られたねじ穴24に対応するねじ挿入穴22を設けておく。上面パネル7の外周 部にも右側面パネル4、左側面パネル9、前面パネル1および後面パネル6に設 けられたねじ穴に対応するねじ挿入穴を設けておく。前面パネル1には外部から の操作が必要な電気部品2が実装されており、底面パネル3には内部実装の電気 部品10が実装されている。底面パネル3に電気部品10を実装する際は上面パ ネル7及び右側面パネル4と左側面パネル9を除いたシャーシの枠組のみの状態 でケーブル11を結線し、前面パネル1に実装してある電気部品2に配線作業を 行なう。この際前面パネル1は右側にたおした状態で作業を行なうのでケーブル 11は余長をもって長目となっている。配線作業完了後前面パネル1を底面パネ ル3側に起こし、ねじ8をネジ挿入穴22を通しねじ穴24に螺着して右側面パ ネル4と左側面パネル9と前面パネル1および後面パネル6の内互いに接する部 分を固定する。また、上面パネル7に図示されていないねじ8をねじ挿入穴を通 してねじ8をねじ穴21に螺着させ上面パネル7に底面パネル3を除く他のパネ ルを固定する。
【0007】
以上説明したように本考案は、シャーシが六面からなるパネルの内で底面パネ ルを上面パネルを除く他パネルとを蝶板で結合し、電気部品の取付及び配線作業 時に底面パネルを中心とし、上面パネルを外し、前面パネル後面パネルおよび両 側面パネルを展開し、作業完了後、パネル間同士をネジにより螺着するシャーシ 構造としているため、配線を施したパネルを他のパネルに取付けるとき、ケーブ ルの余長部分の変形が小となるので電気部品の結線部への必要以上の力が加わる ことなく、シャーシとパネルの間にケーブルをかんでしまうような不具合の発生 する恐れがなくなり、且つシャーシの枠がないため組立配線時の作業性が向上す るという効果を有する。
【図1】本考案による電源シャーシ構造の一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】従来のこの種の電源シャーシ構造の一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
1 前面パネル 2 電気部品 3 底面パネル 4 右側面パネル 5 蝶板 6 後面パネル 7 上面パネル 8 ねじ 9 左側面パネル 10 電気部品 11 ケーブル
Claims (1)
- 【請求項1】 底面パネルと右側面パネルと左側面パネ
ルと前面パネルと後面パネルおよび上面パネルとを有
し、前記上面パネルおよび前記底面パネルとを除く前記
各パネルの下端部と前記底面パネルの各側端部とをそれ
ぞれ回動自在に接続する蝶板と、前記右側面パネルと左
側面パネルにはこれらパネルを底面パネルに対して90
度回動したとき互いに対面する方向にパネル面が90度
折り曲げられて突出し予め定められた位置に広幅面に直
交するねじ穴を有する折曲部を有しておりかつ前記右側
面パネルと左側面パネルのそれぞれの両側端部の近傍に
は予め定められた位置にパネル面と直交するねじ挿入穴
が設けられており、前記前面パネルと後面パネルの上端
部には前記右側面パネルと左側面パネルが有すると同様
な折曲部を有しておりかつ前記前面パネルと後面パネル
の両側の側端部には前記底面パネルに対してそれぞれ9
0度回動したとき両側端部から互いに対面する方向にパ
ネル面が90度折り曲げられて突出しさらにその折り曲
げられた表面に前記右側面パネルと左側面パネルの側方
に設けられた折曲部に設けられたねじ挿入穴に対応する
ねじ穴が設けられており、前記上面パネルには前記右側
面パネルと左側面パネルと前面パネルおよび後面パネル
の上端部の折曲部に設けられているねじ穴に対応するね
じ挿入穴を有しており、前記前面パネルと底面パネルを
含むすべてのパネルまたはその一部に電源用の電気部品
を取り付けおよびこれら電気部品に関する配線を行って
から前記底面パネルを除く互いに隣接するパネル間を前
記ねじ穴とねじ挿入穴を介してねじにより螺着すること
を特徴とする電源シャーシ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1281892U JPH0576085U (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 電源シャーシ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1281892U JPH0576085U (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 電源シャーシ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0576085U true JPH0576085U (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=11815971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1281892U Withdrawn JPH0576085U (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 電源シャーシ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0576085U (ja) |
-
1992
- 1992-03-16 JP JP1281892U patent/JPH0576085U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960606 |