JPH0575395U - シヤッターの耐風構造 - Google Patents

シヤッターの耐風構造

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JPH0575395U
JPH0575395U JP1365392U JP1365392U JPH0575395U JP H0575395 U JPH0575395 U JP H0575395U JP 1365392 U JP1365392 U JP 1365392U JP 1365392 U JP1365392 U JP 1365392U JP H0575395 U JPH0575395 U JP H0575395U
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JP
Japan
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guide rail
slat
hook
shutter
double
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JP1365392U
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一 雄 星
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Sanwa Shutter Corp
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 仮え、強い風圧を受けてもシャッターカーテ
ンがガイドレールから外れず、ガイドレールの開口部が
拡がらないシャッターの耐風構造の提供を目的とする。 【構成】 抜け止用のかぎ形が両側に膨出形成されたダ
ブルフック2をスラット1の両端から突出させ、上記ダ
ブルフックのかぎ形と対応する傾斜面がスラット側内面
に形成されたガイドレール3を建造物開口部の支持枠内
に緩衝材6を介して設け、上記ガイドレールにスラット
のダブルフックを嵌入させたことを特徴とするシャッタ
ーの耐風構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、大きなビルディング、工場、倉庫、格納庫、商店、ガレージ等に 設置される巾広のシャッターカーテンが風圧によりガイドレールから外れること を防止するためのシャッターの耐風構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シャッターの耐風構造として例えば、図5で示すようにスラット1の両 側にL字形のフック12を突出させると共に、ガイドレール13にフック12が 掛止される段部13aを図示のように形成していた。 そして、仮え、シャッターカーテンCが強い風圧を受けても、上記のフック1 2がガイドレール13の段部13aに引っ掛り、シャッターカーテンCがガイド レール13から外れないよう構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のシャッターカーテンCが想定以上の風圧を受けると、フ ック12が引っ張られて図5の実線で示すように変形する。 このようにフック12が変形すると、シャッターカーテンCが強い風圧をうけ た場合に、2点鎖線で示すようにシャッターの中心側に引っ張られ、フック12 の先端がガイドレール13の段部13aに僅かに引っ掛り、外れそうになり、か つ、ガイドレールの開口部が広がる。さらに、強い風圧を受けるとシャッターカ ーテンCがガイドレール13から外れることがあった。
【0004】 この考案は、上記のような点に鑑みなされたもので、仮え、強い風圧を受けて もシャッターカーテンがガイドレールから外れず、ガイドレールの開口部が拡が らないシャッターの耐風構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するために、この考案においては、抜け止用のかぎ形が両側 に膨出形成されたダブルフックをスラットの両端から突出させ、上記ダブルフッ クのかぎ形と対応する傾斜面がスラット側内面に形成されたガイドレールを建造 物開口部の支持枠内に緩衝材を介して設け、上記ガイドレールにスラットのダブ ルフックを嵌入させたシャッターの耐風構造にある。
【0006】
【作用】
実施例において、シャッターカーテンCが強い風圧を受けると、図4の2点鎖 線で示すようにシャッターカーテンCが湾曲する。 すると、シャッターカーテンCにおける各スラット1の両端がガイドレールの 中心方向に引っ張られ、ダブルフック2のかぎ形2b,2bが傾斜形ガイドレー ル4,4の傾斜面を押圧し、その結果として、枠形ガイドレール3の開口側が図 3で示すように中心側に寄り、開口部が狭まり、ダブルフック2がガイドレール 3,4から抜けにくくなる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案に係るシャッターの耐風構造の実施の1例を重量シャッターの 場合について、図面を参照して詳細に説明する。 図1は、この考案に係るシャッターの耐風構造の実施の1例を示す断面図であ る。図2は、ダブルフックと傾斜形ガイドレールの説明図である。 図1、図2において、シャッターの耐風構造は、スラット1の両端に突出させ たダブルフック2と、枠形ガイドレール3に溶着した傾斜形ガイドレール4との 組合せにより構成される。
【0008】 スラット1の両端に突出させたダブルフック2は、例えば、図1で示すように 先端に膨出部2aが形成され、その膨出部2aのスラット側両側に抜け止用のか ぎ形2b,2bが形成されたものである。 上記かぎ形2bの傾斜角は、傾斜形ガイドレール4,4の傾斜角と略同一に形 成される。 このダブルフック2,2は、各スラット1に取り付けることが望ましいが、間 欠的に取り付けても良い。
【0009】 枠形のガイドレール3は、壁5に添設した支持枠A内に硬質ゴム製の緩衝材6 ,6を介して立設される。 支持枠Aは、例えば、壁5の鉄筋5aに溶着したみぞ形鋼7の一辺に不等辺山 形鋼8を図示しないボルトで連結したものである。 枠形のガイドレール3は、例えば、C形鋼の開口側両端を内側に延伸させたもの で、断面L形の緩衝材6,6を介して支持枠Aと一定の空隙を保って立設されて いる。 傾斜形ガイドレール4,4は、両側下方に向かって傾斜した断面台形状のもの で、傾斜面4a,4aの角度が対応するダブルフック2のかぎ形2bと略一致し ている。 なお、実施例では、ガイドレールは、枠形のガイドレール3、傾斜形ガイドレ ール4、4と別体であるが、一体的に成形することもできる。
【0010】 断面L形の緩衝材6,6は、例えば、硬質ゴムで製し、内面側で枠形のガイド レール3のスラット1側における両コーナーに接合し、外面側の一面(ガイドレ ール3の両側)において不等辺山形鋼8の内面と接合すると共に、スラット1側 において止木9と接合する。 上記の止木9は、例えば、鋼鉄製角パイプを使用し、一辺を支持枠Aのみぞ形 鋼7あるいは不等辺山形鋼8に溶着し、ガイドレール3,4を支持枠A内に位置 固定する。
【0011】 上記の実施例において、シャッターカーテンCが強い風圧を受けると、図4の 2点鎖線で示すようにシャッターカーテンCが湾曲する。 すると、シャッターカーテンCにおける各スラット1の両端がスラット1の中 心方向に引っ張られ、ダブルフック2のかぎ形2b,2bが傾斜形ガイドレール 4,4の傾斜面を押圧し、その結果として、枠形ガイドレール3の開口側が図3 で示すように中心側に寄り、開口部が狭まり、ダブルフック2がガイドレール3 ,4から抜けにくくなる。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、この考案に係るシャッターの耐風構造は、抜け止用のかぎ形が 両側に膨出形成されたダブルフックをスラットの両端から突出させ、上記ダブル フックのかぎ形と対応する傾斜面がスラット側内面に形成されたガイドレールを 建造物開口部の支持枠内に緩衝材を介して設け、上記ガイドレールにスラットの ダブルフックを摺動自在に嵌入させたものである。
【0013】 したがって、仮え、シャッターカーテンが強い風圧を受けても、シャッターカ ーテンにおける各スラットの両端が中心方向に引っ張られ、ダブルフックのかき 形が傾斜形ガイドレールの傾斜面を押圧し、その結果として、枠形ガイドレール の開口側が中心側に寄って開口部が狭まり、ダブルフックがガイドレールから抜 けることがない。 また、シャッターカーテンの開口部が変形することもない。さらに、ガイドレ ールを二重構造にすることにより、ガイドレールが自在に動き、柔軟に対応でき る。 そして、正・負圧とも同じ条件で対応できる。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るシャッターの耐風構造の実施の
1例を示す断面図である。
【図2】ダブルフックと傾斜形ガイドレールの説明図で
ある。
【図3】図1のシャッターカーテンの耐風構造における
耐風作用を示す概略断面図である。
【図4】シャッターカーテンが強い風圧を受けた状態の
説明図である。
【図5】従来のシャッターにおける耐風フックの1例を
示す断面図である。
【符号の説明】
A 支持枠 C シャッターカーテン 1 スラット 2 ダブルフック 2a 膨出部 2b かぎ形 3 枠形ガイドレール 4 傾斜形ガイドレール 4a 傾斜面 5 壁 6 緩衝材 7 みぞ形鋼 8 不等辺山形鋼 9 止木

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抜け止用のかぎ形が両側に膨出形成され
    たダブルフックをスラットの両端から突出させ、上記ダ
    ブルフックのかぎ形と対応する傾斜面がスラット側内面
    に形成されたガイドレールを建造物開口部の支持枠内に
    緩衝材を介して設け、上記ガイドレールにスラットのダ
    ブルフックを嵌入させたことを特徴とするシャッターの
    耐風構造。
JP1365392U 1992-03-17 1992-03-17 シヤッターの耐風構造 Expired - Lifetime JP2569444Y2 (ja)

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JPH0575395U true JPH0575395U (ja) 1993-10-15
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Cited By (5)

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