JP2576017B2 - 外囲体の接続構造 - Google Patents

外囲体の接続構造

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JP2576017B2
JP2576017B2 JP5168464A JP16846493A JP2576017B2 JP 2576017 B2 JP2576017 B2 JP 2576017B2 JP 5168464 A JP5168464 A JP 5168464A JP 16846493 A JP16846493 A JP 16846493A JP 2576017 B2 JP2576017 B2 JP 2576017B2
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、山部と谷部を交互に有
する外囲体同士を結合させ接続する外囲体の接続構造に
関する。
【0002】
【従來技術】外囲体は、任意の長さの鋼板を山部と谷部
を交互に有するよう折り曲げ成形したものである。この
外囲体は、隣接する外囲体同士を接続し屋根材、あるい
は壁材として使用されている。この外囲体を屋根に用い
た場合では、通常1枚の外囲体の流れ方向の長さは棟か
ら軒にわたる長さであり、働き幅は山部と谷部とを1組
以上有する長さである。このように外囲体は1枚で施工
できる面積が広く、また比較的容易に成形できるため施
工面積の広い建造物、例えば工場、倉庫、レジャー施般
等の大型の建造物に多く用いられている。
【0003】外囲体を用いて施工するときは、定められ
た間隔で設置された梁の上にタイトフレームを固着さ
せ、そのタイトフレームに外囲体を係合させ、隣接する
外囲体同士を結合させ接続している。外囲体を接続する
ときは、外囲体の端部同士を重ねてボルト等で固着し接
続していたが、ボルト等に錆が発生し易く外囲体表面が
もらい錆を受けたり、ボルト等が外囲体表面から出てし
まい美観を損ねる等の事由から、ボルト等が外囲体表面
から出ないいわゆるボルトレス工法が多くなってきてい
る。
【0004】ボルトレス工法には、外囲体端部にはぜを
設け、そのはぜに吊り子を係合させタイトフレームに固
着し、はぜ締め機等ではぜとともに吊り子を締め固めて
接続する工法、外囲体の端部を吊り子で係合させタイト
フレームに固着し、外囲体と吊り子とをキャップで嵌合
し接続する工法等がある。
【0005】このようなボルトレス工法は、外囲体表面
に錆が発生したり、外囲体表面からボルト等が出たりす
ることはないが、はぜ締め機等で外囲体の端部に設けた
はぜを締め固める工法は、はぜ締め機等が外囲体の表面
塗膜を損傷させる恐れがあり、塗膜を損傷させた場合に
はその損傷箇所が腐食し易くなり、また、はぜを締める
手間がかかるという問題があり、外囲体の端部をキャッ
プで嵌合する工法は、キャップも成形しなけらばならな
いため、キャップを成形する手間がかかり時間とコスト
がかかるという問題があった。
【0006】このような問題を解決するため、図7に示
されるように、外囲体を上方から押圧し外囲体に設けた
係合部をタイトフレームに設けた突起に係合させ接続す
る工法、図8に示されるように、既に設けられている外
囲体の端部に設けてあるはぜに吊り子を係合させその吊
り子をタイトフレームに固着し、新たに接続する外囲体
を上方から押圧し、既に設けられている外囲体のはぜを
係合させた吊り子に新たに接続する外囲体のはぜを係合
させ接続する工法等が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする問題点】前述のような外囲体
を上方から押圧し外囲体同士を接続する工法は、外囲体
の塗膜表面を損傷させたり、キャップを成形する必要が
ないが、外囲体を上方から押圧して外囲体同士を接続す
る工法は、タイトフレームがある箇所については下側に
支持部材となるタイトフレームがあるため、図7B、お
よび図8Bに示すように外囲体同士は比較的容易に接続
できるが、タイトフレームがない箇所については外囲体
同士のみが係合することとなり、上方から押圧する際
に、既に設けられている外囲体を新たに接続する外囲体
が押圧することとなり、図9に示されるように、既に設
けられている外囲体が新たに接続する外囲体と一緒に下
方に下がったり変形したりしていた。特に外囲体の厚み
が薄い場合には、押圧する押圧力に耐えられず外囲体は
下方に下がり易く、変形し易くなっていた。
【0008】外囲体は、外囲体を接続し屋根、あるいは
壁として施工した場合、上方からの押圧力に強いもので
あるが、接続前の単体の状態で上方から押圧した場合、
外囲体は容易に変形してしまう。これは、接続し施工し
た状態で上方から押圧すると、押圧された周辺の外囲体
全体がこの押圧力を受けることになり単位面積あたりに
かかる押圧力は小さいものであるが、単体の状態で上方
から押圧すると、その単体のみが押圧力を受けることと
なり単位面積あたりにかかる押圧力は大きいものとなっ
てしまう。このため、既に設けられている外囲体に新た
に接続する外囲体を接続する作業において、新たに接続
する外囲体を上方から押圧すると、図9に示されるよう
に、既に設けられている外囲体が新たに接続する外囲体
と一緒に下方に下がったり変形してしまうのである。
【0009】また、外囲体を下側から支持するタイトフ
レームは梁の上に固着されているが、その梁と梁との間
隔は外囲体の厚み、山部と谷部との高さ等から決まり、
中には梁と梁との間隔が約10メートルとなる場合があ
る。この場合では、梁と梁との間には外囲体を下側から
支持するタイトフレームがないため、外囲体は自重によ
り撓みが生じ、特に梁の間隔の中央付近が大きく撓んで
しまい、この撓みと前述のように上方からの押圧により
外囲体同士が係合しにくくなっていた。
【0010】このような事由から、外囲体同士を接続す
るときは、タイトフレームのある箇所を最初に係合して
から順に次のタイトフレームのある箇所まで係合しなけ
ればならないが、この係合作業は手作業で行わなければ
ならないため、接続作業が困難であり時間がかかるとい
う問題があった。
【0011】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであり、作業性がよく簡単、かつ確実に外囲体同士を
接続することができる外囲体の接続構造を提供すること
を目的とする。
【0012】
【問題点を解決するための手段】そのため本発明は、山
部と谷部を交互に形成し、一方の山部の端部に外側はぜ
を、他方の山部の端部に内側はぜを設け、外側はぜ、お
よび内側はぜはそれぞれ山部から略垂直に立ち上げられ
た立ちはぜであり、かつ外側はぜ、および内側はぜには
それぞれ係合部が形成されており、さらに、内側はぜを
立ち上げた立ち上げ部分には、治具を挿入することので
きる凹部が設けられた外囲体を用いる。そして、はぜ締
め機等を用いずに、内側はぜと外側はぜとの垂直方向の
押圧により接続する。
【0013】
【作用】山部に設けた外側はぜ、および内側はぜは、そ
れぞれ山部から略垂直に立ち上げた立ちはぜとし、か
つ、外側はぜ、および内側はぜはそれぞれ係合部を有し
ているので、外側はぜを内側はぜに垂直方向から係合す
ることができる。このため外囲体を接続する際、既に設
けられている外囲体の上方に、新たに接続する外囲体を
設置し垂直方向から押圧するだけで外囲体同士を接続す
ることができ、作業性が良く簡単に接続することができ
る。
【0014】また、内側はぜに設けた凹部は治具を挿入
することができるものであり、外囲体同士が接続しにく
い箇所で、治具の固定側先端を引掛けて接続を容易にす
ることができるように設けられている。そして、この治
具は、内側はぜを下方から上方に引き上げ、外側はぜを
上方から下方に押圧するものなので、外囲体同士が接続
しにくい箇所で、新たに接続する外囲体を上方から押圧
したとしても、既に設けられている外囲体が下方に下が
ることはなくなり確実に外側はぜを内側はぜに係合する
ことができるため、外囲体同士を確実に接続することが
できる。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。なお、本発明は次に説明する実施例に限定されるも
のではなく、請求の範囲を逸脱しない範囲で種々実施可
能であることはいうまでもない。
【0016】図1から図4は、本発明に係る外囲体の接
続構造の一実施例を示した図であり、図1は外囲体同士
を接続した状態を示す概略図、図2は外囲体を接続して
いる状態を示す概略図、図3は本発明に使用する治具の
一実施例を示す概略図、図4は治具を用いて外囲体同士
を接続している状態を示す概略図である。1は外囲体、
2は外囲体1の一方の山部7の端部から略垂直に立ち上
げた外側はぜ、3は外側はぜ2に設けた係合部、4は外
囲体1の他方の山部7の端部から略垂直に立ち上げた内
側はぜ、5は内側はぜ4に設けた係合部、6は内側はぜ
4を立ち上げた立ち上げ部分に設けた凹部、7は外囲体
1の山部、8は外囲体1の谷部、9は吊り子、10はタ
イトフレーム、11は梁、20は治具である。
【0017】本発明に係る外囲体の接続構造は、図1に
示されるように外囲体1同士を接続する際に、垂直方向
から押圧することにより一方の外囲体1の山部7の端部
に設けられた外側はぜ2を、他方の外囲体1の山部7の
端部に設けられた内側はぜ4に係合させ接続するもので
ある。
【0018】外囲体は、図1に示すように山部7と谷部
8を交互に有し、一方の山部7の端部に外側はぜ2を、
他方の山部7の端部に内側はぜ4を設けている。
【0019】外側はぜ2は、外囲体1の一方の山部7の
端部に設けられ、山部7から略垂直に立ち上げた立ちは
ぜとなっており、係合部3を有している。
【0020】内側はぜ4は、外囲体1の他方の山部7の
端部に設けられ、山部7から略垂直に立ち上げた立ちは
ぜとなっており、係合部5を有している。また、内側は
ぜ4には、内側はぜ4を立ち上げた立ち上げ部分に凹部
6を設けている。
【0021】次に外囲体1同士の接続について説明す
る。まず図2Aに示すように図の左側に設けられている
外囲体1の上方に吊り子9を設定し、吊り子9が内側は
ぜ4に係合するようにしてから吊り子9をタイトフレー
ム10に固着する。次に図2Bに示されるように、既に
設けられている外囲体1に新たに接続する外囲体1を垂
直方向から押圧する。そしてさらに押圧すると図2Cに
示されるように新たに接続する外囲体1の外側はぜ2が
既に設けられている外囲体1の内側はぜ4に吊り子9を
介して係合する。このようにして既に設けられている外
囲体1に、新たに接続する外囲体1が接続される。
【0022】このように垂直方向から押圧することによ
り外囲体1同士が接続されるのであるが、垂直方向から
例えば作業者が足で踏んで外囲体1同士を接続すること
もでき、作業性が良く簡単に接続することができる。
【0023】また、接続しているときに外囲体1、内側
はぜ4、および外側はぜ2は押圧する押圧力に抗して多
少屈曲した状態となるが、外囲体1は接続したときに前
述のように元の形状に戻り、内側はぜ4、および外側は
ぜ2は元の形状の状態、あるいは少々屈曲した状態で係
合するようになる。このような状態で内側はぜ4と外側
はぜ2は係合しているので、その係合はより確実とな
る。
【0024】次に、治具20を用いた外囲体1同士の接
続について説明する。この場合には図3に示される治具
20を使用する。治具20は図3Aに示されているよう
に本体21、固定側先端22、操作杆23、押圧部本体
24、押圧子25、押圧部26、移動子27、コイルば
ね28、止め具29、ガイド30から構成されている。
この治具20は、押圧部本体24に固着されている操作
杆23を図の矢印方向に回動させると押圧子25が本体
21を押圧する。すると図3Bに示されるように移動子
27が上方に引き上げられ固定側先端22も上方に引き
上げられるとともに、本体21に固着されている押圧部
26は下方に押圧することとなる。
【0025】まず、既に設けられている外囲体1の上方
に新たに接続する外囲体1を設定する。次に、図4Aに
示されるように、既に設けられている外囲体1の内側は
ぜ4に新たに接続する外囲体1の外側はぜ2を接触さ
せ、治具20の固定側先端22を、既に設けられている
外囲体1の内側はぜ4に設けた凹部6に引掛け、押圧部
26を新たに接続する外囲体1の外側はぜ2の上部に設
置し、操作杆23を回動させる。こうすることにより、
固定側先端22と押圧部26との間の距離が図4Bに示
されるように徐々に狭くなり、固定側先端22に引掛け
られている内側はぜ4の係合部5に、押圧部26から押
圧されている外側はぜ2の係合部3が係合し、図4Cに
示されるように、既に設けている外囲体1に新たに接続
する外囲体1が接続される。
【0026】外囲体1同士を接続する際、従来の問題点
を示す図9Bのように既に設けられている外囲体1が、
新たに接続する外囲体1からの押圧により下方に下がっ
ている場合がある。このときは、固定側先端22を内側
はぜ4に設けた凹部6に引掛けて外囲体1の山部7がほ
ぼ平行になるよう持ち上げ、そして操作杆23を回動
し、外側はぜ2を内側はぜ4に係合させ外囲体1同士を
接続する。
【0027】このように、内側はぜ4に設けた凹部6に
治具20の固定側先端22を引掛け、外側はぜ2に治具
20の押圧部26を設置し操作杆23を回動させること
により、内側はぜ4を下方から上方に引き上げ、外側は
ぜ2を上方から下方に押圧することとなり、既に設けて
いる外囲体1は下方に下がることはなく確実に外側はぜ
2を内側はぜ4に係合することができるため、外囲体1
同士を確実に接続することができる。
【0028】以上説明したように、外囲体1同士を接続
する際に、新たに接続する外囲体1を既に設けている外
囲体1に対して垂直方向から押圧するだけで外囲体1同
士を接続することができるので、簡単かつ短時間で施工
することができる。
【0029】このとき、外囲体1同士が接続しにくいと
ころ、例えばタイトフレーム10のない箇所において
も、内側はぜ4に設けた凹部6に治具20の固定側先端
22を引掛け、外側はぜ2に治具20の押圧部26を設
置し操作杆23を回動させることにより、内側はぜ4を
上側に引き上げ外側はぜ2を下側に押圧することとな
り、既に設けている外囲体1は新たに接続する外囲体の
押圧より下方に下がることはなくなり確実に外側はぜ2
を内側はぜ4に係合することができるため、外囲体1同
士を確実に接続することができる。なお、既に設けてい
る外囲体1が、新たに接続する外囲体1からの押圧によ
り下向きに下がっていたとしても、固定側先端22を凹
部6に引掛けて外囲体1の山部7がほぼ平行となるよう
持ち上げ、操作杆23を回動させることにより外囲体1
同士を接続することができるため、作業性が良く、かつ
簡単に外囲体1同士を接続することができる。
【0030】なお、内側はぜ4に外側はぜ2が係合して
いる状態を示す図1に示されるように、内側はぜ4と外
側はぜ2が係合している部位が高い位置であり、かつ、
その係合部分より上側には内側はぜ4と外側はぜ2に囲
まれた空間部が広く構成されているため、内側はぜ4と
外側はぜ2が係合している部位から毛細管現象により雨
水等が上がってきたとしても、その空間部により外囲体
1内部への雨水等の侵入を防止できるため雨仕舞は良好
となり、極めて緩勾配の屋根、例えば陸屋根のような勾
配がほぼ水平に近い屋根にも使用することができる。
【0031】以上説明した実施例では図1に示されるよ
うに、吊り子9を使用して外囲体1の内側はぜ4を係合
しているがこれに限ることはなく、図5に示すようにタ
イトフレーム10に係合凸部10bを有する係合フレー
ム10aを設け、その係合フレーム10aの係合凸部1
0bに係合できるよう外囲体1に係合部1aを設け、係
合凸部10bに係合部1aを係合させ外囲体1をタイト
フレームに係合させても良い。この場合には、吊り子9
は必要でなくなるため部品、施工等が低コストとなる。
【0032】また、内側はぜ4、および外側はぜ2は図
1に示されるような形状であるが、これに限らず図6に
示されるアからツのような形状でも良く、図示していな
いが、この他にも内側はぜ4に係合部5、および凹部
6、外側はぜ2に係合部3を有している構成であれば良
い。
【0033】
【効果】以上説明した通り、本発明の外囲体の接続構造
は、外囲体同士を接続する際に、新たに接続する外囲体
を既に設けている外囲体に対して垂直方向から押圧する
ことで外囲体同士を接続できるので、はぜ締め機等を用
いなくても簡単かつ確実に施工することができる。
た、内側はぜを立ち上げた立ち上げ部分に、治具固定側
先端を引掛けられるように凹部を設けたので、外囲体同
士が接続しにくいところ、例えばタイトフレームのない
筒所について、新たに接続する外囲体を、既に設けてい
る外囲体に対して垂直方向から押圧するときに、治具を
凹部に引掛けて施工することができる。この治具は、内
側はぜに設けられた凹部に治具の固定側先端を引掛けて
用いるもので、内側はぜを上方に引き上げ、外側はぜを
上方から下方に押圧する働きをするものなので、新たに
接続する外囲体を上方から押圧したとしても、既に設け
られている外囲体は新たに接続する外囲体の押圧により
下方にさがることはなくなり、確実に外側はぜを内側は
ぜに係合することができるため、外囲体同士を確実に接
続することができる。
【0034】さらに、既に設けている外囲体が、新たに
接続する外囲体の押圧により下向きに下がったとして
も、固定側先端を凹部に引掛けて外囲体の山部がほぼ平
行となるよう持ち上げ、操作杆を回動させることにより
外囲体同士を接続することができるため、作業性が良く
しかも簡単、かつ確実に外囲体同士を接続することがで
きる。
【0035】なお、内側はぜと外側はぜが係合している
部位が高い位置であり、かつ、その係合部分より上側に
は内側はぜと外側はぜに囲まれた空間部が広く構成され
ているため、内側はぜと外側はぜが係合している部位か
ら毛細管現象により雨水等が上がってきたとしても、そ
の空間部により外囲体内部への雨水等の侵入を防止でき
るため雨仕舞は良好となり、極めて緩勾配の屋根、例え
ば陸屋根のような勾配がほぼ水平に近い屋根にも使用す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外囲体の接続構造の一実施例を示
す外囲体同士を接続した状態を示す概略図である。
【図2】本発明に係る外囲体の接続構造の一実施例を示
す外囲体を接続している状態を示す概略図である。
【図3】本発明に係る外囲体の接続構造の一実施例に使
用する治具の一実施例を示す概略図である。
【図4】本発明に係る外囲体の接続構造の一実施例を示
す治具を用いて外囲体を接続している状態を示す図であ
る。
【図5】本発明に係る外囲体の接続構造の他の実施例を
示す外囲体同士を接続した状態を示す概略図である。
【図6】本発明に係る外囲体の接続構造の外側はぜおよ
び内側はぜの他の実施例を示した概略図である。
【図7】従来の外囲体の接続構造を示した概略図であ
る。
【図8】従来の外囲体の接続構造を示した概略図であ
る。
【図9】従来の外囲体の接続構造の問題点を示した概略
図である。
【符号の説明】
1 外囲体 2 外側はぜ 3 係合部 4 内側はぜ 5 係合部 6 凹部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外囲体は、山部と谷部が交互に形成さ
    れ、一方の山部の端部に外側はぜが、他方の山部の端部
    に内側はぜが設けられ、外側はぜ、および内側はぜはそ
    れぞれ山部から略垂直に立ち上げられた立ちはぜであ
    り、かつ外側はぜ、および内側はぜにはそれぞれ係合部
    が形成されており、前記内側はぜが立ち上げられた立ち
    上げ部分には、治具を挿入することのできる凹部が設け
    られており、垂直方向の押圧により内側はぜの係合部外
    側はぜの係合部が嵌められて外囲体同士が接続されるこ
    とを特徴とする外囲体の接続構造。
JP5168464A 1993-06-15 1993-06-15 外囲体の接続構造 Expired - Lifetime JP2576017B2 (ja)

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JPH073958A JPH073958A (ja) 1995-01-06
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JPH073958A (ja) 1995-01-06

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