JPH0636148Y2 - 雪止め用軒先構造 - Google Patents

雪止め用軒先構造

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JPH0636148Y2
JPH0636148Y2 JP6956489U JP6956489U JPH0636148Y2 JP H0636148 Y2 JPH0636148 Y2 JP H0636148Y2 JP 6956489 U JP6956489 U JP 6956489U JP 6956489 U JP6956489 U JP 6956489U JP H0636148 Y2 JPH0636148 Y2 JP H0636148Y2
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安裕 渡辺
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、屋根等の雪止め用軒先構造に関し、詳しく
は軒先瓦の固定と雪止め金具の取付けが同時施工できる
雪止め用軒先構造に関する。
〔従来の技術〕
家屋等の建物の屋根を瓦で葺き上げる場合、通常各瓦を
その瓦尻で屋根野地面に釘打ちするが、軒先部では、強
い風が働いた場合軒先瓦が瓦尻を中心として上方にあお
り上げられて飛散する虞れがあるので、従来は軒先瓦前
端部を釘やクリップで屋根野地面に固定したり、広小舞
を介して屋根野地面に固定することが行われていた。
一方、豪雪地帯では、屋根上に積もった雪が自然落下す
る危険を防止するため、瓦に雪止め金具を後加工で取付
けている。
〔従来技術の問題点〕
しかし、豪雪地帯において屋根施工時に、軒先先端瓦の
固定と雪止め金具の取付けを別施工で行なうことは、施
工上手間が掛かり、面倒となる欠点があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
この考案は上記問題点に鑑み、軒先瓦の固定と雪止め金
具の取付けとが同一施工で、かつ同一金具によって行な
える雪止め用軒先構造の提供を目的としてなされたもの
である。
〔課題を解決するに至った技術〕
即ち、この考案の雪止め用軒先構造は、屋根野地面の軒
先端に軒先瓦を支える広小舞金具が固定され、この広小
舞金具の下底面に下辺部が差し込まれ、先端部が前記軒
先瓦表面へコ字状に折り返されたクリップ金具が固定さ
れ、前記軒先瓦は前記クリップ金具のコ字状折曲部に嵌
めこまれて支持されていると共に、広小舞金具と屋根野
地面との間に挿入されたクリップ金具の下辺部は該広小
舞金具に設けた係合穴に係合され、かつ軒先瓦の上面を
押さえるクリップ金具の上辺部には雪止め用の立片部が
一体に形成されてなることを特徴とするものである。
〔実施例〕
次に、この考案の実施例を説明する。
第1図はこの考案の実施例の側面図、第2図は実施例の
斜視図、第3図は実施例の要部の拡大図である。
この考案の雪止め軒先構造は、屋根野地面1の軒先端に
軒先瓦3を支える広小舞金具4が釘打ち2によって固定
され、この広小舞金具4の下底面1aに下辺部5aが差し込
まれ、先端部5bが軒先瓦3表面へコ字状に折り返された
クリップ金具5が固定され、軒先瓦3はクリップ金具5
のコ字状折曲部に嵌めこまれて支持されていると共に、
広小舞金具4と屋根野地面1との間に挿入されたクリッ
プ金具5は、その下辺部5aの先端に折り返し成形した突
片7を広小舞金具4の底面に形成した係合穴6に下方か
ら係合されて係止されている。また軒先瓦3の上面を押
さえるクリップ金具5の上辺部5bには雪止め用の立片部
8が一体に折曲形成されて構成されている。
尚、広小舞金具4、クリップ金具5のいずれもステンレ
ス等の耐腐蝕性のある金属板、あるいは防錆処理を施し
た金属板の折曲成形とされると共に、広小舞金具4の前
面部には水抜き孔10が設けられる。
〔作用〕
この考案の雪止め用軒先構造においては、軒先瓦3は一
方では瓦尻3aを瓦桟9に固定され、他方では前部がクリ
ップ金具5によって屋根野地面1に拘束される結果、耐
風性が向上する。また立辺部8によって雪止めを行なう
ことができると共に、屋根面に積もった雪の荷重が立片
部8からクリップ金具上辺部5bにこれを押さえつけよう
とする方向に働くため、軒先瓦3を一層強く固定でき
る。
尚、広小舞金具4と屋根野地面1との間へのクリップ金
具5の下辺部5aの挿入は、広小舞金具4の釘打ち部2を
長穴6位置よりも屋根傾斜上方側とすることにより、釘
打ち部2を中心に広小舞金具4の先端を持ち上げ方向に
弾性変形させることで容易に行なえる。
尚、下記の表は、この考案構造と従来クリップとを耐風
試験した際の、風による吹き上げ抵抗の比較データであ
る。
この比較データにおいて、○印は異常ナシを表わし、×
印はフラッタリングの発生を表わしており、該データか
らこの考案構造が従来クリップと同等の働きをすること
が分かる。
さらに他の実験によれば、この考案の構造の雪止め金具
としての働きは、従来の雪止め金具の許容耐力70kgと同
等であった。
〔効果〕
この考案は以上のように構成されているから、軒先瓦の
固定と雪止め金具の取付けとが同一施工で行なえ、従っ
て施工上の手間を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の側面図、第2図は実施例の
斜視図、第3図は実施例の要部の拡大図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根野地面の軒先端に軒先瓦を支える広小
    舞金具が固定され、この広小舞金具の下底面に下辺部が
    差し込まれ、先端部が前記軒先瓦表面へコ字状に折り返
    されたクリップ金具が固定され、前記軒先瓦は前記クリ
    ップ金具のコ字状折曲部に嵌めこまれて支持されている
    と共に、広小舞金具と屋根野地面との間に挿入されたク
    リップ金具の下辺部は該広小舞金具に設けた係合穴に係
    合され、かつ軒先瓦の上面を押さえるクリップ金具の上
    辺部には雪止め用の立片部が一体に形成されてなる雪止
    め用軒先構造。
JP6956489U 1989-06-13 1989-06-13 雪止め用軒先構造 Expired - Fee Related JPH0636148Y2 (ja)

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JPH038235U JPH038235U (ja) 1991-01-25
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5392662U (ja) * 1976-12-28 1978-07-28
US8647029B2 (en) * 2012-01-03 2014-02-11 Iscar, Ltd. Cutting tool and method for extracting cutting insert therefrom

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