JP2898190B2 - 屋根材の接続構造 - Google Patents

屋根材の接続構造

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JP2898190B2
JP2898190B2 JP6011228A JP1122894A JP2898190B2 JP 2898190 B2 JP2898190 B2 JP 2898190B2 JP 6011228 A JP6011228 A JP 6011228A JP 1122894 A JP1122894 A JP 1122894A JP 2898190 B2 JP2898190 B2 JP 2898190B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根材の接続構造に関
し、詳しくは簡素な構成の屋根材を充分な強度でかつ施
工性よく接続がおこなえ、しかも、屋根材が吹上げに起
因する負圧にて持ち上げられようとするのを回避する技
術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すように、両側端部に接
続のための起立接続片2が形成され、起立接続片2の上
端から内方に折り曲げられて水返し片3が形成された屋
根材1においては、屋根材1の全体構成が簡素化されて
いるが、このような屋根材1,1の接続においては、屋
根材1,1を適宜間隔を隔てて配置し、断面略U字状
で、その両側に押さえ片7aを形成した接続金具5aを
ボルト12aにて屋根下地4に固定するとともに押さえ
片7a,7aにて起立接続片2,2及び水返し片3,3
を保持するようになすものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のものにおいては、屋根材1の構成が簡素化されて
いながら、両屋根材1,1を配設した後に接続金具5a
をボルト12aにて固定するが故に、両屋根下地1,1
の位置が確定されていなくて、屋根材1,1の接続作業
が面倒になるという問題があった。そして、屋根材1に
おいてはその側端部に起立接続片2を立設させている簡
素な構成であって、屋根材1が吹上げに起因する負圧に
て容易に持ち上げられ、屋根材1,1の接続強度を高め
難いという問題があった。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、簡素な構成の屋
根材を充分な強度でかつ施工性よく接続がおこなえ、し
かも、屋根材が吹上げに起因する負圧にて持ち上げられ
ようとするのを回避し、接続強度を充分に高めることが
できる屋根材の接続構造を提供しようとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1におい
ては、屋根材1の両側端部に起立接続片2が形成され、
起立接続片2の上端から内方に折り曲げられて水返し片
3が形成され、屋根下地4に取付けられる接続受け金具
5の両側部に起立側壁部6が形成され、接続受け金具5
に取付けられるとともに金属の押出成形品の接続押さえ
金具7に水返し片3を上方から押さえる上押さえ部8が
形成され、上押さえ部8の外端から垂下片9が鉛直方向
に垂下され、垂下片9の外面にキャップ取付部10が形
成され、金属の押出成形品の雨覆いキャップ11の両側
部から浮上阻止片16が鉛直方向に垂下され、浮上阻止
片16の内面に被取付部15が突設され、キャップ取付
部10と被取付部15との当接面が略水平に形成され、
屋根下地4に接続受け金具5が固定され、接続押さえ金
具7が接続受け金具5に固定具12にて固定され、接続
押さえ金具7の上押さえ部8にて水返し片3が押さえら
れ、屋根材1の起立接続片2が起立側壁部6に圧接さ
れ、被取付部15がキャップ取付部10に当接して屋根
材1,1の接続箇所の全長において雨覆いキャップ11
が付設され、垂下片9及び浮上阻止片16の下端が屋根
材1に近接して成ることを特徴とするものである。
【0006】
【0007】
【作用】請求項1においては、接続押さえ金具7及び雨
覆いキャップ11は金属の押出成形品であって、接続押
さえ金具7及び雨覆いキャップ11の形の精度を、板金
製のものに比べて大幅に高めることができ、接続押さえ
金具7のキャップ取付部10と雨覆いキャップ11の被
取付部15とは略水平面において当接するから、屋根材
1,1が強風にて吹上げられる場合の浮上力に強力に対
抗することができ、雨覆いキャップ11の浮上阻止片1
及び接続押さえ金具7の垂下片9の下端は、屋根材1
に近接して、屋根材1の浮上防止を強力におこなうこと
ができ、それでいて、雨覆いキャップ11は外しやすい
ものである。
【0008】
【0009】
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図2に示すように、金属板に防錆処理がなされた屋
根材1の偏平部17の両側端部に起立接続片2が形成さ
れ、起立接続片2の上端から内方に、かつ上方に凸にな
る円弧状に水返し片3が折り曲げ形成されている。この
ように、屋根材1は比較的簡素な構成になされている。
【0011】屋根下地4に取付けられる接続受け金具5
は金属帯板材を略逆U字状に折り曲げてその両側部には
起立側壁部6,6が形成され、起立側壁部6の下端部に
は、取付片18が折り曲げられている。接続受け金具5
に取付けられる接続押さえ金具7は、例えば、アルミニ
ウムの押出成形品を接続受け金具5と略同じ長さに切断
したものである。接続受け金具5の両側部には上方に凸
となる上押さえ部8,8が形成されている。この上押さ
え部8の下方には受け突起19が形成されている。そし
て、上押さえ部8の外端から垂下片9が垂下されてい
る。垂下片9の外面にキャップ取付部10が形成され、
その取付け面は略水平に形成されている。また、垂下片
9の下端面も略水平に形成されている。接続押さえ金具
7の上には雨覆いキャップ11を支持する略U字状のキ
ャップ支持部13が載設される。
【0012】しかして、屋根下地4としての母屋(図示
せず)の上に敷設した野地板20の上に接続受け金具5
を置き、取付片18、野地板20及び母屋を貫通するド
リルボルトのような固定具(図示せず)にて接続受け金
具5を母屋に固定するのである。次に、接続受け金具5
の両側の起立側壁部6,6に屋根材1,1の起立接続片
2,2を当接させるのである。このようにして、屋根材
1,1の敷設位置を容易に確定させるとともに位置決め
をおこなうのである。
【0013】このような屋根材1,1の位置決め状態に
おいて、接続押さえ金具7及びキャップ支持部13を接
続受け金具5にドリルボルトのような固定具12にて固
定して、接続押さえ金具7の上押さえ部8にて水返し片
3を上方から押さえて屋根材1の起立接続片2を接続受
け金具5の起立側壁部6に圧接するのである。このよう
にして、両側端部に起立接続片2,2を形成し、起立接
続片2の上端に水返し片3を形成するとの構成が簡素な
屋根材1,1の接続をその接続強度を高めながら容易に
おこない、結果として、屋根上での作業性を高めるので
ある。
【0014】雨覆いキャップ11はアルミニウムの押出
成形品であり、雨覆いキャップ11の両側部から浮上阻
止片16が垂下され、浮上阻止片16の内面に被取付部
15が突設され、そして、接続押さえ金具7の垂下片9
の外面にはキャップ取付部10が突設され、キャップ取
付部10と被取付部15との当接面が略水平に形成され
ている。
【0015】しかして、雨覆いキャップ11は、接続受
け金具5に固定されたキャップ取付部10にて支持され
るとともに、キャップ取付部10に被取付部15が係合
して、雨覆いキャップ11が接続受け金具5に取付けら
れるのである。この場合、接続押さえ金具7の垂下片9
及び浮上阻止片16の下端面が屋根材1に近接して対向
し、屋根材1の浮上を強力に押さえるのである。
【0016】ところで、接続押さえ金具7の垂下片9の
内面には、受け突起19が突設されていて、円弧状の水
返し片3の外端を当接支持することができて、水返し片
3の押さえ作用を充分に発揮させるようにしてある。
【0017】
【0018】
【発明の効果】本発明の請求項1においては、金属の押
出成形品の接続押さえ金具に水返し片を上方から押さえ
る上押さえ部が形成され、上押さえ部の外端から垂下片
が鉛直方向に垂下され、垂下片の外面にキャップ取付部
が形成され、金属の押出成形品の雨覆いキャップの両側
部から浮上阻止片が鉛直方向に垂下され、浮上阻止片の
内面に被取付部が突設され、キャップ取付部と被取付部
との当接面が略水平に形成され、被取付部がキャップ取
付部に当接し、垂下片及び浮上阻止片の下端が屋根材に
近接しているから、つまり、接続押さえ金具及び雨覆い
キャップは金属の押出成形品であって、接続押さえ金具
及び雨覆いキャップの形の精度を、板金製のものに比べ
て大幅に高めることができ、接続押さえ金具のキャップ
取付部と雨覆いキャップの被取付部とは略水平面におい
て当接するから、屋根材が強風にて吹上げられる場合の
浮上力に強力に対抗することができ、雨覆いキャップの
浮上阻止片及び接続押さえ金具の垂下片の下端は、屋根
材に近接して、屋根材の浮上防止を強力におこなうこと
ができ、それでいて、雨覆いキャップは外しやすいとい
う利点がある。
【0019】
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】同上の屋根材を示し、(a)は正面図、(b)
は平面図である。
【図3】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 屋根材 2 起立接続片 3 水返し片 4 屋根下地 5 接続受け金具 6 起立側壁部 7 接続押さえ金具 8 上押さえ部 9 垂下片 10 キャップ取付部 11 雨覆いキャップ 12 取付具 15 被取付部 16 浮上阻止片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根材の両側端部に起立接続片が形成さ
    れ、起立接続片の上端から内方に折り曲げられて水返し
    片が形成され、屋根下地に取付けられる接続受け金具の
    両側部に起立側壁部が形成され、接続受け金具に取付け
    られるとともに金属の押出成形品の接続押さえ金具に水
    返し片を上方から押さえる上押さえ部が形成され、上押
    さえ部の外端から垂下片が鉛直方向に垂下され、垂下片
    の外面にキャップ取付部が形成され、金属の押出成形品
    の雨覆いキャップの両側部から浮上阻止片が鉛直方向に
    垂下され、浮上阻止片の内面に被取付部が突設され、キ
    ャップ取付部と被取付部との当接面が略水平に形成さ
    れ、屋根下地に接続受け金具が固定され、接続押さえ金
    具が接続受け金具に固定具にて固定され、接続押さえ金
    具の上押さえ部にて水返し片が押さえられ、屋根材の起
    立接続片が起立側壁部に圧接され、被取付部がキャップ
    取付部に当接して屋根材の接続箇所の全長において雨覆
    いキャップが付設され、垂下片及び浮上阻止片の下端が
    屋根材に近接して成ることを特徴とする屋根材の接続構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0742769B2 (ja) * 1992-08-31 1995-05-10 元旦ビューティ工業株式会社 縦葺き屋根の改修構造及びその施工法

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