JPH0575149A - 太陽電池素子とその製造方法 - Google Patents

太陽電池素子とその製造方法

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JPH0575149A
JPH0575149A JP3231674A JP23167491A JPH0575149A JP H0575149 A JPH0575149 A JP H0575149A JP 3231674 A JP3231674 A JP 3231674A JP 23167491 A JP23167491 A JP 23167491A JP H0575149 A JPH0575149 A JP H0575149A
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Yasuhiro Kida
康博 木田
Kunihiro Matsukuma
邦浩 松熊
Shigeru Kokuuchi
滋 穀内
Yasuaki Uchida
泰明 内田
Kimio Hatsumi
君男 初見
Tadao Asahi
忠夫 朝日
Hideyuki Yagi
秀幸 八木
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    • Y02E10/547Monocrystalline silicon PV cells

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 裏面接触シリコン太陽電池の高効率化と低コ
スト化 【構成】 反受光面側に谷部122と頂部121が形成
されたn型導電層もしくはp型導電層のシリコン基板1
4と、前記頂部に形成され前記導電層よりも高濃度の不
純物を含む第3の層16と、該第3の層の表面近傍に形
成された点状のp+導電層13と、p+導電層13に接
する点状のアルミニウムシリコン合金層15と、前記第
3の層16にp+導電層13及び点状のアルミニウムシ
リコン合金層15を介して接触し第3の層16の他の部
分とは酸化膜3で絶縁された電極5と、前記谷部の表面
近傍に形成された点状のp+導電層13と、該p+導電
層13に接する点状のアルミニウムシリコン合金層15
と、前記シリコン基板の谷部に点状のp+導電層13及
び点状のアルミニウムシリコン合金層15を介して接触
し谷部の他の部分とは酸化膜3で絶縁された電極6とを
含んで構成された太陽電池素子。 【効果】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受光面とは反対側の面
に一対の主電極をもつシリコン太陽電池素子とその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池を用いる太陽光発電は電卓の電
源や電力系統配線網のない灯台の電源や山間僻地の通信
設備の電源として普及しているが、既存の電力源の水
力、火力、原子力発電と比較して発電原価が高いため、
一般電源として普及するにいたっていない。この問題解
決には太陽電池の光電変換効率の向上とその製造原価の
低減が重要である。最近、原理的に変換効率の向上が期
待できる、裏面接触シリコン太陽電池素子(Backside−
Contact Silicon Solar Cells)が発表され、現在で
はこの素子の製造原価低減の努力が進められており、第
四回国際太陽電池科学技術会議(1989年)、プロシ
ーデイング第143頁から第149頁、及びアイ・イー
・イー、トランザクション オン エレクトロン デバ
イス (1990)37巻、2号、第348頁から第3
52頁にこの素子の安価な製造法が論じられるようにな
り、さらに第五回国際太陽電池科学技術会議(1990
年)、テクニカル ダイジェスト、第505頁から第5
08頁にはスクリーン印刷技術を用いる製法に適した太
陽電池素子が論じられるようになってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術における
太陽電池素子は、工程数が大幅に低減された簡易なプロ
セスにより製作できる素子構造であり、低コストなスク
リーン印刷技術を用い、工程数が大幅に低減された簡易
なプロセスにより製作できる素子構造となっているがさ
らに製造コストの低減と変換効率を最大限に引き出すた
めの素子構造に関して不十分な点があった。
【0004】本発明の課題は、裏面接触シリコン太陽電
池素子の製造コストの低減と変換効率の向上にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、太陽電池
素子のシリコン基板をなすn型導電層もしくはp型導電
層と、該基板の反受光面側主表面に形成された電極と
を、点状のpn接合を介して接触させることによりこと
により達成される。
【0006】上記の課題はまた、太陽電池素子のシリコ
ン基板をなすn型導電層もしくはp型導電層上に酸化膜
を形成し、該酸化膜上にアルミニウム粒を含む銀ペース
トで電極パターンを印刷し、これを焼成して酸化膜をフ
ァイヤースルー(貫通)して小さな点状のアルミニウム
シリコン合金層とp型不純物層を設けることにより解決
される。
【0007】
【作用】シリコン太陽電池では、太陽光によって生成し
た電子及び正孔の電荷はpn接合によって分離され起電
圧を発生するが、この起電圧によりpn接合を通じて再
び注入され元に戻ろうとするため、起電圧が下がる。従
って、pn接合の面積を小さくすることにより起電圧の
低下が防止でき高効率となる。
【0008】アルミニウムとシリコンとを合金反応させ
ると、アルミニウムとシリコンとが共晶合金相を示すた
め、アルミニウムシリコン合金層とシリコン面にアルミ
ニウムを固溶したp型導電層の再生長層ができる。また
この反応はシリコン表面が酸化膜で覆われていても、こ
の酸化膜をファイヤースルー(貫通)して生じることが
実験により確認された。更に、銀ペースト中にアルミニ
ウムの粒を混ぜて、酸化膜で覆われたシリコン基板上に
印刷して焼成し、このアルミニウムの粒とシリコンの上
記合金反応を行うとほぼアルミニウム粒の大きさに等し
いアルミニウムシリコン合金層とシリコン面にアルミニ
ウムを固溶したp型導電層の再生長層ができること及び
銀の粒は酸化膜によりシリコンとは電気的に絶縁される
ことを確認した。これらの実験事実から、小さな点状の
アルミニウムシリコン合金層及びp型導電層を介してシ
リコン接触させることが出来ることが確認できた。
【0009】
【実施例】図1及び図2は本発明の第1の実施例である
太陽電池素子を示す概略断面図及び拡大図である。
【0010】図示の太陽電池素子を構成する半導体1
は、受光面となる一方の主表面11と該主表面11と反
対側に位置し頂部121と谷部122とからなる他方の
主表面12とを備えたn型導電性の第2の層14と、該
第2の層14に主表面12に隣接して配置された小さな
点状のp型導電性の第1の層13と、該第1の層13の
第2の層14と反対側に隣接する小さな点状のp型不純
物のアルミニウムシリコン合金層15と、頂部121に
隣接し第2の層14より高不純物濃度で、第1の層13
より厚い第3の層16とを有している。他方の主表面1
2の頂部121及び谷部122はそれぞれ櫛型の面を有
し、その櫛歯を咬合わせた形状となっている。一方の主
表面11及び他方の主表面12の谷部122は微小凹凸
の存在するテクスチュア面となっており、その上に酸化
膜2、3が形成されている。酸化膜2上にはTiO2
射防止膜4が形成されており、他方の主表面12の頂部
121の櫛型の背部上にあって第3のn型で高い不純物
濃度層16にアルミニウムシリコン合金層15及び第1
の層13を介しpn接合で接触し、酸化膜3によりn型
導電層16とは絶縁されている第1の電極5が形成され
ている。他方の主表面12の谷部122の上には、第2
の層14にアルミニウムシリコン合金層15及び第1の
層13を介してpn接合で接触し、酸化膜3によりn型
導電層14とは絶縁されている第2の電極6が形成され
ている。
【0011】小さな点状のp型導電性の第1の層13と
n型の第2の層14とによる小さな面積のpn接合は、
集電された電荷が再びpn接合を通して注入されること
を防ぎ、電圧低下を少なくする働きがある。さらに、主
表面12の頂部121に隣接する小さな点状のp型導電
性の第1の層13、第1の層13に隣接する小さな点状
のp型不純物のアルミニウムシリコン合金層15は、n
型導電層16と接触する金属面積を小さくすることによ
り、この部分の高い表面再結合損失を低減する働きがあ
る。
【0012】次に、上記構成の太陽電池素子の製法を説
明する。
【0013】まず、n型で比抵抗1Ωcm,厚さ200
μm,結晶方位(1,0,0)のシリコン基板14にオ
キシ塩化りん(POCl3)拡散を1200℃で所定の
時間行い、シリコン基板の両面に表面濃度約5×1020
個/cm3、深さ約15μmのn+層16を形成した。
【0014】次に、この基板の他方の面(主表面12と
なる面)にスクリーン印刷により、耐酸性マスク材(レ
ジスト)を櫛型の歯に相当する部分幅が約130μm,
歯の長さを約2200μm、隣の歯とのピッチが約25
0μm、櫛型の背部となる広い部分の幅が約450μm
となるように印刷した。次に、弗酸で、レジストのない
部分の燐ガラス(燐拡散時に形成)16′を除去し、更
に溶剤でレジストを除去する。次に、パターンが転写さ
れた燐ガラスをマスク材にして、KOHを数%含むアル
カリエッチング液で、約20μmエッチング除去して、
他方の主表面の底部になる個所及び一方の主表面(主表
面11となる面)をテキュスチュア面にした。n+層1
6が高濃度の厚い燐拡散層であるため、強い重金属ゲッ
ターリング効果が働き、燐拡散後のシリコンn基板(バ
ルク)の少数キャリア寿命の低下がみられなかった。次
に弗酸で、残った燐ガラスを全て除去し、しかる後、表
面をシリコン酸化膜で不動態化(パッシベーション)す
るため、1000℃、10分、酸素ガス雰囲気中で酸化
して厚さ約200Åの酸化膜2、3を形成した。
【0015】次に、粒径が約10μm以下のAlを数%
含むAgペーストを印刷して、700℃、1分、合成空
気雰囲気(酸素+窒素)中で焼成した。この焼成によ
り、Agペースト中のAl粒は酸化膜3と反応してこれ
を貫通し、更にシリコンと反応しアルミニウムシリコン
合金層15及びp+層13が形成された。また、アルミ
ニウムシリコン合金層15及びp+層13は半球状に形
成され、かつその半径はAgペースト中のAl粒の半径
とほぼ等しく、このためAl粒の粒径10μm、n+層
の厚さが約15μmではn+層は全く貫通されなかっ
た。更に、n+層16は高濃度のため、p+層13と順
方向電圧降下は無視できるほど小さかった。この結果、
電極5はn+層16とオーミック接触し、電極6は酸化
膜3で第2の層14と絶縁され第1の層13とオーミッ
ク接触されることが確認された。また、Al粒の組成比
(重量%や粒の大きさ)を変えることにより、アルミニ
ウムシリコン合金層15と第1の層13とを生じせしめ
る比率を変えることができることが確認された。次にT
iO2反射防止膜4を受光面側の酸化膜2の表面に常圧
CVD法で550Åの厚みに形成した。図9に上記手順
を示す。
【0016】このようにして製造した裏面接触太陽電池
を受光面からレーザーダイオード・マイクロ波法でシリ
コンp基板(バルク)の少数キャリア寿命を測定した
所、寿命の低下は見られなかった。Al粒の組成比を変
えて製作した素子の開放電圧は組成比が小さくなるほど
高くなるが、短絡電流密度は組成比が約1%以下で低下
する傾向が見られた。このため光電変換効率はAl粒の
組成比が約1%で最高値を示す傾向が見られた。
【0017】図3及び図4は本発明の第2の実施例を示
す概略断面図及び拡大図であり、第1の実施例での第2
の層の導電型をp型にしたものである。
【0018】本実施例では、電極6が小さな点状のp型
導電性の第1の層13を介してp型の第2の層141と
オーミック接触するため、高い表面再結合速度の部分が
小さくなり再結合損失が小さくなる働きがある。さら
に、主表面12の頂部121に隣接する小さな点状のp
型導電性の第1の層13、第1の層13に隣接する小さ
な点状のp型不純物のアルミニウムシリコン合金層15
は、n型導電層16と接触する金属面積を小さくするこ
とにより、この部分の高い表面再結合損失を低減する働
きがある。
【0019】かかる構成の製作法は実施例1の製作法に
おいて、n型基板をp型基板とすることにより同様に製
作された。
【0020】図5及び図6は本発明太陽電池の第3の実
施例を示す概略断面図及び拡大図である。本実施例は、
第2の層の導電型をn型にし、第1の電極5は、他方の
主表面12の頂部121の上にあって第2の層14にア
ルミニウムシリコン合金層15及び第1の層13とを介
してpn接合で接触し、酸化膜3によりp型導電層14
とは絶縁されており、第2の電極6は、他方主表面12
の谷部122の櫛型の背部上にあって第3のn型で高い
不純物濃度の層16にアルミニウムシリコン合金層15
及び第1の層13を介してpn接合で接触し、酸化膜3
によりn型導電層16とは絶縁されている。
【0021】この構造では、第1の実施例における働き
に加えて、第1の電極5が平坦な主表面12の頂部12
1の上に形成されるので、櫛型の歯に相当する部分幅を
高精細に印刷でき、パターン位置合わせズレによるショ
ートが低減される。
【0022】次に、かかる構成の太陽電池素子の製法を
説明する。まず、n型で比抵抗1Ωcm、厚さ200μ
m、結晶方位(1,0,0)のシリコン基板を酸素ガス
雰囲気中で、1100℃で所定の時間酸化を行い基板表
面に厚さ約1800Åの酸化膜を形成した。次に、この
基板の他方の面(受光面と反対側の面すなわち主表面1
2)にスクリーン印刷により、耐酸性マスク材を櫛型の
歯に相当する部分幅が約130μm,歯の長さを約22
00μm、隣の歯とのピッチが約250μm、櫛型の背
部となる広い部分の幅が約450μmとなるように櫛型
を印刷した。次に、弗酸で、レジストのない部分の酸化
膜を除去し、更に溶剤でレジストを除去した。次に、パ
ターン(前記櫛型)が転写された酸化膜をマスク材にし
て、KOHを数%含むアルカリエッチング液で、約20
μmエッチング除去して、他方の主表面12の底部にな
る個所及び一方の主表面11をテキュスチュア面にし
た。次に、酸化膜をマスク材にして、オキシ塩化りん
(POCl3)拡散を1200℃で所定の時間行い、他
方の主表面12の谷部及び一方の主表面11に表面濃度
5×1020個/cm3、深さ約15μmのn+層を形成
した。
【0023】次にこの基板の他方の面にスクリーン印刷
により、耐酸性マスク材を全面に印刷した。次に、弗酸
で、レジストのない一方の主表面の燐ガラス(燐拡散時
に形成されたもの)を除去し、更に溶剤でレジストを除
去した。次に、他方の主表面12の燐ガラスをマスク材
にして、KOHを数%含むアルカリエッチング液で、約
20μmエッチング除去した。次に弗酸で、残った燐ガ
ラスを全て除去して、しかる後、表面をシリコン酸化膜
で不動態化(パッシベーション)するため、1000℃
で10分間、酸素ガス雰囲気中で酸化して厚さ約200
Åの酸化膜2、3を形成した。これ以降は第1の実施例
の電極形成法と同じ方法により製作された。
【0024】図7及び図8は本発明の第4の実施例であ
って、第3の実施例でにおける第2の層の導電型をp型
にしたものを示す概略断面図及び拡大図である。本実施
例においては、電極5が小さな点状のp型導電性の第1
の層13を介してp型の第2の層141とオーミック接
触するため、高い表面再結合速度の部分が小さくなり再
結合損失が小さくなる。さらに、主表面12の谷部12
2に隣接する小さな点状のp型導電性の第1の層13、
第1の層13に隣接する小さな点状のp型不純物のアル
ミニウムシリコン合金層15は、n型導電層16と接触
する金属面積を小さくすることにより、この部分の高い
表面再結合損失を低減する。
【0025】かかる構成の素子は、第3の実施例の製作
法において、n型基板をp型基板とすることにより同様
に製作された。
【0026】上記各実施例によれば、スクリーン印刷技
術で小さな点状のpn接合が形成され、電極(金属)
とシリコン(半導体)とが直接接触する面積を低減でき
ることのため、高い変換効率の太陽電池素子が出来るこ
と、電極を1回で形成できること、p層の形成が電
極形成と同時にできること、裏面接触シリコン太陽電
池は、裏面にpn接合を形成するため、接合を形成する
ための不純物ドーピング層を高濃度で深くしても、光電
変換効率の低下が少ない特徴があり、この特徴をいかせ
ること、高濃度不純物ドーピング層を集電電極の一部
として利用できること、同時に両主面をテクスチュア
面にすることができることなど多くの性能向上、経済性
向上が可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、スクリーン印刷技術で
小さな点状のpn接合が形成され、電極(金属)とシリ
コン(半導体)とが直接接触する面積を低減できるた
め、高い変換効率の太陽電池素子を形成することが可能
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の一部を示す拡大断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す斜視図である。
【図4】図3の一部を示す拡大断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す斜視図である。
【図6】図5の一部を示す拡大断面図である。
【図7】本発明の第4の実施例を示す斜視図である。
【図8】図7の一部を示す拡大断面図である。
【図9】本発明の製造方法の実施例を示す手順図であ
る。
【符号の説明】
1 半導体 2 酸化膜 3 酸化膜 4 TiO2反射防止膜 5 第1の電極 6 第2の電極 11 一方の主表面(受光面) 12 他方の主表面 13 第1の層(点状のp+層) 14,141 第2の層 15 点状のp型不純物のアルミニウムシリコン合金層 16 第3の層(n型導電層) 121 他方の主表面の頂部 122 他方の主表面の谷部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 泰明 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 初見 君男 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 朝日 忠夫 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 八木 秀幸 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光面となる一方の主表面、一方の主表
    面とは反対側に位置し頂部と谷部とからなる他方の主表
    面、一方の主表面に隣接する小さな点状のp型導電性の
    第1、第1の層に隣接する第1の層と反対の導電性のn
    型の第2の層、第1の層に隣接する小さな点状のp型不
    純物のアルミニウムシリコン合金層、頂部に隣接する第
    2の層より高不純物濃度で、第1の層より厚い第3の層
    からなる半導体基体と、半導体基板の他方の主表面の頂
    部において第3層にアルミニウムシリコン合金層及び第
    1の層を介しpn接合で接触し、酸化膜によりn型導電
    層とは絶縁されている第1の主電極と半導体基板の他方
    の主表面の谷部において第2の層にアルミニウムシリコ
    ン合金層及び第1の層を介してpn接合で接触し、酸化
    膜によりn型導電層とは絶縁されている第2の主電極を
    具備することを特徴とする太陽電池素子。
  2. 【請求項2】 他方の主表面の頂部において第2の層に
    アルミニウムシリコン合金層及び第1の層とを介してp
    n接合で接触し、酸化膜により第2の層とは絶縁されて
    いる第1の主電極、他方主表面の谷部において第3の層
    にアルミニウムシリコン合金層及び第1の層を介してp
    n接合で接触し、酸化膜により第3の層とは絶縁されて
    いる第2の主電極を有していることを特徴とする請求項
    1に記載の太陽電池素子。
  3. 【請求項3】 受光面となる主表面Aと該受光面と反対
    側に位置し頂部と谷部を持つ他方の主表面Bとを有する
    n型導電性の第2の層と、前記頂部に形成され第2の層
    より高い不純物濃度をもつn型導電性の第3の層と、該
    第3の層の表面近くに配置された前記第3の層よりも薄
    い点状のp型導電性の第1の層と、該第1の層を介して
    第3の層と接する点状のアルミニウムシリコン合金層
    と、該アルミニウムシリコン合金層及び第1の層を介し
    て前記第3の層にpn接合で接触しそれ以外の部分では
    該第3の層と酸化膜により絶縁されている第1の電極
    と、第2の層に前記谷部において点状のp型導電性の第
    1の層と該第1の層に接する点状のアルミニウムシリコ
    ン合金層とを介してpn接合で接触し、該第2の層との
    直接の接触は酸化膜により絶縁されている第2の電極と
    を備えてなる太陽電池素子。
  4. 【請求項4】 受光面となる主表面Aと該受光面と反対
    側に位置し頂部と谷部を持つ他方の主表面Bとを有する
    n型導電性の第2の層と、前記谷部に形成され第2の層
    より高い不純物濃度をもつn型導電性の第3の層と、該
    第3の層の表面近くに配置された前記第3の層よりも薄
    い点状のp型導電性の第1の層と、該第1の層を介して
    第3の層と接する点状のアルミニウムシリコン合金層
    と、該アルミニウムシリコン合金層及び第1の層を介し
    て前記第3の層にpn接合で接触しそれ以外の部分では
    該第3の層と酸化膜により絶縁されている第2の電極
    と、第2の層に前記頂部において点状のp型導電性の第
    1の層と該第1の層に接する点状のアルミニウムシリコ
    ン合金層とを介してpn接合で接触し、該第2の層との
    直接の接触は酸化膜により絶縁されている第1の電極と
    を備えてなる太陽電池素子。
  5. 【請求項5】 第2の層がp型導電層であることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載の太陽電池素子。
  6. 【請求項6】 受光面と反対側の面に電極を備え、該電
    極が点状のp型導電層を介してシリコン基板のn型導電
    層に接続される構造を持つ太陽電池素子を製造する方法
    において、該n型導電層上に酸化膜を形成し、次いで該
    酸化膜上にアルミニウム粒を含む銀ペーストを用いて電
    極パターンを印刷して焼成することを特徴とする太陽電
    池素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 銀ペースト中のアルミニウム粒は粒径が
    最大10μmであり、かつ銀ペースト中のアルミニウム
    粒の割合が約1重量%であることを特徴とする請求項6
    に記載の太陽電池素子の製造方法。
JP3231674A 1991-09-11 1991-09-11 太陽電池素子とその製造方法 Expired - Fee Related JPH07101752B2 (ja)

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