JPH0574390B2 - - Google Patents

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JPH0574390B2
JPH0574390B2 JP63007849A JP784988A JPH0574390B2 JP H0574390 B2 JPH0574390 B2 JP H0574390B2 JP 63007849 A JP63007849 A JP 63007849A JP 784988 A JP784988 A JP 784988A JP H0574390 B2 JPH0574390 B2 JP H0574390B2
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Hirotoyo Nagano
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Toyomaru Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、図柄組合せ遊技機の遊技操作装置
にかかり、更に記述すれば遊技媒体のパチンコ球
を使用して毎回の図柄組合せゲームを行い得る遊
技機であつて、遊技に必要な操作手段を配備した
新規な遊技操作装置に関する。
〔技術背景〕
この種図柄組合せ遊技機の代表例の一つとし
て、従来から一般に「スロツトマシン」とも呼ば
れている遊技機では、周知のように毎回の図柄組
合せゲームにあたり、メダル又はコインをゲーム
条件(最高3ゲーム分3枚まで)に合わせて投入
口から1枚単位で投入し、そして前面のスタート
ボタンの操作により機内の図柄可変表示装置(通
常では3列の回転図柄ドラム)が作動開始され、
次いで自動停止手段又は各ストツプボタンの操作
順に従い、上記表示装置が順次停止されて個々の
図柄を固定表示する。そして図柄同志の組合せ結
果において、予め設定された「図柄組合せモー
ド」と一致した際に、入賞成立とされて所定の褒
賞つまり規定数の上記メダル等が獲得できる。
〔従来技術〕
前述した遊技機は、一般的なパチンコ機と対比
すると、互いの遊技媒体(メダル等とパチンコ
球)の差異に関連して双方の遊技方法や内容さら
には形態及び構成等の多面に亘り大きな相違があ
るものの、機枠及び前枠を含む機体全体が、通常
のパチンコ機の機体外形と同等サイズとされて、
遊技店内においてパチンコ機とも共通な設置枠台
に交換可能に設置されている。そして上記前枠前
面に固定された装飾枠において、機枠内の図柄可
変表示装置の透視窓及びゲーム内容表示部等が形
成される他、毎回の図柄組合せゲーム操作に必要
な操作手段つまり遊技媒体用の投入検出具、図柄
可変表示装置の作動及び停止にかかる上記スター
ト操作具及びストツプ操作具等が配備されて機内
の制御本基盤で制御されるようになつている。
〔問題を解決しようとする問題点〕
しかし従来の「スロツトマシン」では、前枠前
面の装飾枠に配備された上記各種操作手段の点検
や交換時には、装飾枠を含む前枠全体を一旦開放
し、そして同前枠の内側から必要な操作及び作業
をしなければならず、管理保守の面で至極面倒な
上手間が掛かる問題がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、図柄組合せ遊技機の機体前面
に開閉及び着脱自在に装飾される操作盤本体に、
遊技媒体用投入操作具、図柄可変表示装置用のス
タート操作具及びストツプ操作具等を一つに配備
して構成される遊技操作装置を提供し、この種遊
技機に対する実施そしてゲームに必要な各種操作
の簡易化を図ることにある。
〔問題点を解決するための技術〕
本発明は、機体前面の球皿内の遊技用パチンコ
球を遊技球送出装置の球出し作動により規定数単
位毎に投入して図柄可変表示装置で表示される図
柄同志の組合せゲームができる遊技機にあつて、
上記機体前面に開閉自在に設置されて上部に透明
板が挿入される扉の下部開口面域に対し、ほぼ方
形状に構成された操作盤本体が施錠具を利用して
着脱自在に設置され、この操作盤本体に、上記透
明板用の支持レール部が形成される一方、上記遊
技球送出装置の球送り作動にかかる投入操作具
と、上記図柄可変表示装置の作動にかかるスター
ト操作具及び同表示装置の停止にかかるストツプ
操作具が配置されてなる遊技操作装置である。
〔作用〕
各操作具を配備した操作盤本体を、開放された
扉の下部開口面域に内側からセツトして施錠手段
で固定化し、次いで各操作具を当該制御基盤側に
接続することにより、装置自体が装備される。そ
うして遊技機前面において、夫々の操作具を「押
す、又は触れる」の態様で操作し得、投入操作具
の選択操作により希望とするゲーム条件に対応す
る必要規定数の遊技媒体が投入され、またスター
ト操作具の操作により各図柄可変表示装置が図柄
を可変開始し、次いで各ストツプ操作具の操作に
より同表示装置が順次停止されて図柄を固定表示
する。
〔実施例〕
本発明にかかる操作装置の実施例説明に先立
ち、第1図の略示される遊技機Mについて要約説
明すると、パチンコ機の機体と同様な形態とし
て、機枠1の前側に開閉及び着脱自在に装着され
た前枠2の窓枠3に、金属製方形状のガラス扉4
及び金属製横長方形状の支盤6が夫々開閉自在に
装着されている。ガラス扉4は、窓口を有する枠
体4Aの内側にガラスGを上下方向に挿出入し得
る受け枠4Aが溶着されて構成されており、そし
て窓枠3に対し枠体4A左側の開閉支点部で支持
され、受け枠4Bの右側に施錠部(共に図示しな
い)で施錠される。なお受け枠4Bの左、右杆部
(図示下杆部を含む)の内側には2条の受け溝5
が形成されている。また支盤6は、窓枠3に対し
その一端の開閉支点部で支持されて反対側の施錠
装置(共に図示しない)で施錠されており、遊技
用パチンコ球(遊技球ともいう)の通口及び抜き
口(共に図示しない)の他に、賞品用パチンコ球
(賞球ともいう)の給出口7等が形成されている。
8は支盤6の前面に装着された遊技球用の上球
皿、9は支盤6の下方に装着された賞球用の下球
皿で、双方の球皿は共に球抜き機構が組込まれて
いる。
一方機枠1内には、第2図に略示されているよ
うに従来の「スロツトマシン」で使用されている
図示3個の図柄可変表示装置(図柄ドラムともい
う)10が配置されており、夫々の図柄(例えば
数字や絵等)がガラス扉4の前面側から透視でき
る。これらのドラム10は、後述する本例操作装
置におけるスタート操作具33及びストツプ操作
具34で操作されるものの、基本的には従前と同
様に当該駆動制御装置11を介し回転開始され、
そして自動停止例とは別にストツプ操作順い停止
されて夫々の図柄を固定表示し得る。また前枠2
の内側には表示盤12が着脱交換可能に装着され
ており、その中央部に図柄ドラム用の口13が形
成されている。そして同盤12の中央部には「ス
ロツトマシン」の場合と同様な形態として、複数
のゲームライン(図柄組合せライン又は入賞ライ
ンともいう)が付設され、遊技球の1ゲーム分投
入時では中央の1ラインのみ、2ゲーム分投入時
では中央及び上下の3ラインまで、そして3ゲー
ム分投入時では交差斜線を含む全ラインにかかる
夫々の入賞モードが設定される。なお表示盤12
には入賞にかかる複数種の「図柄組合せモード及
び得点」等が表記され、得点表示器等が設置され
る。
なお前記賞球については、第2図に略示される
ように機枠1内の賞球用貯留経路14内に充填さ
れた賞球が、賞球給出装置15内に所定個数単位
で収容されて入賞成立時に排出され、以降第1給
出路16を介し上球皿8に球出され、満杯以後は
第2給出路17を介し下球皿9へ給出される。な
お賞球給出装置15では、規定数単位(5個.10
個)用の各賞給ケースと、入賞成立条件に合せて
作動される電磁ソレノイド等を利用して1得点5
個、2得点10個、3得点15個の単位を基準例とし
て最高15得点75個を給出し得る。図中18は使用
済み遊技球の排出路、19は遊技球の戻し路を示
す。
前述の遊技機Mにあつて、本例の遊技操作装置
では、第3〜8図に示されるように前記ガラス扉
4に対し着脱自在に装着されるカセツト形式とさ
れており、扉4の下部前面に露出される合成樹脂
製の前箱体21と、扉4の下部内周に係止される
合成樹脂製の支持蓋24とを組付けて成る横長方
形の操作盤本体Bに、遊技操作に必要な各種操作
具が配置されている。上記操作本体Bの前箱体2
1は、ガラス扉4の枠体4Aの下縁及び両側縁に
亘る内周形状に適合する形状を以て裏面開口した
ほぼ台箱形に形成されており、前蓋部21aの前
面に「スタート、ストツプ、投入」等を表記した
装飾兼用の表示シール22が貼付され、また内側
に複数の筒部23が形成されている。一方支持蓋
24は、前箱体21の裏面開口端側にビスで取着
されるもので、同開口端の内周囲に当嵌し得る平
坦な当接板部24aと、同板部24aの両側及び
下側に亘り板厚分の段差を以て連接された係止板
部24bとを合せて全体が横長方形状に成形され
ておりり、そして当接板部24aの横中央部には
上記各筒部23に合わせて複数の口25が形成さ
れている。
上記支持蓋24の内側上縁にガラス用のレール
杆部26が形成されており、同杆部26は、扉4
における受け枠4Bの各杆部と同様な断面形状と
されて内外2条の受け溝27を両端に亘り平行に
横通している。そしてガラス扉4に対する操作盤
本体Bの施錠手段として、支持盤24の内側両端
に方形状の施錠板28が配置されている。この施
錠板28は、当接板部24a内側に突設される各
2本の支筒30に対し、長孔29及びビス31を
利用して左右方向に出没移動自在に固定されてお
り、そして各々の外端に受け枠4Bの両側杆部内
側の受け溝6に突出入し得る係止部32を形成し
ている。
前述の操作盤本体Bにおいて、前記各図柄ドラ
ム10の駆動制御装置11を一斉に駆動操作する
ための1個のスタート操作具33と、駆動制御装
置11を個々に停止操作するための3個のストツ
プ操作具34そして後述する遊技球送出装置Fを
操作するための1個の投入操作具38等が左から
順に横一列状態で配置されている。上記スタート
及びストツプ操作具33,34は、ともにタツチ
ボタンスイツチ形式例とされており、前箱体21
内側にビス着されて当該の筒部23内に嵌挿され
た当該の固定ボタン35前端の感知部36に、人
体(遊技者の指等)が接触した際に操作を感知
(ON)し得るようになつている。そしてこれら
各操作具33,34は、操作盤本体B裏面又は前
記表示盤12前面に取着される当該の中継基盤
R1を介し第14図に略示するように図柄可変表
示装置10の駆動制御装置11にかかる機内の制
御本基盤C1の検出回路側に接続される。なお上
記各固定ボタン35の表面には金属メツキ加工が
なされ、また内部には中継基盤R1に結線される
接続子37が取着されている。
一方上記投入操作具38は、押しボタンスイツ
チ形式例としており、前箱体21内側にビス着さ
れたホルダー39内のスイツチ40が、ボルダー
39に取着されて当該筒部23内に嵌挿された押
しボタン41の押込み時に作動(ON)される。
そしてこの操作具38は、第15図に略示される
ように中継基盤R2を介し後述する遊技球送出装
置Fにかかる機内の制御本基盤C2の検出回路側
に接続される。なおスイツチ40は中継基盤R2
に結線される、42は上記スタート操作具33の
左側に取着された表示ランプで、遊技の可能、不
可を表示する。43は投入操作具38の右側に配
置された図示3個の表示ランプで、遊技球送出装
置F内の遊技球の収容状況に合せて投入操作具3
8の操作可能範囲を表示する。なお各ランプ4
2,43は、ランプ基盤R3を介し制御本基盤C2
側に接続される。
前述のように構成された本例の遊技操作装置で
は、操作盤本体Bに種々の操作具33,34,3
8等が予め配置されて全体が一つのケース単位に
構成されており、実施にあたつては前枠2に対し
開放されたガラス扉4の内側からカセツト形態で
セツトできる。すなわち操作盤本体B内側の両施
錠板28をともに係合前の没入位置に戻したもと
で、同本体Bを扉4(ただしガラス挿入前)の内
側から下部に嵌め合せる。これにより各図から理
解できるように支持蓋24の係止板部24bの全
周縁が扉4の枠体4Aの下部内周縁に一様に係止
するとともに、同板部24bの下縁が受け枠4B
の下杆部前側の受け溝5内に係入され、前箱体2
1が扉4の窓口から前面に露出される。そして上
記両施錠板28をともに外側に進出して係止部3
2を受け枠4Bの両側杆部後側の受け溝5内に係
入した旋錠位置にビス締め固定することにより、
操作盤本体Bが扉4の所定位置に施錠保持され
る。
そうして各操作具33,34,38及び各ラン
プ42,43を当該基盤R1,R2,R3を介し機内
の夫々の制御本基盤C1,C2側に接続することに
より、本列装置がセツトし終える。以後は、通常
のパチンコ機での場合と同様にガラスGを扉4の
上方から受け枠4Bの両内側の受け溝5に挿入
し、そして各ガラスGの下縁を操作盤本体Bの支
持蓋24におけるレール杆部26の受け溝27内
に挿入することにより、操作盤本体Bが、扉4及
びガラスGに対し四周囲全縁を固支されて一層安
定強固に保持される。そうして扉4を前枠2に対
し閉鎖することにより、本例装置は遊技者からの
操作可能状態に保持される。
前述のように扉4に配置された本例装置に対す
る操作について、投入操作具38は押しボタン4
1を「押す」、またはスタート及びストツプの各
操作具33,34は当該ボタン35の感知部36
に「触れる」の夫々の条件で操作できる。投入操
作具38では、各表示ランプ43の点灯範囲に合
せて事実上操作可能とされ、毎回の図柄組合せゲ
ームにあたり希望のゲーム条件に合せて最高3回
まで操作でき、その操作条件に対応して遊技球投
入装置Fが作動されて遊技球を「5個.10個.15
個」の単位で送出する。そして規定数単位の遊技
球送出状態において、遊技機Mでは「遊技球5個
で1ゲーム入賞ライン、10個で2ゲーム入賞ライ
ン、15個で3ゲーム入賞ライン」にかかる夫々の
ゲームが可能とされる。このもとでスタート操作
具33の操作により各駆動制御装置11が共通駆
動されて各図柄ドラム10が一斉に回転開始して
図柄を可変表示し、次いで各ストツプ操作具34
の操作順に従い駆動制御装置11が順次停止され
て各図柄ドラム10が回転終了して図柄を固定表
示する。そうして「図柄の組合わせ結果において
夫々の入賞が成立すれば、賞球給出装置15から
得点に対する規定数単位の賞球が放出される。
ここで本例遊技操作装置における投入操作具3
8で操作される前記遊技球送出装置Fについて付
記すると、第9〜13図に例示されるように前記
支盤6内側に着脱自在に位置決めセツトされる合
成樹脂製のケース本体51内の通路52途上に、
遊技球規定数用の検出スイツチ45と、遊技球規
定数単位で区分し得る開閉弁59及び同弁を操作
する電磁ソレノイド57等が配設されて、装置全
体がケース本体単位で構成された形態例を示す。
ただし各スイツチ55及びソレノイド57は、い
ずれも第15図に例示するように投入操作具38
と共通の制御本基盤C2で制御される。
斯る送出装置Fでは、通常夫々の電磁ソレノイ
ド57が作動前休止状態にあり、第1の開閉弁5
9が通路52の出口54を閉鎖し、第2.第3.第4
の各弁59が各段路を開放した状態にある。この
もとで上球皿8内に投入された遊技球は、支盤5
の通口から入口53を介し通路52に通入し、そ
して最先行球が第1の開閉弁59で係止された以
降、各段路52a,52b,52cに亘り順次規
定数単位で収容される。斯る球詰め状態において
夫々の検出スイツチ55は、その検出片56が各
段路内の当該遊技球で押込まれることにより「球
有り」を検出し、これに対応して各電磁ソレノイ
ド57が可動状態に保持される一方、本例装置に
おける3個の表示ランプ43が点灯されて「球有
り」を表示する。
そこで遊技者が前記投入操作具38を希望のゲ
ーム内容に合せて操作することにより、各電磁ソ
レノイド57が設定通りに作動され、夫々の開閉
弁49の開閉に基いて遊技球が規定数単位で送出
される。すなわち上記操作具38の1回操作で
は、第10図のように第2のソレノイド57のロ
ツド58の下降に従い、第2の開閉弁59が中段
路52bに突入して遊技球(図示6番目以降)を
保留する。このもとで第1のソレノイド57のロ
ツド58の上昇に従い、第1の開閉弁59が出口
54外へ退避されて最先行球を解放する。この結
果下段路52a内の1ゲーム分規定数球(5個)
が出口54から排出される。しかる後第1のソレ
ノイド57の作動復帰(消磁)に伴うロツド58
の下降により、第1の開閉弁59が出口54に突
入して閉鎖し、次いで第2のソレノイド57の作
動復帰に伴うロツド58の上昇により、第2の開
閉弁59が中段路52b外へ退避されて遊技球を
解放する。この結果通路52内の残存遊技球が下
段路52a側に通入し、第1の開閉弁59で停留
されて元の球詰め状態とされる。
また操作具38の2回操作では、第11図のよ
うに第3のソレノイド57のロツド58の下降に
従い、第3の開閉弁59が上段路52cに突入して
遊技球(図示11番目以降)を保留する。このもと
で第1のソレノイド57のロツド58の上昇に従
い、第1の開閉弁59が出口54外へ退避されて
最先行球を解放し、下、中段路52a,52bの
2ゲーム分規定数球(10個)が出口54から排出
される。しかる後第1のソレノイド57の作動復
帰に伴うロツド58の下降により、第1の開閉弁
59が出口54を閉鎖し、次いで第3のソレノイ
ド57の作動復帰に伴うロツド58の上昇によ
り、第3の開閉弁59が上段路52c外へ退避さ
れて遊技球を解放する。この結果通路52内の残
存遊技球が下段路52a側に通入し、第1の開閉
弁59で停留されて球詰め状態とされる。
そして上記操作具38の3回操作では、第12
図のように第4のソレノイド57のロツド58の
下降に従い、第4の開閉弁59が入口53に突入
して遊技球(図示16番目以降)を停留する。この
もとで第1のソレノイド57のロツド58の上昇
に従い、第1の開閉弁59が下段路52a外へ退
避されて最先行球を解放し、通路52の3ゲーム
分規定数球(15個)が出口42から排出される。
しかる後第1のソレノイド57の作動復帰に伴う
ロツド58の下降により、第1の開閉弁59が出
口54を閉鎖し、次いで第4のソレノイド57の
作動復帰に伴うロツド58の上昇により、第4の
開閉弁59が入口53外へ退避されて遊技球を解
放する。この結果入口53内の遊技球が下段路5
2a側に通入し、第1の開閉弁59で停留される
ことにより元の球詰め状態とされる。
なお送出装置Fにおいて、遊技球の送出過程中
に各スイツチ55が未検出状態(OFF)となれ
ば、それに対応するソレノイド57が作動不能と
され、また表示ランプ43が消滅される。従つて
通路52に残存する規定数未満(1〜4個)の遊
技球の送出が回避される。また送出装置Fでは、
球戻し機構が内蔵されており、通路52の下段路
52aの先端部に形成された戻し口60を、支盤
6の前面から操作し得る開閉片62で開放でき
る。これにより通路52内の遊技球(上記規定数
未満を含む)が、閉鎖位置にある第1の開閉弁5
9で出口54への流出を阻止されたまま戻し口6
0から前記機内の戻し路19を介し下球皿9側へ
一つ残らず戻される。
〔変更例〕
本発明の対象とする遊技操作装置は、パチンコ
式図柄組合せ遊技機の機体前面に設置された開閉
ガラス扉4にセツトされる形態であつて、操作盤
本体Bでは、前箱体21の周縁に扉4のセツト面
域内周囲縁に係止し得る係止縁を一体に成形し、
前箱体21の内側上縁にレール杆部26を固定し
た構成としてもよい。また施錠手段では、図示の
スライド板式に代えて回動盤式としてもよい。一
方スタート及びストツプ操作具33,34そして
投入操作具38は、操作盤本体Bの所要部位に配
置すればよく、また全て共通な押しボタン式また
はタツチボタン式としてもよい。
〔発明の効果〕
前述の実施例から理解できるように本発明の遊
技操作装置は、図柄組合せ遊技機の機体前面に設
置される開閉扉にカセツト式にセツトされる形態
であり、同扉の下部セツト面域に対し施錠手段を
利用して着脱自在にセツトされる操作盤本体に、
遊技球用送出装置にかかる投入操作具と、図柄可
変表示装置にかかるスタート操作具及びストツプ
操作具を配置して、操作盤本体単位で構成される
ものであり、遊技機における他部品とは別個に取
扱い得るとともに製作し得、実施にあたつては、
開閉扉の内側から操作盤本体をセツトして施錠手
段で固定化し、各々の操作具を機内の制御本基盤
側に接続するだけの至極簡単な手順で手早く容易
に設置して操作可能状態に供し得る。そして遊技
機前側において、上記夫々の操作具を以て、遊技
球用送出装置の球送り制御作動、図柄可変表示装
置の作動開始及び停止にかかる操作が手早く容易
にできる。
特に本発明装置によれば、操作盤本体における
各操作具の点検、修理そして交換等には前枠に対
し開放した開閉扉の内側から必要な作業ができ、
また操作盤本体を開閉扉から一旦取り外して別部
所で作業することもでき、場合によつては同本体
単位で新旧交換し得るので、遊技操作装置の管理
保守を至極簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図は本
例にかかる遊技機を略示する正面図、第2図は同
じく遊技機内部を略示する正面図、第3図は本例
遊技操作装置の本体を示す分解斜視図、第4図、
第5図及び第6図は本例装置を示す正面図、背面
図及び平面図、第7図及び第8図は第4図中A−
A線.B−B線に基づく側断面図、第9図は遊技
球用送出装置を開蓋して示す正面図、第10〜1
2図は同上装置の球送り制御態様を例示する説明
図、第13図は球戻し状態を示す説明図、第14
図及び第15図は本例装置における各操作具に斯
る制御系統をブロツク的に例示する説明図であ
る。 M……遊技機、1……機枠、2……前枠、4…
…ガラス扉、6……支盤、8,9……球皿、10
……図柄ドラム、11……駆動制御装置、21…
…前箱体、24……支持蓋、26……レール杆
部、27……受け溝、28……施錠板、33……
スタート操作具、34……ストツプ操作具、38
……投入操作具、43……表示ランプ、F……遊
技球送出装置、51……ケース本体、52……通
路、55……検出スイツチ、57……電磁ソレノ
イド、59……開閉弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 機体前面の球皿内の遊技用パチンコ球を機内
    の遊技球送出装置の球出し作動により規定数単位
    毎に投入して図柄可変表示装置で表示される図柄
    同志の組合せゲームができる遊技機にあつて、上
    記機体前面に上部に透明板を挿入した扉が開閉自
    在に配置され、この扉の下部開口面域に対し、ほ
    ぼ方形状に構成された操作盤本体が適宜施錠具を
    利用して着脱自在に設置され、この操作盤本体の
    上縁に沿つて上記透明板用の支持レール部が形成
    される一方、上記操作盤本体の各部において、上
    記遊技球送出装置の球送り作動の制御操作にかか
    る投入操作具と、上記図柄可変表示装置のスター
    ト作動の制御操作にかかるスタート操作具及び同
    図柄可変表示装置の停止の制御操作にかかるスト
    ツプ操作具が夫々配置されてなるを特徴とする図
    柄組合せ遊技機の遊技操作装置。 2 前記操作盤本体は、前記扉の下部開口面域の
    前面に露出する前箱体と、扉の下部開口面域の内
    側周囲に係止し得る支持蓋と、を前後に組付けて
    構成されており、上記前箱体には前記投入操作具
    及びスタート操作具そしてストツプ操作具の各々
    の操作片が配置されてその一部が前面に露出さ
    れ、上記支持蓋にはその内側両端に前記扉に対す
    る旋錠具が移動自在に配置される一方、上記投入
    操作具及びスタート操作具そしてストツプ操作具
    の各々の操作片の操作を検出して前記遊技球送出
    装置及び図柄可変表示装置にかかる個々の制御用
    信号を発生するための検出手段が夫々配置されて
    いることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項
    に記載の図柄組合せ遊技機の遊技操作装置。 3 前記支持レール部は、前記操作盤本体の支持
    蓋の内側上縁に沿つて横設されており、その上面
    には前記扉に挿入された透明板の下縁を受ける受
    け溝が形成されていることを特徴とする前記特許
    請求の範囲第1項に記載の図柄組合せ遊技機の遊
    技操作装置。
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