JPH057351Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH057351Y2
JPH057351Y2 JP1985129022U JP12902285U JPH057351Y2 JP H057351 Y2 JPH057351 Y2 JP H057351Y2 JP 1985129022 U JP1985129022 U JP 1985129022U JP 12902285 U JP12902285 U JP 12902285U JP H057351 Y2 JPH057351 Y2 JP H057351Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
gutter
block body
face
connecting pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985129022U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6238987U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985129022U priority Critical patent/JPH057351Y2/ja
Publication of JPS6238987U publication Critical patent/JPS6238987U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH057351Y2 publication Critical patent/JPH057351Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、側溝用ブロツク、とくにブロツク内
に流入した雨水を地下に還元流出する断面逆U字
形の側溝ブロツクに関する。
〔従来の技術〕
完全舗装された最近の道路においては、市街地
に降つた雨は側溝に導かれ、地下水として還元さ
れることなく、川から海に流れてしまうことによ
る問題点を解消するために、降雨等の自然の水を
積極的に地下に還元して地下水とするための側溝
用ブロツクとして、例えば、実開昭58−90285号
公報や特開昭60−40408号公報に記載されている
ように、底面が開放された断面逆U字形のものが
開示されている。
この側溝用ブロツクの配設施工に際しては、切
削溝内に水平に吊り下げ、既設ブロツクに水平移
動して、位置合わせや接合を行つているが、その
作業に手間を要し、とくに断面が逆U字形の場
合、側溝の底部に底版をコンクリートで現場打ち
したとき、コンクリートと側溝用ブロツクとの間
に係合部がないため、コンクリートと側溝用ブロ
ツク間の定着性が低く、両者の一体化を確実にす
ることが困難で、コンクリートと側溝用ブロツク
との隙間に亀裂が生じるという問題があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案において解決しようとする課題は、上記
断面が逆U字形の側溝用ブロツクの配設施工に際
しての問題点を解消し、ブロツクと現場打ちコン
クリートとの一体化を簡単に且つ確実に行うこと
ができる逆U字形の側溝用ブロツクを得ることに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の底部が開放した逆U字型の側溝用ブロ
ツクは、両壁内面下部に長手方向に沿い連続する
台形の凹部を形成するとともに、ブロツク本体の
一方の端面の上部及び他方の端面の上部にそれぞ
れ互いに相対形状の上向きテーパ面及び下向きテ
ーパ面を形成し、同両テーパ面と当該ブロツク本
体の両端面下部に、それぞれ各面に垂直に両側が
テーパ状になつた連結ピンの挿入孔を設けたこと
を特徴とする。
〔作用〕
本考案の逆U字型の側溝用ブロツクは、配置す
べきブロツクを、その端面の下向きテーパ面の連
結ピン挿入孔が既設のブロツクの上向きテーパ面
の連結ピン挿入孔に装着した連結ピンの上半分に
嵌入するまで斜めに吊り下ろす。さらに、そのま
まの状態で下ろすことによつて、この連結ピンと
の係合部を支点として他端が回動し水平状態とな
る。それと同時に既設ブロツクの端面と自動的に
密着状態になる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図は本考案に係る側溝用ブロツクの斜視
図、第2図は設置状態の側面図、第3図は第2図
の−線における拡大断面図、第4図は連結部
の拡大図である。
ブロツク本体1は壁面2と両壁面を結合する頂
版3とよりなり、頂版3の中央部には蓋版を嵌め
込むための開口4が設けられており、底部は開放
されている。壁面2の内側下部には、現場で打設
する底部用コンクリートとの結着を良好にするた
めの凹部5が形成されている。
ブロツク本体1の一方の端面の上部と他方の端
面の上部には、それぞれ互いに相対形状の上向き
テーパ面と下向きテーパ面とが形成されており、
両テーパ面にはそれぞれ各面に垂直に、連結ピン
挿入孔6が設けられている。また、ブロツク本体
1の端面下部にも、水平方向に、連結ピン挿入孔
7が設けられている。ブロツク本体1の少なくと
も一方の端面には、ブロツク連結時のブロツク間
をシールするシール材を装着する溝9が設けられ
ている。
本考案では、側溝を構築するに際し、基礎工事
をした後、第2図に示すように所要部分に敷ブロ
ツク12を置き、同敷ブロツク12の連結ピン挿
入孔12aに連結ピン13を嵌め込む。次に、最
初のブロツク本体1をクレーン等で吊り下げなが
ら、底面の孔8に前記連結ピン13の上半が嵌入
する位置でブロツク本体1を下ろす。
次に、溝9にシール材を装着し、上向きテーパ
面側の孔6および端面の孔7に連結ピン13を挿
入し、次に接続すべきブロツク本体1の下向きテ
ーパ面の孔が、既に固定したブロツク本体1の連
結ピン13の上半に係止するように傾斜状態でク
レーン等で引き寄せ、連結ピンが嵌まり込んだ状
態でブロツク本体1の片側を垂直に下ろす。これ
により、第4図に示すように、前記の上向きテー
パ面側の孔6に装着されている連結ピン13を支
点としてブロツク本体1の下部が引き寄せられ、
既に固定したブロツクの下部の孔7に装着されて
いる連結ピン13に今作業中のブロツクの下部の
孔が嵌入し、自動的に、完全な位置決めがなされ
る。
このようにしてブロツク本体を連結して一連の
側溝を施工することができる。施工後は、ブロツ
クの上下方向にはブロツク下部の連結ピンが、幅
方向には上下の連結ピンが、またブロツク連結方
向には上部の連結ピンが、それぞれ位置ずれを防
止するように作用するため、施工後のブロツクの
ずれが生じにくい構造となる。
側溝の底部は、そのまま基礎面を利用すること
もできるが、底版を必要とする場合は、第3図に
示すように、現場打ちでコンクリート底版を形成
することができる。このとき、ブロツク本体1の
壁面2の内面下部に形成した凹部5が現場打ちコ
ンクリートによく食い込むので、コンクリートに
側溝自体が一体化されることになる。
〔考案の効果〕
本考案は以上の構成よりなるため、下記の効果
を奏する。
(1) 端面を水平状態にして接合する従来の工法に
比べ、接合の位置合わせが簡単にでき、工程数
も少なくて済み、作業性向上、工期短縮に大き
く寄与する。
(2) 本考案の側溝用ブロツクには両壁内面下部に
長手方向に沿い連続する台形の凹部が形成され
ているため、側溝の底部に底版をコンクリート
で現場打ちしたとき、コンクリートと側溝用ブ
ロツクとの結合が強固になり、確実に一体化さ
れ、構築物としての強度が向上する。
(3) 施工後は、ブロツクの上下方向にはブロツク
下部の連結ピンが、幅方向には上下の連結ピン
がまたブロツク連結方向には上部の連結ピン
が、それぞれ位置ずれを防止するように作用す
るため、ブロツクのずれが生じにくい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る側溝用ブロツクの斜視
図、第2図は設置状態の側面図、第3図は第2図
の−線における断面図、第4図は連結部の拡
大図である。 1……ブロツク本体、2……壁面、3……頂
版、4……開口、5……凹部、6,7,8……連
結ピン挿入孔、9……溝、12……敷ブロツク、
13……連結ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部が開放した逆U字型側溝用ブロツクにおい
    て、両壁内面下部に長手方向に沿い連続する台形
    の凹部を形成するとともに、ブロツク本体の一方
    の端面の上部及び他方の端面の上部にそれぞれ互
    いに相対形状の上向きテーパ面及び下向きテーパ
    面を形成し、同両テーパ面と当該プロツク本体の
    両端面下部に、それぞれ各面に垂直に両側がテー
    パ状になつた連結ピンの挿入孔を設けた側溝用ブ
    ロツク。
JP1985129022U 1985-08-24 1985-08-24 Expired - Lifetime JPH057351Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985129022U JPH057351Y2 (ja) 1985-08-24 1985-08-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985129022U JPH057351Y2 (ja) 1985-08-24 1985-08-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6238987U JPS6238987U (ja) 1987-03-07
JPH057351Y2 true JPH057351Y2 (ja) 1993-02-24

Family

ID=31025223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985129022U Expired - Lifetime JPH057351Y2 (ja) 1985-08-24 1985-08-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH057351Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040408A (ja) * 1983-08-11 1985-03-02 Kinukon:Kk 集水機能つき底版可動側溝の施工法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51159416U (ja) * 1975-06-13 1976-12-18
JPS5890285U (ja) * 1981-12-10 1983-06-18 加藤 好治 側溝用ブロツク

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040408A (ja) * 1983-08-11 1985-03-02 Kinukon:Kk 集水機能つき底版可動側溝の施工法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6238987U (ja) 1987-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH057351Y2 (ja)
CA1144408A (en) Surface drainage system and cover member for use therein
US4367974A (en) Surface drainage system and cover member for use therein
JP2005097999A (ja) 張り出し歩道構造及びそれに用いられる土台部ブロック
JPH0439336Y2 (ja)
JPH02120418A (ja) 海洋構造物基礎構築工法
JP3059034U (ja) 雨水等の集水浸透継手桝
CN118029415B (zh) 一种预制边坡垂直支护结构及其施工方法
JPS62369Y2 (ja)
CN218347054U (zh) 预制装配式围墙结构
CN214737031U (zh) 一种铁路短路基
CN214033328U (zh) 一种新型桥梁两端连接结构
CA2093708A1 (en) Prefabricated building foundation
CN214090005U (zh) 一种采用止水钢板对地下车库顶板和外墙二次浇筑结构
JPH0118710Y2 (ja)
JPH10131269A (ja) 路面排水用コンクリート部体および路面排水装置
JPH0726430B2 (ja) コンクリートブロックの施工方法
JPH0332615Y2 (ja)
JP3047285U (ja) プレキャストコンクリート街渠及びそれを用いた排水構造
KR200305605Y1 (ko) 도로의 이동식 중앙 분리대
JP3635249B2 (ja) 柵渠の補修方法および柵渠補修ブロック
JPH053582Y2 (ja)
JPH07259171A (ja) 側溝用ブロック
KR200221898Y1 (ko) 도로 저면에 지하수의 유입이 많은 연약지반의 배수관
KR200157899Y1 (ko) 연결이음부가 형성된 조립식 암거 블럭