JPH0118710Y2 - - Google Patents

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JPH0118710Y2
JPH0118710Y2 JP1985034041U JP3404185U JPH0118710Y2 JP H0118710 Y2 JPH0118710 Y2 JP H0118710Y2 JP 1985034041 U JP1985034041 U JP 1985034041U JP 3404185 U JP3404185 U JP 3404185U JP H0118710 Y2 JPH0118710 Y2 JP H0118710Y2
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concrete
slope
culvert
flat panel
frame
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、暗渠側溝を施工するためのガイドフ
レームに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、底無し暗渠側溝ブロツクを用いて暗渠を
施工する場合、溝幅が広いかあるいは浅いときは
第3図に示すように割栗石21の上にモルタル2
2を敷き、その上に底無し暗渠側溝ブロツク24
を置いた後にインバートコンクリート23を打設
する方法(インバート後打ち工法)をとつてい
た。
また、溝幅が狭くて深い側溝の場合は、後打ち
が困難なため、第4図に示すように割栗石31の
上に凸字状のインバートコンクリート32をまず
打設し、接着部分にモルタル33を敷いた後に底
無し暗渠側溝ブロツク34を置く方法(インバー
ト先打ち工法)がある。
このような従来の方式では、インバートコンク
リートは現場で型枠を組み、コンクリートを打設
しているため、現場での作業に手間が掛かるとと
もに工期が長くなるという問題点があつた。
現場打ちコンクリートによる水路における仮枠
の組立、分解等の煩雑な作業を解消するものとし
て、実公昭54−7010号公報に記載されたコンクリ
ート製土台枠がある。これは、対向する一対の垂
直壁盤を連結支梁により一体に連結し、この連結
支梁の上部両端部に嵌合凹部を形成してコンクリ
ート製土台枠を構成したものである。施工時にお
いては、このコンクリート製土台枠の嵌合凹部に
底無し暗渠側溝ブロツクの両脚部を挿入して設置
し、コンクリート製土台枠を型枠の一部としてコ
ンクリートを打設して水路の底壁を構築する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような暗渠側溝は、流入した雨水や下水を
下流の水路又は河川に導くため、底部のコンクリ
ートに勾配を付して構築される。下流の水路や河
川は、道路の勾配が下つている方向にあるとは限
らず、逆の方向にある場合がある。
ところが、実公昭54−7010号公報に記載された
コンクリート製土台枠では、そのような勾配を付
して底部コンクリートを打設する場合、勾配の基
準を別の型枠等を用いてとる必要がある。そのた
め、工事が煩雑となり、工事が長期化するという
問題があつた。
本考案は、このような従来の工法の問題点を解
消し、作業の改善及び工期の短縮を図ることので
きるガイドフレームを提供することを目的とする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案の暗渠側溝用
ガイドフレームは、開口部を形成した枠状の底枠
の両側に、その長手方向に沿つて、底無しの暗渠
側溝ブロツクの両側壁の下端部を嵌入するための
溝を有する側壁部を形成し、該側壁部に、打設す
るコンクリートの勾配の基準となるフラツトパネ
ルを勾配調整可能且つ着脱可能に取り付けたこと
を特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図は本考案の実施例の斜視図である。同図
において、1はガイドフレーム本体、2及び3は
同ガイドフレーム本体1の両側に形成した側壁
部、2a,2b及び3a,3bはそれぞれ側壁部
2及び3に溝2c及び3cを形成するための外壁
及び内壁、4はガイドフレーム本体1に設けた開
口、5は前記溝2c,3cの底部に形成した止水
パツキン装着用溝、6A及び6Bはそれぞれ隣接
するガイドフレーム本体どうしを連結するための
嵌め合い部、7は連結した後にこの嵌め合い部6
A,6Bに鉄筋を差し込んで固定するための鉄筋
挿通穴、8は勾配を付けてコンクリートを打設す
る場合にフラツトパネルを取り付けるためのボル
ト穴、9は底無しの暗渠側溝ブロツクである。
この図において、まずこのガイドフレーム本体
1を暗渠側溝現場に設置する。この際、隣接する
ガイドフレーム本体1どうしは、その嵌め合い部
6A,6Bを嵌め込み、鉄筋挿通穴7に鉄筋を差
し込み、両者を連続して固定する。次に、開口部
4の部分にコンクリートを打設して暗渠の底面を
施工する。通常の場合は、内壁2b,3bの天端
面までコンクリートを打設して仕上げる。次に、
溝2c,3cの止水パツキン装着用溝5にゴムパ
ツキンを装着して漏水を防止する。次に、溝2
c,3cに底無し暗渠側溝ブロツク9の脚部が入
り込むようにセツトする。
底板に勾配を付けて打設する場合は、第2図に
示すようにフラツトパネル10をその天端面が所
定の勾配となるように調整した後にフラツトパネ
ル10の長穴11とガイドフレーム本体1側の内
壁2bに設けたボルト穴8との間をボルト12で
固定すれば、このフラツトパネル10の天端面を
基準としてコンクリートを仕上げることができ
る。
このようにして一連の暗渠側溝を構築すること
ができる。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案のガイドフレームは、
開口部を形成した枠状の底枠の両側に、その長手
方向に沿つて、底無しの暗渠側溝ブロツクの両側
壁の下端部を嵌入するための溝を有する側壁部を
形成し、この側壁部に、打設するコンクリートの
勾配の基準となるフラツトパネルを勾配調整可能
且つ着脱可能に取り付けている。コンクリートに
勾配を付ける場合には、フラツトパネルの天端面
が所定の勾配になるように調整した後にボルト等
で側壁部に固定することにより、他の道具を用い
ることなくこの天端面を基準としてコンクリート
を仕上げることができる。したがつて、本考案で
は、底部コンクリートに勾配を付する場合にも現
場での型枠組みが不要となり、著しい工期短縮が
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のガイドフレームの実施例を示
す斜視図、第2図は勾配をつける場合のフラツト
パネルの使用方法を示す一部切欠側面図、第3図
及び第4図はそれぞれ従来の工法を示す説明図で
ある。 1:ガイドフレーム本体、2,3:側壁、2
a,3a:外壁、2b,3b:内壁、2c,3
c:溝、4:開口、5:止水パツキン装着用溝、
6A,6B:嵌め合い部、7:鉄筋挿通穴、8:
ボルト穴、9:底無し暗渠側溝ブロツク、10:
フラツトパネル、11:長穴、12:ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部を形成した枠状の底枠の両側に、その長
    手方向に沿つて、底無しの暗渠側溝ブロツクの両
    側壁の下端部を嵌入するための溝を有する側壁部
    を形成し、該側壁部に、打設するコンクリートの
    勾配の基準となるフラツトパネルを勾配調整可能
    且つ着脱可能に取り付けたことを特徴とする暗渠
    側溝用ガイドフレーム。
JP1985034041U 1985-03-09 1985-03-09 Expired JPH0118710Y2 (ja)

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JPS61152084U JPS61152084U (ja) 1986-09-19
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS547010U (ja) * 1977-06-17 1979-01-18

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