JP3021594U - 箱型側溝ブロック - Google Patents
箱型側溝ブロックInfo
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- JP3021594U JP3021594U JP1995009329U JP932995U JP3021594U JP 3021594 U JP3021594 U JP 3021594U JP 1995009329 U JP1995009329 U JP 1995009329U JP 932995 U JP932995 U JP 932995U JP 3021594 U JP3021594 U JP 3021594U
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- gutter block
- block
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 所定の高さに基礎栗石1と基礎コンクリート
2を構築し、その上に据え付ける箱型側溝ブロックにお
いて、各箱型側溝ブロック4の連結端にはジョイント金
具の取り付け部を形成し、頂版には開口部を形成し、さ
らに、箱型側溝ブロック4内部の連結側端部に落差用ブ
ロックを設け、箱型側溝ブロック4の長さ方向に対し
て、直交する方向の片側に突出底版を設けた箱型側溝ブ
ロック。 【効果】 従来の側溝に対して基礎以外の現場打と蓋の
据え付け作業がなくなり、本発明の箱型側溝ブロックを
据え付けるだけで良く施工期間が短縮できる。地盤変化
場所においては生コン打設で水路調整していたのを砕石
等で調整し製品化したので経済的に良くなった。
2を構築し、その上に据え付ける箱型側溝ブロックにお
いて、各箱型側溝ブロック4の連結端にはジョイント金
具の取り付け部を形成し、頂版には開口部を形成し、さ
らに、箱型側溝ブロック4内部の連結側端部に落差用ブ
ロックを設け、箱型側溝ブロック4の長さ方向に対し
て、直交する方向の片側に突出底版を設けた箱型側溝ブ
ロック。 【効果】 従来の側溝に対して基礎以外の現場打と蓋の
据え付け作業がなくなり、本発明の箱型側溝ブロックを
据え付けるだけで良く施工期間が短縮できる。地盤変化
場所においては生コン打設で水路調整していたのを砕石
等で調整し製品化したので経済的に良くなった。
Description
【0001】
本考案は、下水、雨水等の集水用の箱型側溝ブロックに関するものである。
【0002】
従来、基礎栗石を敷き詰め、その上に基礎コンクリートを打設する。そのベー ス上端仕上げ面は平滑に仕上げ、可変側溝を据えつける。高さ調整は敷モルタル やライナーにて行い、側溝頂版開口部より生コンクリートを投入し、インバート コンクリートを水路勾配に応じて打設する。その後蓋をするものが一般的に知ら れている。
【0003】
しかしながら、前記の従来技術における可変側溝の頂版開口部より、インバー ト部を生コンクリート投入でインバートコンクリート打設作業が行われる。しか し開口部が狭いのでやりにくい作業である。そして、その後、蓋を取り付ける作 業をしていたが、これは手作業で手間がかかった。また、蓋の上を車が通るとガ タツキ、音がして騒音問題が発生していた。また、地盤高が変化する所に使用す る時は、可変側溝の内部に大量の生コンを投入し、水路敷高を調整していた。ま た、大量の生コンを使うために不経済であった。また、落差部の所では現場打に て落差用ブロックを構築していた。そして、狭い所での作業で手間がかかるとい う問題があった。
【0004】 本考案は、この事情に鑑み、従来の可変側溝に底版を取り付け、一体化成型し 、天端の開口部を集水孔にかえた箱型側溝ブロックとした。また、上記本体の両 側部に落差用ブロックを取り付け、中に砕石等を詰め、その上をコンクリートで インバート仕上げする(これは工場で製造すると良い)。また、本体の片側断面 内に落差用ブロックを取り付けた箱型側溝ブロックを提供することを目的とする ものである。
【0005】
本考案は、前記課題を解決するために、次の技術手段を採用した。請求項1記 載の考案においては、所定の高さに基礎栗石と基礎コンクリートを構築し、その 上に据え付ける箱型側溝ブロックにおいて、各側溝箱型ブロックの連結端にはジ ョイント金具の取り付け部を形成し、頂版には開口部を形成するという技術手段 を採用した。
【0006】 請求項2記載の考案においては、請求項1記載の箱型側溝ブロックにおいて、 箱型側溝ブロック内部の連結側端部に落差用ブロックを設けるという技術手段を 採用した。
【0007】 請求項3記載の考案においては、箱型側溝ブロックの長さ方向に対して、直交 する方向の片側に突出底版を設けるという技術手段を採用した。
【0008】
以下、本考案の一実施例を添付図面で詳細に説明する。 先ず、図1〜図3に基づいて箱型側溝ブロックの第1実施例を詳細に説明する 。
【0009】 図1は箱型側溝ブロックを示す側断面図で、箱型側溝ブロックを敷設するため に敷設場所を掘削して所定の高さに基礎栗石1(厚さを約100mm)を敷設し 、この基礎栗石1の上に基礎コンクリート2、敷モルタル3を介して箱型側溝ブ ロック4を敷設し、これを集水の流れ方向に順次ジョイント金具5等で連結する ものである。 なお、6は集水孔、7は長ボルト、13はインサートナットをそ れぞれ示す。そして、さらに連結端面には止水用パッキン8を貼っておくことは いうまでもない。
【0010】 次に、落差部を設けるものとして、両断面内側に落差用ブロック9を取り付け 、内部には砕石等を詰め、その上にコンクリート11でインバート部を仕上げる 。この製品を地盤高の変化場所に据え付けることにより、擁壁を兼ねた側溝とな り、水路を連続して繋げることができる(なお、前記砕石の他のものとして、鉄 鋼スラグや軽量骨材を使うこともできる)。
【0011】 次に、図4、図5に基づいて、斜めに落差を形成する場合の実施例を説明する 。箱型側溝ブロック4の集水の流れ方向の両側端部に落差用ブロック9を設け、 この落差用ブロック9と箱型側溝ブロック4に囲まれた中に砕石等10を詰め、 コンクリート11でインバート仕上げする。この作業は予め工場で行っておくも のである。
【0012】 つづいて、図6、図7に示したものからも理解できるように、地盤高が変化し 、擁壁を兼ねた所には、本体の片側に控えの底板を設けた製品を使用する場合も ある。それは、箱型側溝ブロック4の長さ方向に対して直交する方向の片側に設 けた突出底部12を設けたもので、箱型側溝ブロック4を敷設した際、安定性を 確保するようにしたものである。
【0013】
前記した落差用ブロック9の取り付け手段の具体例を説明する。 図8〜図11に示したものからも理解できるように、ゴム、プラスチック、コ ンクリート等から形成した図11で示すような落差用ブロック9を図8〜図10 に示すように箱型側溝ブロック4の内側端部にインサートナット13を埋め込み 、このインサートナット13を介してボルト14等で固定するもの。また、箱型 側溝ブロック4の立壁15、底部16と、落差用ブロック9との間隙を目地モル タルで埋め込み固定するものである。
【0014】 また、図12、図13に示すように、落差用ブロック9を利用して暗渠内のヘ ドロ等を吸い取るための泥溜め用箱型側溝ブロック17を10mまたは20mに 1ケ所連結配置した実施例である。この泥溜め用箱型側溝ブロック17にはグレ ーチング付開口部18を備えたものである。
【0015】
本考案は、以上の構成を採用した結果、次のような効果を得ることができる。 (1)従来の側溝に対して基礎以外の現場打と蓋の据え付け作業がなくなり、本 考案の箱型側溝ブロックを据え付けるだけで良く施工期間が短縮できる。 (2)地盤変化場所においては生コン打設で水路調整していたのを砕石等で調整 し製品化したので経済的に良くなった。 (3)蓋を使用しないので車が上を走ってもがたつきや音が無くなった。
【図1】本考案の第1実施例である箱型側溝ブロックを
示す側断面図である。
示す側断面図である。
【図2】前記第1実施例における、箱型側溝ブロックを
2ケ連結した状態を示す正面図である。
2ケ連結した状態を示す正面図である。
【図3】前記第1実施例における、連結部を示す要部拡
大図である。
大図である。
【図4】落差用ブロックを両側端に採用して斜めに傾斜
させた箱型側溝ブロックの正面図である。
させた箱型側溝ブロックの正面図である。
【図5】図4における縦断面図である。
【図6】突出底部を備えた箱型側溝ブロックを示す縦断
面図である。
面図である。
【図7】図6における平面図である。
【図8】階段状に落差を設けた実施例を示す側面図であ
る。
る。
【図9】図8における要部断面図である。
【図10】目地モルタルを埋め込んだ状態を示す要部断
面図である。
面図である。
【図11】本考案の落差用ブロックを示す斜視図であ
る。
る。
【図12】泥溜め用箱型側溝ブロックを設置した状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図13】泥溜め用箱型側溝ブロックを示す平面図であ
る。
る。
1‥‥基礎栗石 2‥‥基礎コ
ンクリート 3‥‥敷モルタル 4‥‥箱型側
溝ブロック 5‥‥ジョイント金具 6‥‥集水孔 7‥‥長ボルト 8‥‥止水用
パッキン 9‥‥落差用ブロック 10‥‥砕石等 11‥‥コンクリート 12‥‥突出
底部 13‥‥インサートナット 14‥‥ボル
ト 15‥‥立壁 16‥‥底部 17‥‥泥溜め用箱型側溝ブロック 18‥‥グレ
ーチング付開口部
ンクリート 3‥‥敷モルタル 4‥‥箱型側
溝ブロック 5‥‥ジョイント金具 6‥‥集水孔 7‥‥長ボルト 8‥‥止水用
パッキン 9‥‥落差用ブロック 10‥‥砕石等 11‥‥コンクリート 12‥‥突出
底部 13‥‥インサートナット 14‥‥ボル
ト 15‥‥立壁 16‥‥底部 17‥‥泥溜め用箱型側溝ブロック 18‥‥グレ
ーチング付開口部
Claims (3)
- 【請求項1】 所定の高さに基礎栗石と基礎コンクリー
トを構築し、その上に据え付ける箱型側溝ブロックにお
いて、各箱型側溝ブロックの連結端にはジョイント金具
の取り付け部を形成し、頂版には開口部を形成したこと
を特徴とする箱型側溝ブロック。 - 【請求項2】 請求項1記載の箱型側溝ブロックにおい
て、箱型側溝ブロック内部の連結側端部に落差用ブロッ
クを設けたことを特徴とする箱型側溝ブロック。 - 【請求項3】 箱型側溝ブロックの長さ方向に対して、
直交する方向の片側に突出底版を設けたことを特徴とす
る請求項1、または請求項2記載の箱型側溝ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995009329U JP3021594U (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 箱型側溝ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995009329U JP3021594U (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 箱型側溝ブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3021594U true JP3021594U (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=43156927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995009329U Expired - Lifetime JP3021594U (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 箱型側溝ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3021594U (ja) |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP1995009329U patent/JP3021594U/ja not_active Expired - Lifetime
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