JPS62369Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS62369Y2
JPS62369Y2 JP1982122575U JP12257582U JPS62369Y2 JP S62369 Y2 JPS62369 Y2 JP S62369Y2 JP 1982122575 U JP1982122575 U JP 1982122575U JP 12257582 U JP12257582 U JP 12257582U JP S62369 Y2 JPS62369 Y2 JP S62369Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
side wall
rear wall
pair
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982122575U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5926157U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12257582U priority Critical patent/JPS5926157U/ja
Publication of JPS5926157U publication Critical patent/JPS5926157U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS62369Y2 publication Critical patent/JPS62369Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、組み立て式のプレキヤストコンク
リートガレージの改良に関する。
(考案の技術的課題) この考案は、ガレージと隣接する道路との境界
の段差の調整を容易に行うことを目的とする。
(従来技術) 従来、特に丘陵地帯等で道路よりも高い位置に
住宅が設けられ、かつガレージが道路に直接面し
て設けられている場合、実開昭51−26710号公報
記載の組立式建物用ブロツクがあつた。本例は、
L字状のブロツク体の床部側が向き合わされ、ブ
ロツク体の後側に後壁体が連結されてなるもので
ある。
(考案が解決しようとする問題点) 従来は前記の通りであつたため、ガレージと隣
接する道路との境界に段差が生ずることが問題と
なつていた。
(問題点を解決するための手段) この考案の基本的構成は、側壁部と床部とがL
字状に設けられると共に、その側壁部の長さを床
部の長さより長く設けて一側に突出部を形成して
なる一対の対称なブロツク体と、一枚の板状の後
壁体とを工場において予め形成しておき、構築現
場において一対の対称なブロツク体の側壁部に対
して直角側の床部端を互いに突き合わせ、かつ側
壁部の前記突出部を一側に引き揃えて一対の対称
なブロツク体を連結し、更にブロツク体の側壁部
の突出部と反対側のブロツク体の開口部に後壁体
を連結して閉鎖し、一体化させたもので、以下実
施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示されるように、基本となるブロツク
体1は側壁部2と床部3とがL字形状に一体化し
たコンクリート製であつて、その側壁部2の長さ
を床部3の長さより長く設けて一側に突出部25
を形成してある。このブロツク体1の内部に鉄筋
が内蔵されて所定の強度が発揮されるようになつ
ている。側壁部2の高さは、そのガレージが設置
される宅地の盛土の高さに対応して設定される。
側壁部2の内側面には縦方向の凹凸模様4が設け
られている。この模様は外側面に設けることも可
能である。床部3は、側壁部2との境界から床部
端3aへ向けて高さが次第に低くなるように傾斜
して設けられ、さらに床部端3aの上面側角部を
長さ方向に沿つて低くした段部5が形成されてい
る。この段部5は、一対の対称なブロツク体1が
その床部端3aを互いに突き合わせ、かつ側壁部
2の前記突出部25を一側に引き揃えたときに排
水溝6を形成するようになつている(第1図参
照)。床部端3aのほぼ中央には凹欠所7が設け
られ、その凹欠所7に連結具8が設けられてい
る。この連結具8は床部3に内臓された鉄筋また
は金具が凹欠所7へ突出したものであり、図に示
す例では鉄筋をU字形状に突出させてあり、ブロ
ツク体1を吊下げるときにワイヤを掛けるために
も使用される(第5図参照)。また、一対の対称
なブロツク体の側壁部2に対して直角側の床部端
3aを互いに突き合わせ、かつ側壁部2の前記突
出部25を一側に引き揃えて連結した際、両突出
部25間に空所9が形成される。突出部25と反
対側の側壁部2および空所9と対向する側の床部
3には凹欠所7が同様に形成され、その凹欠所7
に連結具8が設けられている。側壁部2及び床部
3の連結具8は後述する後壁体10または別のブ
ロツク体11を連結するために利用される。
前記ブロツク体1に直列に連結される別のブロ
ツク体11は、ブロツク体1と同様に側壁部12
と床部13とがL字形状に一体化したコンクリー
ト製であつて、側壁部12の内面側に凹凸模様1
4、床部13の床部端13aに段部15が設けら
れている。また側壁部12の前後、床部13の前
後及び床部端13aには夫々凹欠所17が設けら
れ、その凹欠所17に連結具18が設けられてい
る。
後壁体10は左右両側に前記ブロツク体11の
側壁部12後側に設けられた凹欠所17に対応し
て凹欠所19が設けられ、その凹欠所19に連結
具20が設けられている。後壁体10の下部には
ブロツク体11の床部13後側に設けられた凹欠
所17に対応して凹所21が設けられ、その凹所
21に連結具22が設けられている。連結具2
0,21は図に示す例では何れも鉄筋が突出され
て形成されている(第4図および第8図)。後壁
体10の前面側には凹凸模様16が形成されてい
る。この模様は後面側に設けることも可能であ
る。
上記ブロツク体1,11と後壁体10とを用い
てガレージを組付けるには、構築現場における基
礎上に道路に面して一対の対称なブロツク体1を
側壁部2に対して直角側の床部端3aを互いに突
き合わせ、かつ側壁部2の前記突出部25を一側
に引き揃えて連結して据付け、第9図及び第10
図に示すように床部端3aの連結具8どうしを連
結する。連結具8の連結は、継手金具23で溶着
し、またはボルト締めすることにより行われる。
図に示す例は溶着によるものである。ブロツク体
1の後方にはブロツク体11を据付け、床部端1
3aの連結具18を連結するとともに、前記のブ
ロツク体1,11をその側壁部2,12及び床部
3,13の連結具8,18を継手金具23で連結
する。次にブロツク体11に後壁体10を当接し
て凹欠所17と凹欠所19、凹所21を対応さ
せ、継手金具23で互いに連結する。(第10図
ないし第14図)連結後、ブロツク体1,11ど
うし、またはブロツク体11と後壁体10との継
目の目地にモルタルを充填するとともに、凹欠所
7,17,19及び凹所21へモルタルを充填す
る。必要に応じ継目に防水材を充填する。ブロツ
ク体1の突出部25の前側に形成される空所9に
はコンクリートを打設して傾斜したアプローチを
形成する。
奥行の長いガレージを必要とするときは、後側
のブロツク体11を複数個直列に連結すればよ
い。また、開口の広いガレージを必要とするとき
は、左右のブロツク体1,11を間隔をあけて据
付け、床部3,13の間隙にコンクリートを現場
打ちし、後壁体10の幅の広いものをブロツク体
11に連結すればよい。
ガレージに屋根を必要とするときは、側壁部及
び後壁体から上方へ鉄筋を突出させておき、その
鉄筋に屋根を支える柱を連結すればよい。また、
側壁部及び後壁体上部にねじ孔を有するインサー
ト片を埋設してもよい。
(考案の効果) この考案は上記の構成であるから、以下の利点
を有する。
(1) 一対の対称なブロツク体の突出部の前側に
は、空所が形成されるから、低く傾斜している
道路端に対して必要な傾斜面によるアプローチ
をこの空所を利用し、モルタルを充填させて任
意に作ることができる。従つて、道路端とガレ
ージの前側との境に段差を生ずることなく緩や
かな傾斜面を設定できるから車両の出し入れに
都合が良い。
(2) 構築現場において据付け、ブロツク体と後壁
体とを連結するだけでよいから、盛土された宅
地を掘削する面積が少なくてよい。従つて隣地
との境界のトラブルをおこすおそれが少なく、
境界に接近して設けられるので宅地が有効に利
用される。
(3) 品質管理の行われた工場で生産できるから、
品質の安定性に優れる。
(4) 現場打ちのものと異なり構築に際し気象条件
に左右されず、短い工期で構築できるから工費
が掛らず安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の斜視図、第2図は
前側のブロツク体の斜視図、第3図は後側のブロ
ツク体の斜視図、第4図は後壁体の斜視図、第5
図は床部の連結部の斜視図、第6図は側壁部の連
結部の斜視図、第7図及び第8図は後壁体の連結
部の斜視図、第9図は床部の連結状態を示す平面
図、第10図は第9図のX−X線矢視図、第11
図は側壁部と後壁体の連結状態を示す断面図、第
12図は第11図のY−Y線矢視図、第13図は
床部と後壁体の連結状態を示す断面図、第14図
は第13図のZ−Z線矢視図である。 主要部分の符号の説明、1,11……ブロツク
体、2,12……側壁部、3,13……床部、1
0……後壁体、3a,13a……底部端、25…
…突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側壁部2と床部3とがL字状に設けられると共
    に、その側壁部2の長さを床部3の長さより長く
    設けて一側に突出部25を形成してなる一対の対
    称なブロツク体1と、一枚の板状の後壁体10と
    を設け、一対の対称なブロツク体1の側壁部2に
    対して直角側の床部端3aを互いに突き合わせ、
    かつ側壁部2の前記突出部25を一側に引き揃え
    て一対の対称なブロツク体1を連結し、側壁部2
    の突出部25と反対側のブロツク体1の開口部を
    後壁体10により閉鎖してなるプレキヤストコン
    クリートガレージ。
JP12257582U 1982-08-12 1982-08-12 プレキヤストコンクリ−トガレ−ジ Granted JPS5926157U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12257582U JPS5926157U (ja) 1982-08-12 1982-08-12 プレキヤストコンクリ−トガレ−ジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12257582U JPS5926157U (ja) 1982-08-12 1982-08-12 プレキヤストコンクリ−トガレ−ジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5926157U JPS5926157U (ja) 1984-02-18
JPS62369Y2 true JPS62369Y2 (ja) 1987-01-07

Family

ID=30280127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12257582U Granted JPS5926157U (ja) 1982-08-12 1982-08-12 プレキヤストコンクリ−トガレ−ジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5926157U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH056160Y2 (ja) * 1988-06-23 1993-02-17
JPH072882Y2 (ja) * 1989-08-07 1995-01-30 羽田コンクリート工業株式会社 昇降立体駐車場形成用ピット

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5126710U (ja) * 1974-08-20 1976-02-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5926157U (ja) 1984-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0180439B1 (en) Improved drainage system for basements
CN105696706B (zh) 一种插接式组合房屋
US5230191A (en) Precast insulated concrete panel for prefabricated building structure
JPS62369Y2 (ja)
CN115162357A (zh) 一种盖挖逆作的连续墙体系及施工方法
JPS6043500B2 (ja) 地下室の構築法
KR200265956Y1 (ko) 외장용벽돌
CN212453483U (zh) 一种烟道防水连接结构
JPS61186697A (ja) 既設トンネルの補修工法
CN215483802U (zh) 插接式预制墙板
JPH0439336Y2 (ja)
JPH0115714Y2 (ja)
CN212867119U (zh) 一种永久使用的装配式围墙
KR200265957Y1 (ko) 벽돌
JPS6032214Y2 (ja) 擁壁のジヨイント構造
JP2998464B2 (ja) 壁パネル用プレキャストコンクリート部材
JPS63300124A (ja) 地下室等の壁パネル
JPH057350Y2 (ja)
JPH0348314Y2 (ja)
JPH0716764Y2 (ja) 擁壁用ブロック
JPH04111813A (ja) 擁壁構造およびその施工方法
JPH027936Y2 (ja)
JPH074544U (ja) 組立式の箱形マンホール
JPH0247145Y2 (ja)
JP3776254B2 (ja) 構造物における掃き出しサッシ下端部の止水構造およびその構築方法