JPH0573290U - 竪型水中電動ポンプの結合構造 - Google Patents

竪型水中電動ポンプの結合構造

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JPH0573290U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】竪型水中電動ポンプにおけるモーター部とオイ
ルケーシングとの結合面の水密保持が単一の環状パッキ
ングで足り、部品点数および組立工数が減少して生産コ
ストを低減させ得る結合構造を提供すること。 【構成】ポンプケーシング19上に定着されたオイルケ
ーシング15の周壁上縁部に環溝Sを凹設して環状パッ
キングPを嵌着させ、モーター軸4の下方部を軸受装置
5により支承するベアリングハウジング3をモーターフ
レーム1の下方部内周面に嵌合定着させ、これらベアリ
ングハウジング3およびモーターフレーム1の下縁部を
前記環状パッキングPの上面に当接させてビス止めによ
り前記オイルケーシング15上に結合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、竪型水中電動ポンプ、特に汚水ピット内や海水中で使用される竪型 水中電動ポンプの結合構造、更に詳しくは夫々別体構造に作られたモーターフレ ームおよび下部ベアリングハウジングとオイルケーシングとの間の水密結合構造 に関するものである。
【0002】 清水中で使用される水中ポンプは図8に見られるよう、モーターフレーム1′ と下部ベアリングハウジング3′とが一体に鋳造されている。しかし汚水中や海 水中で使用される水中ポンプにおいては、耐蝕性を保有させる必要から接液部を 耐蝕性材料製としており、例えば図9に見られるよう、モーターフレーム1″を スレンレススチールのような耐蝕金属板製とし、下部ベアリングハウジング3″ については耐熱性、剛性、加工性等の関係上アルミダイキャスト製としている。 そして夫々別構造に作られたモーターフレーム1″および下部ベアリングハウジ ング3″を合成樹脂製オイルケーシング15′上へ結合させるについて、オイル ケーシング15′の周壁上面内周寄りに一の環状パッキングP1を介装させて下 部ベアリングハウジング3″の下面を結合させることにより、オイル室18′内 のオイルがモーター室内へ流入することを防止すると共に、オイルケーシング1 5′の周壁上面外周寄りに別の環状パッキングP2を介装させてモーターフレー ム1″の下縁部を結合させることにより、外液がモーター室内へ浸入することを 防止している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように2条の環状パッキングP1,P2により役割分担を行わせている従来 の結合構造では、部品点数が多くなると共に組立工数も増して生産コストを押し 上げる要因となっている。
【0004】 本考案の目的は、部品点数が少なく組立工数も減少してローコストに生産し得 られる竪型水中電動ポンプの結合構造を提供することにある。
【0005】
【問題を解決するための手段】
本考案に係る竪型水中電動ポンプの結合構造においては、モーターの外周を囲 繞するモーターフレームを金属板製となし、中央に貫通孔を有しその孔縁にモー ター軸の下方部を支承する軸受装置を備えたベアリングハウジングを前記モータ ーフレームの下方部内周面に嵌合定着させ、前記モーターフレームおよびベアリ ングハウジングの下縁部と対向するオイルケーシングの周壁上縁部に環溝を凹設 し、該環溝内に嵌着させた環状パッキングの上面に前記モーターフレームおよび ベアリングハウジングの下縁部を当接させてビス止めにより一体に結合し、ポン プケーシングの周壁上縁を前記支持部材の外縁部下面へ当接させてビス止めによ り一体に結合する。
【0006】
【実施例】
以下実施例の図面により説明をする。
【0007】 1はモーター2の外周を囲繞する円筒状のモーターフレームであって、ステン レススチール等の不錆金属の薄板で作られている。3はアルミダイキャスト製の 下部ベアリングハウジングであって、中央に貫通孔を有してその孔縁にモーター 軸4の下方部を支承する軸受装置5を備え、外周部をモーターフレーム1の下方 部内周面に嵌合定着させる構造となっている。6は鉄板製の上部ベアリングハウ ジングであって、モーター軸4の上端を支承する軸受装置7を中央に設け、外周 部をモーターフレーム1の上方部内周面に嵌着させる構造となっている。8は合 成樹脂製の仕切カバーであって、その周壁下面をモーターフレーム1の上縁部へ 水密状に嵌着させることにより、モーターフレーム1内と後記ヘッドカバー9内 とを区画し、また、後記ヘッドカバー9内の空所10に収容された温度検知器や コンデンサー等の機器類を支承する役割を司る。11は仕切カバー8の周壁内周 寄りに縦設されたビス挿通孔、12は下部ベアリングハウジング3の上面周辺部 に縦設されたネジ孔であって、ビス挿通孔より挿通された長手のビスB1の導下 先端部が、ハウジング3の上面周辺部に縦設されたネジ孔12内へ螺合すること により、下部ベアリングハウジング3および仕切カバー8がモーターフレーム1 と一体に結合されるのである。ヘッドカバー9は合成樹脂で下面開口状に作られ て、その周壁下面を仕切カバー8の周壁上面へ水密状に嵌着させる構造となって おり、該ヘッドカバー9内の空所10には既述のように温度検出器やコンデンサ ー等の機器類が収容される。B2は仕切カバー8の周壁上面に立設された埋込ビ スであって、その上導部は、ヘッドカバー9の周壁外部に縦設されたビス貫通孔 13を貫通して、導出先端部に袋ナット14を螺装することにより、仕切カバー 8とヘッドカバー9とが一体に結合されるのである。15はベアリングハウジン グ3の下面周辺部と当接する合成樹脂製のオイルケーシングであって、周壁上縁 部には断面W字形あるいは逆凹字形等に形成された環溝Sが凹設されており、該 環溝S内には断面W字形あるいは逆凹字形等に形成されたパッキングPが嵌着せ られ、該パッキングPを介して前記モーターフレーム1およびハウジング3の下 縁部へオイルケーシング15が水密状に定着される。16は上記オイルケーシン グ15の周壁内周寄りに縦設されたビス挿通孔、17は下部ベアリングハウジン グ3の下面周辺部に縦設されたネジ孔であって、ビス挿通孔16より上導される ビスB3の上導先端部がネジ孔17へ螺合することにより、オイルケーシング1 5と下部ベアリングハウジング3とが一体に結合されるのである。18は下部ベ アリングハウジング3内に形成されるオイル室、19は合成樹脂で上下分割構造 に作られたポンプケーシングであって、上壁中央部にモーター軸4の貫通孔20 を有し、周壁上縁がオイルケーシング15の外延部分下面へ水密状に定着される 構造となっている。25は上記ポンプケーシング19の下壁中央部に開設された ポンプ吸込口、27はポンプケーシング19の上壁と下壁との対向面間に形成さ れるポンプ渦流室、28は該ポンプ渦流室27から導出されたポンプ吐出口、2 3はゴムまたは合成樹脂で作られた羽根車であって、上記ポンプ渦流室27内に おいてモーター軸4の導下部に嵌着される。21は前記支持部材15の外縁部要 所に縦設されたビス挿通孔、22はポンプケーシング19の周壁上縁に縦設され たネジ孔であって、ビス挿通孔21より導下されるビスB4の導下先端部がネジ 孔22内へ螺合することにより、ポンプケーシング19とオイルケーシング15 とが一体に結合されるのである。
【0008】
【考案の効果】
本考案構造によれば、竪型水中電動ポンプにおけるモーターフレーム1および ベアリングハウジング3の下縁部を、単一の環状パッキングPによってオイルケ ーシング15の周壁上縁へ水密状に結合させ、外液がモーター室内へ侵入するこ と、およびオイル室18内のオイルがモーター室内へ流入することを、上記単一 の環状パッキングPにより防止するのであるから、従来の結合構造に比し部品点 数が少なくて済み、組立工数も減少してローコストに生産し得るという利点があ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案結合構造による竪型水中電動ポンプの要
部縦断側面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図2におけるモーターフレームの下縁部および
ベアリングハウジングの縦断側面図である。
【図4】図2における環状パッキングの縦断側面図であ
る。
【図5】図2におけるオイルケーシングの縦断側面図で
ある。
【図6】図4の要部平面図である。
【図7】図5の要部平面図である。
【図8】清水中で使用される従来製水中ポンプの要部縦
断側面図である。
【図9】汚水中で使用される従来製水中ポンプの結合構
造を示す要部縦断側面図である。
【符号の説明】
1 モーターフレーム 2 モーター 3 ベアリングハウジング 4 モーター軸 5 軸受装置 15 オイルケーシング 19 ポンプケーシング S 環溝 P 環状パッキング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モーター(2)の外周を囲繞するモーターフレーム
    (1)を金属板製となし、中央に貫通孔を有してその孔
    縁にモーター軸(4)の下方部を支承する軸受装置
    (5)を備えたベアリングハウジング(3)を前記モー
    ターフレーム(1)の下方部内周面に嵌合定着させ、前
    記モーターフレーム(1)およびベアリングハウジング
    (3)の下縁部と対向するオイルケーシング(15)の
    周壁上縁部に環溝(S)を凹設し、該環溝(S)内に嵌
    着させた環状パッキング(P)の上面に前記モーターフ
    レーム(1)およびベアリングハウジング(3)の下縁
    部を当接させてビス止めにより一体に結合し、ポンプケ
    ーシング(19)の周壁上縁を前記オイルケーシング
    (15)の外縁部下面へ当接させてビス止めにより一体
    に結合したことを特徴とする、竪型水中電動ポンプの結
    合構造。
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