JPH0514591U - 竪型水中ポンプの組立構造 - Google Patents
竪型水中ポンプの組立構造Info
- Publication number
- JPH0514591U JPH0514591U JP6918391U JP6918391U JPH0514591U JP H0514591 U JPH0514591 U JP H0514591U JP 6918391 U JP6918391 U JP 6918391U JP 6918391 U JP6918391 U JP 6918391U JP H0514591 U JPH0514591 U JP H0514591U
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- JP
- Japan
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- pump casing
- edge
- synthetic resin
- peripheral wall
- motor frame
- Prior art date
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- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】接液部が耐蝕性を有して汚水ピット内での使用
に適し、組立および分解が容易な構造で、材料費が嵩ま
ずローコストに生産でき、磨耗した部品の交換も容易に
行える竪型水中ポンプの組立構造を提供すること。 【構成】モーターフレーム1を不錆金属製とし、該モー
ターフレーム1の下縁に結合されるブラケット支持部材
15、該ブラケット支持部材15の外縁部分下面へ結合
されるポンプケーシング上半部19、該ポンプケーシン
グ上半部19の周壁下縁へ結合されるポンプケーシング
下半部24および該ポンプケーシング下半部24の下面
周辺部へ結合されるストレーナースタンド31を合成樹
脂製とすることにより、接液部に耐蝕性を保有させた。
に適し、組立および分解が容易な構造で、材料費が嵩ま
ずローコストに生産でき、磨耗した部品の交換も容易に
行える竪型水中ポンプの組立構造を提供すること。 【構成】モーターフレーム1を不錆金属製とし、該モー
ターフレーム1の下縁に結合されるブラケット支持部材
15、該ブラケット支持部材15の外縁部分下面へ結合
されるポンプケーシング上半部19、該ポンプケーシン
グ上半部19の周壁下縁へ結合されるポンプケーシング
下半部24および該ポンプケーシング下半部24の下面
周辺部へ結合されるストレーナースタンド31を合成樹
脂製とすることにより、接液部に耐蝕性を保有させた。
Description
【0001】
本考案は、竪型水中ポンプ、特に汚水ピット内で使用される設備用竪型水中ポ ンプの組立構造に関するものである。
【0002】
従来、汚水、汚物の吸排に供せられる水中ポンプは、耐蝕性を保有させるため 、羽根車、ポンプケーシング、モーターフレーム、ヘッドカバー等の接液部をス テンレススチール製としたり、或いは金属面にゴムライニングを施すことが行わ れている。
【0003】
しかしステンレススチールを用いて羽根車やポンプケーシングを構成すること は難加工であって製作費が嵩むことになる。また、ゴムライニングを施したもの は高価であると共に、一旦磨耗した場合には修理が困難であるという構造上の欠 点を有している。
【0004】 本考案の目的は、材料費が嵩まず耐蝕性に優れて汚水ピット内での使用に好適 で、組立および分解が容易な構造でローコストに生産でき、磨耗した場合の部品 交換も容易に行えてメンテナンス性に優れた竪型水中ポンプの組立構造を提供す ることにある。
【0005】
本考案に係る竪型水中ポンプの組立構造では、モーターの外周を囲繞するモー ターフレームを不錆金属板製となし、中央に貫通孔を有してその孔縁にモーター 軸の下方部を支承する軸受装置を備えたブラケットを前記モーターフレームの下 方部内周面に嵌合定着させ、合成樹脂で作られて前記ブラケットの下面周辺部と 当接する支持部材の上縁部を前記モーターフレームの下縁部へ対向させてビス止 めにより一体に結合させ、合成樹脂で作られたポンプケーシング上半部の周壁上 縁を前記支持部材の外縁部分下面へ当接させてビス止めにより一体に結合させ、 合成樹脂で作られたポンプケーシング下半部の周壁上縁を前記ポンプケーシング 上半部の周壁下縁へ当接させ更に合成樹脂で作られたストレーナースタンドの上 縁部を前記ポンプケーシング下半部の下面周辺部へ当接させてビス止めにより一 体に結合させる。
【0006】
以下実施例の図面により説明をする。
【0007】 1はモーター2の外周を囲繞する円筒状のモーターフレームであって、ステン レススチールなど不錆金属の薄板で作られている。3はアルミニウム製の下部ブ ラケットであって、中央に貫通孔を有してその孔縁にモーター軸4の下方部を支 承する軸受装置5を備え、外周部をモーターフレーム1の下方部内周面に嵌合定 着させる構造となっている。6は鉄板製の上部ブラケットであって、モーター軸 4の上端を支承する軸受装置7を中央に設け、外周部をモーターフレーム1の上 方部内周面に嵌着させる構造となっている。8は合成樹脂製の仕切カバーであっ て、その周壁下面をモーターフレーム1の上縁部へ水密状に嵌着させることによ り、モーターフレーム1内と後記ヘッドカバー9内とを区画し、また、後記ヘッ ドカバー9内の空所10に収容された温度検知器やコンデンサー等の機器類を支 承する作用を司る。B1は仕切カバー8の周壁要所に縦設されたビス挿通孔11 より挿通される長手のビスであって、その導下先端部は、下部ブラケット3の上 面周辺部に配設されたネジ孔12内へ螺合するよう形成されている。ヘッドカバ ー9は合成樹脂で下面開口状に作られており、その周壁下面を仕切カバー8の周 壁上面へ水密状に嵌着させる構造となっており、該ヘッドカバー9内の空所10 には既述のように温度検知器やコンデンサー等の機器類が収容される。B2は仕 切カバー8の周壁上面に立設された埋込ビスであって、その上導部は、ヘッドカ バー9の周壁外側に縦設されたビス貫通孔13を貫通して、導出先端部には袋ナ ット14が螺装されるよう形成されている。15はブラケット3の下面周辺部と 当接する合成樹脂製の支持部材であって、周壁上縁部をモーターフレーム1の下 縁部へ対向させて水密状に定着される。B3は支持部材15の要所に縦設された ビス挿通孔16より上導されるビスであって、その上導先端部は、下部ブラケッ ト3の下面周辺部に配設されたネジ孔17内へ螺合するよう形成されている。1 8は下部ブラケット3内に形成されるオイル室、19は合成樹脂で作られたポン プケーシング上半部であって、上壁中央部にモーター軸4の貫通孔20を有し、 周壁上縁が支持部材15の外縁部分下面へ水密状に定着される構造となっている 。B4は支持部材15の外縁部分要所に縦設されたビス挿通孔21より導下され るビスであって、その導下先端部は、ポンプケーシング上半部19の周壁上縁に 配設されたネジ孔22内へ螺合するよう形成されている。23はゴムまたは合成 樹脂で作られた羽根車であって、ポンプケーシング上半部19内においてモータ ー軸4の導下部に嵌着される。24は合成樹脂で作られたポンプケーシング下半 部であって、下壁中央部にポンプ吸込口25を有し、周壁部分をポンプケーシン グ上半部19の周壁下縁への取付部26として、該取付部26の一面26aを他 面26bよりも高く凸出した凸環状面に形成する。そしてポンプケーシング下半 部24の一面24aを羽根板下縁23eに対向させてポンプケーシング上半部1 9と合体させることにより軸方向寸法の増大された渦流室27が形成せられ、ま た、ポンプケーシング下半部24の他面24bを羽根板下縁23eに対向させて ポンプケーシング上半部19と合体させることにより軸方向寸法の短縮された渦 流室27が形成される。28は渦流室27から導延されたポンプ吐出口である。 31は合成樹脂で作られたストレーナースタンドであって、多数の通水孔32を 配設した環状周壁の上縁がポンプケーシング下半部24の外縁部と結合するよう に形成されている。B5はストレーナースタンド31と共にポンプケーシング下 半部24をポンプケーシング上半部に結合させるビスであって、ストレーナース タンド31の環状周壁内方に配設されたビス挿通孔33からポンプケーシング下 半部24のビス挿通孔29を経て上導先端部をポンプケーシング上半部19のネ ジ孔20内へ螺合させるのである。なお、前記したヘッドカバー8、支持部材1 5、ポンプケーシング上半部19、羽根車23、ポンプケーシング下半部24お よびストレーナースタンド31は、ガラス繊維を用いた強化プラスチック製とす ることが望ましい。
【0008】
本考案構造によれば、接液部は全て耐蝕性材料で作られて汚水、汚物中での使 用に適し、また、接液部の中でも加工の容易なモーターフレームのみをステンレ ススチール等の不錆金属板製として他の接液部は成型加工の容易な合成樹脂製と し、非接液部は鉄、アルミニウム等通常のポンプに使われている材料製とするこ とができ、かつ、組立・分解の容易な構造であるため、材料費および加工費が嵩 まずローコストに竪型水中ポンプを生産でき、磨耗した部材の交換作業も迅速容 易に行えてメンテナンス性に優れるという利点がある。
【図1】本考案構造による竪型水中ポンプの要部縦断側
面図である。
面図である。
【図2】本考案構造におけるブラケットの縦断側面図で
ある。
ある。
【図3】本考案構造におけるブラケット支持部材の縦断
側面図である。
側面図である。
【図4】本考案構造におけるポンプケーシング上半部の
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図5】本考案構造におけるポンプケーシング下半部の
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図6】本考案構造におけるストレーナースタンドの縦
断側面図である。
断側面図である。
1 モーターフレーム 2 モーター 3 ブラケット 4 モーター軸 5 軸受装置 15 ブラケットの支持部材 19 ポンプケーシング上半部 24 ポンプケーシング下半部 31 ストレーナースタンド
Claims (1)
- モーター(2)の外周を囲繞するモーターフレーム
(1)を不錆金属板製となし、中央に貫通孔を有してそ
の孔縁にモーター軸(4)の下方部を支承する軸受装置
(5)を備えたブラケット(3)を前記モーターフレー
ム(1)の下方部内周面に嵌合定着させ、合成樹脂で作
られて前記ブラケット(3)の下面周辺部と当接する支
持部材(15)の上縁部を前記モーターフレーム(1)
の下縁部へ対向させてビス止めにより一体に結合させ、
合成樹脂で作られたポンプケーシング上半部(19)の
周壁上縁を前記支持部材(15)の外縁部分下面へ当接
させてビス止めにより一体に結合させ、合成樹脂で作ら
れたポンプケーシング下半部(24)の周壁上縁を前記
ポンプケーシング上半部(19)の周壁下縁へ当接させ
更に合成樹脂で作られたストレーナースタンド(31)
の上縁部を前記ポンプケーシング下半部(24)の下面
周辺部へ当接させてビス止めにより一体に結合させたこ
とを特徴とする、竪型水中ポンプの組立構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6918391U JPH0514591U (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 竪型水中ポンプの組立構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6918391U JPH0514591U (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 竪型水中ポンプの組立構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0514591U true JPH0514591U (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=13395359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6918391U Pending JPH0514591U (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 竪型水中ポンプの組立構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0514591U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003093861A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-02 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 水中機械 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6338696B2 (ja) * | 1981-04-20 | 1988-08-01 | Fuji Photo Film Co Ltd | |
JPH02264194A (ja) * | 1989-04-05 | 1990-10-26 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 水中ポンプ |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP6918391U patent/JPH0514591U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6338696B2 (ja) * | 1981-04-20 | 1988-08-01 | Fuji Photo Film Co Ltd | |
JPH02264194A (ja) * | 1989-04-05 | 1990-10-26 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 水中ポンプ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003093861A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-02 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 水中機械 |
JP4624614B2 (ja) * | 2001-09-21 | 2011-02-02 | 新明和工業株式会社 | 水中機械 |
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