JPH02264194A - 水中ポンプ - Google Patents

水中ポンプ

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JPH02264194A
JPH02264194A JP8647989A JP8647989A JPH02264194A JP H02264194 A JPH02264194 A JP H02264194A JP 8647989 A JP8647989 A JP 8647989A JP 8647989 A JP8647989 A JP 8647989A JP H02264194 A JPH02264194 A JP H02264194A
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motor
drive shaft
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slider
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Kanji Yamamoto
寛治 山本
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、主に、プール、高架水槽等における水を排
除する際に用いられる水中ポンプに関する。
(従来の技術とその課題) その種の水中ポンプAの従来例を第11図に示す。同図
に示すように、外ケーシング1は、縦断面略逆U字形の
有底円筒状に仕上げられるとともに、その外ケーシング
1内に同じく縦断面略逆U字形の有底円筒状のモータフ
レーム3が収容される。さらに、モータフレーム3内に
ロータ4aと、ステータ4bからなる単相誘導式モータ
4が収容される。ロータ4aの回転駆動軸5は鉛直姿勢
に保持されており、モータフレーム3の上壁に設けられ
た貫通穴に回転駆動軸5の上部が軸受3bを介して回転
自在に支持される。また、回転駆動軸5の上端近傍には
、後に詳述するラジアル型遠心力開閉器7が配置される
とともに、これを覆うようにして、開閉器カバー17が
モータフレーム3の」二面に取付けられる。開閉器カバ
ー17の上面には、コンデンサ8aが取(=Iけられる
とともに、モータフレーム3の上面側部にはプロテクタ
8bが取イτjけられる。さらに、コンデンサ8a、プ
ロテクタ8bを覆うようにして、縦断面略逆U字形のモ
ータカバー2がモータフレーム3の上面に取イ」けられ
る。
一方、外ケーシング1の」−面には、)\ンドル9が配
置されており、このハンドルつとともに、上記モータカ
バー2の上壁が固着具10により外ケシング]の上壁に
取付けられる。さらに、外ケシング1の」1壁およびモ
ータカバー2の上壁にはケーブルブーツ15が貫通配置
され、そのケブルブーツ15内に挿通されたケーブル1
6の一端がモータカバー2の内部に配置される。さらに
、外ケーシング1の」1壁には吐出口1aが形成されて
おり、その吐出口]aにホースカップリング14が取(
=Jけられるとともに、そのホースカップリング14に
図示しない排水ホースが接続される。
また、モータフレーム3の下端開口を閉塞するようにオ
イルケーシング6が取(=Iけられる。オイルケーシン
グ6の下方に配置されるシールブラケット20は、その
上面に潤滑油室形成用四部20aが形成されるとともに
、下面に羽根車収容四部20bが形成される。さらに、
シールブラケット20には、その外周縁部にストレーナ
嵌合部20Cが形成されるとともに、そのストレーナ嵌
合部20eと上記潤滑油室形成用四部20aとの間にと
ころどころ貫通穴20d(同図において一箇所のみ示す
)が形成される。このシールブラケット20は、その外
周縁部が外ケーシング]−の下端開口内に嵌合されるよ
うにして、上記オイルケーシング6にボルト2]により
取イマ1けられる。これにより、オイルケーシング6の
下面と潤滑油室形成用四部20aとで囲まれた潤滑油室
が形成されるとともに、羽根車収容四部20内と外ケー
シング]内の通水路]bとが上記シールブラケット20
の貫通穴20dにより連通ずるように構成されている。
オイルケーシング6およびシールブラケット20のそれ
ぞれの中央部を貫通して配置された回転駆動軸5の下端
には羽根車22が取付けられて、その羽根車22が羽根
車収容四部2Ob内に収容されるように構成される。ま
た、中央に貫通穴23aが形成された底蓋23が、羽根
車収容凹部20bを下方から閉塞するように取付けられ
る。これにより、羽根車収容凹部20bと底蓋23とで
囲まれた羽根車収容室26が形成される。さらに、側壁
に複数の貫通穴24aが形成された縦断面略U字形の有
底円筒状のストレーナ24が、その外周側壁内に上記シ
ールブラケット20のストレーナ嵌合部20cが嵌合さ
れるように配置される。
そして、ストレーナ24の側方からストレーナ24に貫
通したボルト25をシールブラケット20に締結するこ
とにより、ストレーナ24が固定される。
一方、回転駆動軸5の上部近傍に配置される上記ラジア
ル型遠心力開閉器7は、単相モータの起動回路を開閉す
るための装置であって、回転駆動軸5に装備された可動
体7aと、モータフレーム3の」二面に固定された固定
部7bとを含む。可動体7aは、回転駆動軸5が所定の
回転速度を越えるとその遠心力により同図想像線に示す
ように外側に押し開かれて固定部7bに作用し、これに
より固定部7bに設けられた接点部(図示省略)が開成
されて単相モータ起動回路(図示省略)への給電が停止
されるように構成している。
水中ポンプAにおいて、排水処理を行うには、水中ポン
プAの下部を水に浸してモータ4を駆動する。これによ
り、羽根車22が回転しその遠心力により羽根車22の
周辺部の水が側方へ押出されて、羽根車22の中央下部
に対応する羽根車収容室26内の領域が減圧される。こ
の減圧により水がストレーナ24の側方から貫通穴24
a、23aを通って羽根車収容室26内に吸込まれる。
さらに、その水が上記遠心力により羽根車22の側方に
押し出されて、シールブラケット20の貫通穴20dを
通り外ケーシング1内の通水路]bに押出される。こう
して、外ケーシング1内に水が所定量以上溜ると、水か
吐出口1−aおよび図示しない排水ポースを通って外部
へ吐き出される。
しかしながら、この水中ポンプAでは、モータフレーム
3の上面側に遠心力開閉器7を配置するようにしている
ため、回転駆動軸5の上部において、モータフレーム3
の上壁と、モータ4のロタ4aとの間にデッドスペース
が形成され、回転駆動軸5の軸長が必要以上長くなって
ザイスの大型化とコストの増大を来たすという問題があ
った。
さらに、遠心力開閉器7を保護するための開閉器カバー
17も別途必要となり、この点においてもコストの増大
を来たすという問題があった。
第12図に他の従来の水中ポンプBの断面図を示す。同
図に示すように、モータフレーム53は、縦断面略U字
形の有底円筒状に仕上げられるととともに、下面に潤滑
油室形成用凹部53aが形成される。このモータフレー
ム53内には、回転駆動軸55が鉛直姿勢に保持される
ようにして、ロータ54aおよびステータ54bからな
るη1相誘導式モータ54が収容される。
モータフレーム53の」下端開口を閉塞するようにl、
て軸受ブラケット68が取付けられるとともに、その中
央下面に取(=1けられた軸受68aに回転駆動軸55
の」一端が回転自在に支持される。軸受ブラケット68
の上面にはコンデンサ58aが配置されるとともに、下
面側には後に詳述するアキシャル型遠心力開閉器57が
配置される。また、軸受ブラケット68の上面には、モ
ータカバー52が取付けられるとともに、モータカバー
52の上壁にはハンドル59およびケーブルブーツ65
が取付けられる。
モータフレーム53の下面には、シールブラケット56
が取イ」けられるとともに、モータフレーム53の底壁
およびシールブラケット56をそれぞれ貫通した回転駆
動軸55の下端に羽根車72が取付けられる。また、羽
根車72を上方から覆うようにして取付けられるポンプ
ケーシング80には、−側部に吐出口80bが形成され
るとともに、回転駆動軸55の下端に対向して貫通穴8
0aが形成される。ポンプケーシング80の吐出口80
bには、ホースカップリング64が取(=Jけられると
ともに、そのホースカップリング64に図示しない排水
ホースか取付けられる。また、ポンプケーシング80の
下面には、縦断面路U字型の有底円筒状で、側壁に複数
の貫通穴74aが形成されたストレーナ74が取イτI
けられる。そして、排水処理するために、羽根車72を
回転させると、その遠心力により、水がストレーナ74
の貫通穴74aおよびポンプケーシング80の貫通穴8
゜aを通って羽根車収容室76内に吸込まれるとともに
、その水が側方へ押し出されて、吐出口80bおよび図
示しない排水ホースを通って吐き出されるように構成し
ている。
一方、上記遠心力開閉器57は、回転駆動軸55に装着
され摺動子57aを含む可動部と、軸受ブラケット68
の下面に取(=1けられ、ハンドル57cを含む固定部
57bとで構成される。可動部の摺動子57aは、図示
しない付勢手段により上方へ押上付勢されており、回転
駆動軸55が所定の回転速度を越えると上記付勢手段の
付勢力に抗し軸方向に沿って下方へ連動するように構成
されている。また、固定部57bには、上記摺動子57
aに対応して揺動自在にハンドル57cが設けられる。
そして、同図想像線に示すように、摺動子57aが上記
付勢手段により押上(=J勢されて、摺動子57aによ
りハンドル57cが上方へ揺動していると、モータ54
へ通電される。一方、同図実線に示すように、回転駆動
軸55が所定の回転速度に達し、上記付勢手段のイ」勢
力に抗して摺動子57aが下方へ連動し、摺動子57a
によるハンドル57cの押し上げが解除されると、固定
部57bの図示を省略した接点部が開成されて、モータ
54の起動回路への通電が遮断されるように構成してい
る。
しかしながら、この水中ポンプBでは、回転駆動軸55
の上端を支持するため、および遠心力開閉器57の固定
部57bを取(=Iけるために、軸受ブラケット68を
別途取付ける必要があり、その分コストが増大するとい
う問題があった。
(発明の目的) この発明は、上記従来技術の問題を解消し、コンパクト
なザイズでしかもコストの低減が図れる水中ポンプを提
供することをl」的とする。
(目的を達成するための手段) この発明は、ロータの回転駆動軸が略鉛直姿勢に保たれ
た状態でそのロータとステータとを含む単相誘導式モー
タが、縦断面略逆U字形の有底円筒状のモータフレーム
の内部に収容され、前記回転駆動軸の下端に取付けられ
た羽根車を回転させることにより、排水処理を行うよう
にした水中ポンプであって、上記目的を達成するため、
前記モタフレームの上壁に設けられた軸受部に前記回転
駆動軸の上端を回転自在に支持する一方、前記回転駆動
軸が所定の回転速度を越えると軸方向に沿って連動する
摺動子と、連動した摺動子によって前記モータの起動回
路への通電を制御する接点部が開成される固定部とを含
む遠心力開閉器を、その摺動子を前記回転駆動軸の前記
軸受部と前記ロータとの間に装着するとともに、前記固
定部を前記モータフレームの上壁に取(=Iけている。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例である水中ポンプCを示す
断面図、第2図はその平面図である。両図に示すように
、縦断面略逆U字形の有底円筒状の外ケーシング101
の上壁側部には吐出口]01aが形成される。外ケーシ
ング101内に収容される縦断面略逆U字型の有底円筒
状のモータフレーム10Bの上壁には、その中央領域が
上方へ凹陥形成されて軸受部103aが形成されるとと
もに、その軸受部]03aの裾部分の一方側に開閉器取
付穴103cが形成される。モータフレーム103の内
部には、回転駆動軸105を鉛直状態に配置するように
して、ロータ104aとステータ104bからなる単相
誘導式モータ104が収容される。回転駆動軸105の
上端は、モータフレーム103の軸受部103a内に軸
受103bを介して回転自在に支持されるとともに、下
部はモータフレーム103の下端開口に取付けられたオ
イルケーシング]06に回転自在に支持される。また、
回転駆動軸105の上部周辺には、後1 ] に詳述するアキシャル型遠心力開閉器150の可動部2
00が取付けられるとともに、モータフレーム103の
上壁には同じく後に詳述する遠心力開閉器150の固定
部250が取付けられる。さらに、モータフレーム10
3の上面には、コンデンサ108aおよびモータプロテ
クタ108bが配置され、これらを覆うようにして、モ
ータフレーム103の上面に縦断面略逆U字型のモータ
カバー102が取付けられる。一方、外ケーシング]0
1の上面には、ハンドル109が配置されており、この
ハンドル109とともにモータカバ102の上壁が外ケ
ーシング101の上壁に固着具110により固定される
。また、外ケーシング101の上壁およびモータカバー
102の上壁をそれぞれ貫通するようにして、ケーブル
ブーツ]60が配置されるとともに、外ケーシング10
1の上壁側に形成された吐出口101 aにはホースカ
ップリング114を介して図示しない排水ホースが取付
けられる。
第4図は第1図のIV−IV線断面図を示す。第1−図
および第4図に示すように、オイルケーシング106の
下面に取付けられるメカシールブラケット120には、
その上面に潤滑油室形成用四部120aが形成されると
ともに、その四部]20aより外側に3個の貫通穴]2
0dが形成される。
このメカシールブラケット120の外周縁部が外ケーシ
ング]01の下端開口内部に嵌合されるようにして、メ
カシールブラケット120の外周部がオイルケーシング
106にボルト120 eにより取付けられる。これに
より、オイルケーシング106の下面とメカシールブラ
ケット120の潤滑油室形成用凹部120a内周面とて
囲まれた潤滑油室が形成される。
また、メカシールブラケット120の中央部より下方に
引き出された回転駆動軸]05の下端に羽根車122が
取付けられる。さらに、羽根車122を覆うように配置
されるポンプケーシング180は、縦断面略U字形の有
底円筒状に仕上げられ、その底部中央に貫通穴180a
が形成される。
さらに、ポンプケーシング]80には、その上端外周に
つば部が形成されそのつば部に等間隔をおいて3個のボ
ルト取付領域]80bが形成されるとともに、底壁外周
縁部に上記ボルト取付領域180bと交互に配列するよ
うにして3個のボルト取伺穴180Cが形成される。そ
して、このポンプケーシング]80のボルト取付領域1
80bに下方から貫通したボルト191bをメカシール
ブラケット120に締結することにより、ポンプのケー
シング]80がメカシールブラケット120の下面に取
(=fけられる。これにより、メカシールブラケラl−
120の下面およびポンプケーシング180の内周面で
囲まれた羽根車収容室126が形成されるとともに、こ
の羽根車収容室126内がメカシールブラケット120
の貫通穴120dを介して外ケーシング101内の通水
路101bと連通ずるように構成される。
第3図は水中ポンプBの下面図である。第1図。
第3図および第4図に示すように、ポンプケーシング1
80を下方から覆うように配置されるストレーナ190
は、縦断商略U字型の有底円筒状に仕上げられており、
側壁に複数の貫通穴1−90aが形成される。さらに、
ストレーナ190には、上記ポンプケーシング180の
ボルト取付領域180bにそれぞれ対応する領域がそれ
ぞれポンプ内方へ凹陥形成されて3個のボルト取付領域
190bが設けられる。そして、ストレーナ190の底
壁に下方から貫通した3個のボルト191cがそれぞれ
ポンプケーシング180のボルト取付穴180cに締結
されて、ストレーナ190がポンプケーシング]80に
固定される。
ところで、このような単相誘導式のモータ104を用い
た水中ポンプCにおいては、第5図に示すように、モー
タ104の駆動回路中に、主巻線M以外に、主巻線Mに
対し90°の電気角をもつように、起動巻線Sとコンデ
ンサ108aからなる起動回路が備えられ、起動時の回
転磁界が得られるようにしている。起動回路の起動巻線
Sの径寸法は非常に小さく設定されており、長時間の通
電には耐えられない。このため、起動後は一般に後述す
る遠心力開閉器150により、起動巻線Sへの通電を遮
断するようにしている。
第6図は遠心力開閉器150を示す平面図、第7図はそ
の正面図、第8図はその側面図である。
第5図ないし第8図に示すように、遠心力開閉器150
は、回転駆動軸105に装着される可動部200と、モ
ータフレーム103に取付けられる固定部250とで構
成されている。固定部250の基台251は、平板部2
52と、中央領域を構成し上記平板部252より上方へ
隆起するように形成された中間段差部253とを備えて
おり、平板部252の両側部がそれぞれネジ256,2
56によりモータフレーム103の上面に固定される。
平板部252の両側領域における中間段差部253の近
傍には、その領域がそれぞれ下方へ凹陥形成された凹陥
部254,254が形成されており、この凹陥部254
,254によって、平板部252の両側領域と中間段差
部253との間にそれぞれ隙間が形成される。さらに、
凹陥部254.254の上面側には、埋込ナツト255
,255が埋設される。また、−刃側の凹陥部254の
上面から平板部252と中間段差部253との間の隙間
を通り中間段差部253の下方にかけて配置される金属
製の固定接点板257aは、略り字形に仕上げられると
ともに、−片先端の下面に固定接点258aが設けられ
る。さらに、固定接点板257aの他片先端に上方から
ネジ259を貫通して上記埋込ナツト255に締結する
ことにより、固定接点板257aが基台251に取付け
られる。また、他方側の凹陥部254の上面から平板部
252と中間段差部253との間の隙間を通り上記固定
接点258aの下方にかけて配置される略し形の弾性金
属製可動接点板257bには、その−片先端上面に上記
固定接点258aに対向して可動接点258bが設けら
れる。そして、可動接点板257bの他片先端に上方か
らネジ259を貫通して上記埋込ナツト255に締結す
ることにより、可動接点板257bが基台251に取付
けられる。また、モータ104のステータ104bより
引き出される図示しない2本のリード線が、それぞれモ
ータフレーム103の上壁の図示しないリード線取出穴
に下方側より挿通される。
こうして、モータフレーム1−03の上面側に引き出さ
れた2本のリード線のうち、−刃側を固定接点板257
aの屈曲部に上方からネジ259により固定するととも
に、他方側のリード線を、可動接点板257bの屈曲部
に上方からネジ259により固定する。これにより、モ
ータ104の起動回路が2木のリード線を介して固定接
点258aおよび可動接点258bとにそれぞれ電気的
に接続される。
基台251の中央下面には、垂下J1にレバー挿通穴2
61aが形成された支持板261が固定される。一方、
レバー263は、回転駆動軸105を囲繞する半円弧状
の操作部263aと、基部263bとからなり、その基
部263bが」二記支持板261のレバー挿通穴261
aに挿通されて支持板261の水平片先端に枢支される
。そして、レバー263は、可動接点板257bの弾性
復元力により下方に押付付勢されて、支持板261の垂
下片におけるレバー挿通穴261aの周縁部下端に係止
されるように構成している。なお、この状態では、固定
接点258aと可動接点258bとは離隔し一〇いる。
第9図および第10図はそれぞれ可動部200の側面図
を示す。両図に示すように、可動部200は、周知の遠
心力開閉器(例えば実公昭5826438号に開示され
た遠心力開閉器)の可動部と同様に構成されており、す
なわち回転駆動軸105に軸方向に沿って移動自在に取
付けられた摺動子20]と、中央が回転駆動軸105に
圧入して固定された支持台202とを備えている。支持
台202には、一対の作動片203の下端が枢支される
とともに、一対の作動片203の上端と支持台202の
ばね何片との間にそれぞれ引張りばね204が掛は渡さ
れる。さらに、支持台202には、上記一対の作動片2
03とともに回転駆動軸105の回転速度の上昇に応じ
て引張りばね204のイτj勢力に抗して飛開し、摺動
子20コを下方へ引き下げる遠心力作動子205が取付
けられる。
この遠心力開閉器150において、回転駆動軸105の
駆動が停止している場合には、第9図に示すように、引
張ばね204の(=I勢力により遠心力作動子205が
互いに引き寄せられて、摺動子20]が上方へ押し」二
げられている。そして、上方へ押し」二げられた摺動子
201によりレバー263が可動接点板257bをその
弾性復元力に抗して上方へ押し上げ、こうして固定接点
258aと可動接点258bとが閉成されて、モータ1
04の起動回路への通電が許容されている。この状態か
ら、モータ104を駆動するため、モータ104への通
電が開始されると、起動巻線Sに流れる電流の位相が主
巻線Mのそれよりも進み、回転磁界が生じる。これによ
り、ロータ104aが回転し始め、回転駆動軸105の
回転速度が徐々に増し、所定の回転速度に達すると、遠
心力作動子205に作用する遠心力が引張ばね204の
付勢力に打ぢ勝って第10図に示すように遠心力作動子
205が外方へ飛開され、摺動子201を急速に下方へ
引き寄せる。これにより、摺動子201によるレバー2
63への押し上げが解除されて、レバー263および可
動接点板257bが弾性復元力により下方へ移動する。
こうして、可動接点258bが固定接点258aから引
き離されて、モータ104の起動回路への通電が遮断さ
れる一方、回転駆動軸104は主巻線Mによる磁界によ
り同期速度付近まで加速されて、定速運転に移行する。
この水中ポンプCの組付けは、第1図に示すように、ま
ず、モータフレーム103内にステータ104 bを収
容する一方、ロータ104aの回転駆動軸1.05に遠
心力開閉器150の可動部200を取4=Jける。つづ
いて、モータフレーム103内においてそのステータ1
04bの内部に回転駆動軸105をロータ104aとと
もに、下方から挿入する。そして、モータフレーム10
3の上壁に遠心力開閉器150の固定部250を取付け
る。
つづいて、上述したようにモータ]04の図示しない2
本のリード線をモータフレーム103の上壁の図示しな
いリード線取出穴に下方より挿通して、モータフレーム
103の上方に引き出し、その2本のリー ド線を固定
部250の固定接点板257aおよび可動接点板257
bのそれぞれの所定箇所に接続する。その後、モータフ
レーム103の下端開口にオイルケーンング106とメ
カシルブラケット120を取(=Iける一方、モータフ
レーム103の上面にコンデレザ108a、モータプロ
テクタ108bおよびモータカバー102をそれぞれ装
着する。そして、モータカバー102を外ゲージング1
0]に接続する。さらに、回転駆動軸]05の下端に羽
根車122を取イ〈1けるとともに、ポンプケーシング
180およびストレーナ190をそれぞれ取(=Iける
。こうして、水中ポンプCが組(=Iけられる。
この水中ポンプCにおいて、排水処理を行うには、水中
ポンプCを、その下部が水に浸るように配置して、上述
したように、モータ104を駆動すればよい。そうする
と、羽根車122が回転しその遠心力により羽根車12
2の周辺部の水が側方へ押し出されて、羽根車]22の
中央下部に対応する羽根車収容室126内の領域が減圧
される。
この減圧により水がストレーナ190の側方から貫通穴
190a、180aを通って羽根車収容室126内に吸
込まれる。さらに、その水が上記遠心力により羽根車1
22の側方に押し出されて、メカシールブラケラl−1
20の貫通穴120dを通り外ケーシング101内の通
水路101 bに押し出される。こうして、外ケーシン
グ]−01内の通水路10 ]−bに水が所定量以上溜
ると、吐出口101aおよび図示しない排水ホースを通
過して外部へ吐き出される。
この水中ポンプCによれば、回転駆動軸1−05の上端
とロータ104aとの間に遠心力開閉器]50の可動部
200を装着するとともに、モータフレーム103の上
壁に固定部250を取付けているため、上記第11図に
示す従来の水中ポンプAと比較した場合、従来有効利用
されなかったモダフレーム103内の上部空間が有効に
利用され、その分回転駆動輔105の軸長が短くなって
サイズの小型化とコストの低減が図れる。さらに、B 遠心力開閉器150はモータフレーム1−03の上壁に
ほとんど覆われているため、遠心力開閉器150を保護
するためのカバーを特に設ける必要がなく、この点にお
いてもコストが低減する。また、回転駆動軸105の」
1端をモータフレーム103の上壁の軸受部103 a
に支持するとともに、モタフ1ノーム103の上壁に固
定部250を取イ【1けているため、上記第12図に示
す従来の水中ポンプBと比較しても、軸受ブラケット6
8が省略されて、コストが低減する。
ところで、上記第12図に示す従来の水中ポンプBにお
いて、その遠心力開閉器57の周辺部の構造では、以下
に説明するように、組付作業が繁雑であるという問題が
生じるが、この実施例の水中ポンプCでは、その問題も
解消することができる。
まず、上記第12図に示す従来の水中ポンプBの遠心力
開閉器57の周辺部の組付手順から説明すると、モータ
フレーム53内に収容されたモタ54の回転駆動軸55
の上部に、遠心力開閉器57の可動部(57a)を装着
する。つづいて、軸受ブラケット68に固定部57bを
取付ける。
そして、モータ54より引き出された2本のりド線を固
定部57bの所定個所にそれぞれ接続し、その後軸受ブ
ラケット68をモータフレーム53の上端開口に取付け
ることにより、組イ」けが図られる。このように、モー
タフレーム5Bと軸受ブラケット68とが別体で、しか
もリード線を軸受ブラケット68の固定部57bに接続
してから、軸受ブラケット68をモータフレーム53に
取付けるようにしているため、リード線が必要以上長く
なり、その余分なリード線が回転駆動軸55の可動部(
57a)にからみ(=t <恐れがある。このため、そ
のからみ付を防止しようとして、慎重に組付を行う必要
があり、組付作業が繁雑であるという問題が生じる。
しかし、この実施例の水中ポンプCでは、リード線を固
定部250の所定箇所に接続するにあたり、モータ10
4より引き出されたリード線を、モータフレーム103
の上壁の図示しないリード線取出穴に下方より挿通して
、固定部250に接続するようにしている。このように
、リード線を固定部250へ接続する時点においては、
モータ104および固定部250はそれぞれモータフレ
ーム103に固定されているため、リード線の接続時点
におけるモータ104と固定部250との相対的な位置
関係は、水中ポンプCの組イマ]終了後においても変化
しない。したがって、リード線の長さ寸法が必要最小限
に済み、上述したようにリード線の回転駆動軸105へ
のからみ付きを確実に防止でき、組付作業が容易になる
(発明の効果) 以上のように、この発明の水中ポンプによれば、断面略
逆U字型の有底円筒状のモータフレームの上壁とロータ
との間に配置するようにして遠心力開閉器の摺動子を回
転駆動軸に装着するとともに、遠心力開閉器の固定部を
モータフレームの上壁に取付けているため、従来利用さ
れなかったモータフレーム内の上部空間が利用されて回
転駆動軸の軸長が短くなるとともに、従来使用されてい
た開閉器カバーや軸受ブラケット等も省略されて、コン
パクトサイズで、しかもコストが低減するという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である水中ポンプを示す断
面図、第2図はその平面図、第3図はその底面図、第4
図は第1図のIV−IV線断面図、第5図はモータの駆
動回路図、第6図は上記水中ポンプに適用された遠心力
開閉器を示す平面図、第7図はその正面図、第8図はそ
の側面図、第9図および第10図はそれぞれ遠心力開閉
器の可動部を説明するための側面図、第112図は従来
の水中ポンプを示す断面図、第12図は他の従来の水中
ポンプを示す断面図である。 103・・・モータフレーム、103a・・・軸受部、
104・・・モータ、     104a・・・ロータ
、104b・・・ステータ、   1.05・・・回転
駆動軸、122・・・羽根車、 150・・・遠心力開閉器、 200・・・可動部、2
01・・・摺動子、    250・・・固定部、C・
・・水中ポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロータの回転駆動軸が略鉛直姿勢に保たれた状態
    でそのロータとステータとを含む単相誘導式モータが、
    縦断面略逆U字形の略有底円筒状のモータフレームの内
    部に収容され、前記回転駆動軸の下端に取付けられた羽
    根車を回転させることにより、排水処理を行うようにし
    た水中ポンプにおいて、 前記モータフレームの上壁に設けられた軸受部に前記回
    転駆動軸の上端を回転自在に支持する一方、前記回転駆
    動軸が所定の回転速度を越えると軸方向に沿って連動す
    る摺動子と、連動した摺動子によって前記モータの起動
    回路への通電を制御する接点部が開成される固定部とを
    含む遠心力開閉器を、その摺動子を前記回転駆動軸の前
    記軸受部と前記ロータとの間に装着するとともに、前記
    固定部を前記モータフレームの上壁に取付けたことを特
    徴とする水中ポンプ。
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JPH0514591U (ja) * 1991-08-05 1993-02-26 株式会社鶴見製作所 竪型水中ポンプの組立構造
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JP2003106287A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Tsurumi Mfg Co Ltd 可搬式水中ポンプの提手

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