JP2574445Y2 - 深井戸用水中ポンプ - Google Patents

深井戸用水中ポンプ

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JP2574445Y2
JP2574445Y2 JP1992035377U JP3537792U JP2574445Y2 JP 2574445 Y2 JP2574445 Y2 JP 2574445Y2 JP 1992035377 U JP1992035377 U JP 1992035377U JP 3537792 U JP3537792 U JP 3537792U JP 2574445 Y2 JP2574445 Y2 JP 2574445Y2
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JP
Japan
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submersible pump
deep well
mixed flow
intermediate casing
flow impeller
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JP1992035377U
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Inventor
秀雄 大河内
悟 新保
泰孝 藤田
Original Assignee
株式会社川本製作所
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、深井戸用水中ポンプに
関する。
【0002】
【従来の技術】清水用の深井戸においては、一般に清水
中に砂等の異物が流入しないことを基本としているが、
実情は必ずしも完全とは言えない状態にある。したがっ
て深井戸用水中ポンプでは、フィルタなどを設けても砂
等による摩耗が不可避であるとされていた。
【0003】すなわち、従来の深井戸用水中ポンプにお
いては、吸込ケーシングと吐出ケーシングとの間に介在
する中間ケーシングが内面円滑な円筒状に形成されてお
り、インペラの回転に基づいて揚水と共に回転される砂
等により内面が削られ易くなっていたからである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述のような従来の水
中ポンプのうち、特に小口径の深井戸に適用するものに
おいては、図3に例示するような斜流インペラaを備え
ているので、揚水は回転しながら斜上方に噴出される
が、砂等は大部分が中間ケーシングbの内側下隅に沿っ
て回転される。また、中間ケーシングbの外側には電動
機用ケーブルの導溝cが形設されており、その部分は肉
厚が薄くなっている。したがって、中間ケーシングbの
内側下隅は、図3に示すように砂等による摩耗領域dを
生じ、かつ溝cの一部が穿孔eされたりする。
【0005】本考案は上記事情のもとになされたもの
で、コスト増を伴うことなく、かつポンプ性能を低下さ
せることなく、耐砂性に優れた深井戸用水中ポンプを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、斜流インペラ
を備えた深井戸用水中ポンプにおいて、上記斜流インペ
ラを収容する円筒状の中間ケーシングが、上記斜流イン
ペラの吐出孔と向き合う周壁の内側下隅に位置して周方
向に間隔的に配された複数のリブを具備することを特徴
とするものである。
【0007】
【作用】上記の構成において、上記リブによって砂等の
周方向移動が抑制されることにより、中間ケーシングの
内側下部における摩耗が防止される。
【0008】
【実施例】以下、本考案につき図1および図2に示す一
実施例を参照しながら説明する。図1において、深井戸
用水中ポンプは吸込ケーシング1、吐出ケーシング2お
よび、これらの間に介在して軸方向に配設された複数の
円筒状の中間ケーシング3を備えている。また、吸込ケ
ーシング1の下方には電動機部4が連結されている。電
動機軸5に連結された主軸6には、上記中間ケーシング
3内に回転自在に収容された斜流インペラ7が支持され
ている。
【0009】そして、上記中間ケーシング3は、図2に
示すようにインペラ7の吐出孔9と向き合う周壁3aの
内側下隅に位置して周方向に間隔的に配設された複数
(図は2つの場合)のリブ8を備えている。これらリブ
8は上記インペラ7と干渉することがなく、かつインペ
ラ7の吐出孔よりも下方に位置している。
【0010】上記実施例においては、リブ8を設けたこ
とにより砂等の周方向移動が抑制されるから、中間ケー
シング3の内側下隅における摩耗が効果的に防止され
る。また、中間ケーシング3の外側にケーブル用導溝1
0を設けても、そのために生じた薄肉部が穿孔されるこ
ともない。さらに、リブ8は中間ケーシング3内におけ
る揚水の実質的な流路から外れているので、ポンプ特性
に悪影響を及ぼすようなこともない。しかも、リブ8を
設けるためのポンプ1台分増加コストは無視し得るほど
低額である。なお、本考案は上記実施例のみに限定され
るものではなく、その要旨とするところの範囲内で種々
の変更ないし応用が可能である。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、コ
スト増やポンプ性能の低下を伴うことなく、耐砂性に優
れた深井戸用水中ポンプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す切欠正面図。
【図2】同実施例における要部を拡大して示し、(A)
は(B)のA−A線に沿う断面図、(B)は(A)のB
−B線に沿う半裁断面図。
【図3】従来例における要部を示し、(A)は(B)の
A−A線に沿う断面図、(B)は(A)のB−B線に沿
う半裁断面図。
【符号の説明】
3…中間ケーシング、7…斜流インペラ、8…リブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−85299(JP,A) 特開 昭61−66899(JP,A) 特開 昭49−39101(JP,A) 実開 平2−7393(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04D 29/70 F04D 13/10

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 斜流インペラを備えた深井戸用水中ポン
    プにおいて、上記斜流インペラを収容する円筒状の中間
    ケーシングが、上記斜流インペラの吐出孔と向き合う周
    壁の内側下隅に位置して周方向に間隔的に配された複数
    のリブを具備することを特徴とする深井戸用水中ポン
    プ。
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JPS6166899A (ja) * 1984-09-10 1986-04-05 Ebara Corp 遠心圧縮機のリタ−ンチヤンネル
JPS6385299A (ja) * 1986-09-29 1988-04-15 Hitachi Ltd 軸流圧縮機の抽気構造
JPH027393U (ja) * 1988-06-29 1990-01-18

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