JPH0145242Y2 - - Google Patents

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JPH0145242Y2
JPH0145242Y2 JP6071283U JP6071283U JPH0145242Y2 JP H0145242 Y2 JPH0145242 Y2 JP H0145242Y2 JP 6071283 U JP6071283 U JP 6071283U JP 6071283 U JP6071283 U JP 6071283U JP H0145242 Y2 JPH0145242 Y2 JP H0145242Y2
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JP
Japan
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stator
rotor
pump
case body
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JP6071283U
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JPS59167465U (ja
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ブラシレスモータのステータとロー
タとの間に設けた非磁性体からなるカツプ状の隔
離板内に上記ロータとポンプの機構を内蔵したモ
ータ内蔵ポンプに関する。
従来この種のモータ内蔵ポンプとしては、吸
入・吐出口を有するケース対によつて形勢された
密閉室内にブラシと整流子からなる給電整流機構
を備えた所謂ブラシ付きモータを内蔵すると共
に、このモータの回転軸に回転ぶを直結したポン
プ機構を内蔵せしめる構成が知られている。
しかし、かかる従来のポンプにあつては、回転
している複雑形状のロータとステータとの隙間内
をポンプによつて移送される流体が通過している
ことから、抵抗が大きくなり効率が極めて悪くな
つていた。
また、モータの上記給電整流機構に流体が流れ
るため、水などの導電性を有する流体を流通でき
ない問題があつた。
更に、上記給電整流機構が油や溶剤などの流体
の性質によつては溶解したり或いは変形してしま
うことから、モータを不良にする等の欠点があつ
た。
本考案の目的は、上記の欠点に鑑み、ブラシレ
スモータ部のステータを隔離壁により流体から隔
離して、ロータと一体的に構成したポンプ内を流
通させることにより、ポンプの効率を高めると共
に、流通せしめる流体の種別による影響を小さく
することができるモータ内蔵ポンプを提供するこ
とにある。
以下、図面により本考案の一実施例を説明す
る。
モータ内蔵ポンプを示す第1図乃至第2図にお
いて、基板1には複数個の突極2aを形成したコ
アからなるステータ2が支柱3を介してビス4に
より固定されている。
そして、このステータ2の上記突極2aに複数
相の駆動コイル5を巻回してステータ2を構成し
ている。
更に、ステータ2の突極2aには後述する環状
の永久磁石からなるロータ6が対向しており、コ
ア2はケース体10の側壁10dの内側に配置さ
れており、このロータ6の磁極位置をホール素子
7a等により検出し、この出力信号をプリント基
板8に構成した制御回路7に加えて複数相の駆動
コイル5を通電制御することにより、ロータ6を
回転付勢するようにしてブラシレスモータ部を構
成している。
そして、上記ステータ2とロータ6との間には
アルミニウムや真鍮等の非磁性体からなるカツプ
状の隔離壁9をステータ2の内周面に接するよう
に介在されている。
この隔離壁9の肉薄に形成され、ステータ2と
ロータ6とのギヤツプが大きくならないようにし
ている。また、隔離壁9の図示上方は開口となつ
ており、この開口端9aにケース体10の天井部
10cが固着されている。このケース体10は略
カツプ状に形成され、隔離壁9の開口端9aとの
間から流体が流出しないように封止体であるOリ
ング11を介在しており、かつ、周縁端部をビス
12により基板1に固定している。
また、ケース体10の天井部10cは中央部が
厚く形成されており、上記ステータ2の中心と一
致する位置には、天井部10cの下方に偏心軸1
3aが垂下され、更にその下端から支軸13が垂
下されている。
このように、隔離壁9の底部に向けた支軸13
が一体に突設され、その先端側にロータ6を保持
したロータヨーク14及びポンプ部15の内歯回
転部15aを保持するカツプ状の保持体16とを
一体的に固着した状態で回転自在に枢支してい
る。
ポンプ部15は保持体16に収納固着した内歯
回転部15aと、これの内部に噛み合う外歯回転
部15bとにより周知の内接形歯車ポンプを構成
し、内部の外歯回転部15bは内歯回転部15a
と偏心して従動回転するように上記支軸13の基
端側に形成した偏心軸13aの外周に枢支してい
る。
また、ポンプ部15に対応位置したケース体1
0には吸入口10a及び吐出口10bが形成さ
れ、これらの吸入口10a、吐出口10bの開口
の一方にポンプ部15がそれぞれ結合され、開口
の他方には各々ホース17,18が接続されてい
る。
ここで、上記支軸13はケース体10と別体の
ものであつてもよいことは勿論である。
而して、ブラシレスモータ部のロータ6が回転
付勢されて回転すると、これと一体にポンプ部1
5の内歯回転部15aが回転する。
そして、内歯回転部15aの回転に従動して外
歯回転部15bが回転すると両者間に形成される
空間部分15cの容積が除々に大きくなつて吸入
口10aから流体が吸入される。
その後、上記空間部分15cの容積が徐々に小
さくなるので、空間部分15cにあつた流体が吐
出口10bの方向に移送されて吐出し、以後ロー
タ6が回転している間は上述の動作が繰り返され
る。
この時、ポンプ部15自身及びポンプ部15と
ケース体10との間から流体が僅かに流出する
が、隔離壁9があるのでブラシレスモータ部のス
テータ2まで流体が流出することはない。
以上説明した本考案によれば、ブラシレスモー
タ部のステータとロータとの間に非磁性体からな
るカツプ状の隔離壁を介在せしめ、この隔離壁の
開口端にケース体を固着し、この内部にロータと
ポンプの回転部を配設しているので、ポンプによ
つて移送される流体は隔離壁及び封止体によりス
テータへの流出が阻止されることから、ステータ
の各部品が流体によつて影響を受けることがな
い。
また、ブラシレスモータのロータに直接ポンプ
を固着しているのでポンプの効率を高めることが
できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は断面
図、第2図は第1図のA−A断面図である。 1……基板、2……ステータ、5……駆動コイ
ル、6……ロータ、9……隔離壁、9a……開口
端、10……ケース体、10a……吸入口、10
b……吐出口、13……支軸、15……ポンプ
部、15a……内歯回転部、15b……外歯回転
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基板1と、ブラシレスモータ部と、ポンプ部1
    5と、ケース体10と、隔離壁9とを有するモー
    タ内蔵ポンプであつて、 上記ブラシレスモータ部は、ステータ2とロー
    タ6とを有し、 上記ポンプ部15は、内歯回転部15aと外歯
    回転部15bとで構成され、 上記ケース体10は、カツプ状であり、天井部
    10cを有し、該天井部10cは、中央部が厚く
    形成されており、その下方に偏心軸13aが垂下
    され、更にその下端から支軸13が垂下されてお
    り、かつ、吸入口10aと吐出口10bとが上記
    天井部10cを貫通して形成されており、 上記隔離壁9はカツプ状であり、 上記ポンプ部15は、上記外歯回転部15bが
    上記偏心軸13aの外周に枢支され、その外周に
    上記内歯回転部15aが配置されて構成され、上
    記吸入口10aと上記吐出口10bの開口の一方
    にそれぞれ結合されており、 上記モータ部は、上記ロータ6が上記内歯回転
    部15aに一体化されてその外側に配置されて上
    記支軸13に枢支されており、 上記ステータ2が上記ロータ6に対向して上記
    ケース体10の側壁10dの内側に配置され、 上記隔離壁9は、上記ステータ2と上記ロータ
    6とを隔離して、上記ステータ2の内側に外壁が
    接するように介在配置されて、上記天井部10c
    に固着されており、 上記ステータ2と上記ケース体10とは、上記
    基板1上に固定されていることを特徴とするモー
    タ内蔵ポンプ。
JP6071283U 1983-04-25 1983-04-25 モ−タ内蔵ポンプ Granted JPS59167465U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6071283U JPS59167465U (ja) 1983-04-25 1983-04-25 モ−タ内蔵ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6071283U JPS59167465U (ja) 1983-04-25 1983-04-25 モ−タ内蔵ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59167465U JPS59167465U (ja) 1984-11-09
JPH0145242Y2 true JPH0145242Y2 (ja) 1989-12-27

Family

ID=30190944

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6071283U Granted JPS59167465U (ja) 1983-04-25 1983-04-25 モ−タ内蔵ポンプ

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JP (1) JPS59167465U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6968280B2 (ja) * 2017-11-22 2021-11-17 ピアーブルグ パンプ テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングPierburg Pump Technology GmbH 車両用流体ポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59167465U (ja) 1984-11-09

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