JP2887654B2 - 設備用水中ポンプのガイドパイプ支持具 - Google Patents
設備用水中ポンプのガイドパイプ支持具Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンホール等のピット
の底部に据え付けられる設備用水中ポンプを、ピットの
底部に設置された連結管に対して自動的に接続されるよ
うに、ピット内を上下方向にガイドするガイドパイプの
上端部を支持するために使用される支持具に関する。
の底部に据え付けられる設備用水中ポンプを、ピットの
底部に設置された連結管に対して自動的に接続されるよ
うに、ピット内を上下方向にガイドするガイドパイプの
上端部を支持するために使用される支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】下水等が流れ込むマンホール内には、マ
ンホール内に貯留する下水を汲み上げるための設備用水
中ポンプが据え付けられており、マンホール内に貯留さ
れた下水は、その設備用水中ポンプによって汲み上げら
れるようになっている。
ンホール内に貯留する下水を汲み上げるための設備用水
中ポンプが据え付けられており、マンホール内に貯留さ
れた下水は、その設備用水中ポンプによって汲み上げら
れるようになっている。
【0003】このような設備用水中ポンプは、狭小なマ
ンホール内にて作業員が作業をすることなくマンホール
の底部に設置できるように、マンホール内に上下方向に
配置されたガイド機構に沿って昇降されるようになって
おり、ガイド機構によってガイドされる設備用水中ポン
プは、マンホールの底部に設置された連結管に、自動的
に接続される。
ンホール内にて作業員が作業をすることなくマンホール
の底部に設置できるように、マンホール内に上下方向に
配置されたガイド機構に沿って昇降されるようになって
おり、ガイド機構によってガイドされる設備用水中ポン
プは、マンホールの底部に設置された連結管に、自動的
に接続される。
【0004】ガイド機構は、通常、マンホールの内周面
に沿って上方向に配置された一対のガイドパイプを有し
ており、両ガイドパイプによって設備用水中ポンプが支
持されて、両ガイドパイプに沿って下降される。両ガイ
ドパイプに沿って設備用水中ポンプが下降すると、設備
用水中ポンプの吐出口は、マンホールの底部に配置され
た連結管と自動的に接続される。連結管は、マンホール
内に鉛直状態で配置された吐出管に連結された状態で、
マンホールの底部に設置されている。
に沿って上方向に配置された一対のガイドパイプを有し
ており、両ガイドパイプによって設備用水中ポンプが支
持されて、両ガイドパイプに沿って下降される。両ガイ
ドパイプに沿って設備用水中ポンプが下降すると、設備
用水中ポンプの吐出口は、マンホールの底部に配置され
た連結管と自動的に接続される。連結管は、マンホール
内に鉛直状態で配置された吐出管に連結された状態で、
マンホールの底部に設置されている。
【0005】このようにして設備用水中ポンプが据え付
けられるマンホールは、設置場所等によって、開口部の
位置が制限される場合があり、開口部がマンホールの底
部に対して偏心した状態になっていることがある。この
ような場合には、マンホールの底部における設備用水中
ポンプの設置位置に対して、マンホールの開口部がずれ
ているために、マンホール内に鉛直に配置された一対の
ガイドパイプでは、設備用水中ポンプを、マンホールの
底部の所定位置にまで下降させることができない。特
に、マンホールの底部に、流入した下水を旋回させる予
旋回槽が配置されている場合には、予旋回槽における下
水が流入する所定位置上に、設備用水中ポンプを正確に
設置する必要があるが、マンホールの底部が開口部に対
して偏心していると、マンホール内にガイドパイプを鉛
直状態に配置しただけでは、底部の所定位置にまで、設
備用水中ポンプをガイドすることができない。
けられるマンホールは、設置場所等によって、開口部の
位置が制限される場合があり、開口部がマンホールの底
部に対して偏心した状態になっていることがある。この
ような場合には、マンホールの底部における設備用水中
ポンプの設置位置に対して、マンホールの開口部がずれ
ているために、マンホール内に鉛直に配置された一対の
ガイドパイプでは、設備用水中ポンプを、マンホールの
底部の所定位置にまで下降させることができない。特
に、マンホールの底部に、流入した下水を旋回させる予
旋回槽が配置されている場合には、予旋回槽における下
水が流入する所定位置上に、設備用水中ポンプを正確に
設置する必要があるが、マンホールの底部が開口部に対
して偏心していると、マンホール内にガイドパイプを鉛
直状態に配置しただけでは、底部の所定位置にまで、設
備用水中ポンプをガイドすることができない。
【0006】このために、一対のガイドパイプを、マン
ホール内に傾斜状態で配置することが試みられている。
ホール内に傾斜状態で配置することが試みられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ガイドパイプは、通
常、円柱状の支持部材に嵌合された状態で各端部が支持
される構成になっており、支持部材とガイドパイプ内周
面との間隙は、1〜1.5mm程度しか設けられず、支
持部材に対してガイドパイプを大きく傾斜させると、支
持部材に対してガイドパイプが外れるおそれがある。そ
のために、ガイドパイプは、鉛直に対して1.5°程度
しか傾斜させることができず、この程度の傾斜角度で
は、設備用水中ポンプをマンホールの開口部から底部の
所定位置にまでガイドすることができないおそれがあ
る。
常、円柱状の支持部材に嵌合された状態で各端部が支持
される構成になっており、支持部材とガイドパイプ内周
面との間隙は、1〜1.5mm程度しか設けられず、支
持部材に対してガイドパイプを大きく傾斜させると、支
持部材に対してガイドパイプが外れるおそれがある。そ
のために、ガイドパイプは、鉛直に対して1.5°程度
しか傾斜させることができず、この程度の傾斜角度で
は、設備用水中ポンプをマンホールの開口部から底部の
所定位置にまでガイドすることができないおそれがあ
る。
【0008】支持部材とガイドパイプとの間隙を大きく
すれば、ガイドパイプを大きく傾斜させることができる
が、ガイドパイプが確実に固定されず、設備用水中ポン
プを支持してガイドする際に振動してはずれたり、設備
用水中ポンプの駆動時に大きな騒音が発生するおそれが
ある。
すれば、ガイドパイプを大きく傾斜させることができる
が、ガイドパイプが確実に固定されず、設備用水中ポン
プを支持してガイドする際に振動してはずれたり、設備
用水中ポンプの駆動時に大きな騒音が発生するおそれが
ある。
【0009】実公昭62−33816号公報には、一対
のガイドパイプを曲げ加工してマンホール内に配置し、
曲げ加工されたガイドパイプに沿って設備用水中ポンプ
を下降させる構成が開示されている。しかし、このよう
な構成では、一対のガイドパイプを平行に曲げ加工する
ことは容易ではなく、また、曲げ加工されたガイドパイ
プをマンホール内に所定の状態となるように設置するこ
とも容易ではない。さらに、曲げ加工された一対のガイ
ドパイプに沿って設備用水中ポンプが円滑にスライドし
ないおそれもある。
のガイドパイプを曲げ加工してマンホール内に配置し、
曲げ加工されたガイドパイプに沿って設備用水中ポンプ
を下降させる構成が開示されている。しかし、このよう
な構成では、一対のガイドパイプを平行に曲げ加工する
ことは容易ではなく、また、曲げ加工されたガイドパイ
プをマンホール内に所定の状態となるように設置するこ
とも容易ではない。さらに、曲げ加工された一対のガイ
ドパイプに沿って設備用水中ポンプが円滑にスライドし
ないおそれもある。
【0010】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、マンホール等のピットの開口部が
底部に対して偏心した状態であっても、円滑に設備用水
中ポンプをピットの底部に据え付けることができる設備
用水中ポンプシステムを提供することにある。
であり、その目的は、マンホール等のピットの開口部が
底部に対して偏心した状態であっても、円滑に設備用水
中ポンプをピットの底部に据え付けることができる設備
用水中ポンプシステムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の設備用水中ポン
プのガイドパイプ支持具は、ピットの底部に据え付けら
れる設備用水中ポンプを、ピット内に設置された連結管
に対して自動的に接続されるように、ピット内を上下方
向に沿ってガイドするガイドパイプの上端部を支持する
ための支持具であって、ピット内にてガイドパイプの上
端部内に嵌合されるように支持されており、外周面が円
弧状に膨出した円柱状の嵌合部材を有することを特徴と
するものであり、そのことにより上記目的が達成され
る。
プのガイドパイプ支持具は、ピットの底部に据え付けら
れる設備用水中ポンプを、ピット内に設置された連結管
に対して自動的に接続されるように、ピット内を上下方
向に沿ってガイドするガイドパイプの上端部を支持する
ための支持具であって、ピット内にてガイドパイプの上
端部内に嵌合されるように支持されており、外周面が円
弧状に膨出した円柱状の嵌合部材を有することを特徴と
するものであり、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0012】
【作用】本発明の設備用水中ポンプのガイドパイプ支持
具では、ピット内に設置された連結管に下端部が支持さ
れてほぼ鉛直状態になったガイドパイプの上端部が、外
周面が円弧状に膨出した円柱状の嵌合部材に嵌合されて
支持されるために、ガイドパイプは、鉛直状態に対して
大きく傾斜させても、ガイドパイプ内周面は、嵌合部材
の外周面に当接して支持されるために、ガイドパイプが
ぐらついたり、嵌合部材から外れることなく、強固に支
持される。設備用水中ポンプは、ピットの開口部から搬
入されて、ガイドパイプに沿って下降されて、底部に設
置された連結管に対して自動的に接続された状態で、所
定位置に据え付けられる。
具では、ピット内に設置された連結管に下端部が支持さ
れてほぼ鉛直状態になったガイドパイプの上端部が、外
周面が円弧状に膨出した円柱状の嵌合部材に嵌合されて
支持されるために、ガイドパイプは、鉛直状態に対して
大きく傾斜させても、ガイドパイプ内周面は、嵌合部材
の外周面に当接して支持されるために、ガイドパイプが
ぐらついたり、嵌合部材から外れることなく、強固に支
持される。設備用水中ポンプは、ピットの開口部から搬
入されて、ガイドパイプに沿って下降されて、底部に設
置された連結管に対して自動的に接続された状態で、所
定位置に据え付けられる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0014】図1は、本発明のガイドパイプ支持具を有
するガイド機構が設けられたマンホール内に設備用水中
ポンプを据え付けた状態を示すマンホールの縦断面図、
図2はその概略平断面図である。マンホール10の底部
には、予旋回槽20が設置されており、その予旋回槽2
0上には一対の設備用水中ポンプ30が据え付けられて
いる。そして、各設備用水中ポンプ30を予旋回槽20
上の所定位置に据え付けるために、マンホール10内に
一対のガイド機構40が配置されている。
するガイド機構が設けられたマンホール内に設備用水中
ポンプを据え付けた状態を示すマンホールの縦断面図、
図2はその概略平断面図である。マンホール10の底部
には、予旋回槽20が設置されており、その予旋回槽2
0上には一対の設備用水中ポンプ30が据え付けられて
いる。そして、各設備用水中ポンプ30を予旋回槽20
上の所定位置に据え付けるために、マンホール10内に
一対のガイド機構40が配置されている。
【0015】マンホール10は、上面に設けられた開口
部11が、底面12に対して偏心した状態になってい
る。
部11が、底面12に対して偏心した状態になってい
る。
【0016】マンホール10の底部に据え付けられた予
旋回槽20は、例えば、繊維強化プラスチック(FR
P)によって一体成形されており、中央部には、一対の
旋回凹部21が並設されている。そして、各旋回凹部2
1上に、設備用水中ポンプ30がそれぞれ据え付けられ
ている。マンホール10の壁面には、一対の吐出管51
が鉛直状態で配置されており、各吐出管51の上部に
は、逆止弁52および仕切弁53が下側から順番に設け
られている。
旋回槽20は、例えば、繊維強化プラスチック(FR
P)によって一体成形されており、中央部には、一対の
旋回凹部21が並設されている。そして、各旋回凹部2
1上に、設備用水中ポンプ30がそれぞれ据え付けられ
ている。マンホール10の壁面には、一対の吐出管51
が鉛直状態で配置されており、各吐出管51の上部に
は、逆止弁52および仕切弁53が下側から順番に設け
られている。
【0017】各吐出管51の下端部は、水平状態になっ
た一対の連結管54それぞれに取り付けられている。各
連結管54は、予旋回槽20上に、水平状態でそれぞれ
設置されている。各連結管54は、吐出管51が連結さ
れる端部開口が上方に向いており、他方の端部開口は、
各水中ポンプ30に対向するように側方に向いている。
側方に向いた連結管54の端部開口は、予旋回槽20の
各旋回凹部21上に据え付けられる各水中ポンプ30の
吐出口に自動的に接続されるようになっている。
た一対の連結管54それぞれに取り付けられている。各
連結管54は、予旋回槽20上に、水平状態でそれぞれ
設置されている。各連結管54は、吐出管51が連結さ
れる端部開口が上方に向いており、他方の端部開口は、
各水中ポンプ30に対向するように側方に向いている。
側方に向いた連結管54の端部開口は、予旋回槽20の
各旋回凹部21上に据え付けられる各水中ポンプ30の
吐出口に自動的に接続されるようになっている。
【0018】図3は、マンホール10の内部に上下方向
に沿って配置された一方のガイド機構40の縦断面図で
ある。このガイド機構40は、マンホール10の内周面
における上下方向の中程に取り付けられた中間支持具4
1と、マンホール10の開口部11における内周面に取
り付けられた上側支持具42と、上側支持具42と中間
支持具41との間に、5〜10°程度の傾斜角度で支持
された一対の上部ガイドパイプ43と、中間支持具41
と連結管54との間に1.5°以下の傾斜角度で支持さ
れた一対の下部ガイドパイプ44とを有している。
に沿って配置された一方のガイド機構40の縦断面図で
ある。このガイド機構40は、マンホール10の内周面
における上下方向の中程に取り付けられた中間支持具4
1と、マンホール10の開口部11における内周面に取
り付けられた上側支持具42と、上側支持具42と中間
支持具41との間に、5〜10°程度の傾斜角度で支持
された一対の上部ガイドパイプ43と、中間支持具41
と連結管54との間に1.5°以下の傾斜角度で支持さ
れた一対の下部ガイドパイプ44とを有している。
【0019】各下部ガイドパイプ44の下端部は、各連
結管54のそれぞれの側部に設けられた円柱状の各支持
部56にそれぞれ嵌合されて支持されている。
結管54のそれぞれの側部に設けられた円柱状の各支持
部56にそれぞれ嵌合されて支持されている。
【0020】図4は、ガイド機構40における本発明の
一例である中間支持具41の平面図である。図3および
図4に示すように、この中間支持具41は、吐出管51
にUボルト45によって取り付けられた長板状の支持板
41aと、この支持板41aの各側部における下端部か
ら水平状態でマンホール10内に平行に延出する一対の
支持アーム41bとを有している。各支持アーム41b
の先端部は、相互に接近するように屈曲されており、そ
れぞれの支持アーム41bの先端部の上側に円柱状の嵌
合部材41cが設けられるとともに、先端部下側にも、
同様の円柱状をした嵌合部材41cが設けられている。
一例である中間支持具41の平面図である。図3および
図4に示すように、この中間支持具41は、吐出管51
にUボルト45によって取り付けられた長板状の支持板
41aと、この支持板41aの各側部における下端部か
ら水平状態でマンホール10内に平行に延出する一対の
支持アーム41bとを有している。各支持アーム41b
の先端部は、相互に接近するように屈曲されており、そ
れぞれの支持アーム41bの先端部の上側に円柱状の嵌
合部材41cが設けられるとともに、先端部下側にも、
同様の円柱状をした嵌合部材41cが設けられている。
【0021】各嵌合部材41cは、外周面が全周にわた
って円弧状に膨出した状態になっており、各支持アーム
41bの先端部を挟んで配置された各嵌合部材41c同
士が、それらの軸心部および支持アーム41bの先端部
を挿通するボルト41dと、そのボルト41dの先端部
にネジ結合されたナット41eによって、支持アーム4
1bの先端部に固定されている。そして、下側の嵌合部
材41cには、下側ガイドパイプ44の上端部が嵌合さ
れて支持されるとともに、上側の嵌合部材41cには、
上側ガイドパイプ43の下端部が嵌合されて支持されて
いる。
って円弧状に膨出した状態になっており、各支持アーム
41bの先端部を挟んで配置された各嵌合部材41c同
士が、それらの軸心部および支持アーム41bの先端部
を挿通するボルト41dと、そのボルト41dの先端部
にネジ結合されたナット41eによって、支持アーム4
1bの先端部に固定されている。そして、下側の嵌合部
材41cには、下側ガイドパイプ44の上端部が嵌合さ
れて支持されるとともに、上側の嵌合部材41cには、
上側ガイドパイプ43の下端部が嵌合されて支持されて
いる。
【0022】下側ガイドパイプ44の内周面は、下側の
嵌合部材41cにおける円弧状外周面に当接した状態に
なっている。
嵌合部材41cにおける円弧状外周面に当接した状態に
なっている。
【0023】本発明の他の例である上側支持具42は、
図3に示すように、マンホール10の開口部11内周面
に一対のアンカーボルト46によって固定された支持板
42aと、この支持板42aの各側部における下端部か
ら水平状態でマンホール10内に平行に延出する一対の
支持アーム42bとを有している。そして、各支持アー
ム42bの先端部は、相互に接近するように屈曲されて
おり、それぞれの支持アーム42bの先端部の下側にの
み、円柱状の嵌合部材42cがそれぞれ設けられてい
る。
図3に示すように、マンホール10の開口部11内周面
に一対のアンカーボルト46によって固定された支持板
42aと、この支持板42aの各側部における下端部か
ら水平状態でマンホール10内に平行に延出する一対の
支持アーム42bとを有している。そして、各支持アー
ム42bの先端部は、相互に接近するように屈曲されて
おり、それぞれの支持アーム42bの先端部の下側にの
み、円柱状の嵌合部材42cがそれぞれ設けられてい
る。
【0024】この嵌合部材42cも、外周面が全周にわ
たって円弧状に膨出した状態になっており、ボルト42
dおよびナット42eによって各支持アーム42bの先
端部に取り付けられている。各嵌合部材42cには、上
側ガイドパイプ43の上端部が嵌合されて支持されてい
る。
たって円弧状に膨出した状態になっており、ボルト42
dおよびナット42eによって各支持アーム42bの先
端部に取り付けられている。各嵌合部材42cには、上
側ガイドパイプ43の上端部が嵌合されて支持されてい
る。
【0025】上側支持具42は、マンホール10の開口
部11内周面に取り付けられているために、各嵌合部材
42cは、その開口部11内に位置した状態になってい
る。従って、各嵌合部材42cに嵌合されて支持される
上側ガイドパイプ43の上端部も、マンホール10の開
口部11内に位置している。
部11内周面に取り付けられているために、各嵌合部材
42cは、その開口部11内に位置した状態になってい
る。従って、各嵌合部材42cに嵌合されて支持される
上側ガイドパイプ43の上端部も、マンホール10の開
口部11内に位置している。
【0026】上側ガイドパイプ43の上端部内周面は、
上側支持具42の嵌合部材42cにおける円弧状に膨出
した外周面に当接した状態になっており、また、上側ガ
イドパイプ43の下端部も、中間支持具41の上側嵌合
部材41cにおける円弧状に膨出した外周面に当接した
状態になっている。
上側支持具42の嵌合部材42cにおける円弧状に膨出
した外周面に当接した状態になっており、また、上側ガ
イドパイプ43の下端部も、中間支持具41の上側嵌合
部材41cにおける円弧状に膨出した外周面に当接した
状態になっている。
【0027】各設備用水中ポンプ30は、図1に示すよ
うに、上部にモートル31が設けられており、下部にポ
ンプ部32が設けられている。ポンプ部32内には、モ
ートル31によって回転される羽根車が配置されてお
り、予旋回槽20の各旋回凹部21内に進入した下水
が、ポンプ部32内の羽根車によってポンプ部32内に
吸い込まれる。ポンプ部32内に吸い込まれた下水は、
側方に直線状に延出する吐出部33(図2参照)から吐
出される。
うに、上部にモートル31が設けられており、下部にポ
ンプ部32が設けられている。ポンプ部32内には、モ
ートル31によって回転される羽根車が配置されてお
り、予旋回槽20の各旋回凹部21内に進入した下水
が、ポンプ部32内の羽根車によってポンプ部32内に
吸い込まれる。ポンプ部32内に吸い込まれた下水は、
側方に直線状に延出する吐出部33(図2参照)から吐
出される。
【0028】吐出部33の上面には、図4に二点鎖線で
示すように、スライド部材34が取り付けられている。
このスライド部材34は、吐出部33の端面に設けられ
た吐出口の上方に延出した状態になっており、その各側
部には、ガイド機構40における各上側ガイドパイプ4
3、および各下側ガイドパイプ44が嵌合し得る嵌合凹
部34aがそれぞれ形成されている。そして、各嵌合凹
部34aが、ガイド機構40の各上側ガイドパイプ43
および各下側ガイドパイプ44にそれぞれ嵌合されてガ
イドされるようになっている。
示すように、スライド部材34が取り付けられている。
このスライド部材34は、吐出部33の端面に設けられ
た吐出口の上方に延出した状態になっており、その各側
部には、ガイド機構40における各上側ガイドパイプ4
3、および各下側ガイドパイプ44が嵌合し得る嵌合凹
部34aがそれぞれ形成されている。そして、各嵌合凹
部34aが、ガイド機構40の各上側ガイドパイプ43
および各下側ガイドパイプ44にそれぞれ嵌合されてガ
イドされるようになっている。
【0029】各設備用水中ポンプ30は、マンホール1
0の開口部11からマンホール10の底部に据え付ける
際に、スライド部材34の各嵌合凹部34aを、一方の
ガイド機構40の各上側ガイドパイプ43上にて整合状
態として、設備用水中ポンプ30全体を下降させる。こ
れにより、各上側ガイドパイプ43に、スライド部材3
4の嵌合凹部34aが嵌合された状態になって、設備用
水中ポンプ30は、一対の上側ガイドパイプ43によっ
て支持される。
0の開口部11からマンホール10の底部に据え付ける
際に、スライド部材34の各嵌合凹部34aを、一方の
ガイド機構40の各上側ガイドパイプ43上にて整合状
態として、設備用水中ポンプ30全体を下降させる。こ
れにより、各上側ガイドパイプ43に、スライド部材3
4の嵌合凹部34aが嵌合された状態になって、設備用
水中ポンプ30は、一対の上側ガイドパイプ43によっ
て支持される。
【0030】このような状態で、設備用水中ポンプ30
は、鉛直に対して傾斜状態になった各上側ガイドパイプ
43に沿って下降される。
は、鉛直に対して傾斜状態になった各上側ガイドパイプ
43に沿って下降される。
【0031】上側ガイドパイプ43の上端部および下端
部内周面は、上側支持具42の嵌合部材42c外周面お
よび中間支持具41の上側の嵌合部材41c外周面に当
接した状態になっているために、上側ガイドパイプ43
に沿って設備用水中ポンプ30が下降されても、上側ガ
イドパイプ43がぐらついたり、各嵌合部材41cおよ
び42cから外れるおそれがない。
部内周面は、上側支持具42の嵌合部材42c外周面お
よび中間支持具41の上側の嵌合部材41c外周面に当
接した状態になっているために、上側ガイドパイプ43
に沿って設備用水中ポンプ30が下降されても、上側ガ
イドパイプ43がぐらついたり、各嵌合部材41cおよ
び42cから外れるおそれがない。
【0032】そして、上側ガイドパイプ43の下端部に
達すると、スライド部材34の各嵌合凹部34aは、中
間支持具42にて上端部が支持された各下側ガイドパイ
プ44にそれぞれ嵌合した状態になり、設備用水中ポン
プ30は、各下側ガイドパイプ44によって支持された
状態で、ほぼ鉛直状態になった各下側ガイドパイプ44
に沿って下降される。
達すると、スライド部材34の各嵌合凹部34aは、中
間支持具42にて上端部が支持された各下側ガイドパイ
プ44にそれぞれ嵌合した状態になり、設備用水中ポン
プ30は、各下側ガイドパイプ44によって支持された
状態で、ほぼ鉛直状態になった各下側ガイドパイプ44
に沿って下降される。
【0033】下側ガイドパイプ44は、鉛直状態に対し
て若干傾斜した状態になっているものの、その上端部
は、中間支持具41における下側の嵌合部材41cの外
周面に内周面が当接した状態で支持されているために、
設備用水中ポンプ30が下降する際に、ぐらついたり、
嵌合部材41cから外れるおそれがない。
て若干傾斜した状態になっているものの、その上端部
は、中間支持具41における下側の嵌合部材41cの外
周面に内周面が当接した状態で支持されているために、
設備用水中ポンプ30が下降する際に、ぐらついたり、
嵌合部材41cから外れるおそれがない。
【0034】このようにして設備用水中ポンプ30がマ
ンホール10の底部に達すると、設備用水中ポンプ30
の吐出部33先端の吐出口が、マンホール10の底部に
設置された連結管54の端面開口に自動的に接続され
る。これにより、設備用水中ポンプ30は、予旋回槽2
0における所定の旋回凹部21の上方の所定位置に据え
付けられる。
ンホール10の底部に達すると、設備用水中ポンプ30
の吐出部33先端の吐出口が、マンホール10の底部に
設置された連結管54の端面開口に自動的に接続され
る。これにより、設備用水中ポンプ30は、予旋回槽2
0における所定の旋回凹部21の上方の所定位置に据え
付けられる。
【0035】このようにしてマンホール10の底部に据
え付けられた各設備用水中ポンプ30は、マンホール1
0内に流入する下水が、所定のレベルにまで貯留される
と、いずれか一方が駆動される。いずれかの設備用水中
ポンプ30の駆動によって、旋回凹部21内に貯留され
た下水はその設備用水中ポンプ30によって吸引され
て、吐出部33および連結管54を通って吐出管51に
吐出される。
え付けられた各設備用水中ポンプ30は、マンホール1
0内に流入する下水が、所定のレベルにまで貯留される
と、いずれか一方が駆動される。いずれかの設備用水中
ポンプ30の駆動によって、旋回凹部21内に貯留され
た下水はその設備用水中ポンプ30によって吸引され
て、吐出部33および連結管54を通って吐出管51に
吐出される。
【0036】各設備用水中ポンプ30を保守および点検
する場合には、ガイド機構40の各下側ガイドパイプ4
4および各上側ガイドパイプ43に沿って設備用水中ポ
ンプ30が引き上げられる。従って、マンホール10の
底面12に対して偏心状態で開口部11が設けられてい
ても、設備用水中ポンプ30は、確実に開口部11内に
まで引き上げられ、開口部11から容易に搬出すること
ができる。
する場合には、ガイド機構40の各下側ガイドパイプ4
4および各上側ガイドパイプ43に沿って設備用水中ポ
ンプ30が引き上げられる。従って、マンホール10の
底面12に対して偏心状態で開口部11が設けられてい
ても、設備用水中ポンプ30は、確実に開口部11内に
まで引き上げられ、開口部11から容易に搬出すること
ができる。
【0037】図5は、本発明の設備用水中ポンプのガイ
ドパイプ支持具が設けられたマンホールの他の実施例を
示す縦断面図である。この実施例では、図3に示す本発
明の上側支持具42によって、一対のガイドパイプ48
の上端部がそれぞれ支持されている。各ガイドパイプ4
8の上端部は、上側支持具42の嵌合部材42cに嵌合
されている。嵌合部材42cは、外周面が円弧状膨出す
る円柱状をしており、ガイドパイプ48の内周面は、嵌
合部材42cの外周面に当接した状態で支持されてい
る。ガイドパイプ48の下端部は、マンホール10内に
設置された連結管54に設けられた各支持部56に嵌合
されて支持されている。ガイドパイプ48は、鉛直状態
に対して3°程度の傾斜角度になっている。
ドパイプ支持具が設けられたマンホールの他の実施例を
示す縦断面図である。この実施例では、図3に示す本発
明の上側支持具42によって、一対のガイドパイプ48
の上端部がそれぞれ支持されている。各ガイドパイプ4
8の上端部は、上側支持具42の嵌合部材42cに嵌合
されている。嵌合部材42cは、外周面が円弧状膨出す
る円柱状をしており、ガイドパイプ48の内周面は、嵌
合部材42cの外周面に当接した状態で支持されてい
る。ガイドパイプ48の下端部は、マンホール10内に
設置された連結管54に設けられた各支持部56に嵌合
されて支持されている。ガイドパイプ48は、鉛直状態
に対して3°程度の傾斜角度になっている。
【0038】このように、傾斜角度3°程度にまで傾斜
されたガイドパイプ48は、マンホール10の開口部1
1が底面12に対して傾斜した状態であっても、その上
端部をマンホール10の開口部11内に位置させること
ができる。しかも、傾斜状態になったガイドパイプ48
の内周面は、嵌合部材42cの円弧状に膨出した外周面
に接触した状態になっているために、ガイドパイプ48
に設備用水中ポンプ30が支持されてスライドされて
も、ガイドパイプ48は、がたついたり、嵌合部材42
cから外れるおそれがない。
されたガイドパイプ48は、マンホール10の開口部1
1が底面12に対して傾斜した状態であっても、その上
端部をマンホール10の開口部11内に位置させること
ができる。しかも、傾斜状態になったガイドパイプ48
の内周面は、嵌合部材42cの円弧状に膨出した外周面
に接触した状態になっているために、ガイドパイプ48
に設備用水中ポンプ30が支持されてスライドされて
も、ガイドパイプ48は、がたついたり、嵌合部材42
cから外れるおそれがない。
【0039】
【発明の効果】本発明の設備用水中ポンプのガイドパイ
プ支持具は、このように、外周面が円弧状に膨出する円
柱状の嵌合部材によってガイドパイプの上端部が嵌合さ
れて支持されるために、ガイドパイプを鉛直に対して大
きな傾斜角度にしても、ガイドパイプがぐらついたり、
嵌合部材が外れるおそれがない。従って、ピットの開口
部が底部に対して偏心した状態であっても、設備用水中
ポンプをピットの底部にまで安定的にガイドすることが
できるとともに、ピットの底部に据え付けられた設備用
水中ポンプを確実に開口部にまでガイドすることもでき
る。
プ支持具は、このように、外周面が円弧状に膨出する円
柱状の嵌合部材によってガイドパイプの上端部が嵌合さ
れて支持されるために、ガイドパイプを鉛直に対して大
きな傾斜角度にしても、ガイドパイプがぐらついたり、
嵌合部材が外れるおそれがない。従って、ピットの開口
部が底部に対して偏心した状態であっても、設備用水中
ポンプをピットの底部にまで安定的にガイドすることが
できるとともに、ピットの底部に据え付けられた設備用
水中ポンプを確実に開口部にまでガイドすることもでき
る。
【図1】本発明の設備用水中ポンプのガイドパイプ支持
具が設けられたマンホールの縦断面図である。
具が設けられたマンホールの縦断面図である。
【図2】そのマンホールの概略平面図である。
【図3】本発明の設備用水中ポンプのガイドパイプ支持
具を有するガイド機構の縦断面図である。
具を有するガイド機構の縦断面図である。
【図4】そのガイド機構の中間支持具の平面図である。
【図5】本発明の設備用水中ポンプのガイドパイプ支持
具が設けられたマンホールの他の実施例を示す縦断面図
である。
具が設けられたマンホールの他の実施例を示す縦断面図
である。
10 マンホール 11 開口部 12 底面 20 予旋回槽 21 旋回凹部 30 設備用水中ポンプ 31 モートル 32 ポンプ室 33 吐出部 34 スライド部材 34a 嵌合凹部 40 ガイド機構 41 中間支持具 41a 支持板 41b 支持アーム 41c 嵌合部材 41d ボルト 41e ナット 42 上側支持具 42a 支持板 42b 支持アーム 42c 嵌合部材 42d ボルト 42e ナット 43 上側ガイドパイプ 44 下側ガイドパイプ 48 ガイドパイプ 51 吐出管 54 連結管
Claims (1)
- 【請求項1】 ピットの底部に据え付けられる設備用水
中ポンプを、ピット内に設置された連結管に対して自動
的に接続されるように、ピット内を上下方向に沿ってガ
イドするガイドパイプの上端部を支持するための支持具
であって、 ピット内にてガイドパイプの上端部内に嵌合されるよう
に支持されており、外周面が円弧状に膨出した円柱状の
嵌合部材を有することを特徴とする設備用水中ポンプの
ガイドパイプ支持具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15913995A JP2887654B2 (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 設備用水中ポンプのガイドパイプ支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15913995A JP2887654B2 (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 設備用水中ポンプのガイドパイプ支持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH094045A JPH094045A (ja) | 1997-01-07 |
JP2887654B2 true JP2887654B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=15687110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15913995A Expired - Fee Related JP2887654B2 (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 設備用水中ポンプのガイドパイプ支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2887654B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5350199B2 (ja) * | 2009-12-04 | 2013-11-27 | 新明和工業株式会社 | ガイドホルダ |
JP6055682B2 (ja) * | 2013-01-15 | 2016-12-27 | 株式会社川本製作所 | 支持装置及び排水装置 |
-
1995
- 1995-06-26 JP JP15913995A patent/JP2887654B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH094045A (ja) | 1997-01-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |