JP6055682B2 - 支持装置及び排水装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水槽内の水を配水するポンプを水槽内で移動させるためのガイドパイプを支持する支持装置、及び、排水装置に関する。
下水処理等の一として、汚水を処理施設に送る処理設備の中継地点に、汚水を貯留して圧送する中継設備として排水装置が設けられる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この排水装置は、汚水を所定の水位まで貯留する水槽と、当該水槽に貯留された汚水を二次側に圧送するポンプと、を備えている。
水槽は、汚水への耐食性、生産性及び強度を考慮し、繊維強化樹脂(FRP)等によって形成され、地中に設置される。また、排水装置は、水槽内に、水槽の二次側と連結される連結管と、ポンプの移動を案内するガイド装置と、を備えている。ガイド装置は、連結管及び水槽に設けられた支持装置と、支持装置に支持され、重力方向に延設されたガイドパイプと、を備えている。
排水装置は、水槽内の汚水が所定の水位に到達後、ポンプを駆動し、汚水を二次側に排水可能に形成される。また、排水装置は、水槽が地中に配置されることから、ポンプの点検等においては、ポンプをガイドパイプに沿って重力方向に移動させ、水槽内からポンプを取り出す。同様に、排水装置は、ポンプを水槽内に配置させる際に、ガイドパイプに沿って重力方向に移動させ、水槽内にポンプを配置する。
特開2001−311212号公報
上述した排水装置では、以下の問題があった。即ち、排水装置は、水槽が地中に設置される。このため、地中の土壁やコンクリート等の壁面と水槽との間に湧水等が発生すると、当該湧水の圧力によって、水槽が変形する虞がある。
特に、このような湧水による圧力は、水槽の外周側から圧縮する方向に力が印加されることから、水槽の底面が変形、さらに言えば、上方に向って盛り上がるように変形する。水槽の底面が変形すると、ガイドパイプを支持する連結管が移動し、結果、ガイドパイプも移動することとなる。
しかし、ガイドパイプは、ポンプの案内時に、支持装置から脱離することを防止するために、支持装置に支持される構成されていることから、水槽の底面の変形に伴ってガイドパイプが移動可能な距離がほとんど確保できない、という問題がある。このため、水槽の底面が変形すると、ガイドパイプに、支持装置を介して力が印加され、結果、ガイドパイプが座屈変形する虞がある。
そこで本発明は、ガイドパイプの変形を防止可能な支持装置及び排水装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の支持装置及び排水装置は、次のように構成されている。
本発明の一態様として、地中に埋設される水槽内に設置されるポンプの重力方向の移動時に、前記ポンプの移動を案内する円筒状のガイドパイプを支持する支持装置は、前記ガイドパイプに挿入される第1挿入部、及び、前記ガイドパイプの端部を支持する第1座部を有する第1支持具と、前記ガイドパイプに挿入される第2挿入部、前記ガイドパイプの端部を支持する第2座部、及び、前記第2挿入部及び前記第2座部を前記ガイドパイプの延設方向に沿って移動可能に固定する可動部を有し、前記第1支持具と対向して前記第1支持具の上方に配置される第2支持具と、を備える。
本発明の一態様として、排水装置は、地中に埋設される水槽と、前記水槽内に設置されたポンプと、前記ポンプの重力方向の移動時に、前記ポンプの移動を案内する円筒状のガイドパイプと、前記ガイドパイプに挿入される第1挿入部、及び、前記ガイドパイプの端部を支持する第1座部を有する第1支持具、並びに、前記ガイドパイプに挿入される第2挿入部、前記ガイドパイプの端部を支持する第2座部、及び、前記第2挿入部及び前記第2座部を前記ガイドパイプの延設方向に沿って移動可能に固定する可動部を有し、前記第1支持具と対向して前記第1支持具の上方に配置される第2支持具、を具備する支持装置と、を備える。
本発明によれば、ガイドパイプの変形を防止可能な支持装置及び排水装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る排水装置の構成を一部断面で示す側面図。 同排水装置に用いられる支持装置の構成を一部断面で示す側面図。 同支持装置の構成を一部断面で示す側面図。
以下、本発明の一実施形態に係る排水装置1の構成を、図1乃至図3を用いて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る排水装置1の構成を一部断面で示す側面図、図2は排水装置1に用いられるガイド装置14の構成を一部断面で示す側面図、図3はガイド装置14の構成であって、ガイド装置14に用いられる支持装置41の使用の一例を一部断面で示す側面図である。なお、図1中、Fは、汚水の流れを示している。
排水装置1は、地面100下に設置される。排水装置1は、汚水を処理施設に送る排水設備の中継地点に設けられる。排水装置1は、水槽11と、ポンプ12と、連結管13と、ガイド装置14と、を備えている。排水装置1は、水槽11内の汚水をポンプ12により二次側に給水可能に形成されている。地面100とは、土壌であってもよく、また、コンクリート等で形成されていてもよい。
水槽11は、下部水槽21と、上部水槽22と、蓋部材23と、を備えている。水槽11は、その一次側からその内部に汚水を引き入れる吸込管24と、連結管13と接続され、その二次側に汚水を吐出する吐出管25と、を備えている。
水槽11は、下部水槽21及び上部水槽22がボルト等により一体に固定されることで構成される。下部水槽21は、水槽11の底面21a及び下方の側面を構成する。下部水槽21は、繊維強化樹脂(FRP)により形成されている。上部水槽22は、水槽11の上方の側面及び水槽11の開口部22aを構成する。上部水槽22は、繊維強化樹脂(FRP)により形成されている。
蓋部材23は、上部水槽22の開口部22aを閉塞可能に形成されている。このような水槽11は、下部水槽21及び上部水槽22が地面100の下(地中)に埋設されるとともに、開口部22aが地面100から開口する。また、水槽11は、地面100上(地上)から蓋部材23を着脱可能に、蓋部材23が開口部22aを閉塞する。
ポンプ12は、例えば、異物が含まれる汚水を二次側に供給可能に形成されている。ポンプ12は、ポンプ部31と、モータ部32と、モータ部32の駆動及び停止を行うフロートスイッチ33と、を備えている。
ポンプ12は、ポンプ部31の上方にモータ部32が固定される。また、ポンプ12は、モータ部32に、少なくとも水槽11の開口部22aまで延設され、ポンプ12を引き上げ可能なワイヤ34が設けられる。
ポンプ部31は、所謂汚水用のポンプであって、異物を含む汚水を給水可能に形成されている。ポンプ部31は、ポンプケーシング36と、モータ部32の駆動により回転するインペラと、備えている。
ポンプケーシング36は、その内部にインペラを収納する。ポンプケーシング36は、その下方に形成された吸込口と、その側方に形成された吐出口37と、を備えている。
ポンプケーシング36は、その一部、例えば吐出口37に、ガイド装置14の後述するガイドパイプ42が挿入される被案内部38を備えている。被案内部38は、ガイドパイプ42を挿入可能、且つ、ポンプ12の移動時に、ガイドパイプ42と摺動可能に形成されている。
フロートスイッチ33は、フロート33aと、フロート33aの位置に応じてオン及びオフが成されるスイッチと、を備えている。フロートスイッチ33は高さが異なる位置に複数設けられ、各位置のフロートスイッチ33のオン及びオフにより、水槽11内の汚水の水位を検出可能に形成されている。
連結管13は、その一次側がポンプケーシング36の吐出口37と流体的に接続可能に形成されている。また、連結管13は、ポンプケーシング36の吐出口37と流体的に接続されたときに、ポンプ12を支持可能に形成されている。
連結管13は、その二次側が吐出管25と接続される。連結管13は、水槽11の底面21aにボルト等により固定される。連結管13は、ガイド装置14の支持装置41の一部が設けられる。
ガイド装置14は、支持装置41と、ガイドパイプ42と、を備えている。ガイド装置14は、ポンプ12の移動、具体的にはポンプ12を開口部22aから連結管13まで、及び、連結管13から開口部22aまでの昇降移動を案内可能に形成されている。
支持装置41は、連結管13に固定された第1支持具44と、水槽11に固定された第2支持具45と、を備えている。支持装置41は、第1支持具44及び第2支持具45が、重力方向で対向して配置され、ガイドパイプ42を支持可能に形成されている。
図2及び図3に示すように、第1支持具44は、連結管13に固定され、ガイドパイプ42の下端の開口に挿入されることでガイドパイプ42を支持可能に形成されている。第1支持具44は、第1支持部材51と、第1支持部材51を連結管13に固定する第1固定部材52と、を備えている。
第1支持部材51は、円筒状であって、ガイドパイプ42内に挿入又は嵌合可能、且つ、ガイドパイプ42を支持可能に形成されている。第1支持部材51は、金属材料で形成された円環状の第1座部53と、第1座部53に設けられ、ガイドパイプ42内に配置される円筒状の第1挿入部54と、を備えている。
第1座部53は、ガイドパイプ42の下端部を支持可能に形成されている。第1挿入部54は、ガイドパイプ42の下端の開口からガイドパイプ42内に挿入又は嵌合可能に形成される。第1挿入部54は、NBR等のゴム部材により形成される。第1固定部材52は、連結管13に第1支持部材51を固定するボルトである。
第2支持具45は、水槽11に固定され、ガイドパイプ42の上端の開口に挿入されることで、ガイドパイプ42を支持可能に形成されている。第2支持具45は、第2支持部材56と、第2支持部材56を第1支持部材51と対向する位置に配置する固定板57と、第2支持部材56を固定板57に対して移動可能に固定板57に固定する第2固定部材(固定部材)58と、を備えている。第2支持具45は、固定板57及び第2固定部材58により、第2支持部材56を移動可能に水槽11に固定する可動部を構成する。
第2支持部材56は、金属材料で形成された円環状の第2座部60と、第2座部60に設けられ、ガイドパイプ42内に配置される円筒状の第2挿入部61と、を備えている。第2座部60は、ガイドパイプ42の上端部を支持可能に形成されている。第2挿入部61は、ガイドパイプ42内に挿入又は嵌合可能に形成される。第2挿入部61は、NBR等のゴム部材が用いられる。
固定板57は、水槽11にボルト等によって固定される。固定板57は、第2固定部材58により第2支持部材56を固定可能に形成される。固定板57は、第2固定部材58の後述するボルト63を挿入可能、且つ、ボルト63の移動を案内可能な孔部57aが形成されている。
第2固定部材58は、固定板57、第2座部60及び第2挿入部61に挿入されるボルト63と、ボルト63に螺合された固定板57及び第2支持部材56間に配置される第1ナット64と、ボルト63に螺合され、第1ナット64及び第2支持部材56間に配置される第2ナット65と、ボルト63の第2支持部材56から突出する部位に螺合される第3ナット66と、を備えている。
ボルト63は、その一方の端部に、その最小幅が固定板57の孔部57aの内径よりも大に形成されたボルトヘッド63aが形成されている。ボルト63は、そのねじ部の長さが、固定板57の厚さ、第2座部60の厚さ、第2挿入部61の厚さ、即ち第2挿入部61の軸心方向の長さ、第1ナット64の厚さ、第2ナット65の厚さ及び第3ナット66の厚さの総和の長さよりも長く形成されている。
換言すると、ボルト63は、そのねじ部に挿入される部材の厚さよりも長く、さらに言えば、そのねじ部に挿入される部材の厚さに、水槽11の底面21aの変形によってガイドパイプ42の移動が許容可能な移動量を加えた長さに形成されている。
ボルト63は、第2ナット65及び第3ナット66により、第2座部60及び第2挿入部61に固定される。このようなボルト63は、固定された第2座部60及び第2挿入部61の移動を、固定板57の孔部57aに沿って案内する案内部材である。
第1ナット64は、ボルト63に螺合されることで、ボルトヘッド63aとともに固定板57を挟持し、ボルト63を固定板57に固定可能な固定手段である。また、第1ナット64は、固定板57から離間させ、第2ナット65と当接させることで、ボルト63を固定板57に対して移動可能とする。即ち、第1ナット64は、固定板57及び第2ナット65の一方と当接させることで、ボルト63の固定及びボルト63の移動を可能とする。
第2ナット65及び第3ナット66は、第2座部60及び第2挿入部61を挟持し、第2支持部材56をボルト63に固定する。
ガイドパイプ42は、中空円筒状に形成され、少なくとも、ポンプ12の移動量以上の長さに形成されている。ガイドパイプ42は、その両端に第1挿入部54及び第2挿入部61が挿入されるとともに、第1座部53及び第2座部60により支持されることで、支持装置41を介して水槽11及び連結管13に固定される。また、ガイドパイプ42は、ポンプ12の被案内部38に挿入された状態で支持装置41に支持される。
このように構成された排水装置1は、通常時、即ち、水槽11内に所定の水位まで貯留された汚水を二次側に給水する場合においては、図2に示すように、第1ナット64が、第2ナット65と当接した状態でガイドパイプ42が第1支持具44及び第2支持具45により支持される。このため、第2支持具45のボルト63は、固定板57に重力方向に移動可能に支持される。
排水装置1は、湧水等により水槽11が変形し、底面21aが上方に隆起し、当該底面21aの隆起によりガイドパイプ42が上方に移動しても、ボルト63は、固定板57に対して移動することが可能となり、ガイドパイプ42の移動が可能となる。これにより、底面21aが隆起しても、ガイドパイプ42に荷重が印加することを防止可能となり、ガイドパイプ42が座屈することを防止可能となる。
また、排水装置1は、メンテナンス時等において、ポンプ12を移動させるときには、図3に示すように、第1ナット64を移動させて、ボルトヘッド63a及び第1ナット64により、固定板57を挟持し、ボルト63を固定板57に固定する。
ボルト63が固定板57に固定されることで、ガイドパイプ42が重力方向に移動することを防止することが可能となり、ポンプ12を移動させる際に、ポンプ12の被案内部38がガイドパイプ42に摺動しても、ガイドパイプ42が移動することを防止可能となる。これにより、ポンプ12を安定して移動させることが可能となるとともに、ガイドパイプ42が支持装置41から外れることを防止することが可能となる。
上述したように、本発明の一実施の形態に係る排水装置1によれば、支持装置41によってガイドパイプ42を重力方向に移動可能に支持し、ガイドパイプ42に重力方向の押圧力が印加されても、ガイドパイプ42を移動可能とすることで、ガイドパイプ42の変形を極力防止することが可能となる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。上述した例では、ガイドパイプ42を重力方向に移動可能とするために、支持装置41は、第2支持具45に複数のナット64,65,66を用いる構成を説明したがこれに限定されない。
例えば、第2支持具45は、第1ナット64の変わりに、固定板57及び第2座部60を付勢する付勢手段、例えばコイルばねを用いる構成であってもよい。このような構成とすることで、第2支持部材56は、常時固定板57から離間する方向に付勢されるとともに、ガイドパイプ42が上方に押圧された場合には、コイルばねが収縮し、ガイドパイプ42が移動可能となる。
また、上述した例では、水槽11は、樹脂材料で形成され、下部水槽21及び上部水槽22に分割される構成を説明したがこれに限定されない。即ち、排水装置1の支持装置41は、ポンプ12、連結管13及びガイド装置14が設置される水槽11等の設置槽の底面が隆起等により重力方向に変形する虞があって、且つ、ポンプ12をガイドパイプ42に沿って移動させる排水装置1の構成であれば、適用可能である。このため、排水装置1の水槽11の構成は、上述した構成に限定されず、他の構成であってもよい。同様に、排水装置1は、その詳細な構成は他の構成であってもよく、例えば、水槽11の底面に予旋回槽を用いる構成であってもよい。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1…排水装置、11…水槽、12…ポンプ、13…連結管、14…ガイド装置、21…下部水槽、21a…底面、22…上部水槽、22a…開口部、23…蓋部材、24…吸込管、25…吐出管、31…ポンプ部、32…モータ部、33…フロートスイッチ、33a…フロート、34…ワイヤ、36…ポンプケーシング、37…吐出口、38…被案内部、41…支持装置、42…ガイドパイプ、44…第1支持具、45…第2支持具、51…第1支持部材、52…第1固定部材、53…第1座部、54…第1挿入部、56…第2支持部材、57…固定板(可動部)、57a…孔部、58…第2固定部材(固定部材、可動部)、60…第2座部、61…第2挿入部、63…ボルト、63a…ボルトヘッド、64…第1ナット、65…第2ナット、66…第3ナット、100…地面。

Claims (10)

  1. 地中に埋設される水槽内に設置されるポンプの重力方向の移動時に、前記ポンプの移動を案内する円筒状のガイドパイプを支持する支持装置において、
    前記ガイドパイプに挿入される第1挿入部、及び、前記ガイドパイプの端部を支持する第1座部を有する第1支持具と、
    前記ガイドパイプに挿入される第2挿入部、前記ガイドパイプの端部を支持する第2座部、及び、前記第2挿入部及び前記第2座部を前記ガイドパイプの延設方向に沿って移動可能に固定する可動部を有し、前記第1支持具と対向して前記第1支持具の上方に配置される第2支持具と、
    を備えることを特徴とする支持装置。
  2. 前記可動部は、
    前記水槽内に固定される固定板と、
    前記第2挿入部及び前記第2座部を移動可能に前記固定板に固定する固定部材と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の支持装置。
  3. 前記固定部材は、
    前記第2挿入部及び前記第2座部に固定され、前記第2挿入部及び前記第2座部の移動を案内する案内部材と、
    前記案内部材を前記固定板に固定可能に形成された固定手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の支持装置。
  4. 前記案内部材は、ボルトヘッドを有し、前記固定板に対して移動可能に前記固定板に前記ボルトヘッドにより支持されるとともに、前記第2挿入部及び前記第2座部に固定されたボルトであり、
    前記固定手段は、前記ボルトヘッドと前記第2座部との間に介在され、前記固定板に当接することで前記固定板を前記ボルトヘッドとともに挟持可能なナットである、
    ことを特徴とする請求項3に記載の支持装置。
  5. 前記案内部材は、前記固定板に移動可能に挿入されるとともに、前記第2挿入部及び前記第2座部に固定され、
    前記固定手段は、前記固定板と前記第2座部との間に介在され、前記固定板及び前記第2座部を付勢する付勢手段である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の支持装置。
  6. 地中に埋設される水槽と、
    前記水槽内に設置されたポンプと、
    前記ポンプの重力方向の移動時に、前記ポンプの移動を案内する円筒状のガイドパイプと、
    前記ガイドパイプに挿入される第1挿入部、及び、前記ガイドパイプの端部を支持する第1座部を有する第1支持具、並びに、前記ガイドパイプに挿入される第2挿入部、前記ガイドパイプの端部を支持する第2座部、及び、前記第2挿入部及び前記第2座部を前記ガイドパイプの延設方向に沿って移動可能に固定する可動部を有し、前記第1支持具と対向して前記第1支持具の上方に配置される第2支持具、を具備する支持装置と、
    を備えることを特徴とする排水装置。
  7. 前記可動部は、
    前記水槽内に固定される固定板と、
    前記第2挿入部及び前記第2座部を移動可能に前記固定板に固定する固定部材と、
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の排水装置。
  8. 前記固定部材は、
    前記第2挿入部及び前記第2座部に固定され、前記第2挿入部及び前記第2座部の移動を案内する案内部材と、
    前記案内部材を前記固定板に固定可能に形成された固定手段と、
    を備えることを特徴とする請求項7に記載の排水装置。
  9. 前記案内部材は、ボルトヘッドを有し、前記固定板に対して移動可能に前記固定板に前記ボルトヘッドにより支持されるとともに、前記第2挿入部及び前記第2座部に固定されたボルトであり、
    前記固定手段は、前記ボルトヘッドと前記第2座部との間に介在され、前記固定板に当接することで前記固定板を前記ボルトヘッドとともに挟持可能なナットである、
    ことを特徴とする請求項8に記載の排水装置。
  10. 前記案内部材は、前記固定板に移動可能に挿入されるとともに、前記第2挿入部及び前記第2座部に固定され、
    前記固定手段は、前記固定板と前記第2座部との間に介在され、前記固定板及び前記第2座部を付勢する付勢手段である、
    ことを特徴とする請求項8に記載の排水装置。
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