JPH0572144B2 - - Google Patents

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JPH0572144B2
JPH0572144B2 JP58039995A JP3999583A JPH0572144B2 JP H0572144 B2 JPH0572144 B2 JP H0572144B2 JP 58039995 A JP58039995 A JP 58039995A JP 3999583 A JP3999583 A JP 3999583A JP H0572144 B2 JPH0572144 B2 JP H0572144B2
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Esu Chan Suteiibun
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Ampex Corp
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Publication of JPH0572144B2 publication Critical patent/JPH0572144B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R29/00Arrangements for measuring or indicating electric quantities not covered by groups G01R19/00 - G01R27/00
    • G01R29/02Measuring characteristics of individual pulses, e.g. deviation from pulse flatness, rise time or duration
    • G01R29/027Indicating that a pulse characteristic is either above or below a predetermined value or within or beyond a predetermined range of values
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/14Digital recording or reproducing using self-clocking codes
    • G11B20/1403Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
    • G11B20/1423Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K9/00Demodulating pulses which have been modulated with a continuously-variable signal
    • H03K9/08Demodulating pulses which have been modulated with a continuously-variable signal of duration- or width-mudulated pulses or of duty-cycle modulated pulses

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、2進信号、特にマンチエスター形式
のフオーマツトで符号化するなどによる周波数変
調により2進情報を伝達する信号を解読ないし復
調することに、より詳細には、異なる速度で読出
し得る2以上の2進信号例えば2以上の可変速度
のテープレコーダーから読出される時間符号を解
読することに関する。
磁気テープ上に情報を記録する場合、別々の情
報部分を別々のテープ上に記録し、それらのテー
プを後に再生して記録情報を再現することが多く
の場合に所望され、また必要になる。例えば演劇
を生で記録する場合、映像情報はビデオテープレ
コーダーにより記録し、付随する音声情報は、オ
ーデイオテープレコーダーにより記録する。再生
時には、記録された情報が正確に再生されるよう
に、情報を記録した2個のテープを同期して走行
させる。普通はこの同期を得るための時間符号
が、映像情報又は音声情報と共に各々のテープ上
に記録されている。この時間符号は、基本的に
は、テープレコーダーの読出し=書込み磁気ヘツ
ドと接するテープ部分に表示される。
一般に時間符号信号は、磁気テープに記録され
る2進信号を含んでいる。上記の使用に特に適切
なことが判明した2進符号化フオーマツトの一形
式は、マンチエスター・コーデイングとして知ら
れる実効的には周波数変調によるフオーマツトで
ある。この符号群によるフオーマツトの場合に、
2進信号は、一連のビツトセルを含み、各々のビ
ツトセルは1ビツトの2進情報を含む。信号中の
各々のビツトセルは、信号中の遷移即ち或る電圧
レベルから別の電圧レベルへのスイツチングによ
つて、直前のビツトセルから区別される。2進情
報自身は、各々のビツトセル中の遷移の存在或い
は不在により伝搬される。一例として、或るビツ
トセルのほぼ中心部において生ずる遷移は、真
の、即ち2進「1」状態を表わすように、また遷
移の不在は、偽の、即ち2進「0」状態を表わす
ようにすることができる。
この同じ一般的なフオーマツトに含まれる他の
符号方式は、ビツトセル中の遷移の位置によつて
2進情報を伝達する。一例として、この遷移がビ
ツトセルの最初の1/3にあれば、2進「1」の状
態が伝達され、最後の1/3あれば2進「0」の状
態が伝達される。更に別の符号方式は、記憶密度
を高めるために、信号中の遷移の選択的な抑制を
利用する。この後者の方式はミラー符号方式とし
て知られ、その方式は米国特許第3108261号、第
4027335号及び第4234897号に記載されている。
磁気テープにこの形式の符号フオーマツトを時
間符号として用いることの利点は、それが自己ク
ロツキング信号であることと、2進情報を伝達す
る際に信号の直流成分に依存しないことである。
更に詳細には、信号中の各々のビツトセルが信号
中の遷移によつて他のものから区別されるので、
各々の2進情報部分が現れるときに別のクロツク
信号を供給する必要はない。更に、信号から2進
状態情報を導出する場合、ビツトセル中にいつど
こで遷移が起こつたかを定めるだけでよいため、
信号中の直流成分即ちその絶対電圧レベルは重要
な要因ではない。このことは、磁気テープの特性
上から、或る信号の実際の電圧レベルが周波数の
変化すなわち遷移速度の変化に依存するので、磁
気テープ記録の環境では、特に大きな意義をもつ
ている。この信号形式の場合、信号の極性が反転
しても復調過程は影響されない。
この符号フオーマツトの2進信号によつて表わ
される時間符号を読出してそれによりテープ位置
を定めることは、一般に比較的容易である。しか
しテープ速度が変化すると読出しについて困難な
問題が生ずる。この問題は、一方のテープが他の
テープの位置に依存して変化する速度で走行して
いる際に屡々起こり得る。更に詳細には、このフ
オーマツトを読出す際の問題は、各々のビツトセ
ルの長さ即ち持続時間が、テープ速度の変化と共
に変化し、信号が本質的に非同期性であることに
よつて惹起される。例えば、テープが或る特定の
速度で走行している場合、各々のビツトセルは、
1m秒の持続時間を有し得る。従つて、信号中に
含まれる2進情報を定めるためには、1m秒以内
に信号中の遷移が起こるか否か、またいつ起こる
かを定めるだけでよい。しかしテープがその後に
以前の速度の1/2に減速した場合、各々のビツト
セルの持続時間は2m秒となるので、1m秒以内
に起こる遷移についてチエツクしている場合、1
ビツトセル中に起こる遷移は検出されない。その
逆にテープが増速し、各々ビツトセルの持続時間
が1/2m秒又はそれ以下になると、全ての遷移は
相互から1m秒より少い間隔で起こり、取得され
た情報は誤つたものになる。
従つて、周波数変調形式のフオーマツトにおい
て符号化された2進時間符号の検出が成功するた
めには、2進信号中のビツトセルの長さを設定し
得るように、また磁気テープの速度の変化に従つ
て、ビツトセルの設定長さを調節し、ビツトセル
中に生ずる遷移を適切に検出し得るようにするこ
とが必要になる。
可変速度の磁気テープ上に記録されたマンチエ
スターフオーマツトの時間符号を解読するための
一形式の解読装置は、米国特許第4040100号に開
示されている。この解読装置の作用は、時間符号
信号中の次々の遷移間の時間を比較して、信号中
の情報に関連した3つの状態のうち1つを定める
ことに基づいている。この方式の作動原理は、時
間符号信号を解読する信頼度の高い解読方法を提
供することにあり、上記米国特許に開示された構
想を改良することが望まれている。更に詳細に
は、上記米国特許に開示された方法はすぐれては
いるが、多少の制約がないわけではない。これら
の制約のうちで最も重大なのは、解読装置の実用
的な設計を得るために、比較的多数のICチツプ
が必要なことにある。これは回路が実行する論理
機能の数が多いことによる。更に各々の異なる時
間符号信号を解読するために別の解読装置が必要
である。即ち、処理時間が比較的おそいため、解
読装置とレコーダーとの間い、1対1の関係を持
たせることが必要となる。
また上記米国特許に開示されたように、時間間
隔の比較を連続して行つた場合、或る種のノイズ
又はじよう乱が時間符号信号に影響すると、解読
エラーが生じ得る。例えば時間符号が記録された
テープのスキユーにより、ビツトセルの中心部で
なくその先端の近傍で遷移が検出されることがあ
る。この場合は、ほぼ同じ長さのパルスとして検
出されるべき1つのビツトセル中の1つのパルス
は、他のパルスの2倍の長さをもつように見える
ため、誤指示が行われることがある。
発明の目的及び簡単な要約 従つて本発明の一般的な目的は、非同期的に読
出され得る2進信号を正確に読出せるようにする
ことにある。これに関連した本発明のより特徴的
な目的は、可変速度で読出され得る2進信号を正
確に解読するための新規な解読方式を提供するこ
とにある。
本発明の別の目的は、2進信号中のビツトセル
の長さを設定し、ビツトセル中に生ずる遷移を検
出し得るようにするための、新規な方法、並びに
そのための装置を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、ビツトセルの長さを
設定した後にビツトセルの長さの変化に対し調節
可能な、非同期2進信号を解読するための新規な
解読方式を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、多重化技術を用いて
2以上の磁気テープ上に記録された時間符号信号
を同時に解読するための新規な解読方式を提供す
ることにある。
本発明の更に別の目的は、ICハードウエアの
最小の要求でもつて上述の目的を実施し得る新規
な解読方式を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、遷移位置の検出に影
響するノイズによるエラーを少くするためにデジ
タル合体技術を用いた、2進信号の新規な解読技
法を提供することにある。
本発明により、2進信号中の各々の遷移を検出
し、次々の遷移の間の経過時間を測定し、それに
よつて2進信号中の各々のパルスの長さと、先行
するビツトセルの長さとを設定することによる、
新規な解読方法と、そのための装置とが提供され
る。1つのパルスの長さを直前のビツトセルの長
さと比較し、その比を求める。2つの比較された
長さの比が第1の範囲内にあれば、2進「1」の
状態が認識される。しかし長さの比が第2範囲内
にあると、別の2進状態が認識され、検出された
状態の適切な指示が供給される。
複数の時間符号信号を復号すべき場合には、最
も新しいパルスの長さと先行ビツトセルの長さと
を、各信号について別々に定める。1つの信号に
ついて遷移が検出されると、その信号の2つの定
められた長さが比較器に供給される。比較器は全
部の時間符号信号について長さの決定を多重化技
術によつて別々に受信する。
本発明のその他の目的及び利点は、本発明の好
ましい実施例を示す添付図面を参照とした以下の
詳細な説明によつて一層明らかとなろう。
本発明の好ましい実施例についての以下の説明
は、本発明の理解を助けるために、磁気テープ上
に記録さた2つの時間符号信号を解読することに
ついてなされている。また図示した実施例の作用
は、やはり本発明の理解を助けるために、或る特
定の形式の2進信号を解読することに関連して説
明される。しかし本発明は、この実施例のみに制
限されず、1種以上の同期又は比同期の2進信号
の解読を要するいろいろの環境に適用可能であ
る。
マンチエスター符号群に含まれる或る形式の符
号フオーマツトにより符号化される2進信号が、
第1図aに示され、この信号は、信号振幅の遷移
によつて相互に識別されるビツトセルの列を含ん
でいる。各々のビツトセルは、第1図aでは、2
進信号の下方に示した短い棒の間隔として表わさ
れる。図からわかるように、信号の振幅は、最初
の3個のビツトセルについては一定であり、次の
2個のビツトセルについては変化している。従つ
て第1図aの例では、2進信号中の最初の3個の
ビツトセルは2進「0」の状態を、また次の2個
のビツトは2進「1」の状態をそれぞれ表わして
いる。この特定のマンチエスター符号形式は、変
調バイフエーズマークとして知られている。
このフオーマツトにより符号化された2進信号
は、同期形態で読出す場合に、比較的解読容易で
ある。基本的に必要なことは、ビツトセルの長さ
を定めるための、信号中の最初の2個か検出され
る遷移の間に経過する時間の測定である。一度こ
の値が定められると、その後は各々のビツトセル
の内部に起こる遷移を探知するのみでよい。2進
「1」の状態を示すパルスが検出されるべき最初
のパルスである場合には、ビツトセルの長さは、
ビツトセルの実際の長さの半分に誤設定されよ
う。しかしこの時間よりも短い時間内にいかなる
遷移も起こることはなく、その信号は2進「0」
のみから成るように見えるため、この状態はすみ
やかに検出される。この事実が認識されたら、適
切なビツトセルの長さが設定されるまで、このよ
うなビツトセルの長さを定める操作を続ける。ビ
ツトセルの長さを定めた後は、比較的誤りなしに
信号の解読を続けることができる。
しかし磁気テープ速度が変動する場合のように
2進信号が同期的でなく非同期的に読出される場
合には、全部のビツトセルは同じ長さではない。
そのため上述した2進信号の解読方法は満足すべ
き作動を示さない。
本発明によれば信号の各々のビツトセルに含ま
れる2進情報を定めるために、或る固定したビツ
トセルの長さ値は使用しない。その代りに、信号
中の各々のパルスの長さが先行するビツトセルの
長さと比較され、それらの長さに著しい変化があ
るか否かが定められる。本明細中において「顕著
な差」或いは「著しい変化」とは、ビツトセルに
対する値の長さの比が1よりも1/2に近い値であ
る状態を表わしている。本発明の好ましい実施例
では、ビツトセルの長さに対するパルスの長さの
比が閾値0.7よりも大きいか又は小さいかが定め
られる。この閾値よりも小さい場合には、著しい
変化があつたものとする。
2進信号中の2つの隣接パルスの長さの比を定
めるために、信号中の各々の遷移を検出し、連続
した遷移間の経過時間を測定する。この機能は一
例として2進信号を微分し、第1図bに示す信号
を得ることにより実現可能である。この信号を次
に整流して、2進信号中の各々の遷移を表わす一
連のパルスを含む第1図cに示した形式の信号を
得る。隣接パルス間の経過時間を高周波クロツク
信号により測定する。一例として、高周波信号の
パルス数をカウントするカウンターをリセツトし
始動させるために、第1図cの整流された信号を
使用し得る。この状態は第1図dの信号により示
され、ここに各々のパルスバースト中に生ずるパ
ルスの数は、2進信号中のパルス数を表わしてい
る。各々のパルスバースト中のパルス数は第1図
にC1,C2,C3,……により示されている。最も
新しく発生したパルスバースト中に生ずるパルス
数は、先行するビツトセルに関連したカウント値
と比較され、2進信号中に著しい変化が起こつた
か否かが定められる。
下表1は、第1図aの2進信号を同期形態で読
出した場合、例えば信号を記録した磁気テープが
一定の速度で回転し、従つて各々のビツトセルが
同一の長さをもつ場合に、第1図aの2進信号か
ら得られるべきカウント数の一例を示している。
表 1 C1 C2 C3 C4 C5 C6 C7 C8 C9 C10 カウント 100 102 101 50 48 51 49 99 101
100 変 化 − 0 0 1 − 1 − 0 0 0 上表からわかるように、2進信号から得られる
最初の3つのカウントはほぼ等しく、1パルス又
は2パルスの差は全カウント数(約100パルス)
に比べて大きくない。しかしC4はC3の値の約半
分に過ぎない。従つて先行ビツトセルに対するパ
ルスの長さの大きな変化が起こつたことが認識さ
れる。この場合には先行ビツトセルの長さは、信
号中の先行パルスの長さ即ちC3により設定され
る。著しい変化は、第1図eに示した信号の最初
の正遷移パルスによつて表わされる。
理解されるように、著しい変化が検出された後
に生ずるカウント例えばC5は、2進情報の新し
いビツトを表わしていない。そのカウントは、著
しい変化を表わすパルスが生じたビツトセルの残
り部分に関連している。そのため、著しい変化の
検出直後に定められるパルスの長さは、先行する
パルスの長さと比較せず、それに加算され、次に
検出されるパルスと比較するためのビツトセルの
長さを規定する。
2進信号に含まれる情報中に生じた著しい変化
の指示を用いて、この2進情報に関連した適当な
信号を形成することができる。一例として、この
表現を用いて、2進「0」の状態が直流のローレ
ベルで、2進「1」の状態が直流のハイレベル
で、2進「1」の状態が直流のハイレベルでそれ
ぞれ表わされる第1図fに示す形式の2進信号を
形成することができる。
上述した方法によれば、周波数変調形式のフオ
ーマツトにより符号化される信号中に含まれる2
進情報を、2進信号が受信装置に供給される速度
と係りなく、正確に定めることができる。一例と
して次表2は、第1図aの信号を表1の例の場合
の速度よりも早い速度で読出した場合にその信号
について得られるべきカウント数を表わしてい
る。
表 2 C1 C2 C3 C4 C5 C6 C7 C8 C9 C10 カウント 70 71 70 33 35 32 34 69 71 71 変 化 − 0 0 1 − 1 − 0 0 0 表2からわかるように、各々のパルスについて
得られるカウントは、パルス長さが短いため、そ
れに比例して短くなつている。しかし先行するビ
ツトセルの長さに対する各々のパルスの長さの比
は同一であるため、著しい変化が起こつたか否か
を定めることができる。
同様に、信号を記録した磁気テープの加速又は
減速などにより2進信号の読出し速度が増大又は
減少した場合にも、上述した方法によつて、信号
中に含まれる2進情報が得られる。この状況は表
3の結果により例示され、この表は、磁気テープ
が非常に大きな割合で加速されることにより次々
のビツトセルの長さが漸進的に短くなる状態に関
連している。
表 3 C1 C2 C3 C4 C5 C6 C7 C8 C9 C10
C11 C12 C13 カウント 200 180 160 70 60 50 40 75 70 6
6 30 27 50 変 化 − 0 0 1 − 1 − 0 0 0
1 − 0 表3に示した結果について注意すべきことは、
1つのビツトセル内の遷移に対応する短いパルス
の長さを表わすカウントC4が、ビツトセルの全
長を表わすカウントC8,C9,C10にほぼ等しいこ
とである。しかし各々のカウントをその直前のビ
ツトセルのカウントのみと比較することにより、
一ビツトセル長の変化によつて生ずる誤りを防止
できる。換言すれば、各々のパルスについてのカ
ウントの絶対値を求めるのでなく、直前のビツト
セルのカウントに対する各々のパルスカウントの
値が一ビツトセル中の遷移を検出するための決定
要因になる。
第2A,2B図には、上述した本発明による解
読方法を実施するための解読回路が、ブロツク線
図により示されている。第2A,2B図に示した
特定の回路は、2つの周波数変調された2進信号
MAST、SLAVを解読する回路である。一例と
して、これら2つの信号は、マスターテープレコ
ーダー及びこのマスターテープレコーダーの速度
にその速度を同期ないし従属させる必要のある2
次テープレコーダーからの時間符号信号であつて
もよい。2つの時間符号信号の各々に含まれる2
進情報は、時間符号信号から取出され、適宜の走
行制御機構(図示しない)に別々に供給される。
この制御機構は、2台のテープレコーダーが同期
走行するように、2次テープレコーダーの速度
を、マスターテープレコーダーから得た時間符号
信号に従つて調節する。
第2A図を参照して、時間符号信号SLAVは、
遷移検出−タイミング回路10に入力信号として
供給される。回路10は時間符号信号中の遷移が
いつ生じたかを示す出力信号TRを送出する。こ
の出力信号は、一例として、第1図cに示した形
式の信号としてもよい。出力信号TR(遷移信号)
はリセツト信号としてカウンター12に与えられ
る。クロツク信号SCLK(第2A図の右下に示す)
は、カウンター12の入力端子に加えられ、この
カウンターは、第1図dに示す形式のカウントを
生ずるように、連続した遷移信号の間に生ずるク
ロツク信号中のパルス数をカウントする。
カウント値は各々の計数期間の終了時に、遷移
検出−タイミング回路10からの出力信号TRに
よつてリセツトされる前に、ラツチ回路14に転
送される。検出−タイミング回路10からの出力
信号TRはメモリ回路16へのクロツク入力信号
も与える。メモリ回路16はラツチ回路14によ
り、以前に記憶されていたカウントを受ける。即
ちラツチ回路14は、入力信号SLAV中の最も新
しいパルス長さの測定値を表わすカウントを収容
しており、メモリ回路16は、入力信号中の先行
する1パルス又は2パルスの長さについてのカウ
ントを格納している。これら2つのカウントは、
検出−タイミング回路10からのタイミング信号
ST1の発生と同時に、出力信号PRES、PREVと
して送出され、これはラツチ回路14及びメモリ
回路16の出力可能化端子OEに供給される。
同様にマスター時間符号信号MASTは、マス
ター時間符号信号MAST中の現在のパルスの長
さ及び先行ビツトセルの長さを表わす出力信号を
送出するために、カウンター20、ラツチ回路2
2及びメモリ回路24を制御する遷移検出−タイ
ミング回路18に供給される。第2A図に示した
実施例によれば、SLAV信号の遷移検出−タイミ
ング回路10からのタイミング信号ST1は、
MAST信号についてのラツチ回路22及びメモ
リ回路24からの情報出力も制御する。より詳細
には、タイミング信号ST1は、NANDゲート2
6の一方の入力端子に供給される。NANDゲー
ト26の他の入力端子は高電位にバイアスされて
いる。NANDゲート26の出力端子はメモリ回
路24及びラツチ回路22の出力可能化端子に接
続されている。第2A図の構成によれば、
MAST信号のメモリ回路24及びラツチ回路2
2は、SLAV信号の検出−タイミング回路10か
らのタイミング信号ST1がローになつた場合を除
いて出力信号を与えるように通常可能化されてい
る。タイミング信号ST1がこのようにローになつ
た場合には、ラツチ回路22及びメモリ回路24
は不能化され、SLAV信号のラツチ回路14及び
メモリ回路16は可能化され、出力信号を送出す
る。このようにして、MAST信号とSLAV信号
との現在のパルスの長さ及び先行するビツトセル
の長さをそれぞれ表わす出力信号は、信号PRES
及びPREVの共通の出力導線上に多重化される。
信号MAST、SLAVの各々に遷移信号が正確
に同時に発生した場合に、パルス長さ決定回路の
うちの1つのみを選択的に可能化して出力信号を
送出するための仲裁回路28が設けられている。
第2A図に示した構成による仲裁回路28は、信
号SLAV、MASTの両方に同時に遷移が生じた
場合に、信号SLAVのパルス長さ決定回路に優先
位を与えるための論理回路を備えている。作動中
に両方の遷移検出−タイミング回路10,18が
同時にタイミング信号ST1、MT1をそれぞれ発
生した場合、ラツチ回路22、メモリ回路24
は、NANDゲート26の作動によつて不能化さ
れる。更に、信号SLAVの遷移検出−タイミング
回路10からのタイミング信号ST1がローになる
と、仲裁回路28中のNANDゲート30を不能
化して、信号MASTの検出−タイミング回路1
8へのクロツク信号のCLK1の供給を阻止する。
そのため、信号SLAVの検出−タイミング回路1
0からのタイミング信号がローになつている間回
路18は停止状態になる。信号SLAVの検出−タ
イミング回路10からのタイミング信号ST1がハ
イになると直ちに、信号MASTの検出−タイミ
ング回路18へのクロツク信号の供給が続けられ
るため、信号MASTの処理を再開し得る。一方
のパルス長さの決定回路の動作が中断されると、
その信号の次のパルスに関連した1個又は2個の
カウントが失われることがある。しかし1つの信
号の種々のカウントを例示した上掲の表からわか
るように、カウンター12,20に供給されるク
ロツク信号の周波数が充分高い限り、比較的少数
のカウントが失われることは重要ではない。
仲裁回路28は更に、信号MAST用の検出−
タイミングが回路18のタイミング信号MT1が
ローになることに、信号SLAV用の検出−タイミ
ング回路10へのクロツクパルスの供給を一時中
断する。従つて、信号MASTのパルス長さを定
めている間に信号SLAVに遷移が起こつても、
MASTのパルス情報は失われず、信号MASTパ
ルス長さ決定回路がその信号中の次のパルスの長
さを検出する動作を開始すると同時に、信号
SLAVの処理を開始することができる。
パルス長さ決定回路からの出力信号PRES、
PREVは、比較器32への入力信号として供給さ
れる。比較器32は、或るパルスの長さを表わす
入力信号PRES中の情報と、先行ビツトセルの長
さを表わす入力信号PREV中の情報とを比較し、
2つの比較された長さに大きな差が存在するか否
かを示す出力信号を送出する。別の方法として、
比較器32が、単に著しい変化が生じたことを示
す代りに、2進「1」が検出されたか又は2進
「0」が検出されたかを直接表示する出力信号を
送出するようにしてもよい。第2B図に示した回
路は、この後者の処理を行うためのものである。
本発明の上述した実施例において、比較器32
は、現在のカウントと先行するカウントとの比が
0.7を超過するか否かを定める。これらのカウン
トの比は、理想的には、第1図aに示した形式の
信号について、約0.5又は0.1である。しかし遷移
は、検出回路及び磁気テープの実用上の限定のた
め、必ずしも1つのビツトセルの中心部において
生じない。一例として、1個の2進ビツトセルを
形成する2つの短いパルスの長さの比は、3:7
になることがある。閾値として0.7を用いると、
この状況に関連して最も信頼できる結果が得られ
ることが、経験的に判明している。
信号MAST、SLAVのうちどちらかの信号の
2進状態を表わす比較器32からの出力信号
STATは、2個のフリツプフロツプ34,36
のD入力端子に供給される。フリツプフロツプ3
4,36は、それぞれ検出−タイミング回路1
0,18からの適切なタイミング信号によりクロ
ツクまたはクリアされる。一例として、フリツプ
フロツプ34は、比較器32からの出力信号
STATの読出しを可能化する検出−タイミング
回路18からのタイミング信号MT2(クロツク信
号)を受け、MAST信号の2進状態を表わす
MAST′出力信号を送出する。フリツプフロツプ
34はその後に信号MAST用の検出−タイミン
グ回路18からの別のタイミング信号MT3によ
つてクリヤされる。同様にフリツプフロツプ36
は、信号SLAVの検出−タイミング回路10から
のタイミング信号ST2、ST3により制御されて、
時間符号信号SLAVの2進状態を表わす出力信号
SLAV′を送出する。このように比較器32から
の出力信号STATは多重分離されて2個の別々
の出力信号を送出する。これらの信号は、マスタ
ーテープレコーダーからの時間符号に対して相対
的に2次テープレコーダーの速度を制御するため
に、適切な移送制御回路に供給される。
比較器32は、測定された入力信号の2進状態
を表わす出力信号を送出するほかに、信号
PRES,PREVによつて表わされるカウントが高
くなり過ぎたり低くなり過ぎたりした時にそれを
表示することが望ましい。例えば、比較器32へ
の入力信号のカウント数が比較的低い場合、2つ
のカウントに顕著な差が存在するか否かの明確な
決定を行うに足る情報が比較器32に与えられな
いことがある。例えば入力信号の一方が2進
「3」、他方が2進「2」になつている極端な場
合、両信号の比は0.7以下であるため、比較器3
2は、2進信号の状態の変化を示唆するであろ
う。しかし2つの入力信号の実際の差はわずか1
クロツクパルスであり、2進信号中の2個のパル
スが同じ長さであるのに、2個のクロツクパルス
が1パルスの間に測定され、3個のパルスが次の
パルスの間に測定されるように、クロツクパルス
に対して遷移点が位置していることがあり得る。
この状態では、パルス長さ決定回路のカウンター
に供給されるクロツク信号の周波数を高くするこ
とが望ましい。
この機能を実現するために、2つの異なる周波
数のクロツク信号が、2進入力信号に応答するス
イツチ38に供給される。例えば一方のクロツク
信号の周波数は31.25kHz、他方のクロツク信号の
周波数は500kHzとしてもよい。
測定されたカウント数が低すぎる場合に比較器
32によつて出力信号LOWが送出され、2個の
Dフリツプフロツプ40,42のD入力端子に供
給される。一方の時間符号信号例えばSLAVに関
連したカウントが低いことが示されると、フリツ
プフロツプ42は、信号SLAV用の検出−タイミ
ング回路10からのタイミング信号ST2によりク
ロツク同期されて入力信号LOWを受ける。フリ
ツプフロツプ42は次に低周波数クロツクから高
周波数クロツクへの変更が必要なことを示す信号
例えば2進「1」をスイツチ38に送出する。ス
イツチ38はこの信号に応答して、信号SLAVの
カウンター12にクロツク信号SCLKを送出する
出力端子に、高周波クロツク信号例えばCLK3
を接続する。同様にフリツプフロツプ40は、低
周波から高周波クロツク信号MCLKへの変更が
必要になつたことを指示するように、信号
MAST用の検出−タイミング回路18に応答し
て動作する。
同様に、比較器32に供給されるカウントがそ
のカウントの好ましい範囲の上限に到達した時に
は、高周波から低周波信号に切換えることが望ま
しい。この範囲の上限は、2進入力信号の速度が
低下してパルスの長さが増大するにつれてカウン
ター12,20の記憶内容が超過されず、カウン
ター12,20のオーバーフローを生ずるよう
に、カウンター12,20の容量に従つて定めら
れる。この状態では比較器32は、高周波から低
周波計数パルスへの切換えが必要なことを示す出
力信号HIGHを送出すれる。この出力信号は更
に、検出−タイミング回路10,18からの適切
なタイミング信号ST2、MT2が供給された時に
フリツプフロツプ40,42を可能化してクロツ
ク同期させる。しかしこの状況では比較器32か
らの出力信号LOWはロー状態にあるので、フリ
ツプフロツプ状態が変化し、それがスイツチ38
に伝達され、適切な周波数のクロツク信号がパル
ス長さ決定回路のカウンターに送出される。
フリツプフロツプ40,42は、比較的32か
らの出力信号HIGH、LOWにより制御されるだ
けでなく、カウンター12,20からの出力信号
に直接に応答することができる。例えば信号
SLAVのカウンター12及び信号MASTのカウ
ンター20の各々の出力信号についてその最上位
ビツトの状態に関連した信号を、インラインコン
デンサー44,46によつてそれぞれ微分し、そ
の信号を排他的論理和ゲート48,50の一方の
出力端子に供給する。ゲート48,50の出力端
子は、フリツプフロツプ40,42のクリヤ入力
端子(リセツト入力端子)に接続する。そのため
一方のカウンターが、そのカウンターから出力信
号の最上位ビツトがハイになる状態に到達する
と、それに組合されたフリツプフロツプ40又は
42にリセツトパルスが供給され、そのフリツプ
フロツプは、低周波クロツク信号が必要なことを
示す状態にリセツトされる。
第1図に示した信号について上述したように、
「1」の2進状態を示す各々のビツトセルは2個
のパルスを有するため、2進情報の1ビツトを表
わすために2個のカウント例えばC4、C5が発生
する。各々のパルスを直前のパルスと比較した場
合、入力信号中の2進情報の誤表示が行われるこ
とがある。例えばカウントC5をカウントC4と比
較した場合変化がないことが表示され、これは2
進情報の第2ビツトが検出中であるかのうように
解釈され得る。しかし実際にはこれら2つのカウ
トは一体として只1個の情報ビツトに関連してい
る。
この状況を補償するためには、1個の2進ビツ
トを表わす2個のカウントを合体させることが望
ましい。この機能を実行するために、フリツプフ
ロツプ34,36により発生されたMAST′、
SLAV′の各信号をそれぞれ検出−タイミング回
路10,18にフイードバツクする。これらのフ
イードバツク信号は、現在のパルスが2進「1」
であることを比較器32が示した時に、禁止信号
或いは不能化信号として機能する。この禁止信号
は、遷移信号TRがパルス長さを決定回路のカウ
ンター及びメモリ回路に供給されることを禁止す
る。例えば第1図に示す信号について、2進
「1」の状態を示す遷移が第1ビツトセル中にお
いて生ずると、検出−タイミング回路10からの
タイミング信号ST1はその時点で、カウンター内
容即ちカウントC4を読出すようにラツチ回路1
2を可能化し、カウントC4,C3に関連した出力
信号をそれぞれ送出するようにラツチ回路12及
びメモリ回路14を動作させる。これらのカウン
トは比較器32において比較され、比較器32
は、2進「1」の状態が検出されたことの指示を
送出する。この指示はSLAV′信号(出力信号TR
の発生を阻止する)によつて、遷移検出−タイミ
ング回路10にフイードバツクされる。そのため
カウンター14はリセツトされずに、次の遷移が
検出されるまでそのビツトセルの間計数を続け
る。次の遷移が検出された時点では、検出−タイ
ミング回路10からのタイミング信号ST3によつ
てフリツプフロツプ36がリセツトされるため、
出力信号TR(遷移信号)が発生し、カウンター
14をリセツトする。従つてこの時点ではカウン
ターの内容はカウントC4,C5の和に等しい。換
言すればカウンターは、これら2つのカウントが
発生したビツトセルの全長についての表示がされ
る。そのため、出力信号TR(遷移信号)が発生
した時、ラツチ回路14からメモリ回路16に転
送される情報は、ビツトセル中の1パルスのみの
長さではなく、そのビツトセルの全長である。そ
のため比較器32は、最も新しい測定されたパル
スの長さを以前に測定されたビツトセルの長さと
比較することができる。
単に先行パルスと比較するのでなく、直前のビ
ツトセルの合計された長さのパルスと比較するた
め、何らかの形式のノイズによつて生ずる誤りを
少くするための信頼度の高い方法が提供される。
例として記録又は再生時に磁気テープをスキユー
させると、ビツトセルの中心部に使い個所以外の
個所で遷移が検出されるようになることがある。
第1図dに示す信号のカウントC3〜C7はそれぞ
れ100,65,35,65,35となり得る。カウントC4
(65)とカウントC3(100)との比較により2進
「1」が適切に検出される。次のビツトセルで、
カウントC6(65)を単に先行するカウントC5(35)
と比較した場合、カウントC6はカウントC5の約
2倍であるため、2進「0」が不適切に表示され
ることになる。しかしカウントC6を先行ビツト
セルの全長即ち(C4+C5)と比較することによ
つて2進「1」が適切に表示される。
この合体技術は、記録又は再生過程の間に適切
にイコライジング(等化)されない時間符号信号
によつて生じ得る誤りを少くする上に特に有用で
ある。
比較器32は、信号PREVに対して入力信号
PRESを比較し、比較された2つの入力信号が近
似傾に相等しいか又は1:2の比になつているか
に従つてそれぞれ2進「0」又は2進「1」の状
態を表わす出力信号を送出する。どんな既知の比
較器でもよい。この比較器の好ましい実施例を第
3図に示す。この例は、入力信号PRES、PREV
が比較器に並列に供給される8ビツトの2進信号
である状況に特に関連している。しかし比較器
は、これよりもビツト数が多いか又は少いどんな
入力信号に対しても作用し得る。
第3図に示した比較器32は、信号PRES、
PREVを入力信号として受ける3個のメモリユニ
ツト好ましくはPROMから成つている。1つの
メモリユニツト即ち上位桁PROM52は、各信
号PRES、PREV中の4個の上位ビツトに関する
入力情報を受ける。第2のメモリユニツトである
下位桁PROM54は他の4ビツト即ち上記各信
号の下位ビツトを受ける。第3のメモリユニツト
である中間桁PROM56は、各信号の中間の4
ビツト即ち第3、4、5、6の各ビツトを受け
る。
上記桁PROM52は、各入力信号に含まれる
情報に依存して、3つの状態のうちの1つを表わ
す出力信号を送出する。例えば信号PEWVが全
てカウント数240、信号PRESがカウント数128で
あれば、比較器32に供給される2進信号は次の
通りになる。
PRES−128 1 0 0 0 0 0 0 0
PREV−240 1 1 1 1 0 0 0 0
この場合は、上位桁PROM52は信号100を信
号1111に比較する。この情報は2数の比が1より
も1/2により近いことを充分定め得る。これによ
り2進「1」の信号が検出され、上位桁PROM
52は、この2進状態に関連した出力信号H1を
送出する。上位桁PROM52は、中間桁PROM
56を不能化する出力信号H2も送出し、中間桁
PROM56は下位桁PROM54を不能化する。
この例では信号PREVの全上位ビツトはハイであ
るため、PROM52は、カウントが大き過ぎよ
り低い周波数のクロツク信号が必要であることを
表示する出力信号H3も送出するであろう。
2進信号中のパルスの長さに関連するカウント
が小さ過ぎる場合には、2つのパルスの長さの比
を定めるに足る情報は、上位桁PROM52には
与えられない。例えば現在のカウントが15、先行
カウントが16ならば、入力信号PRES、PREVは
次のようになるであろう。
PRES−15 0 0 0 0 1 1 1 1
PREV−16 0 0 0 1 0 0 0 0
この場合に上位桁PROM52は、2進「1」
の信号を2進「0」の信号と比較しようとする。
これは正確な決定を行うには不充分な情報である
ため、上位桁PROM52は、決定を行う過程に
対する制御を放棄し、中間桁PROM56を可能
化し、このPROMが決定を行い、検出された2
進状態を表示するようにさせる必要がある。中間
桁PROM56は、上位桁PROM52からの出力
信号H2により可能化される。上位桁PROM52
による制御の放棄は出力信号H4により表示され
る。
中間桁PROM56は、2進「4」の信号を2
進「3」の信号と比較し、その情報に基づいて、
顕著な差が存在せず従つて2進「0」の状態が検
出されたことの表現を発生させる。この表現は、
中間桁PROM56からの出力信号M1によつて与
えられる。中間桁PROM56は、決定を下すに
足りる情報をもつため、出力信号M2により下位
桁PROM54を不能化する。しかし中間桁
PROM56もまた決定を下すに足りる情報をも
たない場合には、PROM56は、上位桁PROM
52と同様に動作し、決定を行う過程に対する制
御を放棄し、2進信号の検出された状態を示す出
力信号L1を与えるように下位桁PROM54を可
能化することになる。下位桁PROM54は、中
間桁PROM56からの可能化信号M2による可能
化される。また中間桁PROM56は出力信号M4
によつて、制御を放棄していることを表示する。
下位桁PROM54からの出力信号L1は、デジ
タルスイツチ58の一方の入力端子に直接に供給
される。中間桁PROM56の出力信号M1及び上
位桁PROM52の出力信号H1はそれぞれ排他的
論理和ゲート60,62によつてデジタルスイツ
チ58の入力端子に供給される。上位桁PROM
52が決定を行うに足りる情報を有しない場合
に、その出力信号H4によつて、スイツチ58の
出力端子が、排他的論理和ゲート60に接続され
た入力端子に接続される。中間桁PROM56も
決定を行う過程に対する制御を放棄する場合に
は、その出力信号M4によつて、スイツチ58の
出力端子STATが、下位桁PROM54からの出
力信号L1を受ける入力端子に接続される。
上位桁PROM52からの信号H4及び中間桁
PROM56からの信号M4は、ANDゲート64
の入力端子にも供給される。どちらのPROMも
決定を行う過程に対する制御を放棄する場合に
は、ANDゲート64は可能化され、第2のAND
ゲート66に入力信号を送出する。ANDゲート
66は、下位桁PROM54に供給されるカウン
トが小さくなり高周波クロツク信号への切換が必
要になつたことを表わす出力信号L2も、下位桁
PROM54から受ける。ANDゲート66は、こ
れら2つの可能化信号に応答して出力信号LOW
を送出し、この信号はフリツプフロツプ40,4
2に供給される。
PROM52,54,56からのそれぞれの出
力信号H1、M1、L1は、比較されている2つの
数の比が或る閾値よりも小さいか又は大きいかと
いうことに依存して、入力信号MAST、SLAV
の2進状態を表わす信号である。上述したよう
に、本発明の実施例に用いられる好ましい閾値は
0.7である。比較のためにPROM52,54,5
6に供給される数の比が0.5に比較的近いか又は
1.0に比較的近い場合、上記の比が閾値よりも小
さいか又は大きいことについての、1個の
PROMによりなされる決定は非常に高い信頼度
を有する。しかし2つのカウントの比が閾値に非
常に近い場合、信号のビツトセル中の2進情報が
0か1かの指示の信頼度は低下する。この問題
は、PROM52,54,56に供給されるカウ
ント数が比較的小さい場合に特に大きくなる。
例として、検出すべき比が112:172、124:160
である2つの場合について考察する。PROMに
与えられる入力信号は下記のようになるであろ
う。
PRES−112 0 1 1 1 0 0 0 0
PREV−172 1 0 1 0 1 1 0 0
PRES−124 0 1 1 1 1 1 0 0
PREV−160 1 0 1 0 0 0 0 0
上位桁PROM52に供給される入力信号はど
ちらの場合にも同じである。換言すれば、上位桁
PROM52に供給される各数の上位4ビツトは
比7:10にあり、これは閾値に等しい。2進
「0」の状態を示すためにこの数値を超過すべき
場合を想定すると、上位桁PROM52は、2進
「1」の状態が検出されたことを示す出力信号を
送出するであろう。しかしこの出力信号は、比
112:172が約0.65である第1の場合にのみ正確で
ある。第2の場合には比124:160は約0.77に等し
く、従つて2進「0」レベルが指示されねばなら
ない。従つて、入力信号の2進状態を定めるに
は、信号PRES、PREV中の次の2つの桁に注目
し得ることが望ましい。換言すれば、上位桁
PROM52により与えられる2進状態の表現が
正確か又は修正されるべきかの決定を助けるため
には、次の低位桁のPROMからの情報を得るこ
とが有用であろう。
中間桁PROM56からの変更情報を得ること
が望ましいケースの分析により、上位桁PROM
と中間桁PROMとの両方に共通な入力信号の2
対、即ち連鎖中の第5及び第6ビツトが、各々の
ケースについて特別のビツトであることが見出さ
れた。例として、上例のケースにおいて、これら
の2対のビツトは、信号PRES、PREVについて
それぞれ11,10である。この形式の別のケースに
おいて、例えば上位桁PROM52に与えられる
比が6:9の場合、2対のビツトは10,01であ
る。中間桁PROMからの助力ないしは変更情報
を得ることが望まれる各々のケースは、中間桁
PROM56に特別のアドレスを有している。即
ち各々のケースについて、中間桁PROM56は、
上位桁PROM52からの出力信号H1が正確か又
は修正を要するかを示す特別の信号を、それに与
えられる他の2対のビツトに基づいて与えること
ができる。換言すれば、各入力信号中の第3及び
第4ビツトは、上位桁PROM52からの表現が
正確か否かを定める。
中間桁PROM56からの修正信号M3は、排他
的論理和ゲート62の他の入力端子に供給され
る。この入力端子はハイ状態に通常バイアスされ
ているため、排他的論理和ゲート62の出力信号
は、通常は、上位桁PROM52に格納されてい
る信号H1の補数である。従つて上位桁PROM5
2からの信号H1は、2進信号の実際の検出され
た状態の補数になつている。そのため信号H1は、
排他的論理和ゲート62で反転された時、適性な
信号として、スイツチ58に供給される。しかし
信号の比が124:160である上述した例のように、
上位桁PROM52によつてなされた決定が正確
でないことを中間桁PROM56の修正信号M3が
指示した場合には、信号M3はローになり、排他
的論理和ゲート62は、上位桁PROM52から
の出力信号H1を反転させない。即ちスイツチ5
8に与えられる信号は、上位桁PROM52によ
り指示される決定と逆になる。
以上の説明からわかるように、上位桁PROM
52が指示し得る3つの種類の状態がある。第1
の状態は、信号PRES、PREVの上位ビツト(複
数)が2進入力信号の測定中のビツトセルに含ま
れる2進情報について決定を行うに足る情報を供
与し、この状態の指示が送出される状態である。
このケースにおいては、中間桁及び下位桁の各
PROMは不能化され、決定を行う過程に全く関
与しない。第2の状態は、上位桁PROM52が
決定を行うだけの情報を受けないため、決定を行
う過程に対する制御を放棄し、中間桁PROM5
6を可能化する状態である。第3の状態では、上
位桁ビツト52は、入力信号の2進状態について
蓋然性のある決定を行うに足る情報を有するが、
この情報は完全には信頼できない。この場合に上
位桁PROMは、決定を行う過程に対する制御を
放棄せずに、中間桁PROM56を可能化し、出
力信号を送出させる。中間桁PROM56からの
出力信号は、スイツチ58に適切な信号が供給さ
れるように、上位桁PROM52の出力信号を変
更することができる。
これは中間桁PROM56及び下位桁PROM5
4についても同様であり、下位桁PROM54は、
変更を要する蓋然性のある出力決定を中間桁
PROM56が供給するつど出力信号L3を排他的
論理和ゲート60に送出する。
第3図に示した比較器32のより詳細な情報に
ついては、「デジタル信号の比率比較器」と題さ
れた係属中の米国特許出願No.364923(対応の日本
出願:特願昭58−53479号、特公平1−42007号公
報)を参照されたい。この米国特許願の開示は引
用により本明細書の一部となるものである。
以上の説明からわかるように、本発明により、
デジタル信号中の2進情報を解読するための信頼
度の高い正確な方法が提供される。情報の解読
は、2進情報を読出す速度とは関係ないため、信
号のビツトセルの長さの変動が解読過程を妨げる
ことはない。本発明は、磁気テープ上に記録され
た時間符号信号の解読に特に有用である。
上述した実施例は、その出力信号が比較器に対
し多重化されるところの2つのパルス長さ決定回
路による2個の時間符号信号の解読を教示する
が、上述した構成によつて、多くの信号を解読で
きる。その場合、解読すべき各別の信号について
パルス長さ決定回路を付加するだけでよい。解読
可能な信号の数は実際上は比較器の処理時間のみ
によつて制限される。一例として、第3図に示し
た比較器の平均処理時間は100n秒程度である。
このような処理時間において、単位の処理回路に
より8個までの異なる時間符号信号を充分な信頼
度で解読できることがわかつている。従つて1個
の解読回路をもつたマスターテープレコーダーに
7個までの別々のテープレコーダーを従属させ得
る。比較器の処理時間が更に短縮されれば、解読
可能な信号の数はそれに対応して増大する。
本発明は、第1図aに示した信号の処理に限定
されない。例えば、ビツトセル中の遷移の有無で
なく、その位置によつて、2進情報を伝達する場
合には、異なる位置を識別するために比較器の閾
値を設定することができる。
別の方法として、2以上の閾値を検出するよう
に比較器を設定してもよい。例えば米国特許第
3108261号に記載された上記ミラー符号形式によ
れば、ビツトセルの長さは、マンチエスター符号
形式のように信号中の最長パルスの長さではな
く、その最短パルスの長さである。信号中の他の
パルスはビツトセルの1.5〜2倍の長さを有し得
る。比較器はビツトセルと同じ長さのパルスだけ
でなく、他の2つのケースのどちらも検出し得る
ように設定できる。更に検出−タイミング回路
は、ビツトセル情報を更新するように、1ビツト
セルについて予め定められた長さとほぼ同じ長さ
のパルスが検出された場合を除いて、メモリ回路
へのパルス長さの伝送を不能化することができ
る。
本発明は上述した実施例のほかにもいろいろと
変更して実施でき、上述した特定の構成は単なる
例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜fは、或る特定のマンチエスター形
式のフオーマツトにより符号化した2進信号中に
含まれる2進情報を解読するための本発明の原理
を示す該信号の時間線図、第2A,2B図は2個
の異なる2進時間符号中に含まれる情報を解読す
るための解読回路の2つの部分を示すブロツク線
図、第3図は第2B図に示した比較器の一実施例
を示すブロツク線図である。 符号の説明、10,18……遷移検出−タイミ
ング回路(検出手段)。12,20……カウンタ
ー(パルス長さ決定手段)。16,24……メモ
リ回路(メモリユニツト)。34,36……フリ
ツプフロツプ(出力信号形成手段)。32……比
較器(比較手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2進情報の1ビツトを各々含む一連のビツト
    セルからなり、各々のビツトセルは信号の遷移に
    より直前のビツトセルから区別され、ビツトセル
    中の遷移の存在又は不存在により2進情報が伝送
    される2進信号の解読装置において: 前記2進信号中の遷移を検出し、遷移信号を出
    力する遷移検出手段と、 前記遷移検出手段の遷移信号出力に応答して、
    2つの連続する遷移信号の間、クロツクパルス源
    によつて発生されたクロツクパルスをカウントす
    るカウント手段と、 前記カウント手段によりカウントされた直前の
    ビツトセル長に対応するクロツクパルスの数をス
    トアするためのメモリ手段と、 前記カウント手段と前記メモリ手段とからのデ
    ータが入力され、一対の連続する遷移間のクロツ
    クパルス数とビツトセル長に対応するストアされ
    たクロツクパルス数との比が所定の閾値を越える
    か否かを表示する比較手段と、 前記比較手段からの表示出力に応答し、2進情
    報が復号された出力信号を供給する出力信号供給
    手段とを備え、 前記比較手段は、 (イ) 前記各々のデータの上位桁データを受信し、
    該上位桁データに基づいて出力を送出する上位
    桁メモリユニツトと、 (ロ) 前記各々のデータの上位桁データ中の下位デ
    ータ及び下位桁データ中の上位データからなる
    中間桁データを受信し、前記上位桁メモリユニ
    ツトからの出力により動作可能とされ、該中間
    桁データに基づいて判定出力を送出する中間桁
    メモリユニツトと、 (ハ) 各々のデータの下位桁データを受信し、前記
    中間桁メモリユニツトからの出力により動作可
    能とされ、該下位桁データに基づいて判定出力
    を送出する下位桁メモリユニツトと、 (ニ) 各メモリユニツトからの出力信号に応答し
    て、前記表示出力を送出するスイツチング手段
    と、 から構成されることを特徴とする2進信号の解読
    装置。 2 特許請求の範囲第1項の2進信号の解読装置
    において; 前記閾値は、ほぼ0.7であることを特徴とする
    2進信号の解読装置。 3 特許請求の範囲第1項の2進信号の解読装置
    において: 前記カウント手段は、ビツトセル区間に発生す
    るクロツクパルスをカウントするカウンタと、二
    つの異なる周波数のクロツクパルスを発生するた
    めの二つのクロツクパルス源と、前記カウンタの
    カウント値に応答して前記カウンタに選択的に前
    記クロツクパルスを印加するスイツチング装置と
    を備えたことを特徴とする2進信号の解読装置。 4 特許請求の範囲第3項の2進信号の解読装置
    において: 前記下位メモリユニツトは入力される前記下位
    桁データの所定の入力情報に応じて、前記スイツ
    チング装置が低周波クロツクパルス源から高周波
    数クロツクパルス源に切り替えるための制御信号
    を供給することを特徴とする2進信号の解読装
    置。 5 特許請求の範囲第3項の2進信号の解読装置
    において: 前記上位桁メモリユニツトは、入力される前記
    上位桁データの所定の入力情報に応じて、前記ス
    イツチング装置が高周波数クロツクパルス源から
    低周波数クロツクパルス源に切り替えるための制
    御信号を供給することを特徴とする2進信号の解
    読装置。 6 特許請求の範囲第1項の2進信号の解読装置
    において: 前記スイツチング手段は、前記中間桁メモリユ
    ニツトからの出力に応答して前記上位桁メモリユ
    ニツトからの出力を修正し、また前記下位桁メモ
    リユニツトからの出力に応答して前記中間桁メモ
    リユニツトからの出力を修正するための論理回路
    を含むことを特徴とする2進信号の解読装置。 7 2進情報の1ビツトを各々含む一連のビツト
    セルからなり、各々のビツトセルは信号の遷移に
    より直前のビツトセルから区別され、ビツトセル
    中の遷移の存在又は不存在により2進情報が伝送
    される第一及び第二の2進信号を解読する多重解
    読装置において: 前記各2進信号中の遷移を検出し、遷移信号を
    出力する第一及び第二の遷移検出手段と、 前記第一及び第二の遷移検出手段の各出力信号
    に応答し、各2進信号の二つの連続する遷移信号
    の間、クロツクパルス源によつて発生されたクロ
    ツクパルスをカウントする第一及び第二のカウン
    ト手段と、 前記第一及び第二のカウント手段によりカウン
    トされた直前のビツトセル長に対応するクロツク
    パルスの数をストアする第一及び第二のメモリ手
    段と、 前記カウント手段及び前記メモリ手段の各々を
    選択的に比較手段に接続する接続手段と、 前記接続手段により接続された前記カウント手
    段と前記メモリとからのデータが入力され、第一
    及び第二の2進信号に対して一対の連続する遷移
    間のクロツクパルス数とビツトセル長に対応する
    ストアされたクロツクパルス数との比が所定の閾
    値を越えるか否かを表示する比較手段と、 前記比較手段からの表示出力に応答し、2進情
    報が復号された出力信号を供給する第一及び第二
    の出力信号供給手段とを備え、 前記比較手段は、 (イ) 前記各々のデータの上位桁データを受信し、
    該上位桁データに基づいて出力を送出する上位
    桁メモリユニツトと、 (ロ) 前記各々のデータの上位桁データ中の下位デ
    ータ及び下位桁データ中の上位データからなる
    中間桁データを受信し、前記上位桁メモリユニ
    ツトからの出力により動作可能とされ、該中間
    桁データに基づいて出力を送出する中間桁メモ
    リユニツトと、 (ハ) 各々のデータの下位桁データを受信し、前記
    中間桁メモリユニツトからの出力により動作可
    能とされ、該下位桁データに基づいて判定出力
    送出する下位桁メモリユニツトと、 (ニ) 各メモリユニツトからの出力信号に応答し
    て、前記表示出力を送出するスイツチング手段
    と、 から構成されることを特徴とする2進信号の解読
    装置。
JP58039995A 1982-04-02 1983-03-10 2進信号の解読装置 Granted JPS58173947A (ja)

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US365085 1999-07-30

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