JPH0571985A - データ出力エンコーダ - Google Patents

データ出力エンコーダ

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JPH0571985A
JPH0571985A JP3265328A JP26532891A JPH0571985A JP H0571985 A JPH0571985 A JP H0571985A JP 3265328 A JP3265328 A JP 3265328A JP 26532891 A JP26532891 A JP 26532891A JP H0571985 A JPH0571985 A JP H0571985A
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track
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源を切ったり、専用の信号線を設けること
なく、内部エラー情報や自己診断情報の保持状態の解除
を可能とする。 【構成】 外部からの出力要求信号REQの変化状態を
リセットパルス発生器140で監視し、該変化状態が所
定パターンであるときに、リセットパルスRESを発生
して、RS−フリップフロップ110による内部エラー
情報や自己診断情報の保持状態ERSTを解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検出位置をデータとし
て外部に出力するデータ出力エンコーダに係り、特に、
エンコーダの内部エラー情報や自己診断情報を外部に出
力した後、通信相手側でこの保持状態を容易に解除する
ことが可能なデータ出力エンコーダに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】検出位置をデータとして外部に出力する
データ出力エンコーダの中には、例えばスケールの移動
速度が異常に速く、検出器の応答限界を超えてしまった
時に発生する内部エラー情報や自己診断情報を保持し
て、外部に出力可能なものがある。
【0003】ここで、エラー情報や自己診断情報を保持
しているのは、エラー信号等の発生が一時的であったと
しても、これを確実に外部に伝えるためである。
【0004】一方、エラー情報や自己診断情報を外部の
通信相手側に転送した後は、その後、新たに発生するエ
ラー情報や自己診断情報を得るために、通信相手側か
ら、これらの保持状態を解除する必要がある。
【0005】従って従来は、エンコーダの電源を一度切
り、再度電源を投入して、電源投入時にこれらの情報を
自動的にリセットするシーケンスを再び実行させるよう
にしたり、あるいは、前記エラー情報や自己診断情報の
保持状態を解除するためのリセット専用線を設けてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしなから、前者の
エンコーダの電源を一度切る方法では、電源投入時は、
通常、様々な自己診断が合せて行われるため起動に時間
が掛ることから、エラー情報や自己診断情報の保持状態
の解除動作に余計な時間が掛ってしまう。
【0007】一方、後者のリセット専用線を設ける方法
では、消費電力、スペース、コストの増大を招く等の問
題点を有していた。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたもので、電源を切ったり、専用線を設けるこ
となく、内部エラー情報や自己診断情報の保持状態の解
除を容易に行うことが可能なデータ出力エンコーダを提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、検出位置をデ
ータとして外部に出力するデータ出力エンコーダにおい
て、内部エラー情報や自己診断情報を保持する手段と、
外部からの出力要求信号を受けてデータを出力する手段
と、該出力要求信号の変化状態を監視する手段と、該変
化状態が所定パターンである時に、前記エラー情報や自
己診断情報の保持状態を解除する手段とを備えることに
より、前記目的を達成したものである。
【0010】
【作用】本発明は、データ出力エンコーダには、通常、
外部からの出力要求信号を受けてデータを出力する手段
が設けられていることに着目してなされたものである。
即ち、通常は、この出力要求信号が所定状態になるとデ
ータを出力するものであり、この出力要求信号が前記所
定状態になっている期間は、通常非常に短い期間であ
る。
【0011】そこで、本発明では、出力要求信号の変化
状態を監視し、該変化状態が所定パターンであるとき
に、内部エラー情報や自己診断情報の保持状態を解除す
るようにしている。
【0012】従ってエンコーダの電源を一度切ったり、
あるいはリセット専用線を設けたりすることなく、内部
エラー情報や自己診断情報の保持状態を、容易に解除す
ることができる。
【0013】特に、前記所定パターンを、出力要求信号
が所定時間以上継続して入力されている状態とした場合
には、所定パターンの検出が容易である。
【0014】
【実施例】以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0015】図1は、本発明に係るアブソリュートエン
コーダの実施例の全体構成を示すブロック線図、図2
は、該アブソリュートエンコーダで用いられているスケ
ールと検出器の構成を示す斜視図である。
【0016】本実施例は、低分解能で長波長の静電容量
式アブソリュートコードパターン11〜13、15、1
6及び高分解能で短波長の光電式インクリメンタルコー
ドパターン14が位置検出方向に形成されたスケール1
0と、前記静電容量式アブソリュートコードを低速で読
み取るための静電容量式検出器20と、該静電容量式検
出器20の出力を処理して、低分解能で長波長の静電容
量式アブソリュート信号を発生する静電容量式検出回路
30と、該静電容量式検出回路30からトラック毎に時
分割で出力される静電容量式アブソリュート信号をまと
めて静電容量式アブソリュートデータCAPDATA
(パラレル信号)を作成するためのレジスタ40と、前
記光電式インクリメンタルコードを高速で読み取るため
の光電式検出器50と、該光電式検出器50の出力を処
理して、高分解能で短波長の光電式インクリメンタル信
号を発生する光電式検出回路60と、該光電式インクリ
メンタル信号を内挿して、高分解能で短波長の光電式ア
ブソリュート信号(パラレル信号)b3〜b0を発生する内
挿回路70と、該内挿回路70出力の光電式アブソリュ
ート信号の最上位桁に基づいて、前記静電容量式アブソ
リュート信号の最下位桁への桁上げ信号を発生する桁上
げ発生器80と、前記静電容量式アブソリュート信号と
桁上げ信号を計数して、出力アブソリュート信号(シリ
アル信号)SOの上位桁を作成するプリセット入力付ア
ップダウン(UP/DN)カウンタ90と、前記レジス
タ40出力の静電容量式アブソリュート信号と前記アッ
プダウンカウンタ90の出力を比較し、差が大である時
にエラー信号ERRを発生する比較回路100と、該比
較回路100のERR信号を保持するためのRSフリッ
プフロップ(F/F)110と、前記アップダウンカウ
ンタ90出力(パラレル信号)を上位桁信号とし、前記
光電式アブソリュート信号を下位桁信号として外部にシ
リアルデータSOで出力するたるのパラレルイン−シリ
アルアウトのシフトレジスタ120と、外部の通信相手
側から入力されるシリアルデータ出力要求信号REQに
応じてシフトクロックSCKを発生し、前記シフトレジ
スタ120を駆動して前記シリアルデータSOを出力さ
せるためのシフトクロック発生器130と、前記出力要
求信号REQが所定時間以上継続している時に、前記R
S−F/F120の保持状態を解除するためのリセット
パルスRESを発生するリセットパルス発生器140
と、前記内挿回路70出力の光電式アブソリュート信号
b0、b1から2相方形波信号A、Bを作成して外部に出力
するためのエクスクルーシブORゲート150とから構
成されている。
【0017】前記スケール10上には、図3に詳細に示
す如く、波長が長い順に静電容量式の粗精度測定用第1
トラック11、中間精度測定用第2トラック12、微細
精度測定用第3トラック13が形成され、該第3トラッ
ク13は、更にその内部で位置検出方向に細かく分割さ
れて、光電式の第4トラック(光電式のメインスケー
ル)14とされている。
【0018】このように、静電容量式の第3トラックと
光電式の第4トラックが、物理的には同一のトラックを
共用するようにして、全体のスケール10の幅を縮小す
ることができる。なお、静電容量式の第3トラックと光
電式の第4トラックを独立させることも可能である。
【0019】図3において、15は第1トラック用の伝
達電極、16は第2トラック用の伝達電極である。
【0020】前記静電容量式検出器20は、図2に示さ
れる如く、前記メインスケール10と対向して位置検出
方向に相対移動するようにされたピックアップ22と、
該ピックアップ22上に形成された、例えば8相交流信
号が順次印加される送信(駆動)電極24と、前記第1
トラック11用の受信電極25と、前記第2トラック1
2用の受信電極26とを備えている。なお、前記第3ト
ラック13からの信号を受信する際には、前記受信電極
25、26が共に用いられる。
【0021】ここで、光電式検出器50を静電容量式検
出器20が挟み込むような構造としているのは、静電容
量式による上位3トラック11〜13の検出値が、温度
変動等による外乱により、光電式による最下位トラック
14の検出値とずれないようにするためである。
【0022】以下、静電容量式検出器20の検出原理を
簡単に説明する。
【0023】図4は、説明の簡略化のため、1トラック
(図では第3トラック13)分の測長範囲をもった静電
容量式アブソリュートエンコーダの電極パターンを模式
的に描いたものである。
【0024】この静電容量式アブソリュートエンコーダ
は、前記スケール10と、該スケールに沿って一定の間
隔を維持して移動する前記ピックアップ22で構成され
ている。
【0025】該スケール10及びピックアップ22は、
それぞれガラス板やガラスエポキシ板等の絶縁体上に、
導電パターンをエッチングで形成して電極としている。
【0026】前記ピックアップ22上の送信電極24に
印加された電圧は、スケール10上のトラック電極13
に容量結合を介して伝達される。更に、スケール10上
のトラック電極13と伝達電極(例えば15)は配線で
結合され、該伝達電極17とピックアップ22上の受信
電極(例えば25)は、容量により結合されている。従
って、容量に応じた信号が受信電極25により得られ
る。
【0027】なお、スケール10上の各トラックと伝達
電極17のピッチは各々異なるので、相互を結ぶ配線の
傾きはスケール上の位置により違っている。
【0028】前記送信電極24は、例えば8本毎に接続
された電極群から構成されており、各電極要素間の電気
的接続は、回路基板で自由に選択できるようになってい
る。
【0029】受信電極25のピッチは、送信電極24の
1組に相当する長さとされ、該受信電極25の検出方向
長さは、送信電極24の半波長分(4本分)の長さとさ
れている。
【0030】今仮にピックアップ22とスケール10の
位置関係を固定して、送信電極24の相互接続を、1番
目〜4番目、2番目〜5番目、3番目〜6番目・・・と
順次8種類変更してやり、各々の場合について送信電極
24と受信電極25間の静電容量を測定すると、1周期
の正弦波上で45°ずつ位相のずれた各点に相当する容
量となる。逆に特定の接続を選んで、ピックアップ22
とスケール10の相対位置を動かすと、同じ正弦波上
を、ピックアップ22の動きに応じて移動していくこと
が分かる。これが静電容量式エンコーダの検出原理であ
り、移動方向の判別は、送信電極24の組合せを変え
て、位相変化の方向を確認することにより行う。
【0031】このように送信電極の接続を変更すること
により、図5に示すような正弦(SIN)波と余弦(C
OS)波の容量波形が得られるので、静電容量式検出回
路30で tan -1(sin X/cos X) の演算を行うことにより、位置Xの値を求めることがで
きる。
【0032】なお、静電容量式検出器の詳細な構成及び
作用は、出願人が先に提案した特願平2−132434
及び特願平2−169654に説明されているので、詳
細な説明は省略する。
【0033】前記レジスタ40は、静電容量式検出器2
0の3つのトラックから得られる信号を合成して出力す
る機能を有する。
【0034】即ち、前記静電容量式検出回路30で得ら
れた上位3トラック分のデータは、図6に示すように例
えば3ビットずつの重なり部分を持っている。これは、
各トラックの誤差と量子化誤差により、下位のトラック
を正確に指定できなくなることを避けるための余裕ビッ
トの重なりである。そこで、前記レジスタ40は、各ト
ラックに対応するデータを時分割で受入れて、重なり部
分が互いに所定の差以内であることを確認し、合成して
出力する。
【0035】なお、重なり部分のデータが異なる時は、
例えば正しい値として下位のデータを採用することがで
きる。この際、重なり部分のデータの差が規定値より大
きい場合には、異常の発生であると解釈してエラー信号
を発生することができる。
【0036】又、前記光電式検出器50は、図7に詳細
に示す如く、前記静電容量式検出器のピックアップ22
と一体的に移動するスリット板52と、前記ピックアッ
プ22の中央部に形成された開口22A(図2参照)を
介して、前記スケール10上の第4トラック14(第3
トラック13と共通)に拡散光を照射するための、点光
源に近い特性を有する発光ダイオード54と、スケール
10又は第4トラック14の表面で反射され、互いに位
相が90°ずつずれた、前記スリット板52上の4つの
インデックススケール53によって変調された光をそれ
ぞれ受光するための4つのフォトトランジスタ56と、
から構成されている。
【0037】本実施例においては、1光源4受光素子に
より、位相の異なる正弦波を得ているので、スリット板
52とスケール10間のギャップ変動や、温度変動に強
い安定した所定ピッチの正弦波が得られる。
【0038】なお、この光電式検出器50及び、その出
力を処理して位相が90°ずれた2相の正弦波信号を発
生する光電式検出回路60の詳細な構成及び作用は、特
開平1−187413等に開示されているので、説明は
省略する。
【0039】前記内挿回路70の詳細な構成及び作用に
ついては、特開平1−212314に記載されているの
で、詳細な説明は省略する。
【0040】この内挿回路70は、例えば図8の上段に
示すような、光電式検出回路60のアナログ出力波形を
波形成形して得られる、90°位相差の2相方形波信号
から、抵抗分割により、最終的に図8の下段に示すよう
なバイナリ(BIN)コードの信号b0〜b3を得る。この
バイナリコードの信号b3〜b0が、前記桁上げ発生器80
に入力される。
【0041】この桁上げ発生器80は、例えば図9に示
す如く構成されており、図10に示すタイムチャートの
如く、共通の遅延素子86を含む立上りエッジ検出回路
82と立下りエッジ検出回路84で、最上位桁信号b3の
エッジを観測し、RS−F/F88等を介して方向判別
信号UPとカウントパルス信号CPを出力する。
【0042】該桁上げ発生器80で作られた計数パルス
は、前記アップダウンカウンタ90に入力され、光電式
検出回路60で作れるアブソリュートデータを超える桁
のデータが作られる。この桁のデータは、図6に示した
如く、静電容量式検出部のレジスタ40でも作られてい
るため、これと比較して、補正する。
【0043】即ち、例えば図11に示すような構成の前
記比較回路100において、レジスタ40の値(入力
A)とカウンタ90の値(入力B)が比較される。具体
的には、比較する入力A、Bを加算器(減算器)102
に入力し、結果をデコーダ104で判定する。
【0044】図12は、デコーダ104の真理値表の例
を示したもので、この真理値表は、差が±2以上のと
き、立上がりエッジ検出回路106からERR信号が発
生するようにしている。このERR信号により、前記カ
ウンタ90がプリセットされ、もう1回データをロード
する。
【0045】なお、デコーダ104後段の2つのDタイ
プ(D−)F/FとANDゲートで構成される立上りエ
ッジ検出回路106は、カウンタ90に入力するERR
信号(LD信号)の発生を検出し、適当な幅(クロック
CK2の周期と一致)を持ったパルス信号に変換する目
的で使用されている。
【0046】この比較回路100のタイムチャートを図
13に示す。
【0047】この比較回路100により、カウンタ90
の値が上位の絶対値を検出する静電容量式のアブソリュ
ートデータとずれていた場合、ERR信号が発生される
と共に、本実施例では、自動的に正しい絶対値に更新さ
れる。
【0048】なお、比較回路100の機能は、マイクロ
コンピュータによるソフトウェア演算でも容易に実現で
きる。
【0049】前記RS−F/F110は、例えば図14
に示す如く、2つのNORゲート111、112を用い
て構成されている。
【0050】このRS−F/F110は、前記比較回路
100でエラー信号ERRが発生された時に、その状態
を保持し、前記リセットパルス発生器140からリセッ
トパルスRESが入力された時に、該エラー信号ERR
の保持状態を解除する。
【0051】ここで、RS−F/F110でエラー信号
ERRを保持しているのは、絶対値検出の下位2ビット
を信号A、Bとしてインクリメンタル出力する場合、エ
ラー信号ERRの発生が一時的であったとしても、それ
を保持し、シリアルデータSOの中に、その情報を出力
して、通信相手側でインクリメンタルデータに異常が発
生したことを知ることができるようにするためである。
【0052】即ち、一時的なエラー信号ERRを保持す
るRS−F/F110の出力ERSTも、シフトレジス
タ110に格納され、これによって、例えばシリアルデ
ータSOの最初のビットがエラー状態を示すようにされ
る。
【0053】前記リセットパルス発生器140は、図1
5に示す如く、例えば3個のD−F/F141、14
2、143と、各D−F/F141、142、143の
出力Q1、Q2、Q3の論理積を出力するANDゲート
144とから構成されている。
【0054】このリセットパルス発生器140は、その
入力信号IN、即ち出力要求信号REQのHレベルが、
クロックCK1の例えば3周期(3×Tckl)以上継続
すると、D−F/F141、142、143の出力Q
1、Q2、Q3が全てHレベルとなり、ANDゲート1
44の出力がHレベルとなって、リセットパルスRES
を発生する。従って、RS−F/F110の出力ERS
TがLレベルとなって、エラー保持状態が解除される。
【0055】前記シフトレジスタ120は、パラレルデ
ータ信号をシルアルデータ信号に変換してから、通信相
手側(外部)にシリアルデータSOをシリアル転送す
る。
【0056】即ち、通常状態では、図16に示す如く、
出力要求信号REQがHレベルになることで、通信相手
側からデータ要求があったことが知らされると、このR
EQ信号受信から通信相手側で受信可能になるまで、予
め定められた時間が経過した後、前記シフトクロック発
生器130がシフトレジスタ120にシフトクロックS
CKを与え、シフトレジスタ120からシリアルデータ
SOがシリアルで出力される。この時シフトクロック発
生器130からシフトレジスタ120に与えられるクロ
ック数は、全データのビット数をn とすると、n −1と
なる。
【0057】この通常状態で通信相手側から入力される
データ要求信号REQのHレベル継続時間は、通常、ク
ロックCK1の1周期Tckl 程度であり、リセットパル
ス発生器140の3個のD−F/F141、142、1
43の出力Q1、Q2、Q3が全てHレベルになる時間
(3×Tckl )より短いため、リセットパルスRESは
発生されず、エラー信号ERRが発生した時には、その
状態がRS−F/F110で維持される。
【0058】通信相手側では、出力要求信号REQをH
レベルにすることで、エラー状態信号と絶対値データを
共に受信することができる。
【0059】もしエラー状態信号が論理1であり、エラ
ーが発生しているという情報が得られた場合には、図1
7に示す如く、引続きREQ信号を3×Tckl 以上Hレ
ベルに保持する。又は、一度REQ信号をLレベルに戻
してから、再度3×Tckl 以上Hレベルに保持してもよ
い。
【0060】すると、リセットパルス発生器140の出
力がオンとなり、RS−F/F110にリセットパルス
RESが入力される結果、該RS−F/F110による
エラー信号の保持状態ERSTが解除される。
【0061】本実施例においては、REQ信号が所定時
間以上Hレベルである時にエラー解除要求と判定するよ
うにしているので、該要求の判定が容易である。
【0062】なお、エラーREQ信号に基づいてエラー
解除要求を判定する方法はこれに限定されず、例えば、
REQ信号に特定の信号レベルパターンを与えたときの
み、リセットを行うようにしてもよい。この場合は、リ
セットパルス発生器140のANDゲートを、パターン
に合せたデコーダに変更すればよい。
【0063】又、本実施例においては、リセットパルス
発生器140を、D−F/F141〜143を用いて構
成しているので、簡単なデジタルフィルタをD−F/F
で構成したことと同じになり、クロックCK1の周期を
短くし、D−F/Fの段数を増やすことで、REQ信号
に対するノイズ耐性を向上することができる。
【0064】なお、前記実施例においては、本発明が、
低分解能で長波長の静電容量式検出器と、高分解能で短
波長の光電式インクリメンタル検出器を組合せたアブソ
リュートエンコーダに適用されていたが、本発明の適用
範囲はこれに限定されない。
【0065】例えば静電容量式や光電式以外の他の方式
のアブソリュート又はインクリメンタルエンコーダにも
同様に適用できる。更に、エンコーダの種類もリニアエ
ンコーダに限定されず、ロータリーエンコーダにも同様
に適用できる。又、出力データの種類もシリアルデータ
に限定されず、要求によってインクリメンタルデータ又
は他のデータを出力するようにしたエンコーダにも同様
に適用できる。
【0066】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、電
源を切ったり、信号線を設けることなく、エンコーダ側
に簡単な回路を付加するだけで、容易に内部エラー情報
や事故診断情報の保持状態を解除することができるとい
う優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例の全体構成を示すブロ
ック線図である。
【図2】図2は、実施例のスケールと検出器の構成を示
す斜視図である。
【図3】図3は、実施例のスケールパターンを、その一
部を拡大して示す平面図である。
【図4】図4は、静電容量式検出器の動作を説明するた
めの斜視図である。
【図5】図5は、静電容量式検出器の出力波形の例を示
す線図である。
【図6】図6は、実施例のレジスタ及び比較回路の作用
を説明するための、データ構成を示す線図である。
【図7】図7は、実施例の光電式検出器の構成を示す縦
断面図である。
【図8】図8は、実施例における光電式検出回路出力と
内挿回路出力のバイナリコード信号の関係の例を示すタ
イムチャートである。
【図9】図9は、実施例で用いられている桁上げ発生器
の構成例を示す回路図である。
【図10】図10は、前記桁上げ発生器の動作を示すタ
イムチャートである。
【図11】図11は、実施例で用いられている比較回路
の構成例を示す回路図である。
【図12】図12は、前記比較回路で用いられているデ
コーダの真理値表を示す線図である。
【図13】図13は、前記比較回路の動作を示すタイム
チャートである。
【図14】図14は、実施例で用いられているRSフリ
ップフロップの構成例を示す回路図である。
【図15】図15は、実施例で用いられているリセット
パルス発生器の構成例を示す回路図である。
【図16】図16は、実施例における通常出力状態の各
部信号波形の例を示すタイムチャートである。
【図17】図17は、実施例におけるリセット状態の各
部信号波形の例を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10…スケール、 20…静電容量式検出器、 30…静電容量式検出回路、 50…光電式検出器、 60…光電式検出回路、 90…プリセット入力付アップダウンカウンタ、 100…比較回路、 110…RSフリップフロップ、 120…パラレルイン−シリアルアウトシフトレジス
タ、 130…シフトクロック発生器、 140…リセットパルス発生器、 150…エクスクルーシブORゲート。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検出位置をデータとして外部に出力するデ
    ータ出力エンコーダにおいて、 内部エラー情報や自己診断情報を保持する手段と、 外部からの出力要求信号を受けてデータを出力する手段
    と、 該出力要求信号の変化状態を監視する手段と、 該変化状態が所定パターンである時に、前記エラー情報
    や自己診断情報の保持状態を解除する手段と、 を備えたことを特徴とするデータ出力エンコーダ。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記所定パターンを、
    出力要求信号が所定時間以上継続して入力されている状
    態としたことを特徴とするデータ出力エンコーダ。
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