JP2729113B2 - アブソリュートエンコーダ - Google Patents

アブソリュートエンコーダ

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JP2729113B2
JP2729113B2 JP3055832A JP5583291A JP2729113B2 JP 2729113 B2 JP2729113 B2 JP 2729113B2 JP 3055832 A JP3055832 A JP 3055832A JP 5583291 A JP5583291 A JP 5583291A JP 2729113 B2 JP2729113 B2 JP 2729113B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検出位置をアブソリュ
ートデータとして出力するアブソリュートエンコーダに
係り、特に、静電容量式エンコーダと光電式エンコーダ
の検出値を合成することによって、広い測長範囲に亘っ
て高分解能のアブソリュートデータを得ることが可能な
アブソリュートエンコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】工作機械の工具やテーブル等の機械可動
部の位置を認識する方法としては、インクリメンタル方
式とアブソリュート方式の2つの方法がある。
【0003】インクリメンタル方式は、モータや機械可
動部が所定量移動又は所定角度回転する毎に1個のパル
スを発生するパルス発生器を設け、該パルス発生器から
発生するパルスを移動方向に応じて現在位置カウンタに
カウントアップあるいはダウンせしめ、該現在位置カウ
ンタの計数値を機械可動部の現在位置とする方式であ
る。
【0004】一方、アブソリュート方式は、アブソリュ
ートコードパターンを用いて、機械可動部の位置を一義
的な符号により表示する方式である。
【0005】ところが、前者のインクリメンタル方式に
おいては、電源を切断すると機械可動部の現在位置が消
失する。このため、電源投入後、機械可動部を原点復帰
させると共に、現在位置カウンタの内容を零にクリアし
て、該機械可動部の現在位置と現在位置カウンタの内容
を一致させ、しかる後位置制御を行うようにしていた。
【0006】しかしながら、このように電源投入後、そ
の都度原点復帰させる方式は、操作が繁雑になり、好ま
しくなかった。
【0007】これに対して、後者のアブソリュート方式
によれば、電源が切断されても機械可動部の現在位置が
消失することがなく、電源投入後の原点復帰動作が不要
であり、直ちに位置制御が可能となるという利点を有す
る。
【0008】しかしながら、アブソリュート方式におい
ては、エンコーダとして例えば24ビットのコードパタ
ーンを用いるとすると、該コードパターンが形成された
スケールが大型化するだけでなく、該コードパターンを
読み取るための検出器の数や信号線の数も膨大なものと
なるという問題点を有していた。
【0009】このような問題点を解決するために、出願
人は、既に特願平2−132434や、特願平2−16
9454で、光学式エンコーダのような多数のコードパ
ターンを用いることなく、少ないトラック数で、広い測
長範囲に亘ってアブソリュートデータを得ることが可能
な静電容量式エンコーダを提案している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この静
電容量式エンコーダは、データの更新時間が遅いため、
高速移動には追従し切れない場合があり、更に、この静
電容量式エンコーダだけでアブソリュートデータを得る
ようにした場合には、やはり測長範囲やダイナミックレ
ンジに限界があった。
【0011】このような問題点を解決するべく、レゾル
バと光電式検出器を組合せたアブソリュートロータリー
エンコーダのように、同一シャフトに異なる検出器を設
けることが考えられる。
【0012】しかしながら、従来は、各検出器のデータ
をそれぞれ独立に出力し、通信相手側で合成を行ってい
たため、通信相手側の負荷が大となっていた。
【0013】一方、アブソリュートデータとインクリメ
ンタルデータを組合せる方法として、特開平1−116
409には、光電式のアブソリュートコードパターンか
らの光電式アブソリュート位置データをプリセットし、
同じく光電式のインクリメンタルコードパターンからの
光電式インクリメンタルパルスをカウントして、該カウ
ント値をアブソリュートデータとして出力することが記
載されている。
【0014】しかしながら、アブソリュートエンコーダ
とインクリメンタルエンコーダの両者が共に光電式とさ
れていたため、光電式アブソリュートエンコーダを単独
で用いる場合と同様に、光電式コードパターンのトラッ
クが幅方向に多数形成されるスケールの大型化が避けら
れないという問題点を有していた。更に、全てのトラッ
クを光電式とすると消費電力も大きくなり、発熱量が増
えるので、スケール部材の熱膨脹による測定誤差が大き
くなるという問題点も有していた。
【0015】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたもので、静電容量式検出器と光電式検出器を
組合せることにより、少ないトラック数で、高分解能且
つ測長範囲広く、しかも消費電力が少なく高精度の
ブソリュートエンコーダを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、検出位置をア
ブソリュートデータとして出力するアブソリュートエン
コーダにおいて、低分解能で長波長の静電容量式アブソ
リュートコードパターン及び高分解能で短波長の光電式
インクリメンタルコードパターンが位置検出方向に形成
されたスケールと、前記静電容量式アブソリュートコー
ドを読み取って、低分解能且つ長波長で低速の静電容量
式アブソリュート信号を発生する静電容量式検出手段
と、前記光電式インクリメンタルコードを読みとって、
高分解能且つ短波長で高速の光電式インクリメンタル信
号を発生する光電式検出手段と、該光電式インクリメン
タル信号を内挿して、高分解能且つ短波長で高速の光電
式アブソリュート信号を発生する内挿回路と、該光電式
アブソリュート信号の最上位桁に基づいて、前記静電容
量式アブソリュート信号の最下位桁への桁上げ信号を発
生する桁上げ発生器と、前記静電容量式アブソリュート
信号と桁上げ信号を計数して、出力アブソリュート信号
の上位桁を作成するアップダウンカウンタと、該アップ
ダウンカウンタ出力を上位桁信号とし、前記光電式アブ
ソリュート信号に基づく出力を下位桁信号として出力す
る出力回路とを備えることにより、前記目的を達成した
ものである。
【0017】又、同様のアブソリュートエンコーダにお
いて、低分解能で長波長の静電容量式アブソリュートコ
ードパターン及び高分解能で短波長の光電式インクリメ
ンタルコードパターンが位置検出方向に形成されたスケ
ールと、前記静電容量式アブソリュートコードを読み取
って、低分解能且つ長波長で低速の静電容量式アブソリ
ュート信号を発生する静電容量式検出手段と、前記光電
式インクリメンタルコードを読みとって、高分解能且つ
短波長で高速の光電式インクリメンタル信号を発生する
光電式検出手段と、該光電式インクリメンタル信号に基
づいてカウントパルスを発生するカウントパルス発生回
路と、前記静電容量式アブソリュート信号とカウントパ
ルスを計数して、出力アブソリュート信号の上位桁を作
成するアップダウンカウンタと、前記静電容量式アブソ
リュート信号と前記アップダウンカウンタ出力を比較し
て、該アップダウンカウンタ出力を補正する比較回路
と、前記アップダウンカウンタ出力を上位桁信号とし、
前記光電式インクリメンタル信号に基づく出力を下位桁
信号として出力する出力回路とを備えることにより、同
じく前記目的を達成したものである。
【0018】又、同様のアブソリュートエンコーダにお
いて、低分解能で長波長の静電容量式アブソリュートコ
ードパターン及び高分解能で短波長の光電式アブソリュ
ートコードパターンが位置検出方向に形成されたスケー
ルと、前記静電容量式アブソリュートコードを読み取っ
て、低分解能且つ長波長で低速の静電容量式アブソリュ
ート信号を発生する静電容量式検出手段と、前記光電式
アブソリュートコードを読み取って、高分解能且つ短波
で高速の光電式アブソリュート信号を発生する光電式
検出手段と、該光電式アブソリュート信号の最上位桁に
基づいて、前記静電容量式アブソリュート信号の最下位
桁への桁上げ信号を発生する桁上げ発生器と、前記静電
容量式アブソリュート信号と桁上げ信号を計数して、出
力アブソリュート信号の上位桁を作成するアップダウン
カウンタと、該アップダウンカウンタ出力を上位桁信号
とし、前記光電式アブソリュート信号に基づく出力を下
位桁信号として出力する出力回路とを備えることによ
り、同じく前記目的を達成したものである。
【0019】
【作用】本発明の第1発明は、スケールに、低分解能で
長波長の静電容量式アブソリュートコードパターン及び
高分解能で短波長の光電式インクリメンタルコードパタ
ーンを形成し、前記静電容量式アブソリュードコードを
読み取って、低分解能且つ長波長で低速の静電容量式ア
ブソリュート信号を発生する静電容量式検出手段と、前
記光電式インクリメンタルコードを読み取って、高分解
能且つ短波長で高速の光電式インクリメンタル信号を発
生する光電式検出手段とを設ける。前記光電式インクリ
メンタル信号を内挿して光電式アブソリュート信号を発
生し、該光電式アブソリュート信号の最上位桁に基づい
て、前記静電容量式アブソリュート信号の最下位桁への
桁上げ信号を発生する。更に、アップダウンカウンタに
より、前記静電容量式アブソリュート信号と桁上げ信号
を計数して、出力アブソリュート信号の上位桁を作成
し、該アップダウンカウンタ出力を上位桁信号とし、前
記光電式アブソリュート信号に基づく出力を下位桁信号
として出力するようにしている。
【0020】従って、下位桁信号は、光電式検出器の出
力により作るので、高速で作成することができる。一
方、上位桁は遅くてもよいため、静電容量式検出器を用
いることによって、少ないトラック数で広い測長範囲を
持たせることができる。静電容量式アブソリュート信号
は低速ではあるが、例えば電源投入時及びその後、適当
な時間間隔で光電式アブソリュート信号と比較し、補正
することで、高分解能で、且つ広い測長範囲を持つアブ
ソリュートデータを得ることができる。
【0021】第1発明では、光電式インクリメンタル信
号を直接静電容量式アブソリュート信号と合成せず、光
電式インクリメンタル信号を内挿して、高分解能で短波
長の光電式アブソリュート信号を発生するようにしてい
るので、一層高分解能、又はダイナミックレンジの広い
測定が可能である。
【0022】又、本発明の第2発明においては、第1発
明の内挿回路と桁上げ発生器の代わりにカウントパルス
発生器と比較回路を用いているので、比較的簡単な構成
で、高精度の測定が可能である。
【0023】又、本発明の第3発明においては、第1発
明の光電式インクリメンタル検出手段の代わりに、光電
式アブソリュート信号を直接発生する光電式アブソリュ
ート検出手段を用いているので、内挿回路を用いること
なく、第1発明と同様の高分解能、又はダイナミックレ
ンジの広い測定が可能である。
【0024】なお、光電式アブソリュートコードが、検
出誤差によるカウントミスの発生を防止するために、各
ビット毎に立上りをずらされたグレーコードとされてい
る場合には、該グレーコード出力をバイナリーコードの
光電式アブソリュート信号に変換するデコーダを設けれ
ばよい。
【0025】
【実施例】以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0026】図1は、本発明に係るアブソリュートエン
コーダの第1実施例の全体構成を示すブロック線図、図
2は、該アブソリュートエンコーダで用いられているス
ケールと検出器の構成を示す斜視図である。
【0027】本実施例は、低分解能で長波長の静電容量
式アブソリュートコードパターン11〜13、15、1
6及び高分解能で短波長の光電式インクリメンタルコー
ドパターン14が位置検出方向に形成されたスケール1
0と、前記静電容量式アブソリュートコードを低速で読
み取るための静電容量式検出器20と、該静電容量式検
出器20の出力を処理して、低分解能で長波長の静電容
量式アブソリュート信号を発生する静電容量式検出回路
30と、該静電容量式検出回路30からトラック毎に時
分割で出力される静電容量式アブソリュート信号をまと
めて静電容量式アブソリュートデータCAPDATA
(パラレル信号)を作成するためのレジスタ40と、前
記光電式インクリメンタルコードを高速で読み取るため
の光電式検出器50と、該光電式検出器50の出力を処
理して、高分解能で短波長の光電式インクリメンタル信
号を発生する光電式検出回路60と、該光電式インクリ
メンタル信号を内挿して、高分解能で短波長の光電式ア
ブソリュート信号(パラレル信号)b3〜b0を発生する内
挿回路70と、該内挿回路70出力の光電式アブソリュ
ート信号の最上位桁に基づいて、前記静電容量式アブソ
リュート信号の最下位桁への桁上げ信号を発生する桁上
げ発生器80と、前記静電容量式アブソリュート信号と
桁上げ信号を計数して、出力アブソリュート信号(シリ
アル信号)SOの上位桁を作成するプリセット入力付ア
ップダウン(UP/DN)カウンタ90と、前記レジス
タ40出力の静電容量式アブソリュート信号と前記アッ
プダウンカウンタ90の出力を比較し、差が大である時
にNG信号を発生して、該カウンタ90の出力を補正す
る比較回路100と、前記アップダウンカウンタ90出
力(パラレル信号)を上位桁信号とし、前記光電式アブ
ソリュート信号を下位桁信号として外部にシリアル信号
で出力するパラレルイン−シリアルアウトのシフトレジ
スタ110と、前記比較回路100のNG信号を保持す
るためのR−Sフリップフロップ(F/F)120と、
前記内挿回路70出力の光電式アブソリュート信号b0、
b1から2相方形波信号A、Bを作成して外部に出力する
ためのエクスクルーシブORゲート130とから構成さ
れている。
【0028】前記スケール10上には、図3に詳細に示
す如く、波長が長い順に静電容量式の粗精度測定用第1
トラック11、中間精度測定用第2トラック12、微細
精度測定用第3トラック13が形成され、該第3トラッ
ク13は、更にその内部で位置検出方向に細かく分割さ
れて、光電式の第4トラック(光電式のメインスケー
ル)14とされている。
【0029】このように、静電容量式の第3トラックと
光電式の第4トラックが、物理的には同一のトラックを
共用するようにして、全体のスケール10の幅を縮小す
ることができる。なお、静電容量式の第3トラックと光
電式の第4トラックを独立させることも可能である。
【0030】図3において、15は第1トラック用の伝
達電極、16は第2トラック用の伝達電極である。
【0031】前記静電容量式検出器20は、図2に示さ
れる如く、前記メインスケール10と対向して位置検出
方向に相対移動するようにされたピックアップ22と、
該ピックアップ22上に形成された、例えば8相交流信
号が順次印加される送信(駆動)電極24と、前記第1
トラック11用の受信電極25と、前記第2トラック1
2用の受信電極26とを備えている。なお、前記第3ト
ラック13からの信号を受信する際には、前記受信電極
25、26が共に用いられる。
【0032】ここで、光電式検出器50を静電容量式検
出器20が挟み込むような構造としているのは、静電容
量式による上位3トラック11〜13の検出値が、温度
変動等による外乱により、光電式による最下位トラック
14の検出値とずれないようにするためである。
【0033】以下、静電容量式検出器20の検出原理を
簡単に説明する。
【0034】図4は、説明の簡略化のため、1トラック
(図では第3トラック13)分の測長範囲をもった静電
容量式アブソリュートエンコーダの電極パターンを模式
的に描いたものである。
【0035】この静電容量式アブソリュートエンコーダ
は、前記スケール10と、該スケールに沿って一定の間
隔を維持して移動する前記ピックアップ22で構成され
ている。
【0036】該スケール10及びピックアップ22は、
それぞれガラス板やガラスエポキシ板等の絶縁体上に、
導電パターンをエッチングで形成して電極としている。
【0037】前記ピックアップ22上の送信電極24に
印加された電圧は、スケール10上のトラック電極13
に容量結合を介して伝達される。更に、スケール10上
のトラック電極13と伝達電極(例えば15)は配線で
結合され、該伝達電極17とピックアップ22上の受信
電極(例えば25)は、容量により結合されている。従
って、容量に応じた信号が受信電極25により得られ
る。
【0038】なお、スケール10上の各トラックと伝達
電極17のピッチは各々異なるので、相互を結ぶ配線の
傾きはスケール上の位置により違っている。
【0039】前記送信電極24は、例えば8本毎に接続
された電極群から構成されており、各電極要素間の電気
的接続は、回路基板で自由に選択できるようになってい
る。
【0040】受信電極25のピッチは、送信電極24の
1組に相当する長さとされ、該受信電極25の検出方向
長さは、送信電極24の半波長分(4本分)の長さとさ
れている。
【0041】今仮にピックアップ22とスケール10の
位置関係を固定して、送信電極24の相互接続を、1番
目〜4番目、2番目〜5番目、3番目〜6番目・・・と
順次8種類変更してやり、各々の場合について送信電極
24と受信電極25間の静電容量を測定すると、1周期
の正弦波上で45°ずつ位相のずれた各点に相当する容
量となる。逆に特定の接続を選んで、ピックアップ22
とスケール10の相対位置を動かすと、同じ正弦波上
を、ピックアップ22の動きに応じて移動していくこと
が分かる。これが静電容量式エンコーダの検出原理であ
り、移動方向の判別は、送信電極24の組合せを変え
て、位相変化の方向を確認することにより行う。
【0042】このように送信電極の接続を変更すること
により、図5に示すような正弦(SIN)波と余弦(C
OS)波の容量波形が得られるので、静電容量式検出回
路30で tan -1(sin X/cos X) の演算を行うことにより、位置Xの値を求めることがで
きる。
【0043】なお、静電容量式検出器の詳細な構成及び
作用は、出願人が先に提案した特願平2−132434
及び特願平2−169654に説明されているので、詳
細な説明は省略する。
【0044】前記レジスタ40は、静電容量式検出器2
0の3つのトラックから得られる信号を合成して出力す
る機能を有する。
【0045】即ち、前記静電容量式検出回路30で得ら
れた上位3トラック分のデータは、図6に示すように例
えば3ビットずつの重なり部分を持っている。これは、
各トラックの誤差と量子化誤差により、下位のトラック
を正確に指定できなくなることを避けるための余裕ビッ
トの重なりである。そこで、前記レジスタ40は、各ト
ラックに対応するデータを時分割で受入れて、重なり部
分が互いに所定の差以内であることを確認し、合成して
出力する。
【0046】なお、重なり部分のデータが異なる時は、
例えば正しい値として下位のデータを採用することがで
きる。この際、重なり部分のデータの差が規定値より大
きい場合には、異常の発生であると解釈してエラー信号
を発生することができる。
【0047】又、前記光電式検出器50は、図7に詳細
に示す如く、前記静電容量式検出器のピックアップ22
と一体的に移動するスリット板52と、前記ピックアッ
プ22の中央部に形成された開口22A(図2参照)を
介して、前記スケール10上の第4トラック14(第3
トラック13と共通)に拡散光を照射するための、点光
源に近い特性を有する発光ダイオード54と、スケール
10又は第4トラック14の表面で反射され、互いに位
相が90°ずつずれた、前記スリット板52上の4つの
インデックススケール53によって変調された光をそれ
ぞれ受光するための4つのフォトトランジスタ56と、
から構成されている。
【0048】本実施例においては、1光源4受光素子に
より、位相の異なる正弦波を得ているので、スリット板
52とスケール10間のギャップ変動や、温度変動に強
い安定した所定ピッチの正弦波が得られる。
【0049】なお、この光電式検出器50及び、その出
力を処理して位相が90°ずれた2相の正弦波信号を発
生する光電式検出回路60の詳細な構成及び作用は、特
開平−187413等に開示されているので、説明は
省略する。
【0050】前記内挿回路70は、図8に示す如く、2
相信号A、Bがそれぞれ入力されるプリアンプ70A、
70Bと、A相入力を反転するための反転用アンプ71
と、抵抗R1〜R8からなる抵抗連鎖72と、該抵抗連
鎖72の隣接する節点を2個のコンパレータ74A、7
4Bに順次接続するためのアナログスイッチ群73と、
前記コンパレータ74A、74Bと、該コンパレータ7
4A、74Bの出力に応じて、計数パルスや計数方向を
示すパルスを発生するためのフリップフロップ75A、
75B、75Cと、該フリップフロップ75A〜75C
の出力に基づいて、データを発生すると共に、前記アナ
ログスイッチ群73をフィードバック制御する信号を発
生するコントローラ76と、該コントローラ76の出力
を計数するアップダウン(UP/DN)カウンタ77
と、該アップダウンカウンタ77の計数値をデコードす
るデコーダ78と、該デコーダ78の出力をラッチして
前記アナログスイッチ群73を制御するためのラッチ7
9とから構成されている。
【0051】従来一般に行われていた正弦波と余弦波を
電気的に内挿する技術は、両信号の間を所定の抵抗値を
持つ抵抗アレイで結び、結節点に現われる位相のシフト
した信号の零クロス点をコンパレータで読み取るもので
あった。この方法での問題点は、数多くのコンパレータ
のオフセット値のばらつきによる精度の悪化と、検出器
の高速移動時における位相重なりによる応答速度の限界
であった。
【0052】そこで、本実施例では、従来の抵抗アレイ
を使用する方法と原理的には同等ながら、アナログスイ
ッチ73により1つのコンパレータ74A又は74Bの
入力を切換えることによって、オフセット電圧の影響を
軽減している。更に、零クロス点の結節点がコンパレー
タに順番に接続されるように、アップダウンカウンタ7
7、デコーダ78、ラッチ79によりフィードバックを
かけて、実質的な応答速度の向上も図っている。
【0053】なお、この内挿回路70の詳細な構成及び
作用については、特開平1−212314に記載されて
いるので、詳細な説明は省略する。
【0054】この内挿回路70は、例えば図9の上段に
示すような、光電式検出回路60のアナログ出力波形を
波形成形して得られる、90°位相差の2相方形波信号
から、抵抗分割により、最終的に図9の下段に示すよう
なバイナリ(BIN)コードの信号b0〜b3を得る。この
バイナリコードの信号b3〜b0が、前記桁上げ発生器80
に入力される。
【0055】この桁上げ発生器80は、例えば図10に
示す如く構成されており、図11に示すタイムチャート
の如く、立上りエッジ検出回路82と立下りエッジ検出
回路84で最上位桁信号b3のエッジを観測し、RS−F
/F88等を介して方向判別信号UPとカウントパルス
信号CPを出力する。
【0056】なお、前記立上りエッジ検出回路82及び
立下りエッジ検出回路84に共通して含まれる遅延素子
86は、例えば、図12に示すように、抵抗R、コンデ
ンサC及びシュミットトリガ素子STから作ることもで
きる。
【0057】又、前記立上りエッジ検出回路82は、図
13に示すように、2つのD−フリップフロップ(F/
F)と、ANDゲートで構成することもできる。このA
NDゲートをNORゲートに変えて、立下りエッジ検出
回路84とすることもできる。
【0058】該桁上げ発生器80で作られた計数パルス
は、前記アップダウンカウンタ90に入力され、光電式
検出回路60で作れるアブソリュートデータを超える桁
のデータが作られる。この桁のデータは、図6に示した
如く、静電容量式検出部のレジスタ40でも作られてい
るため、これと比較して、補正する。
【0059】即ち、例えば図14に示すような構成の前
記比較回路100において、レジスタ40の値(入力
A)とカウンタ90の値(入力B)が比較される。具体
的には、比較する入力A、Bを加算器(減算器)102
に入力し、結果をデコーダ104で判定する。
【0060】図15は、デコーダ104の真理値表の例
を示したもので、この真理値表は、差が±2以上のと
き、立上がりエッジ検出回路106からNG信号が発生
するようにしている。このNG信号により、前記カウン
タ90がプリセットされ、もう1回データをロードす
る。
【0061】なお、デコーダ104後段の2つのD−F
/FとANDゲートで構成される立上りエッジ検出回路
106は、カウンタ90に入力するNG信号(LD信
号)の発生を検出し、適当な幅(クロックCK2の周期
と一致)を持ったパルス信号に変換する目的で使用され
ている。
【0062】この比較回路100のタイムチャートを図
16に示す。
【0063】この比較回路100により、カウンタ90
の値が上位の絶対値を検出する静電容量式のアブソリュ
ートデータとずれていた場合、自動的に正しい絶対値に
更新される。
【0064】なお、比較回路100の機能は、マイクロ
コンピュータによるソフトウェア演算でも容易に実現で
きる。
【0065】又、比較回路100でNG信号が発生した
ことを外部の通信相手側に伝えたい場合には、一度RS
−F/F120にNG信号を格納し、シフトレジスタ1
10にデータを転送してから、通信相手側にシリアル転
送すればよい。
【0066】前記シフトレジスタ110は、パラレルデ
ータ信号をシリアルデータ信号に変換してから通信相手
側(外部)にシリアル転送する。
【0067】この第1実施例においては、インクリメン
タル方式の光電式検出器で得たインクリメンタルデータ
を内挿して光電式のアブソリュートデータを得るように
しているので、光電式エンコーダのスケールが簡略であ
る。
【0068】次に、本発明の第2実施例を詳細に説明す
る。
【0069】この第2実施例は、図17に示す如く、前
記第1実施例の内挿回路70と桁上げ発生器80の代わ
りに、光電式検出回路60出力の2相方形波信号CA、
CBからカウントパルスを直接発生するカウントパルス
発生回路200を設け、該カウントパルス発生回路20
0の出力を、プリセット入力付アップダウンカウンタ9
0に直接入力するようにしたものである。
【0070】更に、外部出力用の2相信号A、Bも、桁
上げ発生器80の出力ではなく、前記カウンタ90の出
力から直接得るようにしている。
【0071】この第2実施例における光電式検出回路6
0の出力CA、CBからカウンタ90にかけてのタイム
チャートを図18に示す。
【0072】他の構成及び作用に関しては、前記第1実
施例と同様であるので、説明は省略する。
【0073】本実施例において、外部通信用の2相方形
波信号A、Bを、前記光電式検出回路60から直接出力
せず、カウンタ90の出力に基づいてエクスクルーシブ
ORゲート130で新たに合成して発生するようにして
いるのは、パラレルイン−シリアルアウトシフトレジス
タ110のシリアル出力SOと同期をとるためである。
【0074】本実施例においては、内挿回路が存在しな
いため、分解能は若干劣るが、構成が非常に簡略であ
る。
【0075】次に、本発明の第3実施例を詳細に説明す
る。
【0076】この第3実施例は、図19に示す如く、前
記第1実施例のインクリメンタル方式の光電式検出器5
0及び光電式検出回路60の代わりに、例えば4つの光
電式トラックのそれぞれに形成された光電式のアブソリ
ュートコードパターンをそれぞれ読取る4個の光電式検
出器301〜304と、各光電式検出器の出力を処理し
てグレーコードのパラレル出力g0〜g3をそれぞれ発生す
る光電式検出回路311〜314と、前記グレーコード
出力g0〜g3を、後段の処理に適したバイナリ(BIN)
コード出力b3〜b0に変換するデコーダ320とを備えた
ものである。本実施例における各光電式検出回路311
〜314のアナログ出力波形は、例えば図20の上段に
示す如くであり、これを該光電式検出回路311〜31
4で処理したグレーコード出力g0〜g3は、同じく図20
の下段に示す如くとなる。
【0077】ここで、グレーコード出力の立上がりがず
れているのは、立上がりが一致している場合の計数ミス
を防ぐためであるが、後段の処理に際しては、バイナリ
コードの方が好ましいので、デコーダ320でバイナリ
コードに変換している。なお、光電式検出回路からバイ
ナリコード出力が直接得られる場合には、デコーダ32
0を省略することができる。
【0078】他の構成及び作用については、前記第1実
施例と同様であるので説明は省略する。
【0079】この第3実施例によれば、内挿回路を用い
ることなく、第1実施例と同等の高分解能又は広いダイ
ナミックレンジの測定が可能である。
【0080】なお、桁上げ発生器80の入力側に切換ス
イッチを設けて、第1実施例の内挿回路70出力又は第
3実施例のデコーダ320出力のいずれかを選択的に入
力可能とすることもできる。
【0081】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、少
ないトラック数で広い測長範囲を持つ静電容量式エンコ
ーダと、高速で分解能の高い光電式エンコーダのそれぞ
れの利点を活かして、高分解能又はダイナミックレンジ
の広い測定を、少ないトラック数で広い測長範囲に亘っ
て行うことが可能なる。更に、全てのトラックを光電
式とした場合よりも消費電力を少なくでき、発熱量も抑
えられるので、スケール部材の熱膨脹による測定誤差を
いたずらに大きくすることがない等の優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例の全体構成を示す
ブロック線図である。
【図2】図2は、第1実施例のスケールと検出器の構成
を示す斜視図である。
【図3】図3は、第1実施例のスケールパターンを、そ
の一部を拡大して示す平面図である。
【図4】図4は、静電容量式検出器の動作を説明するた
めの斜視図である。
【図5】図5は、静電容量式検出器の出力波形の例を示
す線図である。
【図6】図6は、第1実施例のレジスタ及び比較回路の
作用を説明するための、データ構成を示す線図である。
【図7】図7は、第1実施例の光電式検出器の構成を示
す縦断面図である。
【図8】図8は、第1実施例で用いられている内挿回路
の構成例を示すブロック線図である。
【図9】図9は、第1実施例における光電式検出回路出
力と内挿回路出力のバイナリコード信号の関係の例を示
すタイムチャートである。
【図10】図10は、第1実施例で用いられている桁上
げ発生器の構成例を示す回路図である。
【図11】図11は、前記桁上げ発生器の動作を示すタ
イムチャートである。
【図12】図12は、前記桁上げ発生器で用いられてい
る遅延素子の変形例を示す回路図である。
【図13】図13は、同じく桁上げ発生器で用いられて
いる立上がりエッジ検出回路の変形例を示す回路図であ
る。
【図14】図14は、第1実施例で用いられている比較
回路の構成例を示す回路図である。
【図15】図15は、前記比較回路で用いられているデ
コーダの真理値表を示す線図である。
【図16】図16は、前記比較回路の動作を示すタイム
チャートである。
【図17】図17は、本発明の第2実施例の全体構成を
示すブロック線図である。
【図18】図18は、第2実施例における光電式検出器
からアップダウンカウンタに至る動作を示すタイムチャ
ートである。
【図19】図19は、本発明の第3実施例の全体構成を
示すブロック線図である。
【図20】図20は、第3実施例における光電式検出回
路出力とグレーコード出力の関係の例を示すタイムチャ
ートである。
【符号の説明】
10…スケール、 11〜13…静電容量式トラック、 14…光電式トラック、 20…静電容量式検出器、 30…静電容量式検出回路、 40…レジスタ、 50、301〜304…光電式検出器、 60、311〜314…光電式検出回路、 70…内挿回路、 80…桁上げ発生器、 90…プリセット入力付アップダウンカウンタ、 100…比較回路、 110…パラレルイン−シリアルアウトシフトレジス
タ、 200…カウントパルス発生回路、 320…デコーダ。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検出位置をアブソリュートデータとして出
    力するアブソリュートエンコーダにおいて、 低分解能で長波長の静電容量式アブソリュートコードパ
    ターン及び高分解能で短波長の光電式インクリメンタル
    コードパターンが位置検出方向に形成されたスケール
    と、 前記静電容量式アブソリュートコードを読み取って、低
    分解能且つ長波長で低速の静電容量式アブソリュート信
    号を発生する静電容量式検出手段と、 前記光電式インクリメンタルコードを読みとって、高分
    解能且つ短波長で高速の光電式インクリメンタル信号を
    発生する光電式検出手段と、 該光電式インクリメンタル信号を内挿して、高分解能
    短波長で高速の光電式アブソリュート信号を発生する
    内挿回路と、 該光電式アブソリュート信号の最上位桁に基づいて、前
    記静電容量式アブソリュート信号の最下位桁への桁上げ
    信号を発生する桁上げ発生器と、 前記静電容量式アブソリュート信号と桁上げ信号を計数
    して、出力アブソリュート信号の上位桁を作成するアッ
    プダウンカウンタと、 該アップダウンカウンタ出力を上位桁信号とし、前記光
    電式アブソリュート信号に基づく出力を下位桁信号とし
    て出力する出力回路と、 を備えたことを特徴とするアブソリュートエンコーダ。
  2. 【請求項2】請求項1において、更に、前記静電容量式
    アブソリュート信号と前記アップダウンカウンタ出力を
    比較して、該アップダウンカウンタ出力を補正する比較
    回路を備えたことを特徴とするアブソリュートエンコー
    ダ。
  3. 【請求項3】検出位置をアブソリュートデータとして出
    力するアブソリュートエンコーダにおいて、 低分解能で長波長の静電容量式アブソリュートコードパ
    ターン及び高分解能で短波長の光電式インクリメンタル
    コードパターンが位置検出方向に形成されたスケール
    と、 前記静電容量式アブソリュートコードを読み取って、低
    分解能且つ長波長で低速の静電容量式アブソリュート信
    号を発生する静電容量式検出手段と、 前記光電式インクリメンタルコードを読みとって、高分
    解能且つ短波長で高速の光電式インクリメンタル信号を
    発生する光電式検出手段と、 該光電式インクリメンタル信号に基づいてカウントパル
    スを発生するカウントパルス発生回路と、 前記静電容量式アブソリュート信号とカウントパルスを
    計数して、出力アブソリュート信号の上位桁を作成する
    アップダウンカウンタと、 前記静電容量式アブソリュート信号と前記アップダウン
    カウンタ出力を比較して、該アップダウンカウンタ出力
    を補正する比較回路と、 前記アップダウンカウンタ出力を上位桁信号とし、前記
    光電式インクリメンタル信号に基づく出力を下位桁信号
    として出力する出力回路と、 を備えたことを特徴とするアブソリュートエンコーダ。
  4. 【請求項4】検出位置をアブソリュートデータとして出
    力するアブソリュートエンコーダにおいて、 低分解能で長波長の静電容量式アブソリュートコードパ
    ターン及び高分解能で短波長の光電式アブソリュートコ
    ードパターンが位置検出方向に形成されたスケールと、 前記静電容量式アブソリュートコードを読み取って、低
    分解能且つ長波長で低速の静電容量式アブソリュート信
    号を発生する静電容量式検出手段と、 前記光電式アブソリュートコードを読み取って、高分解
    且つ短波長で高速の光電式アブソリュート信号を発生
    する光電式検出手段と、 該光電式アブソリュート信号の最上位桁に基づいて、前
    記静電容量式アブソリュート信号の最下位桁への桁上げ
    信号を発生する桁上げ発生器と、 前記静電容量式アブソリュート信号と桁上げ信号を計数
    して、出力アブソリュート信号の上位桁を作成するアッ
    プダウンカウンタと、 該アップダウンカウンタ出力を上位桁信号とし、前記光
    電式アブソリュート信号に基づく出力を下位桁信号とし
    て出力する出力回路と、 を備えたことを特徴とするアブソリュートエンコーダ。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記光電式アブソリュ
    ートコードがグレーコードとされ、該グレーコード出力
    をバイナリーコードの光電式アブソリュート信号に変換
    するデコーダが設けられていることを特徴とするアブソ
    リュートエンコーダ。
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