JPH0571737A - 調理器 - Google Patents
調理器Info
- Publication number
- JPH0571737A JPH0571737A JP3233091A JP23309191A JPH0571737A JP H0571737 A JPH0571737 A JP H0571737A JP 3233091 A JP3233091 A JP 3233091A JP 23309191 A JP23309191 A JP 23309191A JP H0571737 A JPH0571737 A JP H0571737A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- abnormality
- heating
- cause
- heating source
- burner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24C—DOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
- F24C3/00—Stoves or ranges for gaseous fuels
- F24C3/12—Arrangement or mounting of control or safety devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 異常に関連した加熱源とその異常原因とが容
易に判るとともに、使い勝手が良い調理器の提供。 【構成】 大バーナ11、標準バーナ12、グリルバー
ナ13と、これらを点消火させる操作つまみ21、2
2、23と、エラー検知により閉弁するガス安全弁と、
エラーを表示する表示器5と、制御装置とを備え、二つ
以上のバーナに関するエラーが検知された場合、その中
で最も優先順位の高いバーナに係わる異常原因を表示器
5に表示し、異常検知により作動停止したバーナに関す
る操作つまみが停止位置に戻された場合、次の順位のバ
ーナに係わる異常原因を表示器5に表示する。
易に判るとともに、使い勝手が良い調理器の提供。 【構成】 大バーナ11、標準バーナ12、グリルバー
ナ13と、これらを点消火させる操作つまみ21、2
2、23と、エラー検知により閉弁するガス安全弁と、
エラーを表示する表示器5と、制御装置とを備え、二つ
以上のバーナに関するエラーが検知された場合、その中
で最も優先順位の高いバーナに係わる異常原因を表示器
5に表示し、異常検知により作動停止したバーナに関す
る操作つまみが停止位置に戻された場合、次の順位のバ
ーナに係わる異常原因を表示器5に表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品を加熱して調理す
る調理器に関する。
る調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数のバーナ(小火力バー
ナ、中火力バーナ、大火力バーナ)と、これらバーナの
点火・消火を行う操作つまみと、バーナの作動に際して
起こり得る異常を検知する異常検出手段と、バーナの燃
焼中に異常検知が成された場合、そのバーナへのガス供
給を停止するガス安全弁と、異常原因を異常情報として
記憶する記憶手段と、異常原因を予め設定したエラーコ
ードで表示する一つの表示器と、表示器に表示される異
常原因を順次切り替える切替スイッチとを備えたガスコ
ンロが知られている。
ナ、中火力バーナ、大火力バーナ)と、これらバーナの
点火・消火を行う操作つまみと、バーナの作動に際して
起こり得る異常を検知する異常検出手段と、バーナの燃
焼中に異常検知が成された場合、そのバーナへのガス供
給を停止するガス安全弁と、異常原因を異常情報として
記憶する記憶手段と、異常原因を予め設定したエラーコ
ードで表示する一つの表示器と、表示器に表示される異
常原因を順次切り替える切替スイッチとを備えたガスコ
ンロが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
ガスコンロは、切替スイッチを操作する毎に、記憶して
いる異常原因が順次表示される為、現在使っていないバ
ーナの異常、即ち、過去の異常原因までが表示され、ま
た、その異常原因がどのバーナに関わるものかが判断し
難く、対策が必要なバーナに関する異常原因を直ちに検
知してその対策を速やかに行うことができないという不
都合を有する。さらに、従来のガスコンロは、切替スイ
ッチを操作して異常原因を確認しなければならないとい
う煩わしさがある。本発明の目的は、異常に関連した加
熱源とその異常原因とが容易に判るとともに、使い勝手
が良い調理器の提供にある。
ガスコンロは、切替スイッチを操作する毎に、記憶して
いる異常原因が順次表示される為、現在使っていないバ
ーナの異常、即ち、過去の異常原因までが表示され、ま
た、その異常原因がどのバーナに関わるものかが判断し
難く、対策が必要なバーナに関する異常原因を直ちに検
知してその対策を速やかに行うことができないという不
都合を有する。さらに、従来のガスコンロは、切替スイ
ッチを操作して異常原因を確認しなければならないとい
う煩わしさがある。本発明の目的は、異常に関連した加
熱源とその異常原因とが容易に判るとともに、使い勝手
が良い調理器の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)優先順位が予め設定された複数の加熱源と、該加
熱源を作動させるための加熱位置および停止させるため
の停止位置を有し、これらの位置を手動操作に拠り切り
替える、加熱源毎に設けられた操作器と、上記各々の加
熱源の作動に関して起こり得る異常を異常原因も含めて
検知する異常検出手段と、該異常検出手段により前記加
熱源の作動中に異常が検知された場合、異常に関連する
加熱源を強制的に作動停止させる安全装置と、前記異常
検出手段が検知した異常原因を加熱源毎に異常情報とし
て記憶する記憶手段と、異常原因を表示する表示器と、
作動停止させた加熱源に関わる前記操作器を、前記加熱
位置から停止位置に戻した場合に、その加熱源に関する
前記異常情報を消す消去手段とを備え、二つ以上の加熱
源に関する異常状態が検知された場合、その中で最も優
先順位の高い加熱源に関わる異常原因を前記表示器に表
示する。 (2)優先順位が予め設定された複数の加熱源と、該加
熱源を作動させるための加熱位置および停止させるため
の停止位置を有し、これらの位置を手動操作に拠り切り
替える、加熱源毎に設けられた操作器と、これら操作器
の近傍に設けられる異常報知ランプと、上記各々の加熱
源の作動に関して起こり得る異常を異常原因も含めて検
知する異常検出手段と、該異常検出手段により前記加熱
源の作動中に異常が検知された場合、異常に関連する加
熱源を強制的に作動停止させる安全装置と、前記異常検
出手段が検知した異常原因を加熱源毎に異常情報として
記憶する記憶手段と、異常原因を表示する表示器と、作
動停止させた加熱源に関わる前記操作器を、前記加熱位
置から停止位置に戻した場合に、その加熱源に関する前
記異常情報を消す消去手段とを備え、二つ以上の加熱源
に関する異常状態が検知された場合、その中で最も優先
順位の高い加熱源に関わる異常原因を前記表示器に表示
するとともに、その加熱源に対応する前記異常報知ラン
プを点灯或いは点滅させる。
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)優先順位が予め設定された複数の加熱源と、該加
熱源を作動させるための加熱位置および停止させるため
の停止位置を有し、これらの位置を手動操作に拠り切り
替える、加熱源毎に設けられた操作器と、上記各々の加
熱源の作動に関して起こり得る異常を異常原因も含めて
検知する異常検出手段と、該異常検出手段により前記加
熱源の作動中に異常が検知された場合、異常に関連する
加熱源を強制的に作動停止させる安全装置と、前記異常
検出手段が検知した異常原因を加熱源毎に異常情報とし
て記憶する記憶手段と、異常原因を表示する表示器と、
作動停止させた加熱源に関わる前記操作器を、前記加熱
位置から停止位置に戻した場合に、その加熱源に関する
前記異常情報を消す消去手段とを備え、二つ以上の加熱
源に関する異常状態が検知された場合、その中で最も優
先順位の高い加熱源に関わる異常原因を前記表示器に表
示する。 (2)優先順位が予め設定された複数の加熱源と、該加
熱源を作動させるための加熱位置および停止させるため
の停止位置を有し、これらの位置を手動操作に拠り切り
替える、加熱源毎に設けられた操作器と、これら操作器
の近傍に設けられる異常報知ランプと、上記各々の加熱
源の作動に関して起こり得る異常を異常原因も含めて検
知する異常検出手段と、該異常検出手段により前記加熱
源の作動中に異常が検知された場合、異常に関連する加
熱源を強制的に作動停止させる安全装置と、前記異常検
出手段が検知した異常原因を加熱源毎に異常情報として
記憶する記憶手段と、異常原因を表示する表示器と、作
動停止させた加熱源に関わる前記操作器を、前記加熱位
置から停止位置に戻した場合に、その加熱源に関する前
記異常情報を消す消去手段とを備え、二つ以上の加熱源
に関する異常状態が検知された場合、その中で最も優先
順位の高い加熱源に関わる異常原因を前記表示器に表示
するとともに、その加熱源に対応する前記異常報知ラン
プを点灯或いは点滅させる。
【0005】
〔請求項1について〕 (作用)表示器に異常原因が表示された場合、使用者
は、操作器が加熱位置にあり、加熱状態で無い加熱源群
の中で優先順位の最も高い加熱源に関連した異常が起き
ており、かつ表示器に表示されたものがその異常原因で
あることが容易に判る。その加熱源に関わる操作器を停
止位置に戻せば、その加熱源に関わる異常情報が消え、
表示器につぎの異常原因が表示され、使用者は、操作器
が加熱位置にあり、加熱状態で無い加熱源群の中で優先
順位が最も高い加熱源に関連した異常が起きており、か
つ表示器に表示されたものがその異常原因であることが
容易に判る。 (効果)使用者は、異常に関連する加熱源とその異常原
因とが容易に判かり、適切な対策を速やかに行うことが
できる。表示器に異常原因が表示された加熱源に関わる
操作器を停止位置に戻すことで、その加熱源に関わる異
常情報が消され、且つ表示器につぎの異常原因が表示さ
れる。この為、煩雑なスイッチ操作を行なわずに異常情
報の切り替えが行え、使い勝手が良い。 〔請求項2について〕各操作器の近傍に異常報知ランプ
を設け、記憶している異常原因の中で最も優先順位の高
い加熱源に関する異常原因に対応する異常報知ランプを
点灯或いは点滅させているので、表示器に表示された異
常原因がどの加熱源の異常に関するものか容易に判る。
は、操作器が加熱位置にあり、加熱状態で無い加熱源群
の中で優先順位の最も高い加熱源に関連した異常が起き
ており、かつ表示器に表示されたものがその異常原因で
あることが容易に判る。その加熱源に関わる操作器を停
止位置に戻せば、その加熱源に関わる異常情報が消え、
表示器につぎの異常原因が表示され、使用者は、操作器
が加熱位置にあり、加熱状態で無い加熱源群の中で優先
順位が最も高い加熱源に関連した異常が起きており、か
つ表示器に表示されたものがその異常原因であることが
容易に判る。 (効果)使用者は、異常に関連する加熱源とその異常原
因とが容易に判かり、適切な対策を速やかに行うことが
できる。表示器に異常原因が表示された加熱源に関わる
操作器を停止位置に戻すことで、その加熱源に関わる異
常情報が消され、且つ表示器につぎの異常原因が表示さ
れる。この為、煩雑なスイッチ操作を行なわずに異常情
報の切り替えが行え、使い勝手が良い。 〔請求項2について〕各操作器の近傍に異常報知ランプ
を設け、記憶している異常原因の中で最も優先順位の高
い加熱源に関する異常原因に対応する異常報知ランプを
点灯或いは点滅させているので、表示器に表示された異
常原因がどの加熱源の異常に関するものか容易に判る。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図5に基づいて説
明する。図に示す如く、ガステーブルAは、加熱源であ
る大バーナ11、標準バーナ12、グリルバーナ13
と、これらバーナの点火・消火を行う操作つまみ21、
22、23と、エラーを検知する熱電対31、32、3
3および調理容器底の温度を検出するサーミスタ34、
35と、安全装置であるガス安全弁41、42、43
と、エラーコードまたはタイマー残時間を表示する表示
器5と、これらを制御する制御装置6とを備える。尚、
本実施例では、表示器5の表示の優先順位を、グリルタ
イマーの残時間表示、グリルバーナ13に関するエラ
ー、標準バーナ12に関するエラー、大バーナ11に関
するエラーの順に決めている。尚、表示の優先順位は、
これに限定されるものではなく、例えば、グリルタイマ
ーの残時間表示よりエラー表示を優先させても良い。
明する。図に示す如く、ガステーブルAは、加熱源であ
る大バーナ11、標準バーナ12、グリルバーナ13
と、これらバーナの点火・消火を行う操作つまみ21、
22、23と、エラーを検知する熱電対31、32、3
3および調理容器底の温度を検出するサーミスタ34、
35と、安全装置であるガス安全弁41、42、43
と、エラーコードまたはタイマー残時間を表示する表示
器5と、これらを制御する制御装置6とを備える。尚、
本実施例では、表示器5の表示の優先順位を、グリルタ
イマーの残時間表示、グリルバーナ13に関するエラ
ー、標準バーナ12に関するエラー、大バーナ11に関
するエラーの順に決めている。尚、表示の優先順位は、
これに限定されるものではなく、例えば、グリルタイマ
ーの残時間表示よりエラー表示を優先させても良い。
【0007】大バーナ11(4100kcal/h)お
よび標準バーナ12(2300kcal/h)は、トッ
ププレートの左右に配設され、グリルバーナ13(19
50kcal/h)は、グリル庫14内に配設されてい
る。
よび標準バーナ12(2300kcal/h)は、トッ
ププレートの左右に配設され、グリルバーナ13(19
50kcal/h)は、グリル庫14内に配設されてい
る。
【0008】操作つまみ21、22、23は、押圧する
と押し込まれ(点火位置)、点消火スイッチ210、2
20、230の電気接点を閉成状態にし、機械的にガス
メイン弁211、221、231を開弁状態にし、所定
時間、スパーカー作動用スイッチ(図示せず)の接点を
閉成状態にする。また、再押圧すると初期状態に戻り
(消火位置)、点消火スイッチ210、220、230
の接点を開成状態にし、機械的にガスメイン弁211、
221、231を閉弁状態にする。
と押し込まれ(点火位置)、点消火スイッチ210、2
20、230の電気接点を閉成状態にし、機械的にガス
メイン弁211、221、231を開弁状態にし、所定
時間、スパーカー作動用スイッチ(図示せず)の接点を
閉成状態にする。また、再押圧すると初期状態に戻り
(消火位置)、点消火スイッチ210、220、230
の接点を開成状態にし、機械的にガスメイン弁211、
221、231を閉弁状態にする。
【0009】熱電対31、32、33は、大バーナ1
1、標準バーナ12、グリルバーナ13の適所に配さ
れ、燃焼炎を感知して起電力を発生するセンサであり、
後述する点火エラーおよび失火エラーを検出する。調理
容器底の温度を検出するサーミスタ34、35は、大バ
ーナ11および標準バーナ12の凹部内で上方に向かっ
て付勢される感熱筒341、351内に配される。
1、標準バーナ12、グリルバーナ13の適所に配さ
れ、燃焼炎を感知して起電力を発生するセンサであり、
後述する点火エラーおよび失火エラーを検出する。調理
容器底の温度を検出するサーミスタ34、35は、大バ
ーナ11および標準バーナ12の凹部内で上方に向かっ
て付勢される感熱筒341、351内に配される。
【0010】ガス安全弁41、42、43は、安全装置
であり、大バーナ11、標準バーナ12、グリルバーナ
13へのガス供給路111、121、131の最上流に
配設される。そして、操作つまみ21、22、23の押
圧により開弁し、熱電対31、32、33の起電力によ
り開弁保持される。また、エラーが検知された場合、制
御装置6により、該当するガス安全弁が閉じられる。
であり、大バーナ11、標準バーナ12、グリルバーナ
13へのガス供給路111、121、131の最上流に
配設される。そして、操作つまみ21、22、23の押
圧により開弁し、熱電対31、32、33の起電力によ
り開弁保持される。また、エラーが検知された場合、制
御装置6により、該当するガス安全弁が閉じられる。
【0011】表示器5は、7セグメントのLED(2
個)であり、各種エラーを後述するエラーコードで表示
する。また、この表示器5は、グリルのタイマー表示を
兼ねている。
個)であり、各種エラーを後述するエラーコードで表示
する。また、この表示器5は、グリルのタイマー表示を
兼ねている。
【0012】制御装置6は、マイクロコンピュータを具
備した電気回路で構成され、バーナの燃焼を司さどる燃
焼制御部61、安全制御部62、記憶部63、通常表示
制御部64、および異常表示制御部65からなる。これ
ら制御部には、図4に示す如く、煮物、焼物モードを切
り替えるモード切替スイッチ601、602、二度押し
する事に拠り焼物モードにする焼物スイッチ603、グ
リルの調理時間を設定するタイマ設定スイッチ604、
点消火スイッチ210、220、230、サーミスタ3
4、35、大火・小火切替用の電磁弁605、スパーカ
ー606、ガス安全弁41、42、43、使用モードを
点灯して報知する煮物ランプ607、608、油物ラン
プ609、610、焼物ランプ611、エラーを報知す
るポジションランプ612、613、614、ブザー、
および表示器5が電気接続されている。
備した電気回路で構成され、バーナの燃焼を司さどる燃
焼制御部61、安全制御部62、記憶部63、通常表示
制御部64、および異常表示制御部65からなる。これ
ら制御部には、図4に示す如く、煮物、焼物モードを切
り替えるモード切替スイッチ601、602、二度押し
する事に拠り焼物モードにする焼物スイッチ603、グ
リルの調理時間を設定するタイマ設定スイッチ604、
点消火スイッチ210、220、230、サーミスタ3
4、35、大火・小火切替用の電磁弁605、スパーカ
ー606、ガス安全弁41、42、43、使用モードを
点灯して報知する煮物ランプ607、608、油物ラン
プ609、610、焼物ランプ611、エラーを報知す
るポジションランプ612、613、614、ブザー、
および表示器5が電気接続されている。
【0013】つぎに、ガステーブルAにおいて、エラー
表示に関係する部分の制御装置6の作動を図5のフロー
チャートとともに説明する。制御装置6がエラーを検知
した際、ステップ701で、バーナ毎に整理してエラー
原因をエラー情報として記憶部63にメモリーし、ステ
ップ702に進む。ステップ702で、記憶部63にメ
モリーされたエラー情報をチェックし、最優先のものに
関わるバーナを操作する操作つまみの近傍のポジション
ランプを点滅させ、ステップ703に進む。ステップ7
03で、グリルが使用(正常状態)されているか否かを
判断し、使用されている(YES)場合、ステップ70
4に進み、不使用(NO)の場合、ステップ705に進
む。ステップ704で、表示器5にタイマー表示を行
い、ステップ706に進む。ステップ705で、記憶部
63にメモリーされたエラー情報の中で、最優先のもの
を後述するエラーコードで表示器5に点滅表示し、ステ
ップ706に進む。ステップ706で、何れかの操作つ
まみが消火側に戻されたか否か判断し、戻されている
(YES)場合、ステップ707に進み、戻されていな
い(NO)場合、ステップ702に戻る。ステップ70
7で、戻された操作つまみに関するエラー情報を記憶部
63から消去し、ステップ702に戻る。
表示に関係する部分の制御装置6の作動を図5のフロー
チャートとともに説明する。制御装置6がエラーを検知
した際、ステップ701で、バーナ毎に整理してエラー
原因をエラー情報として記憶部63にメモリーし、ステ
ップ702に進む。ステップ702で、記憶部63にメ
モリーされたエラー情報をチェックし、最優先のものに
関わるバーナを操作する操作つまみの近傍のポジション
ランプを点滅させ、ステップ703に進む。ステップ7
03で、グリルが使用(正常状態)されているか否かを
判断し、使用されている(YES)場合、ステップ70
4に進み、不使用(NO)の場合、ステップ705に進
む。ステップ704で、表示器5にタイマー表示を行
い、ステップ706に進む。ステップ705で、記憶部
63にメモリーされたエラー情報の中で、最優先のもの
を後述するエラーコードで表示器5に点滅表示し、ステ
ップ706に進む。ステップ706で、何れかの操作つ
まみが消火側に戻されたか否か判断し、戻されている
(YES)場合、ステップ707に進み、戻されていな
い(NO)場合、ステップ702に戻る。ステップ70
7で、戻された操作つまみに関するエラー情報を記憶部
63から消去し、ステップ702に戻る。
【0014】ここで、エラーの種類およびそのエラーコ
ードについて述べる。 〔点火エラー:エラーコード“11”〕点消火スイッチ
210、220、230の電気接点が閉成状態となった
後、30秒経過後に、熱電対31、32、33の起電力
が一定レベル未満の場合、点火エラーとする。 〔スパークエラー:エラーコード“11”〕グリルにお
いて、スパーカー作動用スイッチが所定時間、連続して
閉成状態になった場合、同様のエラーコード“11”が
与えられたスパークエラーとする。 〔失火エラー:エラーコード“12”〕大バーナ11、
標準バーナ12、グリルバーナ13の使用中、熱電対3
1、32、33の起電力が所定時間連続して起電力が一
定レベル未満の場合、失火エラーとする。 〔サーミスタ初期チェックエラー:エラーコード“3
2、31”〕操作つまみ21、22が消火位置(点消火
スイッチ210、220が開成)にある時、サーミスタ
34、35の出力が初期チェックレベルを越えている場
合には、エラーコード“32、31”が与えられたサー
ミスタ初期チェックエラーとする。 〔サーミスタ断線エラー:エラーコード“32、3
1”〕点消火スイッチ210、220が開成状態になっ
て所定時間経過後から測定し、一定時間連続してサーミ
スタ34、35の電気抵抗が所定値以上ある場合、同様
のエラーコード“32、31”が与えられたサーミスタ
初期チェックエラーとする。 〔連続使用エラー:エラーコード“00”〕コンロ(大
バーナ11、標準バーナ12)を、所定時間連続で使用
した場合、連続使用エラーとする。 〔SVエラー:エラーコード“71”〕ガス安全弁4
1、42、43を駆動するトランジスタの論理と点消火
スイッチ210、220、230との論理が食い違う場
合、SVエラーとする。
ードについて述べる。 〔点火エラー:エラーコード“11”〕点消火スイッチ
210、220、230の電気接点が閉成状態となった
後、30秒経過後に、熱電対31、32、33の起電力
が一定レベル未満の場合、点火エラーとする。 〔スパークエラー:エラーコード“11”〕グリルにお
いて、スパーカー作動用スイッチが所定時間、連続して
閉成状態になった場合、同様のエラーコード“11”が
与えられたスパークエラーとする。 〔失火エラー:エラーコード“12”〕大バーナ11、
標準バーナ12、グリルバーナ13の使用中、熱電対3
1、32、33の起電力が所定時間連続して起電力が一
定レベル未満の場合、失火エラーとする。 〔サーミスタ初期チェックエラー:エラーコード“3
2、31”〕操作つまみ21、22が消火位置(点消火
スイッチ210、220が開成)にある時、サーミスタ
34、35の出力が初期チェックレベルを越えている場
合には、エラーコード“32、31”が与えられたサー
ミスタ初期チェックエラーとする。 〔サーミスタ断線エラー:エラーコード“32、3
1”〕点消火スイッチ210、220が開成状態になっ
て所定時間経過後から測定し、一定時間連続してサーミ
スタ34、35の電気抵抗が所定値以上ある場合、同様
のエラーコード“32、31”が与えられたサーミスタ
初期チェックエラーとする。 〔連続使用エラー:エラーコード“00”〕コンロ(大
バーナ11、標準バーナ12)を、所定時間連続で使用
した場合、連続使用エラーとする。 〔SVエラー:エラーコード“71”〕ガス安全弁4
1、42、43を駆動するトランジスタの論理と点消火
スイッチ210、220、230との論理が食い違う場
合、SVエラーとする。
【0015】以下、本実施例のガステーブルAの利点を
述べる。 (ア)使用者は、点滅しているポジションランプから表
示器5に表示されたエラーコードがどのバーナのもので
あるかが容易に判る。また、二つ以上のエラーが発生し
た場合、点滅しているポジションランプの近傍の操作つ
まみを消火位置に戻してそのバーナのエラー情報を消せ
ば、次に優先順位の高いバーナに関するエラーコードが
ポジションランプの点滅とともに表示される。このた
め、煩雑なスイッチ操作を行なわずに全てのエラー原因
の確認およびエラー情報の消去が行えるので、使い勝手
が良い。 (イ)グリルの使用により表示器5にグリルタイマーの
残時間を表示させている時に、大バーナ11または標準
バーナ12に関するエラーが発生した場合、ポジション
ランプの点滅によりエラー発生のバーナが確認でき、グ
リル使用後にそのエラーコードを見ることもできる。
述べる。 (ア)使用者は、点滅しているポジションランプから表
示器5に表示されたエラーコードがどのバーナのもので
あるかが容易に判る。また、二つ以上のエラーが発生し
た場合、点滅しているポジションランプの近傍の操作つ
まみを消火位置に戻してそのバーナのエラー情報を消せ
ば、次に優先順位の高いバーナに関するエラーコードが
ポジションランプの点滅とともに表示される。このた
め、煩雑なスイッチ操作を行なわずに全てのエラー原因
の確認およびエラー情報の消去が行えるので、使い勝手
が良い。 (イ)グリルの使用により表示器5にグリルタイマーの
残時間を表示させている時に、大バーナ11または標準
バーナ12に関するエラーが発生した場合、ポジション
ランプの点滅によりエラー発生のバーナが確認でき、グ
リル使用後にそのエラーコードを見ることもできる。
【図1】本発明の一実施例に係るガステーブルの全体図
である。
である。
【図2】そのガステーブルの要部拡大図である。
【図3】そのガステーブルのガス回路図である。
【図4】そのガステーブルの制御装置周りの説明図であ
る。
る。
【図5】エラーコード表示に関係する部分の制御装置の
作動を示すフローチャートである。
作動を示すフローチャートである。
A ガステーブル(調理器) 5 表示器 6 制御装置(記憶手段、消去手段、異常検出手段) 11 大バーナ(加熱源) 12 標準バーナ(加熱源) 13 グリルバーナ(加熱源) 21、22、23 操作つまみ(操作器) 41、42、43 ガス安全弁(安全装置) 612、613、614 ポジションランプ(異常報知
ランプ)
ランプ)
Claims (2)
- 【請求項1】 優先順位が予め設定された複数の加熱源
と、 該加熱源を作動させるための加熱位置および停止させる
ための停止位置を有し、これらの位置を手動操作に拠り
切り替える、加熱源毎に設けられた操作器と、 上記各々の加熱源の作動に関して起こり得る異常を異常
原因も含めて検知する異常検出手段と、 該異常検出手段により前記加熱源の作動中に異常が検知
された場合、異常に関連する加熱源を強制的に作動停止
させる安全装置と、 前記異常検出手段が検知した異常原因を加熱源毎に異常
情報として記憶する記憶手段と、 異常原因を表示する表示器と、 作動停止させた加熱源に関わる前記操作器を、前記加熱
位置から停止位置に戻した場合に、その加熱源に関する
前記異常情報を消す消去手段とを備え、二つ以上の加熱
源に関する異常状態が検知された場合、その中で最も優
先順位の高い加熱源に関わる異常原因を前記表示器に表
示する調理器。 - 【請求項2】 優先順位が予め設定された複数の加熱源
と、 該加熱源を作動させるための加熱位置および停止させる
ための停止位置を有し、これらの位置を手動操作に拠り
切り替える、加熱源毎に設けられた操作器と、 これら操作器の近傍に設けられる異常報知ランプと、 上記各々の加熱源の作動に関して起こり得る異常を異常
原因も含めて検知する異常検出手段と、 該異常検出手段により前記加熱源の作動中に異常が検知
された場合、異常に関連する加熱源を強制的に作動停止
させる安全装置と、 前記異常検出手段が検知した異常原因を加熱源毎に異常
情報として記憶する記憶手段と、 異常原因を表示する表示器と、 作動停止させた加熱源に関わる前記操作器を、前記加熱
位置から停止位置に戻した場合に、その加熱源に関する
前記異常情報を消す消去手段とを備え、二つ以上の加熱
源に関する異常状態が検知された場合、その中で最も優
先順位の高い加熱源に関わる異常原因を前記表示器に表
示するとともに、その加熱源に対応する前記異常報知ラ
ンプを点灯或いは点滅させる調理器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3233091A JPH0799262B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 調理器 |
KR1019920009075A KR940008518B1 (ko) | 1991-09-12 | 1992-05-27 | 조리기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3233091A JPH0799262B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0571737A true JPH0571737A (ja) | 1993-03-23 |
JPH0799262B2 JPH0799262B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=16949645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3233091A Expired - Fee Related JPH0799262B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 調理器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0799262B2 (ja) |
KR (1) | KR940008518B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002370882A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-24 | Sugiyasu Industries Co Ltd | 階段昇降機 |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP3233091A patent/JPH0799262B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-05-27 KR KR1019920009075A patent/KR940008518B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002370882A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-24 | Sugiyasu Industries Co Ltd | 階段昇降機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR930006383A (ko) | 1993-04-21 |
JPH0799262B2 (ja) | 1995-10-25 |
KR940008518B1 (ko) | 1994-09-22 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |