JPH0571251U - バックホー等における操作レバー構造 - Google Patents

バックホー等における操作レバー構造

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JPH0571251U
JPH0571251U JP718193U JP718193U JPH0571251U JP H0571251 U JPH0571251 U JP H0571251U JP 718193 U JP718193 U JP 718193U JP 718193 U JP718193 U JP 718193U JP H0571251 U JPH0571251 U JP H0571251U
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茂 中山
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セイレイ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 バックホー等の操作レバーの構造を簡単にし
た。 【構成】 運転部に設ける操作コラム7に立設した支持
ピン12に、ユニバーサルジョイント13を介して操作
レバー8の基部を左右方向及び前後方向に揺動自在と
し、リンク機構を介して本機に設けた各種油圧作動装置
を作動可能とすると共に、同操作レバー8に各種油圧作
動装置の油圧バルブに連動連結したリンクボス部14
を、操作レバーの軸芯廻りに回動調節固定自在に取付
け、かつ、支持ピン側に上下摺動筒体を設けて同上下摺
動筒体をユニバーサルジョイントと係脱自在とし、係合
時のみ操作レバーの揺動を固定可能とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バックホー等における操作レバー構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばバックホーは運転部に設けた操作レバーを前後左右の二軸方向に 揺動操作して、掘削装置や旋回台等の油圧作動装置を操作することができるよう にしている。
【0003】 そして、かかる操作レバーの操作パターンは、バックホーの製造会社毎に異な るために、同操作レバーの操作パターンを変更可能に構成して、バックホーが異 なる場合にもオペレーターが従前の操作パターンで操作することができるように している。
【0004】 すなわち、操作レバーの操作パターンの変更構造は、操作レバーの支点部をボ ルトにより90度回動変位自在に固定し、同支点部と操作レバーの中間部に設け たジョイント部を90度回動変位自在としているものである。
【0005】 そして、パターン変更に際しては、ボルトによる操作レバー支点部の固定を解 除し、同支点部を90度回動変位した後、再度ボルトにより固定し、さらに同支 点部とともに90度回動変位した操作レバーをジョイント部より90度元の位置 に回動変位させれば、操作レバーの操作方向は同一でも、作動する油圧作動装置 は変更されて、オペレーターは慣れた操作パターンで所望の油圧作動装置の操作 を行なうことができるものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記操作パターンの変更構造の場合、ボルトの着脱作業や、操作レ バー支点部の回動変位作業、さらには、操作レバーの復元回動変位作業等、作業 が煩わしい上に時間を要するという問題があった。また、作業を中断する場合に 、操作レバーを固定する手段がないために、作業者が操作レバーに誤って触れた 場合は作業部が不意に作動して危険であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案では、運転部に設ける操作コラムに立設した支持ピンに、ユニバーサル ジョイントを介して操作レバーの基部を左右方向及び前後方向に揺動自在とし、 リンク機構を介して本機に設けた各種油圧作動装置を作動可能とすると共に、同 操作レバーに各種油圧作動装置の油圧バルブに連動連結したリンクボス部を、操 作レバーの軸芯廻りに回動調節固定自在に取付け、かつ、支持ピン側に上下摺動 筒体を設けて同上下摺動筒体をユニバーサルジョイントと係合自在とし、係合時 のみ操作レバーの揺動を固定可能に構成したバックホー等における操作レバー構 造を提供せんとするものである。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、図1に示す(A) はバックホーで あり、(1) はクローラ式の走行部、(2) は旋回台、(3) は運転部、(4) は原動機 部、(5) は掘削装置、(6) は排土装置である。
【0009】 そして、運転部(3) は、旋回台(2) の前部に操作コラム(7) を立設し、同コラ ム(7) の上面に各種油圧作動装置の操作レバー(8) を突設し、また、同コラム(7 ) の後壁中途部に走行レバー(9) を立設しており、同コラム(7) の後方に座席(1 0)を配設している。
【0010】 上記操作レバー(8) により作動する各種油圧作動装置は、前記した旋回台(2) 、掘削装置(5) 及び排土装置(6) である。
【0011】 そして、かかる操作レバー(8) は基端支点部を旋回台(2) 上に設けた油圧バル ブ(図示せず)にリンク機構(11)を介して連動連結し、同操作レバー(8) の前後 左右の二軸方向に揺動操作することにより、各種油圧作動装置の内、二種類の装 置の作動操作を行なうことができるように構成している。
【0012】 かかる構成において、本考案の要旨は、操作レバー(8) の操作パターン変更構 造及び操作レバーの固定構造にあり、以下この構造について詳述する。
【0013】 すなわち、操作レバー(8) は、図2〜図4に示すように、基部(8-1)を操作コ ラム(7) の上部内壁より突設した支持ピン(12)に支持させており、しかも、同支 持ピン(12)と操作レバー(8) の基部(8-1) との間にはユニバーサルジョイント(1 3)を介設して、同レバー(8) を前後左右の二軸方向に揺動自在としている。
【0014】 そして、操作レバー(8) の基端部にはリンクボス部(14)を遊嵌し、同ボス部(1 4)の下端に嵌合凹部(14a) を設けて、同嵌合凹部(14a) を上記ユニバーサルジョ イント(13)の上端部に嵌合させている。
【0015】 しかも、かかるリンクボス部(14)の基端部には前後左右方向に放射状に各90 度の位相角をもたせて揺動ストッパー体(14b)(14c)(14d)(14e)を突設している。
【0016】 さらには、隣接する上記ストッパー体(14b)(14c)間、及び、同ストッパー体(1 4c)(14d)間には各ロッド連結体(14f)(14g)を設け、各連結体(14f) (14g) に、前 記リンク機構(11)の第1、第2連動ロッド(11a)(11b)の上端を、ユニバーサルジ ョイント部(13)よりオフセットさせて連結(11'a)(11b) し、かつ、各連結部(11' a)(11'b)を各揺動ストッパー体(14b)(14c)の直下方に位置させて、第1、第2連 結ロッド(11a)(11b)を操作レバー(8) の軸芯廻りに相互に90度位相させている 。
【0017】 また、上記連結部(11'a)(11'b)はユニバーサルジョイントとしている。
【0018】 また、リンクボス部(14)の上端部にはつまみ部(15a) を有する固定ボルト(15) を螺着して、同ボルト(15)の先端を操作レバー(8) に設けた固定用凹部(16)に嵌 合させることにより、リンクボス部(14)と操作レバー(8) との一体固定が行なえ るようにしている。
【0019】 しかも、固定ボルト(15)は、操作が行ないやすいように、後述するレバーブー ツ(22)の上方外部に露出させて設けている。
【0020】 また、(17)は支持ピン(12)を支持しているステー、(18)はユニバーサルジョイ ント(13)に係脱して操作レバー(8) の揺動をロックする上下摺動筒体、(19)は同 筒体(18)を上下動させるリンク、(20)は同リンク(19)に連動連結したロックレバ ー、(20a) はリンク回動ピン、(21)はレバー係止体、(22)は弾性ゴム体等により 蛇腹状に形成したレバーブーツである。
【0021】 かかる構造において、操作レバー(8) の操作パターンを変更する際には、固定 ボルト(15)を弛めて同操作レバー(8) とリンクボス部(14)との一体固定を解除し 、同ボス部(14)のみを同操作レバー(8) の軸芯廻りに所定方向へ90度回動変位 させた後、固定ボルト(15)を締付けて、同ボス部(14)と操作レバー(18)を一体固 定すれば、操作レバー(8) の左右揺動操作により変更前に上下摺動していた連動 ロッドが上下摺動せずに、他方の連動ロッドが上下摺動し、また、同操作レバー (8) の前後揺動操作により上下摺動していた連動ロッドが上下摺動せずに、他方 の連動ロッドが上下摺動するようになるものである。
【0022】 この際、各連動ロッド(11a)(11b)の上端の連結部(11'a)(11'b)は、ユニバーサ ルジョイントであるために、同連動ロッド(11a)(11b)が90度回動位相されても 、同連動ロッド(11a)(11b)の連結状態には何ら支障とならず、しかも、リンクボ ス部(14)自体も操作レバー(8) に遊嵌すると共に、下端をユニバーサルジョイン ト部(13)の上端に嵌合しているだけであるために、各連動ロッド(11a) (11b) の 傾斜に伴う上下高さの変化にも充分対応できるものである。
【0023】 また、揺動ストッパー体(14b)(14c)(14d)(14e)は、操作レバー(8) の揺動操作 時に、操作コラム(7) の内壁に当接して、同レバー(8) の揺動範囲を規制してい る。
【0024】 また、操作レバー(8) を操作しない場合には、ロックレバー(20)を起立状態に 回動操作すれば、リンク(19)を介して上下摺動筒体(18)が上方へ摺動してユニバ ーサルジョイント(13)を囲繞して係合し、同ジョイント(13)の揺動をロックする ことより、操作レバー(8) の揺動操作がロックされて、不慮のレバー操作による 危険防止が図れる。
【0025】
【考案の効果】
操作レバーの操作パターンを他社のパターンに変更する場合には、操作レバー に取付けたリンクボス部を同操作レバーの軸芯廻りに回動させて他社の操作パタ ーンに適合させればよいものであり、また、操作レバーの揺動を固定状態とする 場合は、手元操作により上下摺動筒体を作動させるだけで、同操作レバーを確実 に固定することができて、不測の事故を確実に防止しながら、作業を安全に行う ことができるものである。また、操作レバーの固定手段の構造が簡単であってコ ンパクトに形成されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による操作レバーの操作パターン変更構
造を有するバックホーの側面図。
【図2】同要部の平面断面図。
【図3】図2のI-I 線断面図。
【図4】図2のII-II 線断面図。
【符号の説明】
(A) :バックホー (3) :運転部 (7) :操作コラム (8) :操作レバー (8-1) :基部 (12):支持ピン (13):ユニバーサルジョイント (14):リンクボス部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転部(3) に設ける操作コラム(7) に立
    設した支持ピン(12)に、ユニバーサルジョイント(13)を
    介して操作レバー(8) の基部(8-1) を左右方向及び前後
    方向に揺動自在とし、リンク機構(11)を介して本機に設
    けた各種油圧作動装置を作動可能とすると共に、同操作
    レバー(8) に各種油圧作動装置の油圧バルブに連動連結
    したリンクボス部(14)を、操作レバー(8) の軸芯廻りに
    回動調節固定自在に取付け、かつ、支持ピン(12)側に上
    下摺動筒体(18)を設けて同上下摺動筒体(18)をユニバー
    サルジョイント(13)と係脱自在とし、係合時のみ操作レ
    バー(8) の揺動を固定可能に構成したことを特徴とする
    バックホー等における操作レバー構造。
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