JPH0571154A - 風呂装置 - Google Patents
風呂装置Info
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- JPH0571154A JPH0571154A JP23314791A JP23314791A JPH0571154A JP H0571154 A JPH0571154 A JP H0571154A JP 23314791 A JP23314791 A JP 23314791A JP 23314791 A JP23314791 A JP 23314791A JP H0571154 A JPH0571154 A JP H0571154A
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- pipe
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Abstract
(57)【要約】
【目的】浴槽に対して給湯可能な給湯器と浴槽とを配管
接続して給湯器側から浴槽内の湯を排出できるようにし
た形式の風呂装置において、従来の浴槽がそのまま利用
できるとともに、給湯器と浴槽との間の配管の接続作業
及びこれらの修理点検が簡単になるようにすること。 【構成】浴槽(B) の側壁に設けた側壁具(3) と給湯器
(1)との間を排水用配管(11)を接続し、浴槽(B) の底面
側に開放する吸引口(21)を設けた端末具(2) とを接続
し、排水操作によって運転状態となるポンプ(P) 及び開
弁状態となる弁装置を給湯器(1) 内に設けたこと。
接続して給湯器側から浴槽内の湯を排出できるようにし
た形式の風呂装置において、従来の浴槽がそのまま利用
できるとともに、給湯器と浴槽との間の配管の接続作業
及びこれらの修理点検が簡単になるようにすること。 【構成】浴槽(B) の側壁に設けた側壁具(3) と給湯器
(1)との間を排水用配管(11)を接続し、浴槽(B) の底面
側に開放する吸引口(21)を設けた端末具(2) とを接続
し、排水操作によって運転状態となるポンプ(P) 及び開
弁状態となる弁装置を給湯器(1) 内に設けたこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、風呂装置、特に、浴槽
からの自動排水を可能にした形式の風呂装置に関するも
のである。
からの自動排水を可能にした形式の風呂装置に関するも
のである。
【0002】
【従来技術及び課題】上記形式の風呂装置として、既
に、特開平2-285116号公報に開示のものや、特開平3-12
9021号公報に開示のものを提案した。前者のものは、浴
槽内と屋外に設置される給湯器との配管を特別に構成し
て、排水の際には、前記風呂釜側から排水できるように
したものである。後者のものは基本的な発明を改良した
もので、浴槽側の排水口及び湯張り用の出口等を共通の
口金として浴槽底部に設けることで、排水の確実化を図
ると共に浴槽との配管接続の合理化を図るようにしたも
のである。
に、特開平2-285116号公報に開示のものや、特開平3-12
9021号公報に開示のものを提案した。前者のものは、浴
槽内と屋外に設置される給湯器との配管を特別に構成し
て、排水の際には、前記風呂釜側から排水できるように
したものである。後者のものは基本的な発明を改良した
もので、浴槽側の排水口及び湯張り用の出口等を共通の
口金として浴槽底部に設けることで、排水の確実化を図
ると共に浴槽との配管接続の合理化を図るようにしたも
のである。
【0003】ところが、この従来のものでは、給湯器と
浴槽との間の配管が面倒であるとともに、浴槽に特別な
加工をする必要があり、既に使用されている浴槽にその
まま採用することは困難である。また、給湯器と浴槽と
の間の前記配管の修理点検も困難であるという問題があ
る。本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、
『浴槽に対して給湯可能な給湯器と浴槽とを配管接続し
て給湯器側から浴槽内の湯を排出できるようにした形式
の風呂装置』において、従来の浴槽がそのまま利用でき
るとともに、給湯器と浴槽との間の配管の接続作業及び
これらの修理点検が簡単になるようにすることをその課
題とする。
浴槽との間の配管が面倒であるとともに、浴槽に特別な
加工をする必要があり、既に使用されている浴槽にその
まま採用することは困難である。また、給湯器と浴槽と
の間の前記配管の修理点検も困難であるという問題があ
る。本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、
『浴槽に対して給湯可能な給湯器と浴槽とを配管接続し
て給湯器側から浴槽内の湯を排出できるようにした形式
の風呂装置』において、従来の浴槽がそのまま利用でき
るとともに、給湯器と浴槽との間の配管の接続作業及び
これらの修理点検が簡単になるようにすることをその課
題とする。
【0004】[請求項1の発明]
【0005】
【技術的手段】上記課題を解決するための本発明の技術
的手段は、『浴槽(B) の側壁に設けた側壁具(3) と前記
給湯器(1) との間には、少なくとも排水用配管(11)を接
続して給湯器(1) 内に位置する前記排水用配管(11)に
は、排水操作によって運転状態となるポンプ(P) 及び開
弁状態となる排水弁(16)を設け、前記排水用配管(11)の
側壁具(3) 側の端部からは排水用配管(11)に連通する延
長管(20)を延長させてこの延長管(20)の先端部に位置さ
せた端末具(2) を浴槽(B) の底部に配置し、この端末具
(2) には浴槽(B) の底面側に開放する吸引口(21)を設け
た』ことである。
的手段は、『浴槽(B) の側壁に設けた側壁具(3) と前記
給湯器(1) との間には、少なくとも排水用配管(11)を接
続して給湯器(1) 内に位置する前記排水用配管(11)に
は、排水操作によって運転状態となるポンプ(P) 及び開
弁状態となる排水弁(16)を設け、前記排水用配管(11)の
側壁具(3) 側の端部からは排水用配管(11)に連通する延
長管(20)を延長させてこの延長管(20)の先端部に位置さ
せた端末具(2) を浴槽(B) の底部に配置し、この端末具
(2) には浴槽(B) の底面側に開放する吸引口(21)を設け
た』ことである。
【0006】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。浴槽
(B) の側壁に設けた側壁具(3) と給湯器(1) とを排水用
配管(11)によって接続することにより浴槽(B) 内と給湯
器(1) 内とが連通接続されることとなる。また、前記排
水用配管(11)の側壁具(3) 側の端部からは延長管(20)を
延長させ、この延長管(20)の先端部に端末具(2) を設け
て浴槽(B) の底部に配置したから、結局、浴槽(B) の底
部から給湯器(1) 内に至る排水経路が連通接続される。
(B) の側壁に設けた側壁具(3) と給湯器(1) とを排水用
配管(11)によって接続することにより浴槽(B) 内と給湯
器(1) 内とが連通接続されることとなる。また、前記排
水用配管(11)の側壁具(3) 側の端部からは延長管(20)を
延長させ、この延長管(20)の先端部に端末具(2) を設け
て浴槽(B) の底部に配置したから、結局、浴槽(B) の底
部から給湯器(1) 内に至る排水経路が連通接続される。
【0007】一方、給湯器(1) 内の排水用配管(11)に
は、排水操作によって運転状態となるポンプ(P) と開弁
状態になる排水弁(16)を設けていることから、排水操作
によって、浴槽(B) 内の湯は、上記排水経路を介して給
湯器(1) 側から排出される。尚、排水動作の際、延長管
(20)の先端部に位置させた端末具(2) には浴槽(B) の底
面側に開放する吸引口(21)を設けているから、浴槽(B)
の底部に溜る湯等も吸引排出される。
は、排水操作によって運転状態となるポンプ(P) と開弁
状態になる排水弁(16)を設けていることから、排水操作
によって、浴槽(B) 内の湯は、上記排水経路を介して給
湯器(1) 側から排出される。尚、排水動作の際、延長管
(20)の先端部に位置させた端末具(2) には浴槽(B) の底
面側に開放する吸引口(21)を設けているから、浴槽(B)
の底部に溜る湯等も吸引排出される。
【0008】
【効果】浴槽(B) の側壁に配置した側壁具(3) と給湯器
(1) との配管作業によって浴槽(B) からの排水経路の接
続が行えるから、浴槽(B) の底部側から給湯器(1) に排
水経路を直接接続する場合に比べて配管接続作業が簡単
である。また、この排水経路の修理点検も容易である。
(1) との配管作業によって浴槽(B) からの排水経路の接
続が行えるから、浴槽(B) の底部側から給湯器(1) に排
水経路を直接接続する場合に比べて配管接続作業が簡単
である。また、この排水経路の修理点検も容易である。
【0009】さらに、浴槽(B) の底部から給湯器(1) へ
の排水経路の全体の配管接続作業を側壁具(3) と給湯器
(1) との配管接続作業と、側壁具(3) から端末具(2) へ
の配管接続作業(又は、端末具(2) を具備させた延長管
(20)を側壁具(3) に接続する作業)とに分割できるか
ら、排水経路全体の配管作業が簡単である。 [請求項2の発明]この発明は、側壁具(3) を介して給
湯器(1) から浴槽(B) に給湯可能にするようにしたもの
であり、このために採用される手段は『側壁具(3) と給
湯器(1) との間を、給湯器(1) 内の給湯機能部と連通接
続される湯張り管(12)によっても接続し、前記側壁具
(3) には前記湯張り管(12)の接続部に連通する湯張り口
を開口させ、浴槽(B) の底部から側壁具(3) の取付け高
さを湯張りに適する高さに設定した』ことである。
の排水経路の全体の配管接続作業を側壁具(3) と給湯器
(1) との配管接続作業と、側壁具(3) から端末具(2) へ
の配管接続作業(又は、端末具(2) を具備させた延長管
(20)を側壁具(3) に接続する作業)とに分割できるか
ら、排水経路全体の配管作業が簡単である。 [請求項2の発明]この発明は、側壁具(3) を介して給
湯器(1) から浴槽(B) に給湯可能にするようにしたもの
であり、このために採用される手段は『側壁具(3) と給
湯器(1) との間を、給湯器(1) 内の給湯機能部と連通接
続される湯張り管(12)によっても接続し、前記側壁具
(3) には前記湯張り管(12)の接続部に連通する湯張り口
を開口させ、浴槽(B) の底部から側壁具(3) の取付け高
さを湯張りに適する高さに設定した』ことである。
【0010】この場合には、給湯器(1) から浴槽(B) 内
に直接湯張りできると共に、側壁具(3) を介して給湯器
(1) 側から浴槽(B) 内の残り湯の排水が可能となる。ま
た、湯張り回路と排水経路の両方の配管作業が同様な手
順で行える。 [請求項3の発明]この発明は、既に使用されている排
水口を具備する浴槽(B) に使用し易くすると共に、延長
管(20)を浴槽(B) の底部において固定可能にするもので
ある。
に直接湯張りできると共に、側壁具(3) を介して給湯器
(1) 側から浴槽(B) 内の残り湯の排水が可能となる。ま
た、湯張り回路と排水経路の両方の配管作業が同様な手
順で行える。 [請求項3の発明]この発明は、既に使用されている排
水口を具備する浴槽(B) に使用し易くすると共に、延長
管(20)を浴槽(B) の底部において固定可能にするもので
ある。
【0011】このために採用される技術的手段は、『端
末具(2) の下面には、浴槽(B) の排水口に密嵌する栓部
(22)を設けた』ことである。この手段を採用することに
より、前記栓部(22)を浴槽(B) の排水口に密嵌させる
と、栓部(22)が浴槽(B) の排水口に固定される。そし
て、既に使用されている通常の浴槽(B) に対して、本発
明の風呂装置が極めて簡単に実施できる。
末具(2) の下面には、浴槽(B) の排水口に密嵌する栓部
(22)を設けた』ことである。この手段を採用することに
より、前記栓部(22)を浴槽(B) の排水口に密嵌させる
と、栓部(22)が浴槽(B) の排水口に固定される。そし
て、既に使用されている通常の浴槽(B) に対して、本発
明の風呂装置が極めて簡単に実施できる。
【0012】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図面に従っ
て詳述する。図1〜図5に示す実施例1は、給湯器(1)
から浴槽(B) に湯張り可能で且浴槽(B) 内を循環加熱可
能に構成した上で、上記発明を実施したものである。従
って、給湯器(1) と浴槽(B) の側壁に配設される側壁具
(3) との間には、循環加熱回路が構成され、この実施例
では、前記循環加熱回路のうちの、給湯器(1) から浴槽
(B) に向う往路が湯張り管(12)としても機能し、浴槽
(B) から給湯器(1) に向う復路が排水用配管(11)として
も機能するように構成されている。
て詳述する。図1〜図5に示す実施例1は、給湯器(1)
から浴槽(B) に湯張り可能で且浴槽(B) 内を循環加熱可
能に構成した上で、上記発明を実施したものである。従
って、給湯器(1) と浴槽(B) の側壁に配設される側壁具
(3) との間には、循環加熱回路が構成され、この実施例
では、前記循環加熱回路のうちの、給湯器(1) から浴槽
(B) に向う往路が湯張り管(12)としても機能し、浴槽
(B) から給湯器(1) に向う復路が排水用配管(11)として
も機能するように構成されている。
【0013】このため、給湯用熱交換器(E1)及び風呂用
熱交換器(E2)を内蔵した給湯器(1)内においては、給湯
用熱交換器(E1)の出口側に続く給湯回路(W) から分岐配
管され且側壁具(3) と接続させた湯張り管(12)の中程に
おいて風呂用熱交換器(E2)の出口側の回路が逆止弁(14)
を介して合流接続され、湯張り管(12)には、前記合流点
の上流側に湯張り弁(15)が挿入されている。又、給湯器
(1) 内における排水用配管(11)にはポンプ(P) が挿入さ
れて、その端部には排水弁(16)が設けられてその下流端
は、給湯器(1) の設置部の排水溝(M) に臨んでいる。そ
して、ポンプ(P) の前記吐出側は開閉弁(K) を備えた連
絡管(L) によって風呂用熱交換器(E2)と接続されてい
る。従って、排水用配管(11)→連絡管(L) →風呂用熱交
換器(E2)→湯張り管(12)の経路で循環加熱回路が構成さ
れ、ポンプ(P) によって浴槽(B) 内の湯が強制循環され
る。
熱交換器(E2)を内蔵した給湯器(1)内においては、給湯
用熱交換器(E1)の出口側に続く給湯回路(W) から分岐配
管され且側壁具(3) と接続させた湯張り管(12)の中程に
おいて風呂用熱交換器(E2)の出口側の回路が逆止弁(14)
を介して合流接続され、湯張り管(12)には、前記合流点
の上流側に湯張り弁(15)が挿入されている。又、給湯器
(1) 内における排水用配管(11)にはポンプ(P) が挿入さ
れて、その端部には排水弁(16)が設けられてその下流端
は、給湯器(1) の設置部の排水溝(M) に臨んでいる。そ
して、ポンプ(P) の前記吐出側は開閉弁(K) を備えた連
絡管(L) によって風呂用熱交換器(E2)と接続されてい
る。従って、排水用配管(11)→連絡管(L) →風呂用熱交
換器(E2)→湯張り管(12)の経路で循環加熱回路が構成さ
れ、ポンプ(P) によって浴槽(B) 内の湯が強制循環され
る。
【0014】側壁具(3) は、図2に示すように、浴槽
(B) の側壁にネジ止め固定されるもので、皿状の基体(3
1)と、これに被冠し且湯張り口としての多数の孔部(30)
(30)を開口させた蓋体(32)とからなり、前記基体(31)か
ら突出させた固定筒(33)を浴槽(B) の側壁(G) に貫通さ
せ、この固定筒(33)のフランジ部(34)と浴槽(B) の側壁
との間に気密手段(35)を介在させてこの固定筒(33)の端
部に螺合するナット(N)によりネジ止めする。これによ
り、基体(31)が浴槽(B) の側壁(G)に取付けられる。
(B) の側壁にネジ止め固定されるもので、皿状の基体(3
1)と、これに被冠し且湯張り口としての多数の孔部(30)
(30)を開口させた蓋体(32)とからなり、前記基体(31)か
ら突出させた固定筒(33)を浴槽(B) の側壁(G) に貫通さ
せ、この固定筒(33)のフランジ部(34)と浴槽(B) の側壁
との間に気密手段(35)を介在させてこの固定筒(33)の端
部に螺合するナット(N)によりネジ止めする。これによ
り、基体(31)が浴槽(B) の側壁(G)に取付けられる。
【0015】前記基体(31)の底壁には、湯張り管(12)を
接続するための接続口金(13)と、L字状に屈曲する接続
口金(17)とがそれぞれ取付けられており、前記接続口金
(13)の外側の端部には湯張り管(12)が、接続口金(17)の
外側の端部には排水用配管(11)が、それぞれロー付け等
の手段で接続されている。このうち、前記接続口金(13)
の内側の端部は基体(31)の底壁に固定され、他方の接続
口金(17)の内側の端部は、側壁具(3) の胴部下端から下
方に突出したホースエンド(17a) となっており、ゴム管
等の弾性管によって構成した延長管(20)の一端が前記ホ
ースエンド(17a)に外嵌接続されている。
接続するための接続口金(13)と、L字状に屈曲する接続
口金(17)とがそれぞれ取付けられており、前記接続口金
(13)の外側の端部には湯張り管(12)が、接続口金(17)の
外側の端部には排水用配管(11)が、それぞれロー付け等
の手段で接続されている。このうち、前記接続口金(13)
の内側の端部は基体(31)の底壁に固定され、他方の接続
口金(17)の内側の端部は、側壁具(3) の胴部下端から下
方に突出したホースエンド(17a) となっており、ゴム管
等の弾性管によって構成した延長管(20)の一端が前記ホ
ースエンド(17a)に外嵌接続されている。
【0016】端末具(2) は、図3及び図4に示すよう
に、浴槽(B)の底壁(D) に設けた排水口(H) に嵌入され
る栓部(22)を具備した構成としてあり、中空円板状の端
末具(2) の下面中央に形成し且排水口(H) より一回り大
きな座部(23)の中央から前記栓部(22)が突出する。この
端末具(2) の下面には、周縁部から複数のリブ(24)(24)
が突出してこのリブの高さを前記座部(23)の厚さに一致
させてある。従って、栓部(22)を排水口(H) に嵌入させ
た状態において、端末具(2) が底壁(D) に対して安定し
た状態に支持される。
に、浴槽(B)の底壁(D) に設けた排水口(H) に嵌入され
る栓部(22)を具備した構成としてあり、中空円板状の端
末具(2) の下面中央に形成し且排水口(H) より一回り大
きな座部(23)の中央から前記栓部(22)が突出する。この
端末具(2) の下面には、周縁部から複数のリブ(24)(24)
が突出してこのリブの高さを前記座部(23)の厚さに一致
させてある。従って、栓部(22)を排水口(H) に嵌入させ
た状態において、端末具(2) が底壁(D) に対して安定し
た状態に支持される。
【0017】前記座部(23)の外周域には、複数の吸入口
(21)(21)が形成され、これら吸入口は、端末具(2) 内の
中空室(26)に連通している。又、端末具(2) の周縁から
は前記中空室(26)に連通させてホースエンド(27)が突出
し、このホースエンドに延長管(20)が接続される。上記
実施例のものでは、端末具(2) のホースエンド(27)に接
続され且接続口金(17)のホースエンド(17a) に接続され
た延長管(20)及び端末具(2) の吸入口(21)(21)を介して
浴槽(B) 内と接続口金(17)とが連通し、この接続口金(1
7)に接続した排水用配管(11)を介して給湯器(1) 内の連
絡管(L) に連通接続される。又排水弁(16)までの排水経
路も連通することとなる。
(21)(21)が形成され、これら吸入口は、端末具(2) 内の
中空室(26)に連通している。又、端末具(2) の周縁から
は前記中空室(26)に連通させてホースエンド(27)が突出
し、このホースエンドに延長管(20)が接続される。上記
実施例のものでは、端末具(2) のホースエンド(27)に接
続され且接続口金(17)のホースエンド(17a) に接続され
た延長管(20)及び端末具(2) の吸入口(21)(21)を介して
浴槽(B) 内と接続口金(17)とが連通し、この接続口金(1
7)に接続した排水用配管(11)を介して給湯器(1) 内の連
絡管(L) に連通接続される。又排水弁(16)までの排水経
路も連通することとなる。
【0018】この実施例では、湯張り操作されると、湯
張り弁(15)が開弁して給湯用熱交換器(E1)が運転状態と
なり、湯張り管(12)→接続口金(13)→側壁具(3) の経路
で、蓋体(32)に形成した多数の孔部(30)(30)から浴槽
(B) 内に湯張りされる。尚、このとき、公知の手段(図
示せず)により浴槽(B) 内の水位が所定の水位になると
湯張り弁(15)が閉弁されて給湯用熱交換器(E1)の運転が
自動的に停止される。
張り弁(15)が開弁して給湯用熱交換器(E1)が運転状態と
なり、湯張り管(12)→接続口金(13)→側壁具(3) の経路
で、蓋体(32)に形成した多数の孔部(30)(30)から浴槽
(B) 内に湯張りされる。尚、このとき、公知の手段(図
示せず)により浴槽(B) 内の水位が所定の水位になると
湯張り弁(15)が閉弁されて給湯用熱交換器(E1)の運転が
自動的に停止される。
【0019】浴槽(B) 内を循環加熱するときには、所定
の操作によりポンプ(P) を運転させ且風呂用熱交換器(E
2)を運転状態とする。尚、このとき、開閉弁(K) は開弁
状態となっている。これにより、浴槽(B) の底壁(D) の
近傍の湯が吸入口(21)(21)から吸引されて、中空室(26)
→ホースエンド(27)→延長管(20)→接続口金(17)→排水
用配管(11)→連絡管(L) →風呂用熱交換器(E2)→湯張り
管(12)→接続口金(13)→浴槽(B) の経路で循環加熱され
る。そして、これの停止操作によって前記循環加熱が停
止される。
の操作によりポンプ(P) を運転させ且風呂用熱交換器(E
2)を運転状態とする。尚、このとき、開閉弁(K) は開弁
状態となっている。これにより、浴槽(B) の底壁(D) の
近傍の湯が吸入口(21)(21)から吸引されて、中空室(26)
→ホースエンド(27)→延長管(20)→接続口金(17)→排水
用配管(11)→連絡管(L) →風呂用熱交換器(E2)→湯張り
管(12)→接続口金(13)→浴槽(B) の経路で循環加熱され
る。そして、これの停止操作によって前記循環加熱が停
止される。
【0020】次に、入浴後に浴槽(B) 内の残り湯を排出
するには、排水操作スイッチ(S) により排水操作をす
る。これにより、開閉弁(K)が閉弁し且排水弁(16)が開
弁した状態でポンプ(P) が運転されて端末具(2) の吸入
口(21)(21)から吸引された湯が延長管(20)→排水用配管
(11)の経路で排水弁(16)の下流端から排水溝(M) に排出
される。
するには、排水操作スイッチ(S) により排水操作をす
る。これにより、開閉弁(K)が閉弁し且排水弁(16)が開
弁した状態でポンプ(P) が運転されて端末具(2) の吸入
口(21)(21)から吸引された湯が延長管(20)→排水用配管
(11)の経路で排水弁(16)の下流端から排水溝(M) に排出
される。
【0021】尚、この実施例では、排水操作によって排
水が完了すると、自動的にポンプ(P) の運転を停止し且
排水弁(16)を閉弁状態に復帰させるようになっており、
このために、図5に示す制御回路が設けられている。こ
の制御回路は、排水操作スイッチ(S) が「オン」になる
と出力接点(T1)が導通して自己保持されるタイマー(T)
の回路と、水流スイッチ(18)によって導通するリレー
(R) の回路と、この回路リレー(R) の出力接点(R1)又は
前記タイマー(T) の出力接点(T2)によって導通するポン
プ(P) の回路と、前記リレー(R) の出力接点(R2)よって
開弁状態となる排水弁(16)の回路とからなる。ここで、
前記タイマー(T) は、動作開始後は出力接点(T1)(T2)を
一定時間「オン」にさせるものである。尚、リレー(R)
及び排水弁(16)にはこれの動作停止時期を一定時間遅延
させる遅延コンデンサ(C) が並列接続されている。
水が完了すると、自動的にポンプ(P) の運転を停止し且
排水弁(16)を閉弁状態に復帰させるようになっており、
このために、図5に示す制御回路が設けられている。こ
の制御回路は、排水操作スイッチ(S) が「オン」になる
と出力接点(T1)が導通して自己保持されるタイマー(T)
の回路と、水流スイッチ(18)によって導通するリレー
(R) の回路と、この回路リレー(R) の出力接点(R1)又は
前記タイマー(T) の出力接点(T2)によって導通するポン
プ(P) の回路と、前記リレー(R) の出力接点(R2)よって
開弁状態となる排水弁(16)の回路とからなる。ここで、
前記タイマー(T) は、動作開始後は出力接点(T1)(T2)を
一定時間「オン」にさせるものである。尚、リレー(R)
及び排水弁(16)にはこれの動作停止時期を一定時間遅延
させる遅延コンデンサ(C) が並列接続されている。
【0022】この制御回路を採用すると、排水スイッチ
(S) を「オン」にすることにより、一定時間は、出力接
点(T1)によって自己保持されたタイマー(T) の出力接点
(T2)によりポンプ(P) が動作し、上記排水動作が進行す
る。その後、水流スイッチ(18)の動作によりリレー(R)
が動作状態になり、これの出力接点(R1)の導通によりポ
ンプ(P) の運転が継続状態に維持され、同時に、他方の
出力接点(R2)の導通により排水弁(16)が開弁する。そし
て、排水が完了すると、排水用配管(11)内には水の流れ
が生じないことから、水流スイッチ(18)が「オフ」とな
り、リレー(R)が「オフ」となって、遅延コンデンサ(C)
の遅延時間経過後にポンプ(P) が停止する。そして、
その後、他方の遅延コンデンサ(C) の遅延時間経過後に
排水弁(16)が閉弁状態に復帰する。従って、排水が完了
すると、自動的に排水動作が停止する。
(S) を「オン」にすることにより、一定時間は、出力接
点(T1)によって自己保持されたタイマー(T) の出力接点
(T2)によりポンプ(P) が動作し、上記排水動作が進行す
る。その後、水流スイッチ(18)の動作によりリレー(R)
が動作状態になり、これの出力接点(R1)の導通によりポ
ンプ(P) の運転が継続状態に維持され、同時に、他方の
出力接点(R2)の導通により排水弁(16)が開弁する。そし
て、排水が完了すると、排水用配管(11)内には水の流れ
が生じないことから、水流スイッチ(18)が「オフ」とな
り、リレー(R)が「オフ」となって、遅延コンデンサ(C)
の遅延時間経過後にポンプ(P) が停止する。そして、
その後、他方の遅延コンデンサ(C) の遅延時間経過後に
排水弁(16)が閉弁状態に復帰する。従って、排水が完了
すると、自動的に排水動作が停止する。
【0023】尚、前記排水動作によっては完全に浴槽内
の残り湯を排水できない場合、つまり、浴槽の底部(T)
に僅かな残水が生じる場合には、一旦上記のように排水
が完了した後において、一定量の湯又は水を湯張り管(1
2)を介して浴槽(B) 内に補給したあと、再度排水するよ
うにして、浴槽底部の残水が清浄な湯または水となるよ
うにすることも可能である。
の残り湯を排水できない場合、つまり、浴槽の底部(T)
に僅かな残水が生じる場合には、一旦上記のように排水
が完了した後において、一定量の湯又は水を湯張り管(1
2)を介して浴槽(B) 内に補給したあと、再度排水するよ
うにして、浴槽底部の残水が清浄な湯または水となるよ
うにすることも可能である。
【0024】又、上記実施例の各部については次のよう
な変更が可能である。 .浴槽(B) への湯張りと上記排水動作のみを可能とす
る形式に変更すること、この場合には、給湯器(1) を循
環加熱機能を具備しない構成とすることとなる。 .給湯器(1) を浴槽(B) に直接湯張りするための湯張
り管(12)を具備しない形式、つまり、落し込み式に置換
すること。 .排水用配管(11)とは別に循環加熱回路を設けるよう
に変更すること。この場合には、側壁具(3) には、給湯
器(1) 側と接続するための接続部が3つ必要となる。 .端末具(2) を浴槽(B) の底壁(D) に固定しない構成
に変更すること。この場合には、栓部(22)が不要とな
り、排水口(H) を具備する浴槽(B) に上記装置を対応さ
せるためには、別個の風呂栓によって排水口(H) を閉栓
する。尚、端末具(2) を底壁(D) の任意の位置に固定す
るには、図6のように、端末具(2) の下面に吸盤(28)を
設けるようにしてもよい。 .延長管(20)を可撓性のない形式の配管部材に変更す
ること。
な変更が可能である。 .浴槽(B) への湯張りと上記排水動作のみを可能とす
る形式に変更すること、この場合には、給湯器(1) を循
環加熱機能を具備しない構成とすることとなる。 .給湯器(1) を浴槽(B) に直接湯張りするための湯張
り管(12)を具備しない形式、つまり、落し込み式に置換
すること。 .排水用配管(11)とは別に循環加熱回路を設けるよう
に変更すること。この場合には、側壁具(3) には、給湯
器(1) 側と接続するための接続部が3つ必要となる。 .端末具(2) を浴槽(B) の底壁(D) に固定しない構成
に変更すること。この場合には、栓部(22)が不要とな
り、排水口(H) を具備する浴槽(B) に上記装置を対応さ
せるためには、別個の風呂栓によって排水口(H) を閉栓
する。尚、端末具(2) を底壁(D) の任意の位置に固定す
るには、図6のように、端末具(2) の下面に吸盤(28)を
設けるようにしてもよい。 .延長管(20)を可撓性のない形式の配管部材に変更す
ること。
【0025】尚、側壁具(3) 及び端末具(2) は、必ずし
も金属製である必要はなく、合成樹脂製であってもよ
い。 .図4の想像線で示すように、座部(23)とリブ(24)(2
4)との間にこのリブ(24)の高さに略一致する厚さのスポ
ンジ等の環状の連続気泡式の多孔質部材(V) を配設する
ように変更することも出来る。この場合には前記多孔質
部材(V) による毛細管現象によって浴槽の底面に貯留す
る残り湯が吸入口(21)(21)から確実に吸引できる。 .排水弁(16)を切替え式の三方弁とし、排水時には、
この切替弁が排水回路側のみを連通し、循環加熱状態で
は、排水用配管(11)を循環加熱回路側にのみ連通させる
ようにしてもよい。
も金属製である必要はなく、合成樹脂製であってもよ
い。 .図4の想像線で示すように、座部(23)とリブ(24)(2
4)との間にこのリブ(24)の高さに略一致する厚さのスポ
ンジ等の環状の連続気泡式の多孔質部材(V) を配設する
ように変更することも出来る。この場合には前記多孔質
部材(V) による毛細管現象によって浴槽の底面に貯留す
る残り湯が吸入口(21)(21)から確実に吸引できる。 .排水弁(16)を切替え式の三方弁とし、排水時には、
この切替弁が排水回路側のみを連通し、循環加熱状態で
は、排水用配管(11)を循環加熱回路側にのみ連通させる
ようにしてもよい。
【図1】本発明実施例の全体説明図
【図2】側壁具(3) の断面図
【図3】端末具(2) の断面図
【図4】その底面図
【図5】排水制御回路の説明図
【図6】端末具(2) の他の例の説明図
(B) ・・・浴槽 (1) ・・・給湯器 (3) ・・・側壁具 (P) ・・・ポンプ (11)・・・排水用配管 (20)・・・延長管 (2) ・・・端末具 (12)・・・湯張り管 (22)・・・栓部
Claims (3)
- 【請求項1】 浴槽に対して給湯可能な給湯器と浴槽と
を配管接続して給湯器側から浴槽内の湯を排出できるよ
うにした形式の風呂装置において、浴槽(B)の側壁に設
けた側壁具(3) と前記給湯器(1) との間には、少なくと
も排水用配管(11)を接続して給湯器(1) 内に位置する前
記排水用配管(11)には、排水操作によって運転状態とな
るポンプ(P) 及び開弁状態となる排水弁(16)を設け、前
記排水用配管(11)の側壁具(3) 側の端部からは排水用配
管(11)に連通する延長管(20)を延長させてこの延長管(2
0)の先端部に位置させた端末具(2) を浴槽(B) の底部に
配置し、この端末具(2)には浴槽(B) の底面側に開放す
る吸引口(21)を設けた風呂装置。 - 【請求項2】 側壁具(3) と給湯器(1) との間を、給湯
器(1) 内の給湯機能部と連通接続される湯張り管(12)に
よっても接続し、前記側壁具(3) には前記湯張り管(12)
の接続部に連通する湯張り口を開口させ、浴槽(B) の底
部から側壁具(3) の取付け高さを湯張りに適する高さに
設定した請求項1に記載の風呂装置。 - 【請求項3】 端末具(2) の下面には、浴槽(B) の排水
口に密嵌する栓部(22)を設けた請求項1又は請求項2に
記載の風呂装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3233147A JPH0826568B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 風呂装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3233147A JPH0826568B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 風呂装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0571154A true JPH0571154A (ja) | 1993-03-23 |
JPH0826568B2 JPH0826568B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=16950460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3233147A Expired - Fee Related JPH0826568B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 風呂装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0826568B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0233688U (ja) * | 1988-08-25 | 1990-03-02 |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP3233147A patent/JPH0826568B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0233688U (ja) * | 1988-08-25 | 1990-03-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0826568B2 (ja) | 1996-03-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |