JPH0755255A - 風呂装置 - Google Patents

風呂装置

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JPH0755255A
JPH0755255A JP6069773A JP6977394A JPH0755255A JP H0755255 A JPH0755255 A JP H0755255A JP 6069773 A JP6069773 A JP 6069773A JP 6977394 A JP6977394 A JP 6977394A JP H0755255 A JPH0755255 A JP H0755255A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高温度の湯を浴槽内に吐出させて浴槽(B) 内の
湯の温度を高められるようにした形式の風呂装置におい
て、浴槽(B) 内の湯温を高めたときに湯の上層部と下層
部との間に温度差を少くできるようにすると共に、吐出
口配設部が入浴の邪魔にならず、高温水吐出側及び排出
側経路の接続が集中的に行えるようにすること。 【構成】浴槽(B) の底部に上方に開放する有底筒状の凹
陥部(310) を形成し、この凹陥部(310) を区画体(60)に
よって排水室(6a)と流入室(6b)とに区画し、前記排水室
(6a)にはフィルタ(64)を被蓋させると共に、前記流入室
の開放端には前記区画体(60)の上端から外側に張り出す
つば部(65)を設け、このつば部の先端部と前記凹陥部(3
10) の周壁上端との間には斜め上方に向くように傾斜し
た吐出間隙を形成し、前記フィルタ(64)及びつば部(65)
の上面と凹陥部(310) の開放端とをほぼ同じ高さに設定
したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【利用分野】本発明は、風呂装置、特に、器具本体内の
給湯装置と浴槽とを連通接続して、給湯装置から浴槽内
に高温湯を吐出させて浴槽内湯温を高められるようにし
た風呂装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその課題】浴槽内の湯の温度を循環加熱
によって所望の温度に追い焚きする形式の風呂装置で
は、図6に示すように、浴槽(B) と給湯器等の器具本体
(1) との間に循環回路(20)を形成し、器具本体(1) 内の
循環加熱用の熱交換器(11)と浴槽とを往路(21)及び復路
(22)によって接続する構成となっている。そして、前記
往路(21)の浴槽側の端部に位置する流入口(23)は、浴槽
(B) の側壁の中程に開口し、復路(22)の浴槽側の端部で
ある吐出口(24)は、前記浴槽(B) の側壁における前記流
入口(23)の上方に一定の間隔を空けて配設している。
【0003】したがって、追い焚き時には、流入口(23)
→往路(21)→熱交換器(11)→復路(22)→吐出口(24)の経
路で循環加熱されることとなり、浴槽(B) 内の湯が熱交
換器(11)によって加熱されて吐出口(24)から浴槽(B) 内
に吐出される。従って、この加熱循環の時間を加減する
ことにより、浴槽内の湯が所定の温度に加熱されること
となるのである。
【0004】ところが、この従来のものでは、浴槽(B)
内の温度が昇温された状態において、浴槽(B) 内の全体
が均一に加熱されにくく、浴槽(B) 内の湯の上層部程高
温度になり、上層部と下層部との間に一定の温度差が生
じるという問題がある。循環回路(20)内に循環ポンプを
挿入したものでは上記温度差はある程度緩和されるもの
の、浴槽(B) 内の湯の上下における温度差を確実に解消
することは困難であった。これは、浴槽(B) の側壁から
流入させた湯を熱交換器(11)で加熱して、前記側壁から
浴槽(B) 内に吐出させるからであり、吐出された高温水
は、浴槽(B) の底壁近傍の低温水と接触することなく、
そのまま上層部分に上昇するからである。
【0005】このことは、高温差し湯式の風呂装置の場
合であっても同様で、この形式の風呂装置の場合にも、
給湯器から浴槽(B) 内に供給される高温水の吐出口(24)
が浴槽(B) の側壁中程に位置することから、上記循環加
熱式の風呂装置と同様の問題が生じる。本発明は、この
ような、『高温度の湯を浴槽内に吐出させて浴槽(B) 内
の湯の温度を高められるようにした形式の風呂装置』に
おいて、浴槽(B) 内の湯温を高めたときに湯の上層部と
下層部との間に温度差を少くできるようにすると共に、
吐出口配設部が入浴の邪魔にならず、高温水吐出側及び
排出側経路の接続が集中的に行えるようにすることをそ
の技術的課題とする。
【0006】
【技術的手段】上記課題を解決するために講じた本発明
の技術的手段は『浴槽(B) の底部に上方に開放する有底
筒状の凹陥部(310) を形成し、この凹陥部(310) を区画
体(60)によって排水室(6a)と流入室(6b)とに区画し、前
記排水室(6a)にはフィルタ(64)を被蓋させると共に、前
記流入室の開放端には前記区画体(60)の上端から外側に
張り出すつば部(65)を設け、このつば部の先端部と前記
凹陥部(310) の周壁上端との間には斜め上方に向くよう
に傾斜した吐出間隙を形成し、前記フィルタ(64)及びつ
ば部(65)の上面と凹陥部(310) の開放端とをほぼ同じ高
さに設定した』ことである。
【0007】
【作用】本発明の上記技術的手段は次のように作用す
る。循環加熱によって温度上昇せしめられた高温湯又は
給湯器からの高温湯は、流入室(6b)から、つば部(65)の
先端部と前記凹陥部(310) の周壁上端との間に形成され
且斜め上方に向くように傾斜した吐出間隙から浴槽(B)
内に吐出されるが、前記流入室(6b)は浴槽(B) の底部に
位置し、これからの吐出高温湯は、前記吐出間隙から斜
め上方に膜状に分散して上昇することとなる。つまり、
浴槽(B) の底部の低温水とも熱交換をしながら上昇して
浴槽(B) 内の湯の上層部に達する。
【0008】又、凹陥部(310) 内に形成される流入室(6
b)の開放端にはつば部(65)が設けられ、排水室(6a)には
フィルタ(64)を被蓋するが、これらの上面の高さが凹陥
部(310) の開放端部とほぼ一致するから、これらの部分
が浴槽底部から上方に突出しない。特に、浴槽底部に形
成される開口部は、比較的小さな幅の吐出間隙とフィル
タ(64)の小さな口部が開口するだけとなる。
【0009】さらに、流入室(6b)と排水室(6a)との回路
接続等が凹陥部(310) にて集中的に処理できる利点があ
る。
【0010】
【効果】本発明は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。流入室(6b)から吐出された湯は、浴槽(B) 内の
底部の低温水とも熱交換をしながら上昇して、浴槽(B)
内の全域の湯と混合されるから、追い焚き等によって浴
槽(B) 内の温度を高める際に上層部と下層部との温度差
が少くなり、ほぼ均一に浴槽内湯温を高めることができ
る。
【0011】流入室(6b)と排出室(6a)との接続等が凹陥
部(310) に集中的に処理できる利点がある。浴槽底部で
流入室(6b)側に設けられるつば部(65)が前記浴槽底部か
ら上方に突出しないから、入浴の際に邪魔になる不都合
が生じない。特に、前記つば部(65)と凹陥部(310) の周
壁上端との吐出間隙が小さいから、浴槽底部に生じる間
隙や開口部が小さく、これら開口が入浴者に不快感を与
えることもない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図5に基い
て説明する。図1〜図3に示す実施例1のものは、器具
本体(1) 内に給湯機能部の主要部となる給湯用熱交換器
(5) と、追い焚き用の風呂用熱交換器(55)とを内蔵し、
前記各熱交換器にガスバーナ(59)を具備させてガス火力
によって給湯又は循環加熱を行うようにしたものであ
る。そして、浴槽(B) とは、前記風呂用熱交換器(55)が
往路(22)及び復路(21)によって連通接続されて風呂用熱
交換器(55)と浴槽(B) との間に循環回路(20)が形成され
ており、この循環回路(20)の復路(21)内に強制循環用の
ポンプ(P) が挿入されている。
【0013】尚、自動湯張りを実現するために、この実
施例では循環回路(20)と給湯用熱交換器(5) の給湯回路
(51)とが電磁弁(53)を挿入した湯張り用回路(52)によっ
て連通接続され、給湯装置運転状態においてこの電磁弁
(53)を開弁させると往路(22)から浴槽(B) に湯張りされ
ることとなる。つぎに、下方の復路(21)から下方に分岐
させる態様で、排水溝(M) に向けて垂下した排水管(26)
が連通接続され、この排水管(26)に開閉弁(25)が挿入さ
れている。この開閉弁(25)としては電磁弁を採用し、復
路(21)側に設けた水流スイッチ(42)によって排水の完了
が検知されるようになっている。そして、この水流スイ
ッチ(42)の出力により、排水操作後において開閉弁(25)
が自動的に閉弁される。
【0014】この自動排水の為の制御回路は、図3のよ
うな構成で、操作盤(4) に設けられた排水スイッチ(31)
が、水流スイッチ(42)と遅延コンデンサ(43)との並列回
路に対して直列に接続され、この回路の出力が駆動回路
において開閉弁(25)と直列に接続した出力トランジスタ
(T1)のベースに入力されている。そして、この開閉弁(2
5)には発光ダイオード(44)が並列接続され、これが、操
作盤(4) に設けた排水スイッチ(31)と併設されて表示ラ
ンプとして機能する。
【0015】なお、自動湯張りの為の湯張り装置として
は公知のものがそのまま採用されており、湯張り用スイ
ッチ(32)と接続した湯張り制御回路(33)の出力によって
電磁弁(53)の駆動回路の出力トランジスタ(T2)が制御さ
れ、給湯回路(51)からの湯が往路(22)を介して浴槽(B)
に供給される。浴槽(B) 内の貯湯水位が設定水位になる
と、湯張り動作が自動的に停止される。
【0016】追い焚き装置も公知のものと同様に構成さ
れ、前記操作盤(4) とは別に浴室内に配設した操作盤の
追い焚きスイッチの操作によりポンプ(P) 及び風呂用熱
交換器(55)を運転状態とし、これにより浴槽(B) 内が循
環加熱される。上記実施例のものでは、貯湯状態にある
浴槽(B) を排水するには、操作盤(4)の排水スイッチ(3
1)を閉成操作する。これによって一時的に遅延コンデン
サ(43)側に電流が流れて開閉弁(25)が開弁すると共にポ
ンプ(P) が駆動され、排水管(26)からの排水が開始さ
れ、同時に発光ダイオード(44)が点灯する。すると、こ
の排水を検知して水流スイッチ(42)が閉成して、以後排
水が継続する。
【0017】そして、排水が完了すると、水流スイッチ
(42)が開成状態に復帰して開閉弁(25)が閉弁状態に復帰
するとともに発光ダイオード(44)が消灯する。つまり、
排水が完了していることが操作盤(4) において判断でき
る。従って、この実施例では、開閉弁を特別に操作する
ことなく、排水完了時点では自動的に閉弁されることと
なる。なお、排水完了時にポンプ(P) のみを停止させ、
開閉弁(25)を別途操作盤(4) の操作部によって閉弁させ
るようにしてもよい。
【0018】次いで湯張りを行うには、操作盤(4) の湯
張り用スイッチ(32)を操作する。このとき、すでに浴槽
(B) の排水経路が遮断されているから、前記操作によっ
て制御回路(33)の作用により電磁弁(53)が開弁されて自
動湯張りされ、浴槽(B) 内が設定水位になると、前記電
磁弁(53)の閉弁により給湯動作が自動的に停止される。
【0019】なお、ここで、上記排水動作と前記湯張り
動作を関連させ、湯張り操作スイッチの操作により、排
水動作を進行させて、排水完了時に自動的に前記湯張り
動作を進行させることも可能であり、この場合には、フ
リップフロップ回路を用いて水流スイッチ(42)の出力に
より制御回路(33)の始動信号を得るようにすればよく、
排水スイッチ(31)がそのまま湯張りスイッチとなる。
【0020】上記実施例1のものでは、往路(22)および
復路(21)を浴槽(B) の底部に形成した凹陥部(310) に接
続している。この凹陥部(310) を構成するために、浴槽
(B)の底部には上方開放の有底筒状体となった口金(6)
が取付けられ、この口金(6)内は、この内周において約
半周に亙って配設され、全体として、縦割り半円筒状と
なっている区画体(60)によって内周側の排水室(6a)と外
周側の流入室(6b)とに区画され、この排水室(6a)の底部
に排水口(63)を形成し、これに栓体(61)を引き抜き自在
に嵌入している。この栓体(61)には、上端にフィルタ(6
4)を具備させた軸部(62)が連設されている。この軸部(6
2)の長さは、栓体(61)が排水口(63)に嵌入してこれを閉
塞した状態で前記フィルタ(64)が区画体(60)の上端のつ
ば部(65)に対接する様に設定されており、フィルタ(64)
の中央部上面に取付けた横倒自在のつまみ部(66)によっ
てフィルタ(64)及び栓体(61)が一体的に引き抜き可能と
なっている。従って、既述の自動排水の外に栓体を強制
開弁せることにより手動による排水も可能である。この
ため、排水口(63)の下方には排水溝(M) が位置する。
【0021】そして、区画体(60)の上端の外側に突出す
るつば部(65)の先端部が上方に向くように傾斜したテー
パ面となっており、口金(6) の上端の内面側の端面も前
記テーパ面と一定の間隙を置いて対向するテーパ面とな
っている。前記二つのテーパ面相互の間隙が浴槽内に温
水を吐出させる際の吐出間隙となる。さらに、口金(6)
の胴部には、流入室(6b)に連通する第1接続部(J1)が配
設され、他方の排水室(6a)の底部には、第2接続部(J2)
が配設されている。これら接続部は、いずれも袋ナット
(N) によって往路及び復路を接続できるようにしたもの
で、同図に示すように往路及び復路を構成する管体の端
部をフレア加工してパッキンシールによりネジ止めする
ものである。
【0022】従って、排水機能部及び給湯機能部更には
追い焚き機能部を具備する器具本体(1) から引き出した
往路(22)及び復路(21)を夫々各対応する接続部に接続す
ると、配管接続が完了する。ここで、図1に示すよう
に、器具本体(1) 内に循環回路(20)の一部を具備させ、
その開放端を、接続口(29)(29)として器具本体の側壁に
配設しておけば、前記接続作業が一層簡単になる。尚、
上記実施例の制御回路には、電源スイッチ(30)が設けら
れており、上記各操作に先立って、この電源スイッチ(3
0)を投入する。
【0023】次に、図4に示す実施例2は、浴槽(B) 内
の湯を排水する際に、排水完了直前又は、排水途中にお
いて、浴槽内を洗浄できるようにするもので、排水工程
が何の段階にあるかを水位センサ(S) によって検知する
構成としてあり、この水位センサ(S) が口金(6) の排水
室(6a)の底部に配設されている。往路(22)が接続される
第1接続部(J1)及び復路(21)が接続される第2接続部(J
2)は共に上記実施例1と同様に構成されるが、この実施
例では、前記往路(22)側を給水回路又は給湯回路として
も機能するようにしてあり、この往路(22)にシャワー洗
浄動作を制御する電磁弁(V) が挿入されている。
【0024】これら電磁弁(V) 及びポンプ(P) 更には排
出管(26)に挿入した開閉弁(25)は同図に示す電気回路に
よって制御されるようになっており、排水スイッチ(31)
を操作すると、これによって開閉弁(25)の励磁コイル及
びポンプ(P) が導通して排水動作が進行する。そして、
この排水動作が完了したか否かは上記実施例1と同様に
水流スイッチ(42)によって検知される。
【0025】排水が進行して、浴槽(B) 内の水位が一定
水位に降下すると、水位センサ(S)がこれを検知して閉
成状態に復帰し、電磁弁(V) を制御するタイマー(T) が
導通状態となる。これにより、このタイマー(T) の出力
接点が閉成して電磁弁(V) の励磁コイルが導通し、一定
時間だけ、往路(22)から給水又は給湯される。このと
き、つば部(65)と口金(6) の上端との間の間隙は所定の
間隙となっていることから、この間隙からの吐出水はシ
ャワー状となって浴槽壁面に達し、これに付着する湯垢
や汚れが流し落されて排水室(6a)に達する。この洗浄動
作はタイマー(T) の設定時間経過時に終了して、このと
き電磁弁(V) が閉弁状態に復帰して往路(22)からの給水
又は給湯が停止される。つまり、シャワー状の噴出水の
吐出が停止される。
【0026】この洗浄過程でも排水動作は継続してお
り、洗浄完了後において排水が完了すると、水流スイッ
チ(42)の出力によってポンプ(P) が非導通となってその
動作が停止せしめられる。同時に開閉弁(25)も閉弁状態
に復帰することとなる。尚、このように、洗浄機能を付
加する場合には、同図に示すように、流入室(6b)を口金
(6) の一方にのみ配設して、この流入室(6b)の配設位置
を浴槽の側壁に近い方に限定するとよい。洗浄後の排出
水が円滑にフィルタ(64)から排水室(6a)に流れるからで
ある。
【0027】又、上記実施例のものでは、循環式の追い
焚き機能を持った風呂装置に本発明を実施したが、これ
を高温差し湯式の給湯器に実施できることは言うまでも
ない。なお、追焚や高温差し湯の際にも、つば部(65)と
口金(6) の上端との間の吐出間隙から高温水が浴槽内に
吐出される。このとき、前記吐出間隙が斜め上方を向く
円錐状となるから、浴槽内の温水攪拌が促進されて追焚
終了時の浴槽内湯温の温度ムラが生じないこととなる
が、この為には、図5に示すように、つば部(65)を区画
体(60)の上端から水平方向に張り出す構成として、この
つば部(65)と口金(6) の上端開放部との間に所定の間隙
を形成してこの吐出間隙から温水を略水平に吐出させる
ことも考えられる。この場合、前記つば部(65)の上面と
口金(6) の上端(浴槽底面)とを略一致させたままで前
記吐出方向を略水平にしようとすれば前記吐出間隙を比
較的大きく設定しなければならないが、上記実施例のよ
うに吐出方向を斜め上方に設定する場合、図5の場合に
比べて前記吐出間隙は大幅に小さくできる。
【0028】一方、つまみ部(66)をフィルタ(64)の中央
凹部に設けるようにした図5のものの場合、このつまみ
部(66)を倒した状態に於いて、これがフィルタ(64)の上
面から突出しないこととなり、入浴の際の邪魔にならな
い。従って、上記した図2のフィルタ(64)とつまみ部(6
6)の構成を、この図5のものに置換すれば、本発明の効
果が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の説明図
【図2】口金(6) の説明図
【図3】自動排水のための電気回路図
【図4】実施例2の説明図
【図5】口金(6) の比較例の説明図
【図6】従来例の説明図
【符号の説明】
(B) ・・・浴槽 (6a)・・・排水室 (6b)・・・流入室 (60)・・・区画壁 (64)・・・フィルタ (65)・・・つば部 (310) ・・・凹陥部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温度の湯を浴槽内に吐出させて浴槽
    (B) 内の湯の温度を高められるようにした形式の風呂装
    置において、浴槽(B) の底部に上方に開放する有底筒状
    の凹陥部(310) を形成し、この凹陥部(310) を区画体(6
    0)によって排水室(6a)と流入室(6b)とに区画し、前記排
    水室(6a)にはフィルタ(64)を被蓋させると共に、前記流
    入室の開放端には前記区画体(60)の上端から外側に張り
    出すつば部(65)を設け、このつば部の先端部と前記凹陥
    部(310) の周壁上端との間には斜め上方に向くように傾
    斜した吐出間隙を形成し、前記フィルタ(64)及びつば部
    (65)の上面と凹陥部(310) の開放端とをほぼ同じ高さに
    設定した風呂装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005342491A (ja) * 2004-05-06 2005-12-15 Matsushita Electric Works Ltd 浴槽装置
KR100711308B1 (ko) * 2005-07-26 2007-04-25 윤창용 욕조용 배수장치
JP2014016043A (ja) * 2012-07-05 2014-01-30 Denso Corp 給湯装置

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