JPH0570956U - 操作パネルユニット - Google Patents

操作パネルユニット

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Publication number
JPH0570956U
JPH0570956U JP1026892U JP1026892U JPH0570956U JP H0570956 U JPH0570956 U JP H0570956U JP 1026892 U JP1026892 U JP 1026892U JP 1026892 U JP1026892 U JP 1026892U JP H0570956 U JPH0570956 U JP H0570956U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
operation panel
key top
panel unit
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP1026892U
Other languages
English (en)
Inventor
和彦 島本
Original Assignee
セイコーエプソン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by セイコーエプソン株式会社 filed Critical セイコーエプソン株式会社
Priority to JP1026892U priority Critical patent/JPH0570956U/ja
Publication of JPH0570956U publication Critical patent/JPH0570956U/ja
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】操作パネルユニット内部に入り込む静電気を、
スイッチ4の周囲に実装した金属部材10からフレーム
グランドに逃がすことにより、静電気による誤動作ある
いはユニット破壊を防ぐ。 【構成】キートップボタン1と、キートップボタン1の
下方のパネル基板3上に実装されたスイッチ4と、スイ
ッチ4の周囲を取り囲むようにパネル基板3上に実装さ
れた金属部材10とからなり、金属部材10はパネル基
板3上のグランドパターンと導通し、パネル基板3上の
グランドパターンは、シールド板および接地バネを通し
てフレームグランドと導通している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器に使用される操作パネルユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子機器のキートップボタンを有する操作パネルユニットにおいては、 図4に示したようにキートップボタン1の下方のパネル基板3上にスイッチ4が 、またスイッチ4の周辺にはその他の電子部品6が実装されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、パネルケースとキートップボタンが接する部分には、キートップボタ ンを軽く操作できるように図4の17のようなすき間を設ける必要があり、ここ からパネルケース内部に静電気が入り込んでしまう。したがって、パネルケース 内部のパネル基板上のスイッチあるいは電子部品に静電気が直接飛んでしまうお それがあり、その結果操作パネルユニットの動作を妨げたり、最悪の場合操作パ ネルユニットの破壊を引き起こしてしまうという問題点を有していた。
【0004】 また、静電気によるこうしたトラブルを防ぐため、パネルケースとパネル基板 との距離を大きくし静電気が飛びにくくする方法も考えられるが、この方法には 操作パネルユニット自体も大きくなってしまうという問題がある。
【0005】 本考案はこれらの課題を解決するためのもので、その目的とするところは操作 パネルユニット内部に入り込む静電気による誤動作、更には、ユニット破壊を生 じさせない小型薄型の操作パネルユニットを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するために本考案の操作パネルユニットは、キートップボタ ンと、キートップボタンの下方のパネル基板上に実装されたスイッチと、スイッ チの周囲を取り囲むようにパネル基板上に実装された金属部材とから構成されて いる。
【0007】 また、前述の金属部材はパネル基板上のグランドパターンと導通し、パネル基 板上のグランドパターンはフレームグランドと導通している。
【0008】
【実施例】
図1に本考案の一実施例であるプリンタの操作パネルユニットの斜視図を、図 2にその操作パネルユニットを本体に取り付けたときの側面図を示す。
【0009】 図1、図2において、1はキートップボタンで、2のパネルケースと一体成形 されている。3はパネル基板で、4個のスイッチ4と液晶表示ユニット5と、そ の他の電子部品6がこの基板上に実装されている。この液晶表示ユニット5は、 液晶表示部7と、 パネル基板3と液晶表示部7とを導通させるための導電ゴム8、およびスペーサ 9から構成されており、パネルケース2とパネル基板3に挟み込まれることによ り固定されている。
【0010】 10はチェック端子などの金属製の棒で、パネルケースのすき間17からの距 離が内部の他部品の金属部よりも近くなるようパネル基板3上に半田付けされて おり、パネル基板3のグランドパターンと導通されている。
【0011】 11は本体と操作パネルユニットを結線するためのFFC(フレキシブルフラ ットケーブル)で、本体側のコネクタ12と操作パネルユニット側のコネクタ1 3に接続される。
【0012】 14は金属製のシールド板で、ネジ締め部でパネル基板3のグランドパターン と導通されている。また同時に接地バネ15により、本体のフレームグランドと 導通する金属板金18とも導通されている。
【0013】 本実施例では、スイッチ4の周囲にパネル基板3のグランドパターンと導通さ せた金属棒10を、パネルケースのすき間17からの距離が内部の他部品の金属 部よりも近くなるよう設置することにより、パネル内部に入り込んだ静電気が、 すべてこの金属棒10に落ちるようになっている。また落ちた静電気は、パネル 基板3のグランドパターン,シールド板14,接地バネ15を通って本体のフレ ームグランドへと逃がされる。よって、静電気が内部の部品に落ちることがない ので、静電気による操作パネルユニットの誤動作あるいはユニットの破壊という 事態を防止することができる。
【0014】 また、金属棒10の代わりに、図3に示す16のような金属板を設置しても同 様の効果が得られる。しかも金属棒10がスイッチ1個当たり複数カ所の手付け 半田工程により実装されるのに対し、この場合他の電子部品と一緒に半田ディッ プ槽に通すことで同時に半田付けできるので、コストメリットが大きくなる。
【0015】 以上のように、本考案の操作パネルユニットでは静電気対策として金属部材を 使用することにより、パネルケース2とパネル基板3との距離を大きくとる必要 がなくなる。したがって、8の導電ゴムの高さを低く設定でき、その結果液晶表 示ユニット5の導電不良による誤表示を抑制することができ、液晶表示ユニット の信頼性が向上する。
【0016】 さらにパネルケースのすき間17からの空間距離を大きくするためにキートッ プボタン1を別部品にし、キートップボタン1とパネルケース2をオーバーラッ プさせる必要もない。したがって本実施例のようにキートップボタン1をパネル ケース2と一体成形することができ、キートップボタンを別部品にする場合と比 較して金型を別途起こす必要がないのでコストが削減できると共に、キートップ ボタン1がぐらつかないので操作感が向上する。
【0017】
【考案の効果】 以上実施例で説明したように、本考案の操作パネルユニットでは、スイッチの 周囲にパネル基板のグランドパターンと導通させた金属部材が、パネルケースか らの距離が内部の他部品の金属部よりも近くなるよう設置されているので、キー トップボタンとパネルケースのすき間から入り込む静電気は、すべてこの金属棒 あるいは金属板に飛んで、本体のフレームグランドへ逃げていくようになる。
【0018】 これにより、パネル内部の部品に静電気が飛ぶことがないので、操作パネルユ ニット内部に入り込む静電気による誤動作発生あるいはユニット破壊を抑制し、 小型薄型の操作パネルユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例であるプリンタの操作パネルユ
ニットの斜視図。
【図2】本考案の実施例であるプリンタの操作パネルユ
ニットの側面図。
【図3】本考案の他の実施例であるプリンタの操作パネ
ルユニットの斜視図。
【図4】従来の操作パネルユニットの斜視図。
【符号の説明】 1 キートップボタン 2 パネルケース 3 パネル基板 4 スイッチ 5 液晶表示ユニット 6 電子部品 7 液晶表示部 8 導電ゴム 9 スペーサ 10 金属棒 11 FFC 12 コネクタ 13 コネクタ 14 シールド板 15 接地バネ 16 金属板 17 キートップのすき間 18 金属板金
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キートップボタンと、キートップボタン
    の下方のパネル基板上に実装されたスイッチとからな操
    作パネルユニットにおいて、前記パネル基板上のスイッ
    チの周囲に金属部材を実装することを特徴とする操作パ
    ネルユニット。
  2. 【請求項2】 前記金属部材が前記パネル基板上のグラ
    ンドパターンと導通し、前記パネル基板上のグランドパ
    ターンがフレームグランドと導通していることを特徴と
    する請求項1記載の操作パネルユニット。
JP1026892U 1992-03-03 1992-03-03 操作パネルユニット Pending JPH0570956U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1026892U JPH0570956U (ja) 1992-03-03 1992-03-03 操作パネルユニット

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JP1026892U JPH0570956U (ja) 1992-03-03 1992-03-03 操作パネルユニット

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JPH0570956U true JPH0570956U (ja) 1993-09-24

Family

ID=11745569

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JP1026892U Pending JPH0570956U (ja) 1992-03-03 1992-03-03 操作パネルユニット

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JP (1) JPH0570956U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000089851A (ja) * 1998-09-09 2000-03-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子機器及び拡張ユニット
WO2006035592A1 (ja) * 2004-09-28 2006-04-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 携帯無線機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000089851A (ja) * 1998-09-09 2000-03-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子機器及び拡張ユニット
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