JPH0570507B2 - - Google Patents

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JPH0570507B2
JPH0570507B2 JP1504638A JP50463889A JPH0570507B2 JP H0570507 B2 JPH0570507 B2 JP H0570507B2 JP 1504638 A JP1504638 A JP 1504638A JP 50463889 A JP50463889 A JP 50463889A JP H0570507 B2 JPH0570507 B2 JP H0570507B2
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curtain
support
coating
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Eastman Kodak Co
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Description

請求の範囲 1 液体被覆材料で支持体をカーテン被覆する方
法において、 (イ) 被覆区域を通る経路に沿つて支持体を移動さ
せる工程と、 (ロ) 前記液体被覆材料を層として形成する工程
と、 (ハ) 前記被覆区域内で、前記層から、前記経路に
対して横断方向に延びる幅を有し前記の移動す
る支持体に衝突する垂直な自由落下カーテンを
形成する工程と、 (ニ) 前記支持体の幅よりも狭い幅で同支持体に被
覆を行うように配列した縁部ガイドにより、前
記自由落下カーテンの縁部を案内する工程と、 (ホ) 前記縁部ガイド及び前記自由落下カーテンの
両方に接触する同カーテンの縁を形成するよう
に、同縁部ガイドにおいてフラツシング液体を
提供する工程と、 (ヘ) 前記自由落下カーテンの衝突地点の近傍で前
記縁部ガイドに真空源を接続することにより、
同自由落下カーテンの縁部から液体を抽出する
抽出工程と、 を有するカーテン被覆方法。 2 請求の範囲第1項に記載の方法において、前
記自由落下カーテンを形成する前に、液体被覆材
料の複数の層の複合層として前記層を形成する工
程を有するカーテン被覆方法。 3 請求の範囲第2項に記載の方法において、前
記フラツシング液体が中実のロツドを有する前記
縁部ガイドの外部へ供給されるカーテン被覆方
法。 4 請求の範囲第3項に記載の方法において、前
記縁部ガイドの下端が前記支持体の上方で同支持
体から0.002ないし1.0cmだけ離れているカーテン
被覆方法。 5 請求の範囲第2項に記載の方法において、前
記縁部ガイドが前記自由落下カーテンに対面する
中空チユーブを有し、前記フラツシング液体が同
中空チユーブの内部へ供給され、同フラツシング
液体が同中空チユーブから発出して前記スロツト
を通り同自由落下カーテンの縁へ至るカーテン被
覆方法。 6 請求の範囲第5項に記載の方法において、前
記縁部ガイドの下端が前記支持体の上方で同支持
体から0.002ないし1.0cmだけ離れているカーテン
被覆方法。 7 請求の範囲第2項に記載の方法において、前
記各縁部ガイドにより提供されるフラツシング液
体の量が、1分当り5ないし200cm3の範囲にある
カーテン被覆方法。 8 請求の範囲第7項に記載の方法において、大
気圧に対して125ないし1000cmの水頭の真空を適
用できるように前記真空源を調整する工程を有す
るカーテン被覆方法。 9 請求の範囲第8項に記載の方法において、前
記真空源の真空度を調整し前記フラツシング液体
の流量を調整することにより、抽出される液体の
量を制御する工程を有するカーテン被覆方法。 10 請求の範囲第1項ないし第9項のいずれか
に記載の方法において、前記フラツシング液体が
1ないし10センチポアズの粘度を有するカーテン
被覆方法。 11 請求の範囲第1項ないし第9項のいずれか
に記載の方法において、前記支持体が、1秒当り
100ないし700cmの速度で、前記被覆区域を通る前
記経路に沿つて移動せしめられるカーテン被覆方
法。 12 液体被覆材料で支持体をカーテン被覆する
装置において、 (イ) 被覆区域を通る経路に沿つて前記支持体を移
動させるための被覆ローラを有する搬送手段
と、 (ロ) 前記液体被覆材料を流れる層として形成し、
前記経路に対して横断方向に延びる幅を有し前
記被覆ローラ上で前記の移動する支持体に衝突
する自由落下カーテンとして該流れる層を形成
するため複数の被覆液体の流れ層を生じさせる
ためのホツパ手段と、 (ハ) 前記支持体の幅よりも狭い幅の被覆を行うよ
うな距離だけ離れており、前記自由落下カーテ
ンの縁部を案内する縁部ガイド手段と、 (ニ) 前記縁部ガイドにおいてフラツシング液体を
提供するフラツシング手段と、 (ホ) 前記自由落下カーテンの衝突地点の近傍で前
記縁部ガイドに接続され、同自由落下カーテン
の縁部領域から液体を抽出するための吸引手段
と、 を有するカーテン被覆装置。 13 請求の範囲第12項に記載の装置におい
て、前記ホツパ手段が付加的な流れ層を形成する
ための及びすべての流れ層を前記自由落下カーテ
ンとなる1つの複合流れ層として形成するための
手段を有するカーテン被覆装置。 14 請求の範囲第13項に記載の装置におい
て、前記縁部ガイド手段が中実のロツドを有し、
同ロツドの下端が前記支持体から約0.002ないし
1.0cmだけ離れているカーテン被覆装置。 15 請求の範囲第13項に記載の装置におい
て、前記縁部ガイド手段が中空のチユーブを有
し、該各チユーブが、前記自由落下カーテンの縁
部へフラツシング液体を横方向に導入するように
位置した、同カーテンに対面するスロツトを有
し、該チユーブの下端が前記支持体から約0.002
ないし1.0cmだけ離れているカーテン被覆装置。 16 請求の範囲第15項に記載の装置におい
て、前記チユーブの前記スロツトがそれぞれ約
0.007ないし0.040cmの幅を有するカーテン被覆装
置。 17 請求の範囲第15項に記載の装置におい
て、前記中空チユーブがその下端で屈曲してお
り、約0.300ないし1.20cmの内側半径を有し、前
記吸引手段が前記スロツト付きチユーブの屈曲部
分の端部に接続しているカーテン被覆装置。 18 請求の範囲第12項に記載の装置におい
て、前記フラツシング手段が、1分当り5ないし
200cm3の割合でフラツシング液体を前記各縁部ガ
イド手段へ導入する装置を有するカーテン被覆装
置。 19 請求の範囲第15項に記載の装置におい
て、前記フラツシング手段が前記スロツトの出発
地点の上方で前記各中空チユーブの上端へフラツ
シング液体を導入するようになつたカーテン被覆
装置。 20 請求の範囲第12項に記載の装置におい
て、前記吸引手段が大気圧に対して125ないし
1000cmの水頭の真空を提供できる真空源を備えた
カーテン被覆装置。 21 請求の範囲第12項に記載の装置におい
て、前記フラツシング手段及び前記吸引手段が、
供給されるフラツシング液体の容積及び前記自由
落下カーテンの縁部から抽出される液体の容積を
制御するための制御手段を有するカーテン被覆装
置。 22 請求の範囲第12項に記載の装置におい
て、前記搬送手段が1秒当り100ないし700cmの速
度で前記被覆区域を通して前記支持体を移動させ
ることができるカーテン被覆装置。 発明の分野 本発明は、被覆ステーシヨンを通つて連続的に
前進する物品又は移動支持体をカーテン被覆方法
により被覆するための方法及び装置に関する。特
に、本発明は写真フイルムや写真紙の如き写真材
料を製造するための改良したカーテン被覆方法及
び装置に関する。 発明の背景 カーテン被覆型式の被覆装置においては、移動
支持体は、被覆液体の自由落下する垂直カーテン
をこの移動支持体上に衝突させて移動支持体上に
層を形成することにより、被覆される。米国特許
第3508947号明細書に開示された装置においては、
複数個の別個の層の多層複合体がスライドホツパ
上に形成され、この多層複合体を物品又は移動支
持体上に衝突させて物品等上に被覆層を形成す
る。上記米国特許第3508947号明細書の発明は特
に、写真フイルムや写真紙の如き多層写真材料の
製造に関する。 特に多層写真材料を製造するために使用するよ
うなカーテン被覆方法においては、被覆の質は液
体カーテンの特性により大幅に左右される。スラ
イドホツパにより液体フイルムの安定した層流を
形成すること、及びこの液体フイルムから同程度
に安定した層流液体カーテンを形成することが重
要である。表面張力の効果による落下カーテンの
収縮を防止するため、カーテン縁部によりカーテ
ンをその両縁で案内しなければならないことが知
られている。 一般に、カーテン縁部ガイドは静止した中実部
材でできており、これらの部材は、被覆液体をカ
ーテンへ供給するために使用するスライドホツパ
に取り付けられ、カーテンの自由落下部分の始点
から下方へ延びている。カーテンの破断を阻止す
るためには、落下するカーテンの両縁とカーテン
縁部ガイドとの湿式の接触をカーテン縁部ガイド
の全長にわたつて維持すべきである。 カーテン縁部ガイドは、移動支持体が(イ)この移
動支持体の縁部まで被覆されるように、(ロ)移動支
持体の縁部に未被覆終縁を残して被覆されるよう
に、または(ハ)被覆液体の幅が支持体の1縁又は両
縁を越えて延びるように、配置されている。これ
ら3つの被覆方法のいずれにおいても、エツジン
グバンド液体をカーテンの側縁に供給してカーテ
ンを安定化させることができ、この液体は収集さ
れて、再使用のため循環せしめられる。このよう
なエツジングバンド液体技術を使用するカーテン
被覆方法は、米国特許第4019906号明細書及び
1978年11月発行のリサーチ・デイスクロージヤ
(Research Disclosure)No.17553に開示されてい
る。 フイルム支持体の縁部分は、この支持体の有効
厚さを増大させるようにローレツトによりエンボ
ス加工するのが慣例である。縁部分の厚さを増大
させることにより、敏感な写真材料を、支持体の
厚さの僅かな変化の結果として生じる大きな局部
的な巻付け圧力から保護できる。ローレツト領域
に被覆材料を供給しないようにするのが望まし
い。その理由は、高湿度での写真被覆物の固有の
粘着性が仕上げ作業期間中に支持体を巻戻すこと
を困難にするからである。このような供給を防止
する1方法は、自由に落下するカーテンの幅を支
持体の幅より狭い幅に維持することである。従つ
て、未被覆終縁を提供する技術は、支持体の縁部
のローレツトに関連して極めて有用なものであ
る。 ローレツト付けした縁部分を被覆しないように
維持する従来の試みとして、縁部ガイドを支持体
の縁部の内側に配置する方法がとられてきた。し
かし、この方法では、支持体の両縁に沿つて被覆
部の終縁にビード(隆起部)が生じてしまう。完
全に均一に被覆した支持体を得るためには、この
ような被覆部のビードを伴う支持体の縁部を切り
落とさなければならない。このため、高価で無駄
なトリミング作業が必要となるばかりか、被覆液
体の過剰な厚さのビードが乾燥効率に悪影響を及
ぼし、下流側の搬送ローラを汚染する結果とな
る。 支持体のローレツト付き縁部の内側でカーテン
被覆を行う(すなわち、支持体の未被覆終縁を提
供する)他の従来の試みはいずれも完全に成功を
収めたものではなかつた。米国特許第3508947号
明細書には、縁部の内側での被覆を許容するカー
テン縁部ガイド(第7,8図)が記載されてい
る。この縁部ガイドの下端は、被覆部の縁部で過
剰な被覆液体(エツジングバンド液体及びフラツ
シング液体)を拡散させるような引きずりブラシ
又は可撓性材料の薄いストリツプに取り付けられ
ている。この技術は部分的には成功を収めるが、
これらの縁部ガイドの取り付け部は、ほこりや支
持体の破片や乾燥した被覆溶液ですぐに覆われ、
特に写真材料にとつて必要な連続被覆作業を行い
場合には、支持体材料のローレツト部に未被覆領
域を生じさせる効果がすぐに消失してしまう。 このため、写真材料を製造するための従来のカ
ーテン被覆方法は、支持体の縁部の内側で有効な
被覆を行うことができないことにより、悪影響を
受けていた。落下するカーテンの縁部に沿つてカ
ーテンを安定させるために種々の縁部ガイドが使
用されているが、カーテン被覆方法及び装置にお
いても信頼ある未被覆終縁を提供する問題は依然
として存在する。 発明の概要 本発明によれば、液体被覆材料の少なくとも1
つの層で支持体を被覆する方法が提供され、この
方法は、被覆区域を通る経路に沿つて支持体を移
動させる工程と、上記経路に対して横断方向に延
び支持体上に被覆を施すように(移動する)支持
体に衝突する自由落下カーテンを被覆区域で形成
する工程とを有し、自由落下カーテンは、被覆す
べき支持体の幅より狭い被覆を生じさせるような
距離だけ離間した縁部ガイドに湿式接触する。縁
部ガイドは自由落下カーテンの衝突地点の近傍に
位置した吸引装置に接続され、カーテン支持体に
衝突する前にカーテンの縁部からカーテン(を形
成する)流体を抽出する。 本発明はまた、移動する支持体を被覆するため
の方法を実施する装置をも提供する。好ましい実
施例においては、この装置は縁部ガイドとしてス
ロツト付きチユーブを使用する。フラツシング液
体は、カーテンが自由落下を開始する地点におい
てスロツト付きチユーブへ供給され、フラツシン
グ液体は、縁部ガイドたるチユーブを吸引源に接
続することにより、支持体へのカーテンの衝突地
点又はその近傍において、落下するカーテンの両
縁部から部分的又は全体的に抽出される。 本発明により得られる効果は当業者にとつて予
期できぬものであり、当業界で有意義な技術的進
歩を提供する。所望量のカーテン流体を落下する
カーテンの縁部から抽出できるように(落下す
る)カーテンの衝突地点の近傍に位置した吸引装
置を使用しての支持体被覆方法及び装置により得
られる効果は、要約すれば次の通りである。 過剰なカーテン流体は落下するカーテンの縁部
から抽出されて、被覆部の縁部を含む被覆部の全
幅にわたつて写真材料の均一な厚さの被覆層を提
供し、これにより乾燥効率を改善すると共に、生
産上の無駄を省く。 落下するカーテンに低粘度流体の縁部分を形成
するため縁部バンド流体をカスケードホツパの縁
部へ供給する高価な供給装置を用いなくて済む。 所望の生産要求に応じて支持体の両縁部の内側
の被覆部の幅を最適なものとすることができる。
未被覆縁を有効に形成でき、これにより、使用で
きない支持体材料に起因する無駄を大幅に減少で
きる。 支持体の両縁部の内側を被覆することにより、
未被覆のままのローレツト付き縁部を提供でき
る。支持体の両縁部の内側を被覆できる能力はま
た、支持体の裏面の被覆を排除する。ちなみに、
支持体に衝突する落下カーテンの幅が被覆すべき
支持体の幅より大きいようなカーテン被覆方法で
は、支持体の裏面まで被覆されてしまう。支持体
の裏面に付着した未乾燥被覆材料は、乾燥機を通
して被覆支持体をする下流側の搬送装置に悪影響
を及ぼす。 支持体の縁部まで被覆を行う場合は、支持ロー
ラ表面への被覆を阻止するために支持体の幅より
小さな幅の被覆ローラを使用する必要がある。従
つて、被覆すべき支持体の幅に応じて異なる幅の
被覆ローラに頻繁に交換する必要が生じる。本発
明の方法及び装置によれば、すべての被覆を支持
体の両縁部の内側で行うことができるので、不変
幅の支持ローラを使用することができる。 従来のブラシ技術において問題となつた上述の
ほこり等により欠陥は本発明により解消できる。 本発明の方法及び装置はまた、縁部ガイドの領
域で過剰なカーテン流体を除去するために従来必
要であつた、被覆領域の各側部に沿つての収集ト
レイの使用を排除する。 上述の効果は、カーテン被覆方法の信頼性を向
上させ、装置の利用性を良好にし、余分な機械を
使用しなくて済むようにする。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスライドホツパ型のカーテン被
覆装置の概略部分斜視図、 第2図はフラツシング液体でフラツシングされ
る中実縁部ガイドの表面を示す断面図、 第3図はフラツシング液体を使用するスロツト
付き縁部ガイドの断面図、 第4図は、従来技術に係る、中実縁部ガイド及
び移動支持体の縁部を越えて延びる落下カーテン
を示す部分立面図、 第5図は、従来技術に係る、移動支持体の縁部
の内側の位置した中実縁部ガイドを示す部分立面
図、 第6図は本発明の好ましい実施例に係るスライ
ドホツパ型のカーテン被覆装置の概略部分斜視
図、 第7A図は中実縁部ガイドを使用する本発明の
1実施例に係る流体抽出地点を示す部分断面立面
図、 第7B図は本発明の別の好ましい実施例におけ
る流体抽出地点を示す部分断面立面斜視図、 第7C図は本発明の他の実施例における流体抽
出地点を示す部分断面立面斜視図、 第8A図はスロツト付き縁部ガイドの頂部へ供
給されるフラツシング液体の状態を示す部分斜視
図、 第8B図はスロツト付き縁部ガイドの側部へ供
給されるフラツシング液体の状態を示す部分斜視
図である。
【発明の詳細な説明】
以下、第1図に示すようなスライドホツパ型の
既知のカーテン被覆装置を参照して、本発明を詳
細に説明する。被覆液体は出口スロツト11に通
じたスライドホツパ10へ横方向に供給され、
個々に傾斜した表面13上の層の形に蒸着され
る。重力の影響で、個々の層は表面13上を下降
し、互いに重なつて流れ、被覆縁部15へ流れ
て、自由に落下する複合カーテン12が形成され
る。スライドホツパは、数インチから数フイート
までの如き任意の所望の幅を有することができ
る。自由落下する複合カーテン12は移動支持体
18の経路の横断方向へ延び、高さhだけ落下
し、連続的に移動する支持体18に衝突して複合
層を形成する。カーテン12が支持体に衝突する
地点において、支持体18は被覆ローラ8上及び
そのまわりで案内される。被覆ローラの幅は、エ
ツジング技術に応じて、このローラのまわりを案
内される支持体18の幅より狭くすることもでき
るし、広くすることもできる。被覆ローラ8はモ
ータ(図示せず)に装着されこのモータにより駆
動せしめられる。 写真被覆物の層は種々の支持体に被覆できる。
典型的には、写真支持体は、この支持体の接着特
性、抗空電特性、寸法特性、摩耗特性、硬度特
性、機能特性、抗ハレーシヨン特性その他の特性
を向上させるため1又はそれ以上の副層を具備し
たポリマーフイルム、例えば紙の如き木繊維、金
属シート及び金属箔、ガラス、及びセラミツクの
支持素子を有する。支持体は別個のシートの形に
被覆してもよいし、一層一般的には、連続支持体
の形に被覆してもよい。 自由に落下する液体カーテン12は2つの縁部
ガイド14,14′により横方向に案内され、こ
れらの縁部ガイドは垂直方向に配列され、自由に
落下するカーテンが支持体18に衝突する前にカ
ーテンを保持し安定させるように作用する。縁部
ガイドは、被覆すべき移動支持体がこの支持体の
全幅よりも小さな幅にわたつて被覆されるよう
に、または、被覆液体の幅が支持体の両側を越え
て延びるように、配置してもよい。第1図は横方
向のカーテン案内装置の一例を示し、この場合、
縁部ガイド14,14′は被覆すべき移動支持体
18の両縁の外側に配置されていて、カーテン1
2の幅が被覆すべき支持体の幅より大きくなるよ
うにしている。この場合、支持体は、ローレツト
(ぎざぎざ)付き縁部16を含む全幅にわたつて
被覆され、このため、周辺の不規則部は、縁部ガ
イドの領域、従つて、支持体の有用幅の外側に位
置する。通常は、支持体の縁部を通つて落下する
被覆流体は再使用の目的で捕獲槽17に収集され
る。 縁部ガイドの領域で自由落下カーテンの安定性
を維持させる1方法においては、低粘度液体が縁
部ガイドへ供給されて、中実の縁部ガイドの外表
面にフラツシング作用を及ぼす。第2図は自由落
下するカーテン12の断面図であり、縁部ガイド
に隣接してフラツシング液体21でフラツシング
される中実の縁部ガイド20及び写真液体12を
示す。縁部ガイドの外表面のフラツシングは乾燥
した被服材料による縁部ガイドの汚染を阻止す
る。カーテン12の厚さが0.015−0.040cm程度で
あり縁部ガイドの直径が約0.075−0.300cmである
ので、フラツシング液体21は表面張力により縁
部ガイドのまわりでメニスカス24を形成する。
メニスカス24を形成するため、薄い領域22に
より示すように、縁部ガイドに隣接した落下カー
テンから流体が吸引される。中実の縁部ガイドの
外表面上でのフラツシング効果は、薄い領域22
を生じさせるため、落下カーテンを不安定にする
という欠点を生じさせる。 縁部ガイドの領域における自由落下カーテンの
安定性を維持する別の方法は、米国特許第
3632374号及び同第4479987号各明細書に開示され
た方法で中空のスロツト付き縁部ガイドに低粘度
のフラツシング液体を供給することである。第3
図は、フラツシング液体21が縁部ガイドへ導入
されスロツト26を通して落下カーテンの縁部内
へ横方向に供給されるようになつた状態で、スロ
ツト付き縁部ガイド27を示す。フラツシング液
体21は、例えばクリヤゼラチン溶液または水の
如き不活性の低粘度液体である。スロツトはカー
テンの厚さ(0.015−0.040cm)と同程度の寸法を
有しているので、カーテンのための係留地点がス
ロツトの鋭利な隅部により提供される。それ故、
フラツシング液体は、第2図に示した中実の縁部
ガイド20のフラツシングの場合と同様、縁部ガ
イドまではメニスカスを形成しない。従つて、ス
ロツト付き縁部ガイド27を用いると、落下カー
テン12の厚さは全体にわたり一定に維持され、
改善されたカーテン安定性及び均一性を提供す
る。 第4図は、自由落下カーテンが移動支持体上に
衝突する地点での中実の縁部ガイド20を示す。
縁部ガイドに隣接したフラツシング液体21、及
びフラツシング液体21に隣接したエツジングバ
ンド液体28は、ドレン(図示せず)に通じた捕
獲槽17内へ回収されている状態を示している。
液体カーテンは支持体18の縁部30においてこ
の支持体の裏面を被覆し、ローレツト領域16を
も被覆する。支持体の裏面を被覆した液体は後続
の搬送ローラに移転され、その結果、下流側の搬
送ローラを洗浄するために被覆工程を中断させる
必要が生じる。ローレツト領域16へ供給された
被覆流体は、ゼラチンの粘着性及びローレツトに
関連する大きな巻付け圧力のため、仕上げ作業に
おいて問題を生じさせる。 第5図は、カーテンの幅が支持体の幅より小さ
い場合の、自由落下カーテンと支持体との衝突地
点における中実の縁部ガイド20を示す。縁部ガ
イドに隣接して位置したフラツシング液体21、
及びフラツシング液体に隣接して位置した落下カ
ーテン12の写真液体は、ローレツト領域16の
内側で移動支持体18上に被覆される。フラツシ
ング液体21で低粘度及び高流量による被覆不良
のため、フラツシング液体21と移動支持体との
衝突地点においてカーテンの背後に、パドル(液
体たまり)32が形成される。パドル32は被覆
欠陥を生じさせ、パドルからの溶液33の飛散を
発生させ、その結果、生産上の無駄を増大させて
しまう。 第6図に示す本発明の実施例においては、被覆
スライドホツパ10には2つの屈曲したスロツト
付き縁部ガイド50が接続され、これらの縁部ガ
イドは、被覆幅が支持体18の幅より小さくなる
ように配置されている。自由落下複合カーテン1
2は移動支持体18の経路に対して横断方向に延
び、高さhだけ落下し、連続的に前進する支持体
18上に衝突して、多層被覆物を形成する。カー
テン12が支持体に衝突する地点で、支持体18
は被覆ローラ8へ案内され、このローラのまわり
で案内される。低粘度フラツシング液体(水であ
るのが好ましい)21は、スロツト付き縁部ガイ
ド50の頂部へ供給され、被覆縁部15から、液
体カーテン12と支持体18との衝突地点のすぐ
上方でスロツト付き縁部ガイドが上方へ屈曲する
地点まで、縁部ガイドの全体高さにわたつて分布
する。カーテン液体は、落下カーテンの衝突地点
の近傍でガイドの縁部50の内端を吸入装置53
に接続することにより、落下するカーテンの縁部
領域から抽出され、カーテンの縁部領域の厚さを
実質上減少させる。抽出されたカーテン液体は被
覆区域から離れた収容装置により除去される。 第7A図は、真空源36を中実の縁部ガイド3
5に結合する方法を示す。本発明の別の実施例に
係る装置の部分断面立面図である。中実の縁部ガ
イド35の直径は約0.075cmないし0.300cmの範囲
とすることができ、このガイドは低粘度フラツシ
ング液体21でフラツシングされ、自由落下カー
テン12を横方向に案内するように配置されてい
る。中実の縁部ガイド35は支持体18に近接し
て位置し、その間の距離Lは通常0.002cmないし
1.0cmとすることができる。 穴37は縁部ガイド35の下端を貫通して落下
カーテンと移動支持体との衝突地点近くへ延びて
いる。抽出穴37の直径は0.035cmないし0.240cm
であるのが好ましい。 大気圧に対して約125cmないし1000cmの水頭を
有する真空源36は穴37に取り付けられ、落下
カーテンの縁部領域からカーテン液体を抽出す
る。穴37の位置は、縁部ガイドをフラツシング
するために使用する実質上すべてのフラツシング
液体21を抽出できるのを保証すべきである。縁
部ガイドの抽出穴37の直径及び液体を抽出する
ために適用する吸入力は、落下カーテンの縁部領
域から抽出したフラツシング液体の量が、第5図
に示すような不当なパドルを形成することなく被
覆部の縁部領域に明確な層状プロフイールを提供
するようになるまで、調整できる。 落下カーテンの縁部領域から抽出されるフラツ
シング液体の量はフラツシング液体の流量(1分
当り5ないし50cm3)に明らかに依存する。自由落
下カーテンの縁部領域からのフラツシング液体の
抽出は、落下カーテンの流量及び被覆速度(1秒
当り100ないし700cm)とは無関係であることが判
つた。 中実の縁部ガイド内の穴37の位置は厳密なも
のではないが、支持体18上でのカーテン12の
衝突地点から0.2ないし1.2cm離れているのが有利
である。この好ましい位置範囲以上に離れた穴3
7の位置では、カーテンの安定性及び上述の汚染
の阻止についての有効性が劣つている。丸い穴の
代わりに、任意の断面形状の穴、例えば細長いス
ロツト、フラツシング液体を抽出するに必要な総
面積を有する数個の小さな穴を使用してもよい。
第7A図に示す装置を上述の好ましい範囲内で作
動させた場合、縁部ガイドの全長に沿つての落下
カーテンの安定性における損失は生じない。フラ
ツシング液体の流量と共に、吸引力及びフラツシ
ングされる中実の縁部ガイドの穴37の断面積を
調整することにより、複合被覆物の明確な層状縁
部領域38を得ることができる。この縁部領域は
写真被覆物と一緒に有効に乾燥できる。 第7A図はまた、カーテンの安定性を増大させ
るために、フラツシング液体21の機能とカーテ
ンの縁部領域へ供給されるエツジングバンド液体
28の機能とを組み合わせた本発明の別の実施例
をも示す。一般に、エツジングバンド液体を使用
する場合、カーテンの厚さ、従つて、エツジング
バンド液体の流量をカーテン中央部の厚さ及び流
量より若干大きくし、これにより縁部ガイドでの
カーテンの安定性を増大させカーテンの破断を防
止するように、スライドホツパの縁部に十分な量
のエツジングバンド液体を供給するのが有利であ
る。カーテンのエツジングバンド液体の幅及び厚
さは、1分当り2リツトル又はそれ以上の比較的
多量のフラツシング液体が必要となるように選定
するとよい。この方法は、エツジングバンド液体
の粘度がカーテン中央部の被覆液体の粘度とほぼ
同じである場合に、良好な結果を与える。湿潤剤
を添加した適当な濃度のゼラチン溶液が適当であ
る。 エツジングバンド液体が被覆されるとき、全体
の被覆部が有効に乾燥するように、エツジングバ
ンド液体の被覆厚さは残りの被覆部の厚さより顕
著に大きくならないようにすべきである。実質上
すべてのフラツシング液体はカーテンの縁部から
抽出される。 本発明の好ましい実施例において、スロツト付
きチユーブを縁部ガイドとして使用し、被覆幅が
支持体18の幅より小さくなるように配置され
る。第7B図はスロツト付き縁部ガイド40に関
連する真空源を示す部分詳細立面斜視図である。
スロツト42はフラツシング液体21を落下カー
テン12の縁部へ横方向に供給するように位置し
ている。 スロツト42は、カーテン12の自由落下が開
始するスライドホツパのリツプ部15近傍から、
カーテンの衝突線の近傍の地点まで、縁部ガイド
40の全長にわたつて延びている。スロツト付き
縁部ガイド42は支持体から距離Lだけ離れてお
り、この距離は約0.002cmないし1.0cmである。ス
ロツト付き縁部ガイド40は底部で閉じており、
約0.075−0.300cmの外径と約0.035−0.240cmの内
径とを有する。縁部ガイドのスロツト42の幅
は、カーテンが連続的に薄くなつて自由落下して
いるとすれば、カーテンの厚さにほぼ匹敵する。
約0.007−0.040cmのスロツトが大半のカーテン流
量に対して満足のいくものであることが判つた。
カーテンの流量は被覆速度及び被覆物の厚さに応
じて広い範囲にわたり変化でき、従つて、異なる
被覆条件に対してスロツトの幅を調整するとよ
い。 カーテンが確立された後のスロツト付き縁部ガ
イド40を観察すると、フラツシング液体21は
縁部ガイドチユーブの外表面を湿潤させない。落
下カーテンの外表面はチユーブの外側表面(第3
図)でのスロツトにより形成される隅部で係留さ
れ、一方、中実の縁部ガイドの外表面はフラツシ
ング液体でフラツシングされ、その外表面の大半
の部分はフラツシング液体で湿潤される(第2
図)。スロツトの隅部でカーテンを係留するスロ
ツト付き縁部ガイドを使用すると、カーテンの安
定性が増大する。 吸引源44をスロツト付き縁部ガイドの端部の
近傍で抽出穴43に接続したとき、チユーブの頂
部でカーテンへ供給されたフラツシング液体21
の実質的な部分が除去されることが判つた。抽出
穴43は約0.035cmないし0.240cmの直径を有し、
端部45で閉じたチユーブのスロツト42の下端
に対向して位置するのが望ましい。流体流れの計
算により、大半のフラツシング液体21がカーテ
ンの自由落下の端部でのスロツトの数センチメー
トルの部分において除去されることが判つた。例
えば大気圧に対して125−1000cmの水頭の如き十
分な真空を吸入源に与えれば、実質的にすべての
フラツシング液体21及び少量のカーテン流体を
抽出できる。吸入源の真空力及びフラツシング液
体の流量(1分当り約10ないし200cm3でよい)を
制御することにより、フラツシング液体の可変量
のフラツシング液体を抽出できる。 フラツシング液体を十分に抽出したとき、被覆
部の縁部領域には厚くなつた縁部が形成されず、
38にて示すような被覆材料の明確な層状プロフ
イールが得られる。本発明の方法により、特にカ
ーテンの衝突線の近傍の地点での抽出のために吸
引源と一緒にスロツト付き縁部ガイドを使用した
場合、支持体の縁部の内側で被覆されるカーテン
を極めて安定化でき、明確な層状被覆プロフイー
ルを有する縁部領域を得ることができる。カーテ
ンの安定性を維持するためには、フラシング液体
の少量部分を被覆するのが望ましい。支持体上で
被覆されるフラツシング液体の量は上述のパドル
を形成するような被覆欠陥を排除するために最少
に維持すべきである。 第7C図は本発明に利用できるスロツト付き縁
部ガイドの別の実施例の部分断面立面斜視図であ
る。スロツト付きチユーブ50はスロツト51を
有していて、屈曲した形状52を呈し、真空源に
接続する抽出出口53を有する。屈曲したスロツ
ト付きチユーブは約0.300−1.20cmの内側半径を
有する。スロツト51は、カーテン12の自由落
下が開始するスライドホツパのリツプ部の近傍か
ら、カーテンの衝突線の近傍の地点まで、縁部ガ
イド50の全長にわたつて延びている。スロツト
付きチユーブ50の下端は約0.002cmないし1.0cm
の距離Lだけ支持体から離れるている。スロツト
付きチユーブ50は約0.075−0.300cmの外径と約
0.035−0.240cmの内径とを有する。スロツト51
の幅は、カーテンが連続的に薄くなつて自由落下
しているとすれば、カーテンの厚さにほぼ匹敵す
る。約0.007−0.040cmのスロツトが大半のカーテ
ン流量に対して満足のいくものであることが判つ
た。カーテンをスロツトの隅部に係留するスロツ
ト付き縁部ガイドを使用すると、カーテンの安定
性が増大する。スロツト51の下端はスロツト付
きチユーブ50の最下部分から少なくとも0.450
cmだけ離間させるべきである。 大気圧に対して125ないし1000cmの水頭を有す
る吸引源53を屈曲したスロツト付きチユーブ5
0の端部に接続したとき、スロツト51を通して
横方向にカーテンへ供給されたフラツシング液体
21の実質的な部分を除去できることが判つた。
大半のフラツシング液体21はカーテンの自由落
下の端部でのスロツトの最後の数センチメートル
の部分において除去される。吸引源の真空力及び
フラツシング液体の流量を制御することにより、
落下カーテン12の縁部領域からの少量のカーテ
ン液体と共に、可変量のフラツシング液体21を
抽出することができる。それ故、この実施例は支
持体の縁部の内側を被覆するカーテンの極めて高
い安定性を提供し、38にて示す明確に層状とな
つたプロフイールの被覆を与える。 第8A図において、低粘度のフラツシング液体
21はスロツト付き縁部ガイド40の頂部へ供給
され、被覆縁部15から、スロツト42が液体カ
ーテンと支持体との衝突地点のすぐ上方で終端す
る地点まで、縁部ガイドの全体高さにわたつて分
布する。カーテンが被覆縁部15で自由落下を開
始するときに、フラツシング液体21はスロツト
42から出て、カーテンの平面内へカーテンの横
断方向へ進み、カーテン12の被覆液体と接触す
る。 スロツトの幅は、このスロツトからのフラツシ
ング液体の流量及び速度に大きく影響を与える。
スロツトの面積(長さ×幅)に対する縁部ガイド
の横断面積を考えた場合、第7B,7C図に示す
実施例においては、スロツトの最初の1センチメ
ートル部分はフラツシング液体を供給するチユー
ブの横断面積よりも大きな面積を有すること明ら
かである。0.20cmの外径と0.10cmの内径とを有
し、0.02cmの幅のスロツトを備えたチユーブが満
足な結果を与えることが判つた。スロツト長さの
最初の1センチメートルの部分は0.02cm2の面積を
有し、一方、チユーブの横断面積は0.008cm2であ
る。流体流れの計算により、大半のフラツシング
液体の流れはスロツト長さの最初の1センチメー
トルの部分で生じることが判つた。それ故、実質
上すべてのフラツシング液体は、カーテンが自由
落下を開始するスライドホツパのリツプ部の近傍
でカーテンへ供給される。カーテンに隣接したス
ロツトから出るフラツシング液体の幅がほんの数
ミリメートルとなるようにするためには、ほんの
少量(例えば、10ないし200c.c./分の流量)のフ
ラツシング液体が必要である。大半のフラツシン
グ液体が、カーテンの自由落下発生位置で縁部ガ
イドの最初の1センチメートルの部分において導
入されるので、供給されるほとんどすべてのフラ
ツシング液体は自由落下するカーテンの全長にわ
たつて利用できる。このため、スロツト付き縁部
ガイドに隣接するカーテン内の速度勾配を減少さ
せるための低粘度フラツシング液体の有効性が最
大化し、縁部においてカーテンの大なる安定性を
与える。それ故、フラツシング液体21は、上述
の落下カーテンと支持体との衝突地点の近傍でフ
ラツシング液体を除去する抽出地点に到達するま
で、フラツシング液体の速度、流量及びスロツト
の幅に応じた量で、縁部においてカーテンに供給
される。 第8B図は、第8A図に示したスロツト付き縁
部ガイド40と同様の方法で自由落下カーテンを
横方向に案内するように位置したスロツト付き縁
部ガイド60の別の実施例を示す。縁部ガイド6
0は、カーテンがスロツト62から出たフラツシ
ング液体21に接触する被覆縁部15の下方に位
置する。フラツシング液体21はスロツト62と
は反対側の縁部ガイドの上端に位置した供給パイ
プ61を通じて縁部ガイド60へ供給される。落
下カーテンの縁部での妨害を防止し、スロツト付
き縁部ガイドの全長にわたつてのフラツシング液
体の均一な分布を保証するためには、供給パイプ
61はスロツト62の出発地点の上方に位置す
る。 次の例は写真材料の製造のために第7A,7B
図に示す縁部ガイドの実施例を利用する本発明の
方法の利点を示す。第6図に示す型式のスライド
被覆装置は3層被覆のために第7A,7Bまたは
7C図に示す型式の縁部ガイドを具備する。 自由落下カーテンの高さhを25cmとし、供給地
点で通常画定される支持体上でのカーテンの衝突
地点を、被覆ローラの中間点とした。供給地点に
関しては、自由落下カーテンにより画定された平
面が支持体を搬送する被覆ローラの中間点から逸
れる正または負の角度を参照する。 3層写真被覆物は、下層として30センチポアズ
の粘度を有し、中間層として50センチポアズの粘
度を有し、上層として70センチポアズの粘度を有
する水性ゼラチンから成るものを使用した。3層
複合被覆物のための流量は4cm3/秒/cmとした。 例 1 被覆の幅が支持体の幅より狭くなるように、第
7A図に示す中実のロツド状縁部ガイドを垂直に
配置した。ポリエチレンで被覆された0.023cmの
厚さの紙支持体を支持として使用した。既知の方
法でロツド状縁部ガイドの外表面をフラツシング
するために水溶液を用いた。エツジングバンド液
体をカーテンの縁部領域へ供給した。抽出穴に真
空を作用させた。 ロツド状縁部ガイド外径 0.150cm フラツシング液体粘度 1.0センチポアズ フラツシング液体流量 12c.c.分 抽出穴直径 0.075cm 支持体からの抽出穴の距離 0.450cm 抽出穴へ作用される真空
大気圧に対して650cm水銀 支持体とロツド状縁部ガイドとの間隔 0.300cm 被覆速度 400cm/秒 支持体の上方0.300cmの地点に位置した中実の
縁部ガイドの端部は、カーテンが移動支持体へ自
由落下するときに、カーテンに僅かなネツシング
(くびれ)を生じさせた。フラツシング液体は落
下カーテンの縁部領域で縁部ガイドの下端におい
て抽出され、被覆部の縁部の明確な層状プロフイ
ールは均一で満足できるものであつた。これによ
り、被覆物の縁部領域は、被覆物の残りの部分と
ほぼ同じ被覆装置の位置づ乾燥できた。更に、支
持体の未被覆最終縁は完全に排除され、又はロー
レツト領域での被覆を実質上減少させた。フラツ
シング液体の抽出は落下カーテンの安定性に何等
影響を与えないことが判つた。 例 2 被覆の幅が支持体の幅より狭くなるように第7
B図に示すスロツト付き縁部ガイドを垂直に配置
した。0.013cmの厚さのセルローストリアセテー
トのフイルムを支持体として使用した。第8A図
に示すようなスロツト付き縁部ガイドの頂部に水
溶液を供給した。スロツトの下端に対向した縁部
ガイドの端部に位置した抽出穴に真空を作用させ
た。 スロツト付き縁部ガイド外径 0.150cm スロツト付き縁部ガイド内径 0.075cm スロツト幅 0.015cm 抽出穴直径 0.075cm フラツシング液体粘度 1.0センチポアズ フラツシング液体流量 35c.c./分 被覆速度 400cm/秒 抽出穴へ作用させる真空
大気圧に対して650cm水頭 支持体からの抽出穴の距離 0.450cm 支持体とスロツト付き縁部ガイドとの間隔
0.300cm 大気圧に対して650cmの水頭を有する真空源を
使用してスロツト付き縁部ガイドの下端でフラツ
シング液体を抽出したとき、約40cm3/分の液体
が、カーテンの安定性に影響を及ぼすことなく落
下カーテンの端部領域から抽出されることが判つ
た。また、不当なビード又は被覆部縁部の肉厚化
を生じさせずに、各被覆層の別個の層状プロフイ
ールが被覆部の縁部領域に形成されることが判つ
た。これにより、均一な被覆縁部領域を、被覆部
の残りの部分と同じ条件で乾燥できた。 例 3 被覆幅が第6図に更に示すように被覆されてい
る支持体の幅より狭くなるように、屈曲したスロ
ツト付き縁部ガイドを垂直に配置した。0.018cm
の厚さのポリエチレンテレフタレートのフイルム
を支持体として使用した。第8A図に示すような
スロツト付き縁部ガイドの頂部に水溶液を供給し
た。第7C図に示すような縁部ガイドの端部に真
空を作用させた。 スロツト付き縁部ガイド外径 0.150cm スロツト付き縁部ガイド内径 0.075cm スロツト幅 0.015cm スロツト付き縁部ガイドの屈曲内径 0.600cm 支持体とスロツト付き縁部ガイドとの間隔
0.300cm 屈曲したスロツト付き縁部ガイドの端部に作用さ
せる真空 大気圧に対して650cm水頭 フラツシング液体粘度 1.0センチポアズ フラツシング液体流量 35c.c./分 被覆速度 400cm/秒 カーテンが移動支持体へ自由落下するときに、
例1と同様なカーテンのネツキングが観察され
た。カーテンの安定性に悪影響を与えることなく
落下カーテンの縁部領域から抽出されるフラツシ
ング液体の量は、約40cm3/分であることが判つ
た。第7C図に示すように、被覆部の縁部にビー
ド又は肉厚部を生じさせずに、明確な層状被覆縁
部を形成できた。 本発明は、所望量のフラツシング液体を自由落
下中のカーテンの縁部に供給するために、スロツ
トの幅、長さ及び縁部ガイドの内径の選択を可能
にする。フラツシング液体の供給を調整し、抽出
地点へ適用される真空源を大気圧に対して125−
1000cmの水頭に制御することにより、縁部ガイド
の下方部分で抽出されるフラツシング液体の量を
調整でき、カーテンの流量及び被覆速度に関係な
く安定なカーテンを維持することができる。 好ましい実施例を参照して本発明を説明した
が、請求の範囲に記載したような本発明の要旨を
逸脱することなく、種々の変形、修正が可能であ
ることは言うまでもない。
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