JPH0570024B2 - - Google Patents

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JPH0570024B2
JPH0570024B2 JP15337088A JP15337088A JPH0570024B2 JP H0570024 B2 JPH0570024 B2 JP H0570024B2 JP 15337088 A JP15337088 A JP 15337088A JP 15337088 A JP15337088 A JP 15337088A JP H0570024 B2 JPH0570024 B2 JP H0570024B2
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JP
Japan
Prior art keywords
automatic transmission
control unit
electronic control
cover
connector
Prior art date
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JP15337088A
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JPH023744A (ja
Inventor
Kunihiko Sano
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JATCO Corp
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JATCO Corp
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  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、電子制御ユニツトによつて変速制
御、油圧制御などが行われる電子制御式自動変速
機に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来の電子制御式自動変速機として、「トヨタ
セリカ新型車解説書E−AT160系、E−ST160
系、E−ST162系、昭和60年8月」に示されるも
のがある。これに示される自動変速機本体はエン
ジンと共にエンジンルーム内に配置されており、
一方、自動変速機の作動を制御する電子制御ユニ
ツトは車室側のインストパネル内に配置されてい
る。このように、電子制御ユニツトを車室内に配
置するのは、車室内の環境が良好だからである。
すなわち、車室内であれば、温度、湿度、水、泥
などの影響が、車室外に配置した場合と比較し
て、緩和され、電子制御ユニツトの信頼性の点で
有利だからである。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、このように電子制御ユニツトを
自動変速機本体から離して配置することには、次
のような問題点がある。
まず、自動変速機の品質を維持するために多大
な管理工数が必要となる。これは自動変速機本体
と電子制御ユニツトとが別々に車両に搭載され、
両者を結合した場合に所定の性能を発生させるよ
うにする必要があるためである。このため、自動
変速機本体の品質の管理、電子制御ユニツト単体
での品質の管理、及び両者を組合わせたシステム
としての品質の管理が必要となり、最終的には車
両に搭載した状態でしか品質を確認することがで
きない。このため上述のように、多大の工数が必
要となる。
また、自動変速機本体と電子制御ユニツトとが
離れているため、接続のために長い配線が必要と
なり、価格が上昇し、また電磁ノイズの点でも不
利となる。
インストパネル内のスペースを必要とするた
め、電子制御ユニツトの分だけ他の部品などの配
置が制約されることになる。
メンテナンス作業を行う場合にも、自動変速機
本体と電子制御ユニツトとが離れていると作業性
が低下する。
更に、電子制御ユニツトを電磁ノイズから防護
するために特別な電磁遮へいが必要となる。
本発明は上記のような課題を解決することを目
的としている。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、電子制御ユニツトを自動変速機本体
と一体に配置することにより上記課題を解決す
る。すなわち、本発明による電子制御式自動変速
機は、 自動変速機本体に形成されたカバー取付部12
と、 カバー取付部12に脱着可能な導電材料製のカ
バー14と、 カバー取付部12とカバー14との間に介装さ
れる導電材料製のガスケツト20と、 を有し、 カバー取付部12とカバー14とによつて成形
される室18内に電子制御ユニツト24が配置さ
れており、 電子制御ユニツト24はカバー14側に固定さ
れており、 カバー取付部12と自動変速機内部側とを区画
する壁にこれを貫通するコネクター30が設けら
れており、 コネクター30の自動変速機内部対面側は、自
動変速機内部の部品38,40の配線32,34
と接続可能であり又は常時接続されており、 コネクター30の電子制御ユニツト24配置側
の室に面する側は、電子制御ユニツト24側のコ
ネクターと接続可能である。
カバー14に放熱用フイン22を設けることも
できる。
(ホ) 作 用 電子制御ユニツトは、自動変速機本体のカバー
取付部と、これに取付けられるカバーとによつて
形成される室内に配置される。従つて、自動変速
機本体と電子制御ユニツトとが離れていることに
起因する前述のような問題点がすべて解決され
る。また、ガスケツトも導電材料製とし、上記室
は導電材料によつて包囲されるようにしたので、
電子制御ユニツトは電磁遮へいされ、電磁ノイズ
の影響を受けることがない。
(ヘ) 実施例 第1及び2図に示すように、自動変速機本体の
ケーシング10にカバー取付部12が設けられて
いる。カバー取付部12はケーシング10の側部
に設けられた方形の壁によつて形成されている。
カバー取付部12にカバー14がボルト16によ
つて取付けられている。これにより、室18が区
画される。なお、カバー取付部12とカバー14
との間にガスケツト20が設けられる。カバー1
4はケーシング10と同様にアルミニウム合金製
のものであり、導電性を有している。またガスケ
ツト20も金属系のものであり、導電性を有して
いる。カバー14の外部側の面には放熱用のフイ
ン22が設けられている。カバー14の室18内
部側の面には電子制御ユニツト24が取付けられ
ている。電子制御ユニツト24には、外部から配
線26が接続されており、また室18内部側の配
線28も接続されている。配線28は、ケーシン
グ10に圧入されるプラグ状のコネクター30と
接続されており、コネクター30から分岐した配
線32及び34はケーシング10内部のコントロ
ールバルブ36に設けられたソレノイド38及び
40とそれぞれ接続されている。なお、コントロ
ールバルブ36はケーシング10に取付けられて
おり、ケーシング10の下面に取付けられるオイ
ルパン41によつて形成される室内に収容されて
いる。なお、配線28はケーシング10内部の図
示してない車速センサー、セレクトポジヨンスイ
ツチなどとも接続されている。また、配線26は
自動変速機外部のスロツトル開度センサー、エン
ジン制御装置などと接続されている。
電子制御ユニツト24は配線26及び配線28
から入力される信号に基づいてコントロールバル
ブ36のソレノイド38及び40の作動を制御す
る信号を出力する。これにより、自動変速機の変
速制御、ライン圧制御などが実行される。電子制
御ユニツト24は密封された室18内に配置され
ているので、水や泥などによつて機能が阻害され
ることはない。また、カバー14は放熱用のフイ
ン22を有しており、常に空冷される状態にある
ので耐熱性の問題もない。また、電子制御ユニツ
ト24は導電性の材料によつて密閉された室18
内に配置されているので、電磁遮へいされた状態
となつており、外部からの電磁ノイズによる影響
を受けることはない。また、電子制御ユニツト2
4を自動変速機本体に取付けた状態で品質の確認
を行うことができるので、車両搭載後に改めて自
動変速機の品質管理を行う必要がなくなる。ま
た、自動変速機の保守・点検を行う際にも自動変
速機単体で検査などを行うことが可能であり、作
業性が向上する。また、配線が短くなるので接続
作業が容易化され、また価格も低減される。ま
た、電子制御ユニツト24は車両の車室外の自動
変速機本体側部の空いたスペースに配置されるの
で、車室内側のスペースが制約されることがなく
なる。
なお、この実施例では、ケーシング10の側部
に電子制御ユニツト24を取付けるようにした
が、ケーシング10の上部でもよく、自動変速機
本体と一体の場所であれば他のどの場所であつて
も差し支えないことは明らかである。また、電子
制御ユニツト24を、カバー14側ではなく、ケ
ーシング10側に直接又は断熱材を介して取り付
けるようにすることもできる。
(ト) 発明の効果 以上説明してきたように、本発明によると、自
動変速機本体に電子制御ユニツトを組込むように
したので、自動変速機の品質管理が簡略化され、
また保守点検作業も容易化される。また配線が短
縮され、価格及び耐電磁ノイズ性の点で有利であ
る。また電子制御ユニツトを車室内に配置する場
合と比較してスペースの点で有利である。また電
子制御ユニツトを容易に電磁遮蔽することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す図(第2図の
−線に沿う断面図)、第2図は自動変速機の断
面図である。 10…ケーシング、12…カバー取付部、14
…カバー、18…室、20…ガスケツト、22…
フイン、24…電子制御ユニツト、36…コント
ロールバルブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動変速機本体に形成されたカバー取付部1
    2と、 カバー取付部12に脱着可能な導電材料製のカ
    バー14と、 カバー取付部12とカバー14との間に介装さ
    れる導電材料製のガスケツト20と、 を有し、 カバー取付部12とカバー14とによつて成形
    される室18内に電子制御ユニツト24が配置さ
    れており、 電子制御ユニツト24はカバー14側に固定さ
    れており、 カバー取付部12と自動変速機内部側とを区画
    する壁にこれを貫通するコネクター30が設けら
    れており、 コネクター30の自動変速機内部対面側は、自
    動変速機内部の部品38,40の配線32,34
    と接続可能であり又は常時接続されており、 コネクター30の電子制御ユニツト24配置側
    の室に面する側は、電子制御ユニツト24側のコ
    ネクターと接続可能である、 電子制御式自動変速機。 2 カバー14に放熱用フイン22が設けられて
    いる請求項1記載の電子制御式自動変速機。
JP15337088A 1988-06-21 1988-06-21 電子制御式自動変速機 Granted JPH023744A (ja)

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JP15337088A JPH023744A (ja) 1988-06-21 1988-06-21 電子制御式自動変速機

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JPH023744A JPH023744A (ja) 1990-01-09
JPH0570024B2 true JPH0570024B2 (ja) 1993-10-04

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ID=15560969

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4302248C2 (de) * 1992-01-28 1996-07-04 Jatco Corp Vorrichtung zur elektronischen Steuerung eines Kraftfahrzeug-Automatikgetriebes
DE19517491A1 (de) * 1995-05-12 1996-11-14 Zahnradfabrik Friedrichshafen Kühlung für eine Getriebesteuerung
JP3642924B2 (ja) * 1997-07-09 2005-04-27 ジヤトコ株式会社 電子制御装置付自動変速機構造
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JP4613564B2 (ja) 2004-09-29 2011-01-19 株式会社デンソー 自動変速機

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JPH023744A (ja) 1990-01-09

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