JPH0569979U - 電子機器の防雨構造 - Google Patents
電子機器の防雨構造Info
- Publication number
- JPH0569979U JPH0569979U JP009280U JP928092U JPH0569979U JP H0569979 U JPH0569979 U JP H0569979U JP 009280 U JP009280 U JP 009280U JP 928092 U JP928092 U JP 928092U JP H0569979 U JPH0569979 U JP H0569979U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rainproof
- housing
- upper housing
- lower housing
- electronic device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 隙間から吹込む雨滴を内部に至らせない電子
機器の防雨構造を提供する。 【構成】 電子部品1を搭載した下筐体2と正面を保護
する上筐体3とを嵌合させた電子機器4において、上筐
体と下筐体との嵌合部5に、断面が櫛歯状を成す突起と
して、それぞれ防雨リブR(R3、R2)を設ける。 【効果】 上筐体と下筐体との嵌合部に、断面が櫛歯状
を成す突起を設けて水の流路を延長・複雑にして妨害す
るため、雨滴が筐体内部の部品に至らなくなり、水濡れ
による誤動作は回避される。
機器の防雨構造を提供する。 【構成】 電子部品1を搭載した下筐体2と正面を保護
する上筐体3とを嵌合させた電子機器4において、上筐
体と下筐体との嵌合部5に、断面が櫛歯状を成す突起と
して、それぞれ防雨リブR(R3、R2)を設ける。 【効果】 上筐体と下筐体との嵌合部に、断面が櫛歯状
を成す突起を設けて水の流路を延長・複雑にして妨害す
るため、雨滴が筐体内部の部品に至らなくなり、水濡れ
による誤動作は回避される。
Description
【0001】
本考案は電子機器の防雨構造に係わり、特に電子機器の上筐体と下筐体との嵌 合部に雨水を侵入させない電子機器の防雨構造に関する。
【0002】
インターホンの子機は一般に屋外に設置されている。図2(b)に示すように 、壁面、門柱等の固定部Wに、子機を固定させる枠Fが設置され、室内親機(図 示せず)から配線ケーブルLが配設されている。この子機の下筐体20の背面接 続部(ターミナル部)Tに室内親機からの配線ケーブルLが結線される。スピー カS、マイクM、ボタンP(図2(a))および電子部品10を搭載した基板B を収納して上筐体30と下筐体20とを嵌合させた電子機器40(図2(c)) は、壁面、門柱等固定部Wの枠Fに取付けられる(図2(b))。
【0003】 来訪者は、インターホンの子機の正面上筐体30にあるボタンP、スピーカS およびマイクMを使用して(図2(a))、室内親機側と通話できる。
【0004】
屋外に設置されるインターホンの子機は、雨にさらされており、筐体と枠Fと の隙間および上下筐体間の隙間から雨滴が侵入するという難点があった。 筐体と枠Fとの隙間からの雨滴の侵入に対しては、本出願人から、下筐体背面 に傾斜と溝を設けるという提案がなされている(実願平4−8796号)。しか しながら、上下筐体間の隙間からの雨滴の侵入については、上筐体30と下筐体 20との嵌合部50は、上筐体30の側面32と下筐体20の側面22とを嵌合 させるだけの構造であるため、嵌合部50から、滲み込む雨滴(図2(b)、( c)の矢印r)が、子機下筐体20に支持されているスピーカSや電子部品10 を搭載した基板Bに達し、通話不可、誤呼出し等の誤動作が発生するという難点 が未解決であった。
【0005】
本考案は上記従来の難点を解決するためになされたもので、上下筐体間の隙間 から滲み込む雨滴を筐体内部の部品に至らせない電子機器の防雨構造を提供する ことを目的とする。
【0006】
本考案による電子機器の防雨構造は、電子部品を搭載した下筐体と、電子部品 を正面から保護する上筐体とを嵌合させた電子機器において、上筐体と下筐体と の嵌合部に断面が櫛歯状を成す突起を設けたものである。
【0007】
電子機器の、上筐体と下筐体との嵌合部に、断面が櫛歯状を成す突起を設けて 水分の流路を複雑にして妨害するため、雨滴が筐体内部の部品に至らなくなり、 水濡れによる誤動作は回避される。
【0008】
以下、本考案による電子機器の防雨構造の実施例を図面を参照して詳述する。 インターホンの子機は一般に屋外に設置されている。図1(b)に示すように 、壁面、門柱等の固定部Wに、子機を固定させる枠Fが設置され、室内親機(図 示せず)から配線ケーブルLが配設されている。この子機の下筐体2の背面の接 続部(ターミナル部)T(図1(b))に室内親機からの配線ケーブルLが結線 される。スピーカS、マイクM、ボタンP(図1(a))および電子部品1を搭 載した基板Bを収納して上筐体3と下筐体2とを嵌合させた電子機器4(図1( c))は、壁面、門柱等固定部Wの枠Fに取付けられる。
【0009】 来訪者は、インターホンの子機の正面上筐体3にあるボタンP、スピーカSお よびマイクMを使用して(図1(a))、室内親機側と通話できる。 本考案による電子機器の防雨構造においては、上筐体3と下筐体2との嵌合部 5には、断面が櫛歯状を成す突起Rとして、それぞれ防雨リブR3、R2が設けら れ、上筐体3の側面31および防雨リブR3と、下筐体2の側面21および防雨 リブR2とを噛み合わせるように嵌合させる。
【0010】 屋外に設置されているため、ときには雨滴が滲み込む(図1(b)、(c)の 矢印r)が、上筐体3の防雨リブR3で遮られる。僅かな雨滴が防雨リブR3を流 れて更に侵入しても、下筐体2の防雨リブR2でまた遮られる。このため雨滴は 、子機下筐体2に支持されているスピーカSや電子部品1を搭載した基板B等に 達することはほとんどなくなり、通話不可、誤呼出し等の誤動作が発生しなくな った。
【0011】 上筐体3および下筐体2それぞれに、防雨リブR3、R2を設けた実施例を示し たが、防雨リブRの数等はこれに限定されず、また、電子機器はインターホン子 機に限定されない。
【0012】
以上の実施例からも明らかなように、本考案による電子機器の防雨構造は、電 子部品を搭載した下筐体と、電子部品を正面から保護する上筐体とを嵌合させた 電子機器において、上筐体と下筐体との嵌合部に断面が櫛歯状を成す突起を設け たので、雨滴が筐体内部の部品にまでは至らず、通話不可、誤呼出し等の誤動作 は回避される。
【図1】本考案による電子機器の防雨構造の一実施例を
説明する図で、(a)は正面を示す図、(b)は側断面
図、(c)は横断面図である。
説明する図で、(a)は正面を示す図、(b)は側断面
図、(c)は横断面図である。
【図2】従来の電子機器の防雨構造を説明する図で、
(a)は正面を示す図、(b)側断面図、(c)は横断
面図である。
(a)は正面を示す図、(b)側断面図、(c)は横断
面図である。
1…電子部品 2…下筐体 21…下筐体側面 3…上筐体 31…上筐体側面 4…電子機器 5…嵌合部 R2、R3…防雨リブ
Claims (1)
- 【請求項1】電子部品(1)を搭載した下筐体(2)
と、前記電子部品(1)を正面から保護する上筐体
(3)とを嵌合させた電子機器(4)において、 前記上筐体(3)と前記下筐体(2)との嵌合部(5)
に断面が櫛歯状を成す突起(R)を設けたことを特徴と
する電子機器の防雨構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP009280U JPH0569979U (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 電子機器の防雨構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP009280U JPH0569979U (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 電子機器の防雨構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0569979U true JPH0569979U (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=11716067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP009280U Pending JPH0569979U (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 電子機器の防雨構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0569979U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021150302A (ja) * | 2020-03-16 | 2021-09-27 | サクサ株式会社 | 電子機器の防水構造 |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP009280U patent/JPH0569979U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021150302A (ja) * | 2020-03-16 | 2021-09-27 | サクサ株式会社 | 電子機器の防水構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960806 |