JP2021150302A - 電子機器の防水構造 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献2に開示された防水構造では、水の量が想定量より多かったり、水圧が想定圧より高い場合は、水が筐体の内部に達してしまう。また、複数の通路の幅が略一定であるために、壁どうしの間の隙間に水が残存してしまい、残った水が表面張力により筐体の隙間から浸入する可能性がある。この防水構造において、防水性を高くするためには、断面櫛状となる壁の数を増やさなければならず、筐体が大型化してしまう。
したがって、パッキンを使用することなく、コンパクトなラビリンス構造を採用しながら水の浸入を確実に防ぐことが可能な電子機器の防水構造を提供することができる。
以下、本発明に係る電子機器の防水構造の一実施の形態を図1〜図8を参照して詳細に説明する。
図1に示す電子機器の防水構造1は、図1において右側に描かれている第1のケース2と、左側に描かれている有底角筒状の第2のケース3との合わせ部分の防水を後述するラビリンス構造4(図5参照)によって行う防水構造である。以下において、電子機器の防水構造1を説明するにあたって位置を示す場合は、第1のケース2に第2のケース3を組み合わせて第2のケース3と対面する状態で見える方向を示す。第1のケースと第2のケースは、左右方向の両側部が上下方向に延びる姿勢で使用される。
この実施の形態による第2のケース3は、3つの第2の壁21〜23を備えている。以下においては、これらの3つの第2の壁21〜23を最もケース外側に位置する外側の第2の壁21と、最もケース内側に位置する内側の第2の壁22と、中央部に位置する中央の第2の壁23という。外側の第2の壁21は、第2のケース3の外壁を構成しており、図4に示すように、第2のケース3の下端部にも左端から右端まで延びるように設けられている。
第2のケース3の外縁部には、図5および図6に示すように、第1のケース2の溝15に挿入される突片24が設けられている。突片24は、第2のケース3の周囲の全域にわたって延びるように形成されている。突片24を含む第2のケース3の外縁部は、図5〜図7に示すように、溝15に挿入されて溝15の底に密着するように構成されている。
中央の第2の壁23と中央の第1の壁13との間には、隙間が狭い部分B2が形成され、中央の第1の壁13と内側の第2の壁22との間には、隙間が広い部分A2が形成されている。
内側の第2の壁22と内側の第1の壁12との間には、隙間が狭い部分B3が形成されている。
これらの複数の排水路31〜35の下端は、図7に示すように、第1のケース2の下壁36と第2のケース3の外側の第2の壁21との間に形成された下部空間37に接続されている。図7の左右方向の破断位置は、図6中にVII−VII線によって示す位置である。下部空間37は、下壁36と外側の第2の壁21に沿って第1および第2のケース2,3の左側端部から右側端部まで延びており、第1および第2のケース2,3の左側部に形成された複数の排水路31〜35と、第1および第2のケース2,3の右側部に形成された複数の排水路(図示せず)とを接続している。第1のケースと第2のケースとの間に浸入した水は、詳細は後述するが、ラビリンス構造4によって下部空間37に導かれる。
したがって、パッキンを使用することなく、コンパクトなラビリンス構造4を採用しながら水の浸入を確実に防ぐことが可能な電子機器の防水構造を提供することができる。
排水部は図9に示すように構成することができる。図9において、図1〜図8によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図9は、第1および第2のケース2,3の左下側の端部を示す斜視図である。また、図9は、複数の第2の壁21〜23が残るように第2のケース3の前端部を削除した状態で描いてある。図9に示す排水部51は、上下方向に延びる複数の隙間からなる複数の排水路31〜35の下方に排水路31〜35どうしを連通する集合部52を有している。
このように集合部52の下端部52aがケース外側に偏るように形成されていることにより、内側の第1の壁12よりケース内側に形成されている部品収容空間14の下端部を左方に拡張することができる。この広くなった部分には、図示してはいないが、例えば第1のケース2に第2のケース3を取り付けるためのねじ部を設けることができる。このように構成された排水部51は、第1および第2のケース2,3の左右両側部に設けることができる。
Claims (2)
- 第1のケースと第2のケースとの合わせ部分の防水をラビリンス構造によって行う電子機器の防水構造であって、
前記ラビリンス構造は、
前記第1のケースの少なくとも両側部に設けられ、前記第2のケースに向けて延びて断面櫛状となるように形成された複数の第1の壁と、
前記第2のケースの少なくとも両側部に設けられ、前記複数の第1の壁の各々と所定の隙間を隔てて重なるように並ぶ断面櫛状の複数の第2の壁とを備え、
前記第1の壁と前記第2の壁は、前記隙間が広い部分と、前記隙間が狭い部分とが交互に並ぶように形成され、
前記第1のケースと前記第2のケースの下端部に、前記隙間を通って流下した水を排出する排水部が設けられていることを特徴とする電子機器の防水構造。 - 請求項1記載の電子機器の防水構造において、
前記排水部は、上下方向に延びる複数の前記隙間からなる複数の排水路の下方に前記排水路どうしを連通する集合部を有し、
前記集合部の下端部は、前記複数の排水路が並ぶ方向において、前記集合部の上端部より幅が狭く形成されているとともに、前記第1および第2のケースの外側面に近接する一方に偏って位置するように形成されていることを特徴とする電子機器の防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020045018A JP2021150302A (ja) | 2020-03-16 | 2020-03-16 | 電子機器の防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020045018A JP2021150302A (ja) | 2020-03-16 | 2020-03-16 | 電子機器の防水構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2021150302A true JP2021150302A (ja) | 2021-09-27 |
Family
ID=77849285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020045018A Pending JP2021150302A (ja) | 2020-03-16 | 2020-03-16 | 電子機器の防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021150302A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107782062A (zh) * | 2017-09-27 | 2018-03-09 | 广东星星制冷设备有限公司 | 一种冷柜开关、温控器防水装置 |
-
2020
- 2020-03-16 JP JP2020045018A patent/JP2021150302A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107782062A (zh) * | 2017-09-27 | 2018-03-09 | 广东星星制冷设备有限公司 | 一种冷柜开关、温控器防水装置 |
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