JPH0569874U - シールド接続構造 - Google Patents
シールド接続構造Info
- Publication number
- JPH0569874U JPH0569874U JP921592U JP921592U JPH0569874U JP H0569874 U JPH0569874 U JP H0569874U JP 921592 U JP921592 U JP 921592U JP 921592 U JP921592 U JP 921592U JP H0569874 U JPH0569874 U JP H0569874U
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- Japan
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- shield
- wire
- shielded
- connection
- connector case
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シールド電線をシールドコネクタケースに簡
単かつ確実に接続可能な構造を提供する。 【構成】 導通用の被覆線6とドレイン用の露出導線7
とを外側被覆8で覆ったシールド電線1の露出導線7を
シールドコネクタケース5に接続する構造であって、被
覆線と露出導線とを共締めする接続用圧着片10と、外
側被覆上からシールド電線1に圧着する固定用圧着片1
1と、シールドコネクタケースに設けた係合部19,2
2に対する係止部12とを有するシールド接続端子3を
シールドコネクタケースに組み付けてなる構造である。
単かつ確実に接続可能な構造を提供する。 【構成】 導通用の被覆線6とドレイン用の露出導線7
とを外側被覆8で覆ったシールド電線1の露出導線7を
シールドコネクタケース5に接続する構造であって、被
覆線と露出導線とを共締めする接続用圧着片10と、外
側被覆上からシールド電線1に圧着する固定用圧着片1
1と、シールドコネクタケースに設けた係合部19,2
2に対する係止部12とを有するシールド接続端子3を
シールドコネクタケースに組み付けてなる構造である。
Description
【0001】
本考案は、シールド接続端子を介してシールド電線をシールドコネクタケース に接続させる構造に関するものである。
【0002】
図3は、従来のシールド接続構造の一例を示す分解斜視図である。 図で、30は、コネクタ本体、31は、該コネクタ本体30に接続するシール ド電線、32,33は、該コネクタ本体30及びシールド電線31の基部を覆う 導電性のシールドコネクタケースを示す。
【0003】 該シールド電線31は、コネクタ本体30内に収容された端子(図示せず)に 対する導通用の被覆線34と、該被覆線34の外側を覆う編組シールド35と、 該編組シールド35を覆う絶縁外側被覆36とにより構成される。該編組シール ド35の先端部35aは、該外側被覆36上に折り返されている。
【0004】 前記シールドケース33の基部には、該編組シールド35の先端折返し部35 aに対する導電性の受け部37を設けてあり、該受け部37に該折返し部35を 係止金具38で挟着固定させることにより、シールド電線31とケース33との 接続を行わせる。
【0005】 しかしながら、上記従来の構造にあっては、組立状態において、シールド電線 31が矢印イの如く後方に強く引っ張られた場合に、編組シールド35の折返し 部35aがシールドケース33の受け部37からずれて接触不良を起こし易いと いう問題があった。また、編組シールド35の先端折返し作業も手数のかかるも のであった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は、上記した点に鑑み、シールド電線が強く引っ張られても接触不良を 起こすことがなく、しかも接続作業の容易なシールド接続構造を提供することを 目的とする。
【0007】
上記目的を達成するために、本考案は、導通用の被覆線とドレイン用の露出導 線とを外側被覆で覆ったシールド電線の該露出導線をシールドコネクタケースに 接続する構造であって、該被覆線と露出導線とを共締めする接続用圧着片と、該 外側被覆上から該シールド電線に圧着する固定用圧着片と、該シールドコネクタ ケースに設けた係合部に対する係止部とを有するシールド接続端子を該シールド コネクタケースに組み付けてなる構造を採用する。
【0008】
シールド電線の露出導線は、シールド接続端子の接続用圧着片に圧着接続され る。該シールド接続端子は、係止部をシールドコネクタケースの係合部に係合さ せて組み付けられ、該露出導線とシールドコネクタケースとを接続させる。該シ ールド電線に強い引張力が作用しても、シールド接続端子の固定用圧着片がシー ルド電線の外側被覆上に圧着固定され、さらに係止部がコネクタケースの係合部 に係止しているから、露出導線と接続用圧着片とは確実な接続状態を保つ。
【0009】
図1は、本考案に係るシールド接続構造の一実施例を示す分解斜視図、図2は 、同じく組付状態を示す分解斜視図である。 図で、1は、端子2を接続したシールド電線、3は、該シールド電線1に圧着 接続させるシールド接続端子、4,5は、該シールド接続端子3を内部後方に組 み付ける導電性の上下シールドコネクタケースを示す。下側シールドケース5の 内部前方には、前記端子2を収容する図示しないコネクタ本体が組み付けられる 。
【0010】 該シールド電線1は、端子2を接続する導通用の被覆線6と、同じくドレイン 用の露出導線7とを絶縁性の外側被覆8で覆ったものである。前記シールド接続 端子3は、該露出導線7に接続され、外側被覆8上に固定される。
【0011】 すなわち該シールド接続端子3は、湾曲した底板部9の前方に、該被覆線6と 露出導線7とに対する一対の接続用圧着片10,10、中間部に、外側被覆8に 対する一対の固定用圧着片11,11をそれぞれ立設し、後方に、下側シールド ケース5に対する一対の係止部12,12を左右に突出して設けてなるものであ る。
【0012】 該係止部12は、底板部9から水平方向に安定板13を突出させ、該安定板1 3の先端から垂下方向に差込板14を連成し、該差込板14に外向きの係止片1 5を切起し連成したものである。該一対の接続用圧着片10,10は千鳥状に対 向し、また、固定用圧着片11,11は左右同位置に対向し、且つ接続用圧着片 10よりも長目に設定される。
【0013】 該シールド接続端子3は、図2に示す如く、接続用圧着片10でシールド電線 1の被覆線6と露出導線7とを共締め圧着し、固定用圧着片11で外側被覆部8 を圧着して、該シールド電線1との接続、固定がなされる。
【0014】 一方、前記シールドコネクタケース4,5は、合成樹脂により形成され、表面 に導電メッキ等を施して導電性を付与させたものである。下側シールドケース5 の内部後方には、該シールド接続端子3に対する組付部を設けてある。
【0015】 すなわち、ケース5の内部後方に、ケース上端面16よりもやや低い位置まで 嵩上げされたブロック部17を一体に設けて、該ブロック部17の上面をシール ド接続端子3の安定板13に対する載置面18となすと共に、該載置面18とケ ース上端面16との間にシールド接続端子3の板厚程度の段差19を形成させ、 該ブロック部17の上部中央に、該端子3の底板部9に対する断面円弧状の載置 溝20を設けると共に、該ブロック部17の両側に、ケース側壁21に沿って該 端子3の差込板14に対する係合溝22を設け、該係合溝22の内部から該側壁 21に、端子3の係止片15に対する係合孔23を設け、ケース後壁24との間 の段差19を端子3の安定板13の後端13aに対する当接係合面となしている 。該ケース後壁24には、前記載置溝20に続く電線挿通部25を連成してある 。
【0016】 そして、該係合溝22にシールド接続端子3の差込板14を挿入することによ り、係止片15が係合孔23に係入し、安定板13の後端13aが当接係合面1 9に接して、該シールド接続端子3は上下及び前後左右方向に安定に保持される 。最後に上側シールドケース4を被せて、図示しないボルトで固定する。
【0017】 ここで、シールド電線1を後方(矢印イ方向)に強く引っ張っても、該電線1 は、シールド接続端子3の固定用圧着片11で加締固定されており、且つ、係止 部としての安定板13と差込板14が、下側シールドケース5の係合部である係 合溝22の後端22aと当接係合面19にそれぞれ当接するから、シールド電線 1の後ずれが防止され、露出導線7と接続用圧着片10との電気的接触が確保さ れる。なお、前記係止片15と係合孔23とを後端方に当接可能としてもよい。
【0018】
以上の如くに、本考案によれば、シールド電線が強く引っ張られても、シール ド接続端子の固定用圧着片がシールド電線の外側被覆上に圧着固定され、且つ該 端子の係止部がシールドコネクタケースの係合部に当接係止しているから、該シ ールド電線の露出導線と該端子の接続用圧着片とがズレを生じることなく、安定 した電気的接触を保つことができる。また、編組シールドではなくドレイン用の 露出導線を用いたから、編組シールドの折返し作業が不要で、接続作業性が向上 する。
【図1】本考案に係るシールド接続構造の一実施例を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図2】同じく組付状態を示す分解斜視図である。
【図3】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】 1 シールド電線 3 シールド接続端子 4,5 シールドコネクタケース 6 被覆線 7 露出導線 8 外側被覆 10 接続用圧着片 11 固定用圧着片 12 係止部 13 安定板 14 差込板 15 係止片 19 当接係合面 22 係合溝 23 係合孔
Claims (1)
- 【請求項1】 導通用の被覆線とドレイン用の露出導線
とを外側被覆で覆ったシールド電線の該露出導線をシー
ルドコネクタケースに接続する構造であって、該被覆線
と露出導線とを共締めする接続用圧着片と、該外側被覆
上から該シールド電線に圧着する固定用圧着片と、該シ
ールドコネクタケースに設けた係合部に対する係止部と
を有するシールド接続端子を該シールドコネクタケース
に組み付けてなることを特徴とするシールド接続構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992009215U JP2595521Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | シールド接続構造 |
US08/275,326 US5466175A (en) | 1992-02-27 | 1994-07-14 | Shield connector connecting shield cables |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992009215U JP2595521Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | シールド接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0569874U true JPH0569874U (ja) | 1993-09-21 |
JP2595521Y2 JP2595521Y2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=11714237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992009215U Expired - Lifetime JP2595521Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | シールド接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595521Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101841100A (zh) * | 2009-03-17 | 2010-09-22 | 日本压着端子制造株式会社 | 带敛缝外壳的电连接器和屏蔽电缆束 |
JP2013073987A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Yazaki Corp | シールド構造及びワイヤハーネス |
JP2013520763A (ja) * | 2010-02-22 | 2013-06-06 | タイコ エレクトロニクス アンプ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハウツンク | シールドケーブルの一端に取り付ける接触手段 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6230427A (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-09 | Nec Home Electronics Ltd | スペクトラム拡散電力線搬送通信方法および装置 |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP1992009215U patent/JP2595521Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6230427A (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-09 | Nec Home Electronics Ltd | スペクトラム拡散電力線搬送通信方法および装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101841100A (zh) * | 2009-03-17 | 2010-09-22 | 日本压着端子制造株式会社 | 带敛缝外壳的电连接器和屏蔽电缆束 |
JP2010218926A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Jst Mfg Co Ltd | カシメシェル付き電気コネクタ及びシールドケーブルハーネス |
JP2013520763A (ja) * | 2010-02-22 | 2013-06-06 | タイコ エレクトロニクス アンプ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハウツンク | シールドケーブルの一端に取り付ける接触手段 |
JP2013073987A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Yazaki Corp | シールド構造及びワイヤハーネス |
US9691527B2 (en) | 2011-09-27 | 2017-06-27 | Yazaki Corporation | Shielding structure and wire harness using conductive resin mold and non-metallic fiber braid |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2595521Y2 (ja) | 1999-05-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990202 |