JPH0569546U - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JPH0569546U
JPH0569546U JP789292U JP789292U JPH0569546U JP H0569546 U JPH0569546 U JP H0569546U JP 789292 U JP789292 U JP 789292U JP 789292 U JP789292 U JP 789292U JP H0569546 U JPH0569546 U JP H0569546U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan motor
air conditioner
switch
capacitor
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP789292U
Other languages
English (en)
Inventor
時彦 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP789292U priority Critical patent/JPH0569546U/ja
Publication of JPH0569546U publication Critical patent/JPH0569546U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機の室内機において、暖房運転にお
けるの冷風防止運転時に、ファンモータの回転数の安定
化を図ることと、始動特性を改善するための構造を提供
することを目的とするものである。 【構成】 位相制御による制御回路2を具えた室内側フ
ァンモータ1の端子に運転キャパシタ3の他に、暖房運
転における冷風防止運転時に投入されるスイッチ4を介
して同運転キャパシタ3に並列接続される補助キャパシ
タ5が設けられていること。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は冷房、暖房の切替え可能な空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機の冷媒回路は冷房運転と暖房運転の切替えが可能なヒートポ ンプ式冷却ユニットとして構成されており、また、その室内側のファンモータは 、負荷に対応して快適な吹き出し風を得るために、図3の様に、交流電源に連な る位相制御回路11の出力側にファンモータ12と運転キャパシタ13が接続さ れ、その位相制御回路11の位相制御によって回転数が制御されていた。 この 運転キャパシタ13は通常の運転において、ファンモータ12が最大の効率を発 揮する様に設定されているものであり、そのファンモータ12の回転数Nにたい するトルクTの特性は、図4の様な運転特性を有していた。
【0003】 この空気調和機の暖房運転時に、冷気の吹き出しを避けるため、冷風防止運転 が行われるが、この冷風防止運の際に、上記図4に示される特性曲線において、 右上がりの実負荷曲線aに対して、ファンモータ12の右上がりの特性曲線bの 肩付近で交叉する点cの回転数で運転されることからも明らかな様に、上記位相 制御によってファンモータ12が低速運転されるとき、少しの実負荷の変動でも ファンモータ12の回転数に及ぼす影響が大きく、回転数が不安定になり、吹き 出し風が大きく変動して不快となる等の欠点を有していた。また、上記運転特性 によると、ファンモータ12の始動トルクも小さく、始動特性に難がある等の問 題点を有していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記従来型の問題点に鑑み考案されたものであって、分離型空気調和 機の室内機において、暖房運転の冷風防止運転時に、ファンモータの回転数の安 定化を図るものであり、また、始動特性を改善するための構造を提供することを 目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための本考案の空気調和機は下記の構造を具えてなるも のである。即ち、冷房、暖房の切替え可能な空気調和機において、室内側のファ ンモータに位相制御による制御回路を構成し、同モータの端子に運転キャパシタ の他に、スイッチを介して同運転キャパシタに並列接続される補助キャパシタを 設けるとともに、上記スイッチに暖房運転における冷風防止運転時に投入するた めの制御手段が構成されていることを特徴とする。
【0006】 また、冷房、暖房の切替え可能な空気調和機において、室内側のファンモータ に位相制御による制御回路を構成し、同モータの端子に運転キャパシタの他に、 スイッチを介して同運転キャパシタに並列接続される補助キャパシタを設けると ともに、上記スイッチに始動時ならびに、暖房運転における冷風防止運転時に投 入するための制御手段が構成されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】
上記の構成において、空気調和機の通常の運転においては、上記スイッチは開 放され、補助キャパシタは切り離されており、ファンモータは運転キャパシタに よって、最大の効率で運転することができる。ここで、上記運転キャパシタに対 して、補助キャパシタが並列接続されると、ファンモータの運転特性は最大トル クが低速回転側に移り右下がりの特性になる。しかして、暖房運転における冷風 防止運転時に上記スイッチが投入される様に構成することによって、上記補助キ ャパシタが並列接続される時の特性を利用して、ファンモータの位相制御による 印加電圧の減少時に、高いトルクを発生させることができる。これによって、同 ファンモータの低速運転時における回転数の安定化を図ることができる。
【0008】 また、この場合、ファンモータの最大トルクが低速回転側に移るので、始動ト ルクが大きくとれ、この特性を利用して、上記スイッチを始動時に一時的に投入 される様に構成すれば、ファンモータの始動トルクが大きくなり、始動特性を改 善することができる。
【0009】
【実施例】
以下本考案を図に示す一実施例に基づいて説明すると、図1において、1は空 気調和機の室内機のファンモータであって、同ファンモータ1には交流電源に連 なる位相制御による制御回路2が構成され、同モータ1の端子には運転キャパシ タ3と、スイッチ4を介して同運転キャパシタ3に並列接続される補助キャパシ タ5が設けられている。また、上記スイッチ4には空気調和機の制御手段6等に より、暖房運転における冷風防止運転時に投入される様に構成されている。
【0010】 上記の構成により、空気調和機の通常の運転においては、上記スイッチ4は開 放されており、補助キャパシタ5は運転キャパシタ3から切り離されている。し たがって、ファンモータ1は通常の運転時に最大の効率になる様に設定された運 転キャパシタ3によって運転され、快適な吹き出し風を得ることができる。
【0011】 ここで、上記運転キャパシタ3に対して、補助キャパシタ5が並列接続される と、ファンモータ1の回転数Nに対するトルクTの特性は、図2の様に、最大ト ルクが低速回転側に移り、右下がりの特性曲線dになる。 しかして、暖房運転における冷風防止運転時に上記スイッチ4が投入される様 に構成することによって、上記運転キャパシタ3に補助キャパシタ5が並列接続 される時の特性を利用して、ファンモータ1の位相制御による制御回路2の印加 電圧の減少時に、高いトルクを発生させることができる。すなわち、この場合、 右上がりの実負荷曲線eに対して、ファンモータ1の右下がりの特性曲線dに交 叉する点fの回転数で運転されることになるので、実負荷曲線eとファンモータ 1の特性曲線dの交わり角Rが大きくなり、この結果、実負荷が変動してもファ ンモータ1の回転数に及ぼす影響が少なくなる。これによって、同ファンモータ 1の低速運転時における回転数の安定化を図ることができ、暖房運転において冷 風の吹き出しを抑え、快適な吹き出し風を得ることができる。
【0012】 また、この運転特性によると、ファンモータ1の最大トルクが低速回転側に移 るので、始動トルクが大きくとれ、この特性を利用して、始動時に上記スイッチ 4が投入される様に構成すれば、ファンモータ1の始動トルクが大幅に増大し、 始動特性を改善することができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案の空気調和機によると、暖房運転における冷風防止運転時に上記スイッ チが投入される様に構成することによって、上記補助キャパシタが並列接続され る時の特性を利用して、ファンモータの位相制御による印加電圧の減少時に、高 いトルクを発生させることができる。これによって、同ファンモータの低速運転 時における回転数の安定化を図ることができ、暖房運転時に冷風の吹き出しを抑 えるとともに、快適な吹き出し風を得ることができる。また、この場合、ファン モータの最大トルクが低速回転側に移るので、始動トルクが大きくとれ、この特 性を利用して、上記スイッチを始動時に一時的に投入される様に構成すれば、フ ァンモータの始動トルクが大きくなり、始動特性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す空気調和機のファンモ
ータの接続図である。
【図2】本考案の一実施例を示す空気調和機のファンモ
ータの運転特性図である。
【図3】従来型の空気調和機のファンモータの接続図で
ある。
【図4】従来型の空気調和機のファンモータの運転特性
図である。
【符号の説明】
1 ファンモータ 2 制御回路 3 運転キャパシタ 4 スイッチ 5 補助キャパシタ 6 制御手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷房、暖房の切替え可能な空気調和機に
    おいて、室内側のファンモータに位相制御による制御回
    路を構成し、同モータの端子に運転キャパシタの他に、
    スイッチを介して同運転キャパシタに並列接続される補
    助キャパシタを設けるとともに、上記スイッチに暖房運
    転における冷風防止運転時に投入するための制御手段が
    構成されていることを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 冷房、暖房の切替え可能な空気調和機に
    おいて、室内側のファンモータに位相制御による制御回
    路を構成し、同モータの端子には運転キャパシタの他
    に、スイッチを介して同運転キャパシタに並列接続され
    る補助キャパシタを設けるとともに、上記スイッチに始
    動時ならびに、暖房運転における冷風防止運転時に投入
    するための制御手段が構成されていることを特徴とする
    空気調和機。
JP789292U 1992-02-24 1992-02-24 空気調和機 Pending JPH0569546U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP789292U JPH0569546U (ja) 1992-02-24 1992-02-24 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP789292U JPH0569546U (ja) 1992-02-24 1992-02-24 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0569546U true JPH0569546U (ja) 1993-09-21

Family

ID=43736310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP789292U Pending JPH0569546U (ja) 1992-02-24 1992-02-24 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0569546U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0569546U (ja) 空気調和機
JPH11101542A (ja) 冷蔵庫
KR100222980B1 (ko) 인버터 냉장고의 제어장치
JPS59221546A (ja) 空気調和機
JPH0658607A (ja) 空気調和機の制御方法
KR100222981B1 (ko) 인버터 냉장고의 제어장치
JPS6124624B2 (ja)
JP2557383B2 (ja) 空気調和機
JP2571333B2 (ja) ヒートポンプ式空気調和装置の制御方法
JPH07186707A (ja) 電動機付コンプレッサの制御装置
KR20040032575A (ko) 차량의 에어컨 제어방법
JPH04124806U (ja) 電気自動車用可変速装置の冷却装置
JPS6014033A (ja) 空気調和機
JPS6315718Y2 (ja)
JPH06206423A (ja) 電気自動車の空調装置
JPS60202245A (ja) 空気調和機の制御装置
KR950009153A (ko) 공기조화기의 전류제어방법
JP2000035244A (ja) 圧縮機駆動装置
KR920004908Y1 (ko) 공기조화기용 압축기의 액압축 방지회로
JPH10259977A (ja) 冷蔵庫
KR20000015687A (ko) 냉장고의 팬 제어방법
JPH07260309A (ja) 冷蔵庫の圧縮機用ファンモータの制御装置
JPS6268116A (ja) フアンモ−タ制御回路
JPS6112508Y2 (ja)
JPS631709A (ja) 車両用電動フアン制御装置