JPH056918U - ガラスアンテナの接続構造 - Google Patents

ガラスアンテナの接続構造

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JPH056918U
JPH056918U JP5002691U JP5002691U JPH056918U JP H056918 U JPH056918 U JP H056918U JP 5002691 U JP5002691 U JP 5002691U JP 5002691 U JP5002691 U JP 5002691U JP H056918 U JPH056918 U JP H056918U
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JP
Japan
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coaxial cable
terminal
conductor
conductive
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP5002691U
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English (en)
Inventor
長山洋治
川崎忠美
亨 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】接続作業時に同軸ケーブルが熱の影響を全く受
けることなく、しかも接続作業を容易に行うことができ
る。 【構成】窓ガラスに、複数のアンテナに接続される2個
の給電点4,5を設け、第1の給電点4には第1の中継
端子8、第1の導電端子12を介して、第2の給電点5
には第2の中継端子11、第2の導電端子13を介し
て、それぞれ同軸ケーブル14の内部導線15と外部導
線16を接続する。第1と第2の導電端子12,13は
それぞれ同軸ケーブル14の内部導線15と外部導線1
6に嵌合する内径を有するリングから構成され、第1と
第2の中継端子8,11はそれぞれ第1と第2の給電点
4,5に接続される台座6,9と、台座6,9に連結さ
れ、前記リングの外形に合致する形状の内径を有し先端
が開いた形状の受け部7,10から構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車などの車両用ガラスあるいは建築用窓ガラスに、2個の給電点 に接続される複数のアンテナを設け、一方の給電点には同軸ケーブルの内部導線 を、他方の給電点には同軸ケーブルの外部導線を接続するようにしたガラスアン テナの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】
従来、車両用ガラスアンテナの接続は、給電が1個所であり、同軸ケーブルの 外部導線の接地を給電点近傍の車体に接続することにより行うので同軸ケーブル を直接接続せずにビニ―ル電線などのリ―ド線を介して行っていた。
【0003】 また、合わせガラスにおいて、一方のガラスに孔を形成してその孔にアンテナ 線に接続され外部引出用接触端子に接離自在のアンテナ端子の全身を篏合固定し た構造(実公昭51-16677号)などが提案されている。
【0004】 しかしながら、このような接続構造は前者にあっては、リ―ド線が介在するの で接続作業が煩雑になるばかりか、伝送損失のため、受信利得の低下が避けられ ないものであった。
【0005】 後者にあっては、単板ガラスには採用できず、合わせガラスの場合であっても 、穿孔する手間がかかり、しかも強度の低下が避けられないものであった。 また、2個の給電点に接続される複数のアンテナを設けてダイバーシティ受 信をすることも、最近提案されているが、この場合に2個の台座を有する端子を 2個設けてリード線を介して同軸ケールに接続していたが、2個の端子を設ける ので、端子部分の占有面積が大きくなり、作業上も、美観上も好ましいものでは なかった。
【0006】 本出願人はかかる問題点を解決するために、第1の端子を台座と、折り曲げて 小空間を形成した端子部と、これらを連結する連結部から構成され、第2の端子 が断面円弧状の端子部を有する接続構造を実願平2−45608号として提案し た。しかしながら、このような接続構造も、同軸ケーブルの保持が必ずしも強固 ではなく、同軸ケーブルの外部導線を半田付けするときには、上半分が開放され ているので、熱によって外部導線と内部導線の間の絶縁材料が変形する恐れもあ った。
【0007】 また、本出願人は第1の端子は第1の給電点に接続される台座と、該台座から 離隔し、水平に形成される端子部と、前記台座と端子部を連結する連結部を、第 2の端子は第2の給電点に接続される台座と、該台座に連結される内径の異なる 二つのリング部を、それぞれ具備するとともに、同軸ケーブルの外被と外部導線 をそれぞれ第2の端子の二つのリング部に挿通、嵌着し、内部導線を第1の端子 の端子部に半田付けするようにしたことを特徴とするガラスアンテナの接続構造 を実願平3−19480号として出願した。しかしながら、このような接続構造 も、同軸ケーブルの保持は非常に強固にできるものの、同軸ケーブルの外部導線 を半田付けするときに、同軸ケーブルの絶縁材料が熱によって損傷を受ける恐れ もあった。
【0008】 本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、接続作業時に同軸ケーブ ルが熱の影響を全く受けず、接続作業を容易にするとともに、同軸ケーブルの保 持を強固にしアンテナ線の接続構造を提供することを目的とする。
【0009】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、窓ガラスに、複数のアンテナに接続される2個の給電点を設け、第 1の給電点には第1の中継端子、第1の導電端子を介して、第2の給電点には第 2の中継端子、第2の導電端子を介して、それぞれ同軸ケーブルの内部導線と外 部導線を接続するようにしたガラスアンテナの接続構造において、第1と第2の 導電端子はそれぞれ同軸ケーブルの内部導線と外部導線に嵌合する内径を有する リングから構成され、第1と第2の中継端子はそれぞれ第1と第2の給電点に接 続される台座と該台座に連結され、前記リングの外形に合致する形状の内径を有 し先端が開いた形状の受け部から構成され、第1と第2の導電端子のリング部を それぞれ第1と第2の中継端子の受け部に嵌合するともに、同軸ケーブルの内部 導線と外部導線をそれぞれ第1と第2の導電端子のリング部に挿通、嵌着するよ うにしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
窓ガラスに設けられた給電点に接続される端子として中継端子を介在させ、同 軸ケーブルが直接接続される導電端子との接続はリング部と受け部の嵌合による ので、容易に行うことができ、さらに中継端子の給電点への接続は導電端子とは 関係なく行うことができるので、半田付け時の熱の影響が同軸ケーブルには全く 及ばない。
【0011】 しかも、第1と第2の導電端子のそれぞれのリング部に、同軸ケーブルの内部 導線と外部導線を挿通、嵌着するので、同軸ケーブルを強固に保持することがで きる。
【0012】 また、第2の給電点に同軸ケーブルの外部導線を接続するので、ガラスアンテ ナを非接地系のアンテナとして、不平衡給電系(同軸ケーブル)とのインピーダ ンス整合の作用をさせ、さらに送受信利得を向上させることができる。
【0013】
【実施例】
以下、図面を参照しながら、本考案を詳細に説明する。 図1はそれぞれ本考案の実施例1における接続構造を示す要部斜視図、図2は 実施例2における中継端子のみを示す要部斜視図である。
【0014】 実施例1 単板ガラスあるいは合わせガラスを車両の窓ガラスとして装着した例であり、 図1に示すように、板ガラス1の車内側表面には特願平2-48056号、特願平2-1 13540 号などで提案した非接地型アンテナを第1のアンテナ2、第2のアンテナ 3として、第1の給電点4、第2の給電点5とともに、導電ペ―ストによりスク リーン印刷、焼成して形成する。
【0015】 その後、台座6と、台座に連結され、後述する第1の導電端子のリング部の外 形に合致する形状の内径を有し先端が開いた形状の受け部7から構成される第1 の中継端子8と、台座9と、台座に連結され、後述する第2の導電端子のリング 部の外形に合致する形状の内径を有し先端が開いた形状の受け部10から構成され る第2の中継端子11をそれぞれ第1の給電点4、第2の給電点5に半田付けする 。
【0016】 一方、同軸ケーブルの内部導線に嵌合する内径を有するリングから構成される 第1の導電端子12と、同軸ケーブルの外部導線に嵌合する内径を有するリングか ら構成される第2の導電端子13をそれぞれそれぞれ同軸ケーブル14の内部導線15 、外部導線16に挿入、圧着する。
【0017】 このようにして得られたガラスを自動車用後部あるいは前部開口部に窓ガラス として装着した後、同軸ケーブルの先端に取り付けられた第1の導電端子と第2 の導電端子をそれぞれ第1の中継端子と第2の中継端子に上方から嵌着する。
【0018】 この結果、第1のアンテナ2は同軸ケーブルの内部導線を介してラジオ受信機 等の送受信機に、第2のアンテナ3は同軸ケーブルの外部導線を介して送受信機 (シャーシー)に、それぞれ接続、アースされる。 実施例2 第1の中継端子8と第2の中継端子11の形状を、図2に示すように変えた以外 は実施例1と同じ構成にしたものであり、同軸ケーブルの先端に取り付けられた 第1の導電端子と第2の導電端子をそれぞれ第1の中継端子と第2の中継端子に 横方向から嵌着することができる。
【0019】 以上、好適な実施例により説明したが、本考案はこれらに限定されるものでは なく、種々の応用が可能である。 中継端子について、先端を開くところは実施例の真上、真横に限定されず、斜 め上方など作業方法により適宜選択すればよい。
【0020】 導電端子について、リング部上方に貫通孔を設けて半田を流し込むようにする と同軸ケーブルの内部導線、外部導線との接続がより強固になり好ましい。
【0021】
【考案の効果】
本考案のアンテナの接続構造は中継端子を介在させ、同軸ケーブルが直接接 続される導電端子との接続はリング部と受け部の嵌合によるので、容易に行うこ とができ、さらに中継端子の給電点への接続は導電端子とは関係なく行うことが できるので、半田付け時の熱の影響が同軸ケーブルには全く及ばない。
【0022】 しかも、第1と第2の導電端子のそれぞれのリング部に、同軸ケーブルの内部 導線と外部導線を挿通、嵌着するので、容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1におけるガラスアンテナの接
続構造を示す要部斜視図である。
【図2】実施例2における第1と第2の中継端子を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 板ガラス 2 第1のアンテナ 3 第2のアンテナ 4 第1の給電点 5 第2の給電点 6 台座 7 受け部 8 第1の中継端子 9 台座 10 受け部 11 第2の中継端子 12 第1の導電端子 13 第2の導電端子 14 同軸ケーブル 15 内部導線 16 外部導線

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 窓ガラスに、複数のアンテナに接続され
    る2個の給電点を設け、第1の給電点には第1の中継端
    子、第1の導電端子を介して、第2の給電点には第2の
    中継端子、第2の導電端子を介して、それぞれ同軸ケー
    ブルの内部導線と外部導線を接続するようにしたガラス
    アンテナの接続構造において、第1と第2の導電端子は
    それぞれ同軸ケーブルの内部導線と外部導線に嵌合する
    内径を有するリングから構成され、第1と第2の中継端
    子はそれぞれ第1と第2の給電点に接続される台座と該
    台座に連結され、前記リングの外形に合致する形状の内
    径を有し先端が開いた形状の受け部から構成され、第1
    と第2の導電端子のリング部をそれぞれ第1と第2の中
    継端子の受け部に嵌合するともに、同軸ケーブルの内部
    導線と外部導線をそれぞれ第1と第2の導電端子のリン
    グ部に挿通、嵌着するようにしたことを特徴とするガラ
    スアンテナの接続構造。
JP5002691U 1991-06-28 1991-06-28 ガラスアンテナの接続構造 Pending JPH056918U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012199635A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Panasonic Corp アンテナ付き樋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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