JPH0713295Y2 - ガラスアンテナの接続構造 - Google Patents

ガラスアンテナの接続構造

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JPH0713295Y2
JPH0713295Y2 JP1990045608U JP4560890U JPH0713295Y2 JP H0713295 Y2 JPH0713295 Y2 JP H0713295Y2 JP 1990045608 U JP1990045608 U JP 1990045608U JP 4560890 U JP4560890 U JP 4560890U JP H0713295 Y2 JPH0713295 Y2 JP H0713295Y2
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JP
Japan
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terminal
coaxial cable
feeding point
connection structure
pedestal
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JP1990045608U
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JPH045708U (ja
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一彦 藤井
一也 西川
時雄 塚田
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Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両用窓ガラスあるいは建築用窓ガラスに、2
個の給電点に接続される複数のアンテナを設け、一方の
給電点に同軸ケーブルの内部導線を、他方の給電点に同
軸ケーブルの外部導線を接続するようにした車両用ガラ
スアンテナの接続構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、車両用ガラスアンテナの接続は、給電点が1個所
であり、同軸ケーブルの外部導線の接地を給電点近傍の
車体に接続することにより行うので同軸ケーブルを直接
接続せずにビニール電線などのリード線を介して行って
いた。
また、合わせガラスにおいて、一方のガラスに孔を形成
してその孔にアンテナ線に接続され外部引出用接続端子
に接離自在のアンテナ端子の全身を嵌合固定した構造
(実公昭51−16677号)などが提案されている。
しかしながら、このような接続構造は前者にあっては、
リード線が介在するので接続作業が煩雑になるばかり
か、伝送損失のため、受信利得の低下が避けられないも
のであった。
後者にあっては、単板ガラスには採用できず、合わせガ
ラスの場合であっても、穿孔する手間がかかり、しかも
強度の低下が避けられないものであった。
[考案の目的] 本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、伝
送損失を極力少なくして、しかも端子を簡易な構造にし
て小型化、低コスト化を図り、作業性をも向上させたガ
ラスアンテナの接続構造を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、窓ガラスに、2個の給電点に接続される複数
のアンテナを設け、第1の給電点には第1の端子を介し
て同軸ケーブルの内部導線を、第2の給電点には第2の
端子を介して同軸ケーブルの外部導線を、それぞれ接続
するようにしたガラスアンテナの接続構造において、第
1の端子は第1の給電点に接続される台座部と、折り曲
げて小空間を形成した端子部と、これらの台座部と端子
部を接続する連結部を、第2の端子は第2の給電点に接
続される台座部と、断面円弧状の端子部と、これらの台
座部と端子部を接続する連結部をそれぞれ具えるととも
に、同軸ケーブルの内部導線を第1の端子の小空間に挿
通して該端子に、外部導線を第2の端子の端子部に載置
して該端子にそれぞれ半田付けし、それぞれの端子を第
1の給電点と第2の給電点に半田付けするようにしたこ
とを特徴とする。
[作用] 本考案の端子は台座部と端子部とこれらを接続する連結
部からなる簡易な構造とすることにより小型化、低コス
ト化を図り、端子部を第1は小空間を形成するように折
り曲げ、この小空間に同軸ケーブルの内部導線を挿通
し、第2を断面円弧状にして、同軸ケーブルの外部導線
を載置した状態で、それぞれ接続することにより、同軸
ケーブルを直接、しかも容易に接続でき、伝送損失を少
なくしてその結果、送受信利得を向上させることができ
る。
また、第2の給電点に同軸ケーブルの外部導線を接続す
るので、ガラスアンテナを非接地系のアンテナとして、
不平衡給電系(同軸ケーブル)とのインピーダンス整合
の作用をさせ、さらに送受信利得を向上させることがで
きる。
[実施例] 以下、図面を参照しながら本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の第1のコネクターと複数のアンテナを
自動車用窓ガラスに設けた正面図、第2図、第3図およ
び第4図はそれぞれ実施例1における接続構造の要部を
表わす斜視図、平面図および側面図、第5図(a)、
(b)はそれぞれ実施例2における平面図と側面図(同
軸ケーブルは省略)第6図(a)、(b)はそれぞれ実
施例3における平面図と側面図である。
実施例1 単板ガラスあるいは合わせガラスを車輌の後部窓ガラス
として装着した例であり、第1図に示すように、板ガラ
ス1の車内側表面には防曇用の加熱線条2とともに、格
子状の垂直エレメントから構成される第1のアンテナ
3、水平エレメントから構成される第2のアンテナ4、
第1のアンテナに接続される第1の給電点5、第2のア
ンテナに接続される第2の給電点6を導電ペーストによ
りスクリーン印刷、焼成して形成する。
一方、銅合金に錫メッキしたものなどの金属により作製
した第1の端子7と第2の端子8をそれぞれ同軸ケーブ
ル9の内部導線10と外部導線11に接続する。第1の端子
7は第1の給電点5に接続される台座部12と折り曲げて
小空間13を形成した端子部14とこれらの台座部12と端子
部14を接続する連結部15を、第2の端子8は第2の給電
点6に接続される台座部12′と断面円弧状の端子部14′
とこれらの台座部と端子部を接続する連結部15′をそれ
ぞれ具えたもので、同軸ケーブルの内部導線10を第1の
端子7の小空間13に挿通して該端子に、外部導線を第2
の端子8の端子部14′に載置して該端子にそれぞれ半田
付けする。
なお、同軸ケーブル9は例えば200〜300mmの長さのもの
を使用してもう一方の端部にはコネクター16を装着して
おく。
このような同軸ケーブル9の第1の端子7と第2の端子
8を、自動車の後部開口部に窓ガラスとして装着された
板ガラス1の第1の給電点と第2の給電点に、それぞれ
半田付けする。
その後、図示しない同軸ケーブルにより、自動車電話、
パーソナル無線機、ラジオ受信機あるいはTV受信機等の
送受信機に接続する。この時この同軸ケーブルにはコネ
クター16と嵌合するコネクターを装着しておけば、同軸
ケーブル同士の接続を極めて容易に行うことができる。
この結果、第1のアンテナ3は同軸ケーブル9の内部導
線10を介して自動車電話、パーソナル無線機、ラジオ受
信機あるいはTV受信機等の送受信機に、第2のアンテナ
4は同軸ケーブルの外部導線11を介して送受信機(シャ
ーシー)に、それぞれ接続、アースされる。
実施例2、実施例3 第5図(a)、(b)に示す実施例2は第1の端子7
を、連結部との展開形状がL字形状をなす端子部14を折
り曲げて、小空間13を形成するようにしたもの、第2の
端子8を、連結部の形状を変えて端子部14′の向きを変
えるようにしたものであり、同軸ケーブル9に対する第
1と第2の端子の位置関係を変えることができる。
第6図(a)、(b)に示す実施例3は第1の端子7を
実施例2の端子7と同じ形状にしたものであるが、第2
の端子8を、連結部15′の形状を変えて端子部14′連結
部15′台座部12′が平面的に同一直線上に連接したもの
であり、同軸ケーブル9の向きを90°変えることができ
る。
以上、好適な実施例により説明したが、本考案はこれら
に限定されるものではなく、種々の応用が可能である。
第1の端子と第2の端子について、台座部は各実施例の
ような構造以外にも、長方形状のものでもよいが、角部
は、外力が付与されたときに応力が集中するところであ
るので、円弧状に形成した方がよい。
連結部の形状は端子部の配置関係、同軸ケーブルの向
き、断面などを考慮して適宜決定すればよい。
端子部は給電点に接続したときに、同軸ケーブルの断面
に応じて、内部導線位置に第1の端子の小空間が、外部
導線位置に第2の端子の端子部がほぼ位置するような構
造にするものである。
同軸ケーブルとの接続について、実施例で説明した短い
同軸ケーブル9を介して送受信機に到る同軸ケーブルに
接続する構造は、短い同軸ケーブルを接続するものであ
るから、給電点への接続が容易となり、同軸ケーブル同
士の接続はコネクターを嵌合するだけであるから好まし
いが、この短い同軸ケーブルを省いて、送受信機に到る
同軸ケーブルに第1の端子と第2の端子を装着したもの
を直接給電点に接続してもよい。
また、実施例において、第1と第2の端子を給電点に接
続した後、接続部をポリウレタン系樹脂で被覆、固化さ
せると同軸ケーブルが強固に接着されるばかりでなく、
電気的に、絶縁耐力が向上するので、さらに好ましい。
また、本考案の接続構造は車両用の窓ガラスだけでな
く、建築用の窓ガラスに第1のアンテナと第2のアンテ
ナを設けて一方を同軸ケーブルの内部導線に、他方を外
部導線に接続するような場合にも応用することができる
ものである。
[考案の効果] 本考案によれば、簡易構造の端子を同軸ケーブルに接続
するものであるから、小型化、低コスト化を可能にし、
しかも同軸ケーブルとの接続を容易に行うことができる
ものである。
また、第2の給電点に同軸ケーブルの外部導線を接続す
るので、ガラスアンテナを非接地系のアンテナとして、
不平衡給電系(同軸ケーブル)とのインピーダンス整合
の作用をさせるので、本考案の接続構造を採用する非接
地系アンテナは伝送損失が少なく送受信利得を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1のコネクターと複数のアンテナを
自動車用窓ガラスに設けた正面図、第2図、第3図およ
び第4図はそれぞれ実施例1における接続構造の要部を
表わす斜視図、平面図および側面図、第5図(a)、
(b)はそれぞれ実施例2における平面図と側面図(同
軸ケーブルは省略)第6図(a)、(b)はそれぞれ実
施例3における平面図と側面図である。 1……板ガラス 3……第1のアンテナ 4……第2のアンテナ 5……第1の給電点 6……第2の給電点 7……第1の端子 8……第2の端子 9……同軸ケーブル 10……内部導線 11……外部導線 12、12′……台座部 13……小空間 14、14′……端子部 15、15′……連結部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓ガラスに、2個の給電点に接続される複
    数のアンテナを設け、第1の給電点には第1の端子を介
    して同軸ケーブルの内部導線を、第2の給電点には第2
    の端子を介して同軸ケーブルの外部導線を、それぞれ接
    続するようにしたガラスアンテナの接続構造において、
    第1の端子は第1の給電点に接続される台座部と、折り
    曲げて小空間を形成した端子部と、これらの台座部と端
    子部を接続する連結部を、第2の端子は第2の給電点に
    接続される台座部と、断面円弧状の端子部と、これらの
    台座部と端子部を接続する連結部をそれぞれ具えるとと
    もに、同軸ケーブルの内部導線を第1の端子の小空間に
    挿通して該端子に、外部導線を第2の端子の端子部に載
    置して該端子にそれぞれ半田付けし、それぞれの端子を
    第1の給電点と第2の給電点に半田付けするようにした
    ことを特徴とするガラスアンテナの接続構造。
JP1990045608U 1990-04-27 1990-04-27 ガラスアンテナの接続構造 Expired - Lifetime JPH0713295Y2 (ja)

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JPH045708U JPH045708U (ja) 1992-01-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6352307U (ja) * 1986-09-24 1988-04-08
JPS6418808U (ja) * 1987-07-23 1989-01-30
JPH0623054Y2 (ja) * 1987-10-07 1994-06-15 日本板硝子株式会社 自動車用アンテナ装置

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JPH045708U (ja) 1992-01-20

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