JP2899948B2 - ケーブル接続用コネクタ - Google Patents

ケーブル接続用コネクタ

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JP2899948B2
JP2899948B2 JP7061048A JP6104895A JP2899948B2 JP 2899948 B2 JP2899948 B2 JP 2899948B2 JP 7061048 A JP7061048 A JP 7061048A JP 6104895 A JP6104895 A JP 6104895A JP 2899948 B2 JP2899948 B2 JP 2899948B2
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JP
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cable
ferrule
conductor
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connector
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悟郎 芳賀
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールドケーブルや同
軸ケーブル等を接続するためのケーブル接続用コネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ケーブル接続用コネクタについて
は、例えば、実公平2−6628号や実開平1−604
81号等に記載された構造が提案されている。
【0003】これらの一例を図6に示す。この従来のケ
ーブル接続用コネクタは、中心コンタクト(図示せず)
と外部コンタクト13とフェルール12とを有し、フェ
ルール12を中心導体(図示せず)と外部導体たるシー
ルド線14とを備え所定の外径φCを有する被接続ケー
ブル10のシールド線14を覆っているケーブル外被1
1の外側に配置し、中心コンタクトと中心導体及び外部
コンタクト13とシールド線14とがそれぞれ接続され
る。
【0004】フェルール12は長手方向の全体に亘って
被接続ケーブルの外径φCに略一致する径を有するよう
に形成され、このフェルール12を介して被接続ケーブ
ル10の保持を行うと共に外部コンタクト13とシール
ド線14とを結線する。即ち、シールド線14の結線部
において、シールド線14は、ケーブル外被11上に配
置されたフェルール12の外側に折り返され、その外側
にくるコネクタの外部コンタクト13の外側から断面積
を圧縮する方向にかしめられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のケーブル接
続用コネクタでは、上述したようにフェルール12は長
手方向の全体に亘って被接続ケーブル10の外径φCに
略一致する径を有するように形成されているので、被接
続ケーブル10の絶縁材料に軟らかいものを使用してい
る場合、特に、内部絶縁体に高発泡のPTFE等を使用
している場合では、前述したかしめによる保持力を増大
させるために圧縮をし過ぎると、被接続ケーブル10の
内部構造が変化し、特性インピーダンスがずれる虞れが
あった。また、製品としての被接続ケーブル10の耐電
圧の低下、ひいては短絡事故を起こす虞れも生じる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、中心コ
ンタクトと外部コンタクトとフェルールとを有し、該フ
ェルールを中心導体と外部導体とを備え所定の外径を有
する被接続ケーブルの前記外部導体の外側に配置し、前
記中心コンタクトと前記中心導体及び前記外部コンタク
トと前記外部導体とがそれぞれ接続されるケーブル接続
用コネクタにおいて、前記フェルールを長手方向に前記
被接続ケーブルの外径に略一致させる小径部と前記被接
続ケーブルの外径より大きくする大径部との二段に分
け、前記小径部と前記大径部の境界部にスリットを設
け、前記小径部で前記被接続ケーブルの保持を行うと共
に前記大径部で前記外部コンタクトと前記外部導体とを
結線するものであり、前記外部導体は折り返されて前記
大径部と前記外部コンタクトとの間に延在し、前記外部
コンタクトを外側からかしめることにより結線される
とを特徴とするケーブル接続用コネクタが得られる。
【0007】
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例に係るケーブル接続用
コネクタについて、図1乃至図5を参照して説明する。
【0009】図1、図3及び図4に示すように、本実施
例のケーブル接続用コネクタも、中心コンタクト(図示
せず)と外部コンタクト13とフェルール12とを有
し、フェルール12を中心導体15と外部導体たるシー
ルド線14とを備え所定の外径φCを有する被接続ケー
ブル10のシールド線14を覆っているケーブル外被1
1の外側に配置し、中心コンタクトと中心導体15及び
外部コンタクト13とシールド線14とがそれぞれ接続
されるのは、上述した従来のケーブル接続用コネクタと
同様である。
【0010】ここで、本実施例のケーブル接続用コネク
タは、図1及び図2に示すように、フェルール12を長
手方向に被接続ケーブル10の所定の外径φCに略一致
させる小径部12Aと被接続ケーブル10の外径φCよ
り大きくする大径部12Bとの二段に分けた構成を有
し、小径部12Aで被接続ケーブル10の保持を行うと
共に大径部12Bで外部コンタクト13とシールド線1
4とを結線することを特徴とする。
【0011】また、本実施例のケーブル接続用コネクタ
では、図1及び図4に示すように、被接続ケーブル10
のシールド線14は大径部12B上でのみ折り返され、
外部コンタクト13を外側からかしめることにより結線
される。
【0012】フェルール12は、図2に示すように、そ
の肉厚は均一のまま、小径部12Aの内径をφA、大径
部12Bの内径をφBとしたとき、φB>φAと段差を
つけてあり、更にφAφC(被接続ケーブル10の所
定の外径)となっている。尚、このフェルール12は、
プレス成形により製作し、小径部12Aと大径部12B
の境界部にスリット12aを設けてある。
【0013】この構成において結線を行えば、小径部1
2Aではフェルール12と被接続ケーブル10の固定を
行うことができ、大径部12Bではフェルール12とシ
ールド線14とコネクタの外部コンタクト13の固定を
行うことが可能となるので、フェルール12の小径部1
2Aと大径部12Bとで各々の機能を分担することがで
きる。
【0014】大径部12Bのかしめにおいては、図1及
び図2に示すように、フェルール12の内径がφB>φ
Cとなっているので、従来のケーブル接続用コネクタで
問題となっていたように、被接続ケーブル10の内部に
変形を来したり、製品としての被接続ケーブル10の耐
圧不良や短絡等の不具合の原因となることは無い。
【0015】上記実施例では、フェルール12は、図2
に示すように、スリット12aの入った、プレス成形に
よるものとしたが、中空のパイプを絞ることによって形
成したフェルールを用いて、本発明のケーブル接続用コ
ネクタを構成しても良い。
【0016】図5に、本実施例のケーブル接続用コネク
タの一使用例を示す。
【0017】まず、同図(a)に示すような同軸ケーブ
ル10を用意する。尚、11は同軸ケーブル10のケー
ブル外被、14はシールド線、15は中心導体である。
【0018】次に、同図(b)に示すように、この同軸
ケーブル10にフェルール12と中心コンタクト17を
装着する。尚、17aは中心コンタクト17の接触部、
17bはその結線部である。
【0019】続いて、同図(c)に示すように、同軸ケ
ーブル10のケーブル内被16上のシールド線14をフ
ェルール12の大径部12B上に折り返す。
【0020】更に、同図(d)に示すように、中心コン
タクト17を覆うように、インシュレータ18を装着す
る。
【0021】最後に、同図(e)に示すように、外部コ
ンタクト13をインシュレータ18上に装着し、外部コ
ンタクト13の外側からかしめることにより結線する。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、被接続ケーブルの外部導体とコネクタの外部コンタ
クトとを接続する機能と被接続ケーブルを保持する機能
とを、同一フェルール部材において小径部と大径部とに
分離して負担させることができる。
【0023】従って、被接続ケーブルの外部導体に対す
るかしめ力を増強することができるので、ケーブル接続
用コネクタによる被接続ケーブルの保持力を増すことが
可能となる。
【0024】また、被接続ケーブルの外径より大きくし
た大径部上でかしめることとなるので、被接続ケーブル
の内部の変形を防止することができ、製品としての被接
続ケーブルの耐圧不良や短絡等の不具合を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るケーブル接続用コネクタ
を示す長手方向断面図である。
【図2】図1に示したケーブル接続用コネクタにおける
フェルールの長手方向断面図である。
【図3】図1に示したケーブル接続用コネクタにおける
A−A線断面図である。
【図4】図1に示したケーブル接続用コネクタにおける
B−B線断面図である。
【図5】図1に示したケーブル接続用コネクタの一使用
例を示す図であり、(a)は被接続同軸ケーブルを示す
図、(b)はその同軸ケーブルにフェルールと中心コン
タクトを装着した状態を示す図、(c)は同軸ケーブル
のシールド線をフェルールの大径部上に折り返した状態
を示す図、(d)は中心コンタクト上にインシュレータ
を装着した状態を示す図、(e)は外部コンタクトをイ
ンシュレータ上に装着し外部コンタクトの外側からかし
めて結線した状態を示す図である。
【図6】従来のケーブル接続用コネクタを示す長手方向
断面図である。
【符号の説明】
10 被接続ケーブル 11 ケーブル外被 12 フェルール 12A 小径部 12B 大径部 12a スリット φA 小径部12Aの内径 φB 大径部12Bの内径 φC 被接続ケーブルの外径 13 外部コンタクト 14 シールド線 15 中心導体 16 ケーブル内被 17 中心コンタクト 17a 接触部 17b 結線部 18 インシュレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 17/04 H01R 13/56 - 13/58 H01R 13/648 H01R 9/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心コンタクトと外部コンタクトとフェ
    ルールとを有し、該フェルールを中心導体と外部導体と
    を備え所定の外径を有する被接続ケーブルの前記外部導
    体の外側に配置し、前記中心コンタクトと前記中心導体
    及び前記外部コンタクトと前記外部導体とがそれぞれ接
    続されるケーブル接続用コネクタにおいて、前記フェル
    ールを長手方向に前記被接続ケーブルの外径に略一致さ
    せる小径部と前記被接続ケーブルの外径より大きくする
    大径部との二段に分け、前記小径部と前記大径部の境界
    部にスリットを設け、前記小径部で前記被接続ケーブル
    の保持を行うと共に前記大径部で前記外部コンタクトと
    前記外部導体とを結線するものであり、前記外部導体は
    折り返されて前記大径部と前記外部コンタクトとの間に
    延在し、前記外部コンタクトを外側からかしめることに
    より結線されることを特徴とするケーブル接続用コネク
    タ。
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