JPH0568270U - 釣 竿 - Google Patents
釣 竿Info
- Publication number
- JPH0568270U JPH0568270U JP1811692U JP1811692U JPH0568270U JP H0568270 U JPH0568270 U JP H0568270U JP 1811692 U JP1811692 U JP 1811692U JP 1811692 U JP1811692 U JP 1811692U JP H0568270 U JPH0568270 U JP H0568270U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- spigot
- fishing rod
- inner peripheral
- stress
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インロー継釣竿における継合部に作用する剪
断力を分散してその折損を防止する。 【構成】 前後の竿管２・３をインロー１で継合する釣
竿において、継合部における前後の竿管２・３の端部外
周部に夫々補強リングを嵌着したり竿管より肉厚を厚く
して補強部４を形成すると共に竿管２のインロー１の固
着部の基部内周部及び継合する竿管３の端部内周部に夫
々テーパー状の応力分散空隙部５を形成して、インロー
１の突出基部に剪断力が集中することを防ぎその折損を
防止する。
断力を分散してその折損を防止する。 【構成】 前後の竿管２・３をインロー１で継合する釣
竿において、継合部における前後の竿管２・３の端部外
周部に夫々補強リングを嵌着したり竿管より肉厚を厚く
して補強部４を形成すると共に竿管２のインロー１の固
着部の基部内周部及び継合する竿管３の端部内周部に夫
々テーパー状の応力分散空隙部５を形成して、インロー
１の突出基部に剪断力が集中することを防ぎその折損を
防止する。
Description
【０００１】
本考案はインロー継釣竿の継合部の改良に関する。
【０００２】
インロー継釣竿における継合部の前後の竿管は、略同径に太く形成してその一 方の竿管の内側にインローを固着して他方の竿管に嵌着継合しているのが現状で ある。
【０００３】
しかしながらこのようなインロー継釣竿は、インローの径が前後の竿管より細 く形成される必然性から充分な剛性を確保し辛いと共にインローの固着突出基部 に剪断力が作用すると破損し易い欠陥がある。本考案は従来のインロー継釣竿の 継合部におけるこのような欠陥を簡易な構成により改善し継合部の強度を向上す るようにした釣竿を提供することを目的とするものである。
【０００４】
本考案は前記目的を達成するために、前後竿管をインロー接手で継合する釣竿 において、継合部の前後の竿管の端部外周部に夫々補強部を形成すると共にイン ロー固着部の基部内周部及び継合する竿管の端部内周部に夫々テーパー状の応力 分散空隙部を形成したものである。
【０００５】 前記応力分散空隙部の双方又は何れか一方には軟質合成樹脂等の軟質材を充填 することができ、また前記補強部の形成手段としては、竿管の端部外周部に補強 リングを嵌着したり、竿管の端部のテーパー状の応力分散空隙部基部の肉厚を竿 管の肉厚より厚く形成することにより行なう。
【０００６】
【作用】 本考案の釣竿はインロー継手部分が撓みインローの突出基部に剪断力が作用し た場合、その剪断力をテーパー状の応力分散空隙部で分散緩和してインローの折 損を防止する。
【０００７】
本考案の実施例を図面について説明すると、インロー１を突出固着した竿管２ には前記インロー１を挿入嵌着できる竿管３が継合できるように構成されており 、前記竿管２のインロー１の突出部における端部外周部には補強リングからなる 補強部４が嵌着されると共に内周部にはテーパー状の応力分散空隙部５が形成さ れ、該応力分散空隙部５には軟質合成樹脂、ゴム等からなる軟質材６が充填され ている。
【０００８】 また竿管３の継合端部内周部にもテーパー状の応力分散空隙部５を形成し、こ れに軟質材６が充填すると共に前記テーパー状の応力分散空隙部５の基部の肉厚 は竿管３の肉厚より厚く補強部４を形成している。
【０００９】 本考案の実施例は上記のように構成されているのに、インロー継手部分が撓み 、インロー１の突出基部に剪断力が作用すると、テーパー状の応力分散空隙部５ はこれを分散緩和して剪断力がインロー１の突出基部に集中することを防ぎ、そ の折損を防止する。
【００１０】 図２に示す実施例は竿管２のインロー１の突出基部及び竿管３の端部の夫々の テーパー状の応力分散空隙部５・５の何れにも軟質材６を充填しないと共に夫々 応力分散空隙部５・５の基部肉厚を竿管１・３の肉厚より夫々厚く形成して補強 部４としたものである。また前記テーパー状の応力分散空隙部５の軸方向の長さ は竿管の基部肉厚の略２倍以上に形成するのが好ましく、更にその形成及び軟質 材６の充填は竿管１・３の双方又は何れか一方だけすることもできる。
【００１１】
【考案の効果】 本考案は釣竿の屈撓時におけるインロー突出基部に作用する剪断力を、竿管の インロー固着部の内周部及び継合する竿管の端部内周部に夫々形成したテーパー 状の応力分散空隙部で分散緩和すると共にこの応力分散空隙部のテーパーを形成 したことによる強度低下は補強リングの嵌着や肉厚形成による補強部によって防 止し強度の強いインロー継釣竿を製造するすることができる。またテーパー状の 応力分散空隙部に軟質部材を充填するときにはインロー継合部の屈撓作用を一層 円滑に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の縦断正面図。
【図２】本考案の別実施例の縦断正面図。
１ インロー ２ 竿管 ３ 竿管 ４ 補強部 ５ 応力分散空隙部 ６ 軟質材
Claims (2)
- 【請求項１】 前後竿管をインロー接手で継合する釣竿
において、継合部の前後の竿管の端部外周部に夫々補強
部を形成すると共にインロー固着部の基部内周部及び継
合する竿管の端部内周部に夫々テーパー状の応力分散空
隙部を形成したことを特徴とする釣竿。 - 【請求項２】 応力分散空隙部に軟質材を充填した請求
項１記載の釣竿。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1811692U JPH0568270U (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 釣 竿 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1811692U JPH0568270U (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 釣 竿 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0568270U true JPH0568270U (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=11962644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1811692U Pending JPH0568270U (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 釣 竿 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0568270U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019189907A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | グローブライド株式会社 | インロー継式の釣竿 |
| JP2020103228A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | グローブライド株式会社 | インロー継式の釣竿 |
| JP2020103229A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | グローブライド株式会社 | インロー継式の釣竿 |
| JP2020110123A (ja) * | 2019-01-16 | 2020-07-27 | グローブライド株式会社 | インロー継式及び並継式の釣竿 |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP1811692U patent/JPH0568270U/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019189907A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | グローブライド株式会社 | インロー継式の釣竿 |
| KR20200121361A (ko) * | 2018-03-30 | 2020-10-23 | 글로브라이드 가부시키가이샤 | 스피곳 페룰식의 낚싯대 |
| CN111970923A (zh) * | 2018-03-30 | 2020-11-20 | 古洛布莱株式会社 | 套筒插接式钓竿 |
| JPWO2019189907A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2021-02-12 | グローブライド株式会社 | インロー継式の釣竿 |
| AU2019241727B2 (en) * | 2018-03-30 | 2021-10-28 | Globeride, Inc. | Spigot ferrule-type fishing rod |
| EP3777529A4 (en) * | 2018-03-30 | 2021-11-03 | Globeride, Inc. | MALE VIROLE TYPE FISHING ROD |
| AU2019241727C1 (en) * | 2018-03-30 | 2022-03-17 | Globeride, Inc. | Spigot ferrule-type fishing rod |
| US11576358B2 (en) | 2018-03-30 | 2023-02-14 | Globeride, Inc. | Spigot joint fishing rod |
| JP2020103228A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | グローブライド株式会社 | インロー継式の釣竿 |
| JP2020103229A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | グローブライド株式会社 | インロー継式の釣竿 |
| JP2020110123A (ja) * | 2019-01-16 | 2020-07-27 | グローブライド株式会社 | インロー継式及び並継式の釣竿 |
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