JPH0568122B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0568122B2
JPH0568122B2 JP11321783A JP11321783A JPH0568122B2 JP H0568122 B2 JPH0568122 B2 JP H0568122B2 JP 11321783 A JP11321783 A JP 11321783A JP 11321783 A JP11321783 A JP 11321783A JP H0568122 B2 JPH0568122 B2 JP H0568122B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
ferrite
pattern
dielectric
dielectric substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11321783A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS604308A (ja
Inventor
Norio Yabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP11321783A priority Critical patent/JPS604308A/ja
Publication of JPS604308A publication Critical patent/JPS604308A/ja
Publication of JPH0568122B2 publication Critical patent/JPH0568122B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/32Non-reciprocal transmission devices
    • H01P1/38Circulators
    • H01P1/383Junction circulators, e.g. Y-circulators
    • H01P1/387Strip line circulators

Landscapes

  • Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a) 発明の技術分野 本発明はMIC(マイクロ波集積回路)サーキユ
レータに関する。
(b) 技術の背景 近年はマイクロ波集積回路技術の進歩に伴い、
サーキユレータも誘電体基板上に形成されるよう
になつている。
フエライト基板の表面にジヤンクシヨンパター
ンと整合パターンを有する入出力パターンを形成
し、外部マグネツトによりフエライト基板に垂直
方向の磁界をジヤンクシヨン部に付与して、非可
逆性回路を構成させたMICサーキユレータがあ
る。
しかしフエライト基板は、他の非磁性体の誘電
体基板例えばアルミナ基板,サフイア基板等に比
べて誘電体損失が大きい。
また、フエライト基板はポーラス結晶でかつ脆
性材料であるのでメタライズの強度が劣り、ボン
デイグ,半田付け等による外部回路との接続の信
頼度が劣る。
このためジヤンクシヨン部にフエライト基板を
使用し、他の入出力パターンにはアルミナ基板等
を使用した、上記の欠点が除去されたMICサー
キユレータの提供が望まれている。
(c) 従来技術と問題点 第1図は従来例の斜視図で、イは製造過程を示
す図、ロは完成品の図であり、第2図のイ,ロ
は、それぞれ従来のMICサーキユレータの断面
図である。
第1図イに図示したように、薄い角板状の非磁
性体の誘電体基板(例えばアルミナ基板)1のほ
ぼ中心部に、丸孔1aを設けている。
2は、厚さが誘電体基板1に等しいフエライト
円板である。
フエライト円板2の外径寸法は、誘電体基板1
の丸孔1aに嵌挿し得る寸法である。
このようなフエライト円板2を第1図ロの如く
に、誘電体基板1の丸孔1aに嵌着して複合基板
としている。
この複合基板の表面でフエライト円板2に対応
する部分にジヤンクシヨンパターン4を、ジヤン
クシヨンパターン4に接続され等角度をなして放
射状に3つの入出力パターン5を、誘電体基板1
の表面に形成している。
また、複合基板の裏面の全面に、接地導体パタ
ーン層(第2図の接地導体パターン6)を形成し
て、MICサーキユレータ3としている。
上述のように、誘電率が小さい非磁性体の誘電
体基板1部分に、入出力パターン5を形成してい
るので伝送損失が少ない。
以下第2図を参照しながら、従来のMICサー
キユレータに係るフエライト円板を、誘電体基板
の丸孔に嵌着する方法について説明する。
第2図のイの手段は、フエライト円板2の外周
端面に接着剤7を塗布して誘電体基板1の丸孔1
aに嵌挿し、フエライト円板2の外周面と丸孔1
aの内壁を接着して、フエライト円板2を誘電体
基板1に接着固定する方法である。
第2図ロの手段は、誘電体基板1の丸孔1bを
テーパー孔とするとともに、その丸孔1bに嵌合
するようにフエライト円板2aの外周面を、テー
パー状に加工している。
そして、丸孔1bにフエライト円板2aに押入
し嵌着させる方法である。
しかしながら、第2図イで説明したMICサー
キユレータは、フエライト円板2の接着面である
外周面を、誘電体基板1の丸孔1aの内壁に加圧
する方法が困難である。
よつて、接着剤層の厚さが最適の接着性を発揮
するような、丸孔1aとフエライト円板2との間
〓に精度高く加工しなければならず、加工工数が
増加して、コスト高になるという問題点があつ
た。
また、第2図ロで説明したMICサーキユレー
タは、フエライト円板2aと丸孔1bとをテーパ
ー加工し、なおかつフエライト円板2aを嵌着し
た状態で、フエライト円板2aの表面が誘電体基
板1の表面に一致するように、高精度に加工しな
ければならない。
よつて、加工工数が増加して、コスト高になる
という問題点があつた。
(d) 発明の目的 本発明はこのような点に鑑みて創作されたもの
で、低コストで、且つ伝送損失が少ないMICサ
ーキユレータを提供することを目的としている。
(e) 発明の構成 この目的を達成するために本発明は、選択した
側縁部が開口しその側縁に直交する平面視短冊形
の凹溝9を有する非磁性体よりなる角形の誘電体
基板8と、凹溝9に挿入され側縁面が凹溝9の内
壁に接着された厚さが誘電体基板8の厚さに等し
い短冊形のフエライト基板10とからなる複合基
板12を有する。
そして、複合基板12の表面のほぼ中心部で、
フエライト基板10上に形成されたジヤンクシヨ
ンパターン4と、誘電体基板8の表面に形成さ
れ、それぞれの一端がジヤンクシヨンパターン4
の外周縁の所望の位置に接続されてなる3つの入
出力パターン5と、複合基板12の裏面の全面に
形成された接地導体パターン6とを、備えた構成
とする。
(f) 発明の実施例 以下図示実施例を参照して本発明について詳細
に説明する。
第3図は本発明の実施例の斜視図であり、第4
図のイ,ロ,ハ,ニは本発明の実施例の製造過程
を示す斜視図である。
第3図において、10は、短冊形のフエライト
基板である。
8は、一辺の長さがフエライト基板10の長さ
のほぼ2倍の、平面視がほぼ正方形状の、非磁性
体例えばアルミナ基板等の誘電体基板である。
誘電体基板8の二等分線状に、選択した側縁部
が開口しその側縁に直交する凹溝9が形成されて
いる。
この凹溝9は、フエライト基板10に相似でそ
れよりもわずかに大きい平面視短冊形である。
12は、フエライト基板10が誘電体基板8の
凹溝9に挿入され、その側縁面が凹溝9の内壁に
接着されてなる角板状の複合基板である。
30は、複合基板12の表面に形成したジヤン
クシヨンパターン4,入出力パターン5及び複合
基板12の裏面の全面に形成された接地導体パタ
ーン6とからなる、本発明のMICサーキユレー
タである。
詳述すると、複合基板12の表面側の中心部
で、フエライト基板10上に、フエライト基板1
0の幅よりも所望に大きい直径のジヤンクシヨン
パターン4が形成されている。
そして、フエライト基板10の延長線上の誘電
体基板8上に、一端がジヤンクシヨンパターン4
の外周縁に接続する入出力パターン5を形成して
いる。
前述の入出力パターン5の接続位置とは、夾角
が120度をなすジヤンクシヨンパターン4の外周
縁のそれぞれから、他の2本の入出力パターン5
を引出し、前述の入出力パターン5に直交するよ
う背反する方向に屈曲して設けている。
本発明のMICサーキユレータは下記のように
することで、容易に製造できる。
第4図イに示す複数(図では3つ)のフエライ
トバー100は、それぞれ同形状で、幅がジヤン
クシヨンパターンの直径よりも小さい断面矩形状
である。
非磁性体よりなる板状の誘電体基材80(例え
ばアルミナ基板)の上平面に、所望の間隔で並行
して、深さがフエライトバー100の高さにほぼ
等しいフエライトバー100を嵌挿する複数(図
では3つ)の角形の凹溝9を設けている。
この誘電体基材80の板厚は、フエライトバー
100の高さのほぼ2倍である。
そして第4図ロのように、それぞれのフエライ
トバー100を誘電体基材80のそれぞれの凹溝
9に嵌挿し、接着剤を用いて固着し複合基材11
0とする。
次に、複合基材110をフエライトバー100
に直交した平面(図に示す鎖線Z−Z)で切断
し、所望の厚さにスライスして複数の複合基板1
15に分離する。
第4図ハのようにそれぞれの複合基板115の
両面を、例えば研磨加工して平滑にし所望の厚さ
に仕上げる。
上述の複合基板115は、平面視が細長い矩形
板状の誘電体基板の一方の長手方向の側縁部に、
コ形に開口して凹溝9が配列し、それぞれの凹溝
9に短冊形のフエライト基板10が埋め込まれ接
着されて、フエライト基板10が等ピツチで配列
されたものである。
第4図ニのように複合基板115の表面の、そ
れぞれのフエライト基板10部分にジヤンクシヨ
ンパターン4を形成し、それぞれのジヤンクシヨ
ンパターン4の外周縁の夾角が120度をなす位置
に接続された3つの入出力パターン5を、誘電体
基板8上に形成し、さらに裏面の全面に接地導体
パターン60を形成する。
そして、それぞれのジヤンクシヨンパターン4
が角形のほぼ中心となるように、誘電体基板8上
でフエライト基板10の長手方向の側縁に並行す
る鎖線X−X部分にて切断し、同形状の複数の複
合基板12に分離することで、個々のMICサー
キユレータ30としている。
上述のように本発明のMICサーキユレータ3
0は、大形の誘電体基材80に所望に断面矩形状
のフエライトバー100を埋め込み複合基材11
0とし、この複合基材110をスライスして複数
の複合基板115にし、さらにこの複合基板11
5を切断分離することで、製造することができ量
産的である。
また、加工する部分が総て直線状であるので、
容易に高精度に加工することができる。
また、誘電体基材80に設けて凹溝9に、角形
のフエライトバー100を挿入接着したものであ
るから、その接着面を加圧することも容易であ
る。
したがつて、本発明のMICサーキユレータは
低コストである。
一方、入出力パターン5は、誘電率が小さい誘
電体基板8の表面に形成されている。したがつて
本発明のMICサーキユレータはその伝送損失が
少ない。
(g) 発明の効果 以上説明したように本発明のMICサーキユレ
ータは、加工が容易で、量産的で、低コストであ
り、且つ伝送損失が少ないという、実用上で優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の斜視図で、イは製造過程を示
す図、ロは完成品の図であり、第2図のイ,ロは
それぞれ従来のMICサーキユレータの断面図で
ある。第3図は本発明の実施例の斜視図であり、
第4図のイ,ロ,ハ,ニは本発明の実施例の製造
過程を示す斜視図である。 図において、1は誘電体基板、2,2aはフエ
ライト円板、3,30はMICサーキユレータ、
4はジヤンクシヨンパターン、5は入出力パター
ン、6,60は接地導体パターン、8は誘電体基
板、9は凹溝、10はフエライト基板、80は誘
電体基材、100はフエライトバー、110は複
合基材、115は複合基板、をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 選択した側縁部が開口し該側縁に直交する平
    面視短冊形の凹溝9を有する非磁性体よりなる角
    板形の誘電体基板8、及び該凹溝9に挿入され側
    縁面が該凹溝9の内壁に接着された厚さが該誘電
    体基板8の厚さに等しい短冊形のフエライト基板
    10からなる複合基板12と、 該複合基板12の表面のほぼ中心部で、該フエ
    ライト基板10上に形成されたジヤンクシヨンパ
    ターン4と、 該誘電体基板8の表面に形成され、それぞれの
    一端が該ジヤンクシヨンパターン4の外周縁の所
    望の位置に接続されてなる3つの入出力パターン
    5と、 該複合基板12の裏面の全面に形成された接地
    導体パターン6とを、備えたことを特徴とする
    MICサーキユレータ。
JP11321783A 1983-06-23 1983-06-23 Micサーキュレータ Granted JPS604308A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11321783A JPS604308A (ja) 1983-06-23 1983-06-23 Micサーキュレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11321783A JPS604308A (ja) 1983-06-23 1983-06-23 Micサーキュレータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS604308A JPS604308A (ja) 1985-01-10
JPH0568122B2 true JPH0568122B2 (ja) 1993-09-28

Family

ID=14606538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11321783A Granted JPS604308A (ja) 1983-06-23 1983-06-23 Micサーキュレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS604308A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3149831B2 (ja) 1997-11-07 2001-03-26 日本電気株式会社 高周波集積回路およびその製造方法
US6611180B1 (en) * 2002-04-16 2003-08-26 Raytheon Company Embedded planar circulator
US7687014B2 (en) * 2008-03-26 2010-03-30 Skyworks Solutions, Inc. Co-firing of magnetic and dielectric materials for fabricating composite assemblies for circulators and isolators

Also Published As

Publication number Publication date
JPS604308A (ja) 1985-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0818187A (ja) 電子部品及びその製造方法
JPH0568122B2 (ja)
JPH0568121B2 (ja)
JPS59149013A (ja) ロ−タリトランスの製造方法
JPS643334B2 (ja)
JPS6126879B2 (ja)
JPS61161807A (ja) ストリツプライン共振子の製造方法
JPS6010090Y2 (ja) マイクロ波集積回路用サ−キュレ−タ
JPH0119443Y2 (ja)
JPS623922Y2 (ja)
JPS61288486A (ja) フエライト埋込み形基板の製造方法
JPH09213523A (ja) 非可逆回路素子
JP3134481B2 (ja) 静磁波装置
JPS5848910A (ja) 超小型部品用セラミツク基板及びその製造法
JPS61134110A (ja) バルン整合器
JPS5831429Y2 (ja) 時計用基板
JPH0739256Y2 (ja) プリント基板
JPS61142511A (ja) 磁気ヘツドの製造方法
JPH02303177A (ja) 磁気抵抗素子およびその製造方法
JPS6151310A (ja) 配線板の分割方法
JPS5866345A (ja) マイクロ波icとその製造法
JPH0745424A (ja) 集合磁石及びその製造方法
JPH0384603U (ja)
JPH02309707A (ja) 圧電共振部品の製造方法
JPS6057513A (ja) 磁気ヘツドの製造方法