JPH0119443Y2 - - Google Patents

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JPH0119443Y2
JPH0119443Y2 JP1982148742U JP14874282U JPH0119443Y2 JP H0119443 Y2 JPH0119443 Y2 JP H0119443Y2 JP 1982148742 U JP1982148742 U JP 1982148742U JP 14874282 U JP14874282 U JP 14874282U JP H0119443 Y2 JPH0119443 Y2 JP H0119443Y2
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magnet
center
substrate
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circulator
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案はフエリ磁性体基板を用いたマイクロ波
集積回路形サーキユレータに関す。
(b) 従来技術及び問題点 従来、フエリ磁性体基板を用いたマイクロ波集
積回路形サーキユレータ(以下MIC形サーキユ
レータと記す)にバイアス磁場を印加するための
マグネツトはフエリ磁性体基板の下面即ちサーキ
ユレータの接地導体側に接置されている。
第1図a,bは従来例のMIC形サーキユレー
タを示す。同図において、1はフエリ磁性体基
板、2−1,2−2,2−3は伝送路、3はYジ
ヤンクシヨン円形部、4はYジヤンクシヨン円形
部と結合する伝送路の内導体、5はフエリ磁性基
板の下面に形成された外導体で前記の接地導体、
6は磁気装置であるマグネツト、N,Sは磁極、
○・及び矢印は磁界の方向を示す。
第1図において、フエリ磁性体基板1はマグネ
ツト6の磁界により伝送路2−1から入力された
マイクロ波をYジヤンクシヨン円形部3にて時計
方向(点線矢印で示す)に回転を与え、該マイク
ロ波を伝送路2−2に伝搬する。
上記の場合、マグネツト6の位置はマグネツト
6の磁界をYジヤンクシヨン円形部3に均一に印
加させる必要上、マグネツト6(この場合マグネ
ツトは円筒形とする)の中心が該Yジヤンクシヨ
ン円形部3の円の中心上に配置されることが望ま
しい。即ち第2図に示す如く、フエリ磁性体基板
1の上面のYジヤンクシヨン円形部3の円の中心
7と該基板1の下面に配置されたマグネツト6の
中心とが一致するように配置する。しかし、円形
部3とマグネツト6とは基板1の表、裏に夫々に
位置されるので夫々の中心を一致させるのにかな
りの工数がかかる。
第3図は前記Yジヤンクシヨン円形部3の円の
中心7とマグネツト6の円の中心8とが不一致の
場合を示す。このような場合、ポート1(以下P
1と記す)、ポート2(以下P2と記す)、ポート
3(以下P3と記す)の各ポート間、即ちP1−
P2,P2−P3,P3−P1間のアイソレーシ
ヨンが異なる。また各ポートP1,P2,P3よ
り測定したVSWRが第4図に示す如く、該マグ
ネツト6の中心と該円形部3の中心とが一致して
いるときは実線の如くなり、該マグネツトの中心
と該円形部3の中心とが一致しないときは
VSWRが点線で示す如くなり、劣化している。
上記の解決策として、該フエリ磁性体基板1と
マグネツト6が嵌合されるサーキユレータ組立治
具を用いてサーキユレータを組立ている。
第5図a,bはサーキユレータ組立用の治具を
示す図aは治具を上部より見た図、図bは治具の
側面断面図を示す。
第5図において、治具10にはフエリ磁性体基
体1が嵌合される溝9と、マグネツト6が挿入さ
れる穴11′が形成しており、溝9と穴11′の中
心は一致している。従つて、溝9に該基板1を嵌
合させ、次にマグネツト6の上部表面6−1に接
着剤をつけて、穴11′に挿入すると、両者の中
心が一致して接着される。
以上の方法は治具を用いて組立るので、一つの
サーキユレータの組立に1ケの治具を必要とす
る。
サーキユレータの量産に際し、多数の治具を必
要とする。また治具は場所をとるのでサーキユレ
ータの組立にかなりの場所を必要とする。またマ
グネツトとフエリ磁性体基板との接着が治具内で
行われるので接着状態が見にくくなつているので
接着状態を確認できない場合がある等の欠点を有
する。
このため治具を用いないでマグネツトの中心と
Yジヤンクシヨン円形部の中心とを容易に一致さ
せることが出来るサーキユレータの組立法が要望
される。
(c) 考案の目的 本考案は上記の問題点を解決するために、フエ
リ磁性体1の下面の外導体5に、マグネツト6の
位置決めスリツト11をマグネツト6との相対位
置を定めて設けることにより、マグネツト6をY
ジヤンクシヨン円形部3に対する正しい位置に容
易に配置できる新規なマイクロ波集積回路形サー
キユレータを提供することを目的とする。
(d) 考案の構成 上記の目的を達成するために本考案は、フエリ
磁性体基板1の上面に形成したYジヤンクシヨン
円形部3と該Yジヤンクシヨン円形部3と結合し
た伝送路の内導体4と該フエリ磁性体基板1の下
面全体に形成された外導体5と、前記Yジヤンク
シヨン円形部3に均一な磁界を印加するマグネツ
ト6よりなるマイクロ波集積回路形サーキユレー
タにおいて、前記外導体5に、該Yジヤンクシヨ
ン円形部3の中心と同じ中心を持ち前記マグネツ
ト6の径とほぼ同等の径を持つ円周に沿つた位置
決めスリツト11を形成したことを特徴とする。
(e) 考案の実施例 以下本考案を図面に基づいて説明する。第6図
a,bは本考案を適用したフエリ磁性体基板1で
同図aは該基板1の下面の外導体5にマグネツト
6を配置する位置決めスリツト11の円弧のスリ
ツトをエツチング技術により設け、該スリツトの
円弧の中心8とマグネツト6の中心とが一致する
ようにマグネツト6を配置する。即ち位置決めス
リツト11をマグネツト6の径とほぼ同等の径を
持つ円周に沿つて中心を一致して形成する。
同図bは図aのA−A′部分の断面図でマグネ
ツト6が自分の磁界の強で接着される状態を示
す。
この位置決めスリツト11の円弧スリツトは、
マグネツト6の中心と該円弧スリツトの中心8が
一致するような正確なパターンをもつガラスマス
クで大量生産的に作られる。
第7図はガラスマスクを用いて作られた多数の
スリツトを示す。この様に作られた基板1を所定
の境界線12,13で切断する。かくして作られ
た基板1は製品が均一化され、これにて作られた
サーキユレータも伝送特性の均一のものが作られ
る。
(f) 考案の効果 本考案によれば、フエリ磁性体基板にマグネツ
トを接着させるのに該基板の下面にマグネツト6
を配置する位置決めスリツト11を設けることに
より治具を用いずに容易にマグネツトをスリツト
位置に配設することが出来、また該基板は所定の
マスクを用いることにより量産化が出来るのでサ
ーキユレータを低コストで製品化出来る利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は従来例のサーキユレ
ータを示す図、第4図はサーキユレータの
VSWRを示す図、第5図a,bは治具、第6図
a,bは本考案の実施例、第7図は本考案に係わ
るマスクで作られたフエリ磁性体基板。 図中、1はフエリ磁性体基板、2−1,2−
2,2−3は伝送路、3はYジヤンクシヨン円形
部、4は伝送路の内導体、5は外部導体、6はマ
グネツト、7は円形部3の中心、8はマグネツト
の中心、9は溝、10は治具、11′は穴、11
は位置決めスリツト、12,13は該基板の境界
を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フエリ磁性体基板1の上面に形成したYジヤン
    クシヨン円形部3と該Yジヤンクシヨン円形部3
    と結合した伝送路の内導体4と該Yジヤンクシヨ
    ン円形部3と該内導体4に対向し該フエリ磁性体
    基板1の下面全体に形成された外導体5と前記Y
    ジヤンクシヨン円形部3に均一な磁界を印加する
    マグネツト6よりなるマイクロ波集積回路形サー
    キユレータにおいて、 前記外導体5に、該Yジヤンクシヨン円形部3
    の中心と同じ中心を持ち前記マグネツト6の径と
    ほぼ同等の径を持つ円周に沿つた位置決めスリツ
    ト11を形成したことを特徴とするマイクロ波集
    積回路形サーキユレータ。
JP14874282U 1982-09-30 1982-09-30 マイクロ波集積回路形サ−キユレ−タ Granted JPS5956804U (ja)

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JP14874282U JPS5956804U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 マイクロ波集積回路形サ−キユレ−タ

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JP14874282U JPS5956804U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 マイクロ波集積回路形サ−キユレ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5956804U JPS5956804U (ja) 1984-04-13
JPH0119443Y2 true JPH0119443Y2 (ja) 1989-06-06

Family

ID=30330379

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JP14874282U Granted JPS5956804U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 マイクロ波集積回路形サ−キユレ−タ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5127457A (ja) * 1974-08-29 1976-03-08 Tdk Electronics Co Ltd Maikurohashusekikairoyojiseitaikiba

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5127457A (ja) * 1974-08-29 1976-03-08 Tdk Electronics Co Ltd Maikurohashusekikairoyojiseitaikiba

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Publication number Publication date
JPS5956804U (ja) 1984-04-13

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