JPS623922Y2 - - Google Patents

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JPS623922Y2
JPS623922Y2 JP1980115087U JP11508780U JPS623922Y2 JP S623922 Y2 JPS623922 Y2 JP S623922Y2 JP 1980115087 U JP1980115087 U JP 1980115087U JP 11508780 U JP11508780 U JP 11508780U JP S623922 Y2 JPS623922 Y2 JP S623922Y2
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JP
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magnetic material
hole
magnetic
magnetic body
dielectric substrate
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JP1980115087U
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JPS5739105U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はマイクロストリツプ線路とデイスク
状磁性体とを用いた埋め込み形マイクロ波集積回
路化サーキユレータの構成に関するものである。
従来のMIC化サーキユレータは第1図及び第2図
に示すように誘電体基板11に円柱状の孔12が
形成され、その孔12に円柱デイスク状の磁性体
13が嵌込まれ、磁性体13の厚さは誘電体基板
11の厚さとほゞ等しく、磁性体13が誘電体基
板11に埋め込まれたような状態になつている。
磁性体13の一面には金属導体膜14が被着さ
れ、その金属導体膜14と一端がそれぞれ接続さ
れて、3つのマイクロストリツプ線路15,16
及び17が磁性体13に対し等角間隔で誘電体基
板11上に形成されている。誘電体基板11の他
面にアース導体膜18が磁性体13の面上にわた
つて形成されている。磁性体13と近接対向して
永久磁石19が配される。永久磁石19により磁
性体13に磁界を加えることによりサーキユレー
タが構成される。磁性体13に対し両面から磁界
を加えることもある。マイクロストリツプ線路1
5〜17が入出力ポートを構成する。
従来のサーキユレータは第2図の断面図に示す
ように磁性体13を埋め込む孔12はその両端面
で直径が同一であつて、この磁性体13を誘電体
基板11内に固定するには接着剤を用いていた。
ところが、動作周波数がミリ波帯になつてくると
サーキユレータの伝送損失に影響を与えるため、
高い周波数になつてくると接着剤を用いないでサ
ーキユレータを構成したほうが良い。
磁性体13は例えば直径2mm、厚さが0.3mm程
度の小さいものであるが、誘電体基板11の孔1
2へデイスク状磁性体13を埋め込むためには組
立の面からも、孔12の直径に対して磁性体13
の直径を小さくし、孔12の周面と磁性体13の
周面との間に数μm〜10数μmのすきまがないと
挿入が困難であつた。このすきまが大きすぎると
挿入しやすいが、特性劣化のみならず取扱い中の
衝撃などで磁性体13が落下、損傷するなどの原
因となり、また前記すきまが小さいと磁性体13
を挿入しにくく、磁性体13に致命的なかけ、ク
ラツク等が生じやすく、さらには磁性体13の表
面に付着した金属導体膜14に損傷を与えること
にもなりやすく、再現性、信頼性に問題があつ
た。
この考案の目的は磁性体を誘電体基板の孔に密
着させることができ、高い周波数で良好に動作
し、しかも組立ても容易で、また磁性体を傷付け
るおそれがないサーキユレータを提供することに
ある。
この考案によれば磁性体を嵌込むために誘電体
基板に形成する孔を、テーパ付きの孔とし、磁性
体の周面もそのようにテーパ面として磁性体を嵌
込む。
第3図及び第4図にこの考案によるサーキユレ
ータの一例を第1図及び第2図と対応する部分に
同一符号を付けて説明する。この考案においては
第4図の断面図に示すように誘電体基板11と、
その表面と裏面とでは直径の異なる円柱状の孔2
1を設け、この孔21にその孔と同一形状のデイ
スク状磁性体22を埋め込む。この例では孔21
の誘電体基板11の下面側の直径を上面側のそれ
より小さくし、磁性体22の下側で永久磁石19
を磁性体22を近接対向させる。よつて磁性体2
2は磁石19により下の方向に吸引力を受けるこ
とになる。ところが孔21にテーパを設けている
ため磁性体22は誘電体基板11内に固定されて
しまう。
また、テーパ状磁性体22をテーパ状の孔21
に挿入する場合は機械的な摩擦力でも十分に固定
できる。したがつて、第2図に示した従来のもの
と比較してテーパ状断面の孔21になつているの
で磁性体22に何ら損傷を与えることなしに容易
に挿入しやすく、接着剤などを用いて固定する必
要がなく高周波帯でサーキユレータを実現する場
合伝送損失を小さくすることができる。
入出力ポートは3つに限らず、4つ以上として
もよい。永久磁石19は上側に設けてもよく、上
側と下側との両者に設けてもよい。
以上説明したように、テーパ状の磁性体をテー
パ状の孔に埋め込むために磁性体および孔のエツ
ヂ付近にかけ、クラツクを発生させることなく容
易に挿入でき、挿入後は摩擦力を磁石による引力
とにより磁性体を誘電体基板内に安定に固定する
ことができ、また磁性体の周面とその挿入孔の内
面との間のすきまも零に近い状態で磁性体を固定
できるので接着剤を用いる必要がなく、その結果
高周波帯で低損失、高信頼度のサーキユレータを
再現性よく構成できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のMIC化サーキユレータを示す平
面図、第2図はそのA−A′線断面図、第3図は
この考案によるサーキユレータの実施例を示す平
面図、第4図はそのB−B′線断面図である。 11:誘電体基板、14:金属導体膜、15〜
17:入出力ポートとしてのマイクロストリツプ
線路、19:永久磁石、21:孔、22:磁性
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 誘電体基板に、その一方の面上と他方の面上と
    では異なつた直径を有しテーパ状の孔が形成さ
    れ、その孔に、これと同一寸法のテーパを有する
    デイスク状磁性体が嵌め込まされ、その磁性体の
    両面に金属導体膜がそれぞれ形成され、その金属
    導体膜に3つ以上のマイクロストリツプ線路が等
    角度間隔で接続されて入出力ポートが構成され、
    上記磁性体の軸方向に直流磁界を印加する手段
    が、その磁性体の直径が小さい側の面と近接対向
    して設けられ、その直流磁界による磁性体に対す
    る磁気的吸引力と磁性体及び誘電体基板間の摩擦
    力とによりその磁性体が上記孔内に保持されてな
    るマイクロ波集積回路化サーキユレータ。
JP1980115087U 1980-08-15 1980-08-15 Expired JPS623922Y2 (ja)

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JP1980115087U JPS623922Y2 (ja) 1980-08-15 1980-08-15

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JP1980115087U JPS623922Y2 (ja) 1980-08-15 1980-08-15

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JPS5739105U JPS5739105U (ja) 1982-03-02
JPS623922Y2 true JPS623922Y2 (ja) 1987-01-29

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ID=29476035

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6135386B2 (ja) * 2013-08-08 2017-05-31 三菱電機株式会社 高周波モジュール

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5118856A (en) * 1974-08-08 1976-02-14 Mitsubishi Electric Corp Maikuroha ic yokibanno seizohoho

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JPS5739105U (ja) 1982-03-02

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