JPS604603B2 - 伝送モ−ド変換器 - Google Patents
伝送モ−ド変換器Info
- Publication number
- JPS604603B2 JPS604603B2 JP16378878A JP16378878A JPS604603B2 JP S604603 B2 JPS604603 B2 JP S604603B2 JP 16378878 A JP16378878 A JP 16378878A JP 16378878 A JP16378878 A JP 16378878A JP S604603 B2 JPS604603 B2 JP S604603B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground plane
- coaxial line
- dielectric substrate
- stripline
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P5/00—Coupling devices of the waveguide type
- H01P5/08—Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices
- H01P5/085—Coaxial-line/strip-line transitions
Landscapes
- Measuring Leads Or Probes (AREA)
- Waveguide Aerials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はストリップラインと同軸線路またはストリップ
ラインと導波管との間の伝送モードを変摸するための伝
送モード変換器に関し、特にMIC(マイクロ波集積回
路)の実装に用いることができるものである。
ラインと導波管との間の伝送モードを変摸するための伝
送モード変換器に関し、特にMIC(マイクロ波集積回
路)の実装に用いることができるものである。
従来から伝送モード変換器として、ストリップラインに
垂直に同軸線路を接続したストリップライン一同軸線路
変換器が知られている。
垂直に同軸線路を接続したストリップライン一同軸線路
変換器が知られている。
このストリップライン一同軸線路変換器の代表的な構成
は第1図に示される。第1図aはマイクロストリップラ
イン側の部分を上から見た平面図、第1図bはストリッ
プライン1の中心部を通る断面図である。第1図におい
て、誘電体基板2はアルミナ、テフロンフアイバ等の高
周波損失の少ない材料が用いられる。誘電体基板2の裏
面に形成されたグランドプレーン3は同軸線路4の外導
体5と接続される。同軸線路4の内導体6の先端は誘電
体基板2を通ってストリップライン1の先端に接続され
る。内導体6の直径はストリップライン1の線路と同程
度かむしろ大きい場合があるため、図のように先端を細
くして接続されるのが普通である。グランドプレーン3
と同軸線路4との接触面7ではグランドプレーン3が内
導体6を中心として直径dで取り除かれ、同軸線路4の
誘電体(または空間)8と誘電体基板2とが接している
。一般に直径dは外導体5の内径より小さくとる。この
理由は、垂直に接続された2つの伝送線路の不連続部の
影響を少なくするためであるが、実際には誘電体基板2
の板厚寸法と外導体5の内蓬寸法の違いや譲軍体基板2
と同軸内の誘電体8の誘電率の違いにより電界の乱れを
生じるためで、特に周波数が高くなるほどこの影響が大
きいためである。第2図は同軸線路4を整合終端したと
き、ストリップライン1のある基板面Aーバから見た反
射係数rの様子を示す一例である。
は第1図に示される。第1図aはマイクロストリップラ
イン側の部分を上から見た平面図、第1図bはストリッ
プライン1の中心部を通る断面図である。第1図におい
て、誘電体基板2はアルミナ、テフロンフアイバ等の高
周波損失の少ない材料が用いられる。誘電体基板2の裏
面に形成されたグランドプレーン3は同軸線路4の外導
体5と接続される。同軸線路4の内導体6の先端は誘電
体基板2を通ってストリップライン1の先端に接続され
る。内導体6の直径はストリップライン1の線路と同程
度かむしろ大きい場合があるため、図のように先端を細
くして接続されるのが普通である。グランドプレーン3
と同軸線路4との接触面7ではグランドプレーン3が内
導体6を中心として直径dで取り除かれ、同軸線路4の
誘電体(または空間)8と誘電体基板2とが接している
。一般に直径dは外導体5の内径より小さくとる。この
理由は、垂直に接続された2つの伝送線路の不連続部の
影響を少なくするためであるが、実際には誘電体基板2
の板厚寸法と外導体5の内蓬寸法の違いや譲軍体基板2
と同軸内の誘電体8の誘電率の違いにより電界の乱れを
生じるためで、特に周波数が高くなるほどこの影響が大
きいためである。第2図は同軸線路4を整合終端したと
き、ストリップライン1のある基板面Aーバから見た反
射係数rの様子を示す一例である。
第2図aはdが外導体5の内径に等しいとき、第2図b
はdが内導体6の直径に近づいたときの様子を示す。確
かにdを4・さくすると反射係数rは小さくなるが、こ
れでもまだ不充分である。本発明はこれらの問題点を改
善した良好な伝送モード変換器を提供するものであり、
表面にストリップラインを有する誘電体基板の裏面に設
けたグランドプレーンに、前記誘電体基板に垂直に配置
した同軸線路の外導体または導波管を接続し、前記スト
リップラインの先端に前記誘電体基板を通して前記同軸
線路の内導体または前記導波管内に立てられるブローブ
を接続し、前記同軸線路または導波管と前記誘電体基板
とが接している接触面内に前記内導体またはプローブを
中心とする円形のグランドプレーン削除部分を設け、こ
のグランドプレーン削除部分における前記ストリップラ
インが表面に存在する側の部分に前記同軸線路の内導体
または前記導波管のプローブに接近してグランドプレー
ンとしての導体を配置したものである。
はdが内導体6の直径に近づいたときの様子を示す。確
かにdを4・さくすると反射係数rは小さくなるが、こ
れでもまだ不充分である。本発明はこれらの問題点を改
善した良好な伝送モード変換器を提供するものであり、
表面にストリップラインを有する誘電体基板の裏面に設
けたグランドプレーンに、前記誘電体基板に垂直に配置
した同軸線路の外導体または導波管を接続し、前記スト
リップラインの先端に前記誘電体基板を通して前記同軸
線路の内導体または前記導波管内に立てられるブローブ
を接続し、前記同軸線路または導波管と前記誘電体基板
とが接している接触面内に前記内導体またはプローブを
中心とする円形のグランドプレーン削除部分を設け、こ
のグランドプレーン削除部分における前記ストリップラ
インが表面に存在する側の部分に前記同軸線路の内導体
または前記導波管のプローブに接近してグランドプレー
ンとしての導体を配置したものである。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第3図は本発明の一実施例としてのストリップライン一
同軸線路変換器を示しており、グランドプレーンと同軸
線路の接続される部分を同軸線路を取り除いて見たもの
である。第3図において、接触面におけるグランドプレ
ーン3を取り除いた円形の部分8のストリップライン1
がある側に対向するほぼ半円部に内導体6に接近してグ
ランドプレーン9が配置されている。ここでdは外導体
5の内径に等しい。このようにグランドプレーン3の削
除部分内でのグランドプレーン9の導体形状を工夫する
ことによりストリップライン1による電磁界は同軸の内
導体6との接続部までそのTEMモードを保つことがで
き、さらに従来例ではdが内導体6の外径に近づくこに
よって生じていた同軸線路4側でのTEMモード電磁界
の乱れを最少限にすることができる。第4図は上記実施
例における反射係数rの様子を示したもので、第2図の
従釆例と比べてその効果は明らかである。
同軸線路変換器を示しており、グランドプレーンと同軸
線路の接続される部分を同軸線路を取り除いて見たもの
である。第3図において、接触面におけるグランドプレ
ーン3を取り除いた円形の部分8のストリップライン1
がある側に対向するほぼ半円部に内導体6に接近してグ
ランドプレーン9が配置されている。ここでdは外導体
5の内径に等しい。このようにグランドプレーン3の削
除部分内でのグランドプレーン9の導体形状を工夫する
ことによりストリップライン1による電磁界は同軸の内
導体6との接続部までそのTEMモードを保つことがで
き、さらに従来例ではdが内導体6の外径に近づくこに
よって生じていた同軸線路4側でのTEMモード電磁界
の乱れを最少限にすることができる。第4図は上記実施
例における反射係数rの様子を示したもので、第2図の
従釆例と比べてその効果は明らかである。
グランドプレーン3とほぼ半円形のグランドプレーン9
を一体にしたグランドプレーンは膜技術などによって容
易に誘電体基板2の裏面に形成することができる。
を一体にしたグランドプレーンは膜技術などによって容
易に誘電体基板2の裏面に形成することができる。
あるいは同軸線路4の断面において金属薄膜により実現
してもよい。第5図は本発明の別の実施例のグランドプ
レーンのパターンを示す。
してもよい。第5図は本発明の別の実施例のグランドプ
レーンのパターンを示す。
この場合グランドプレーン削除部分8内でのグランドプ
レーン9′は丁度半円形であり、中心部に内導体6に対
応する切欠きを有しており、反射係数rの様子は第4図
とほとんど変わらない。第6図は本発明の他の実施例と
してのストリップライン−導波管変換器の断面図を示す
。
レーン9′は丁度半円形であり、中心部に内導体6に対
応する切欠きを有しており、反射係数rの様子は第4図
とほとんど変わらない。第6図は本発明の他の実施例と
してのストリップライン−導波管変換器の断面図を示す
。
誘電体基板10上のストリップライン11の先端からプ
ローブ12が導波管13内に立てられており、誘電体基
板10の裏面のグランドプレーン14はそのプロープ1
2を中心とする円形のグランドプレーン削除部分内にお
いてストリップライン11のある側でプローブ12に接
近したグランドプレーン15を有している。これにより
非常に良好な特性を有する導波管−ストリップライン変
換器を構成できる。以上本発明によれば、非常に簡単な
構成により反射係数の小さい非常に良好な特性をもった
伝送モード変換器を得ることができ、その工業的価値は
著しく大きい。
ローブ12が導波管13内に立てられており、誘電体基
板10の裏面のグランドプレーン14はそのプロープ1
2を中心とする円形のグランドプレーン削除部分内にお
いてストリップライン11のある側でプローブ12に接
近したグランドプレーン15を有している。これにより
非常に良好な特性を有する導波管−ストリップライン変
換器を構成できる。以上本発明によれば、非常に簡単な
構成により反射係数の小さい非常に良好な特性をもった
伝送モード変換器を得ることができ、その工業的価値は
著しく大きい。
第1図a,bは従来のストリップライン一同軸線路変換
器の一例をストリップライン側より見た上面図、および
断面図第2図a,bは反射特性図、第3図は本発明の一
実施例を示す、同軸線路を取り除いて見た裏面図、第4
図はその反射特性図、第5図は別の実施例を示す裏面図
、第6図はさらに別の実施例を示す断面図である。 1,11・・・ストリップライン、2,10・・・誘電
体基板、3,14・・・グランドプレーン、4…同軸線
路、6・・・外導体、9,9′,15・・・グランドプ
レーン削除部分のグランドプレーン、12・・・プロー
プ、13・・・導波管。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
器の一例をストリップライン側より見た上面図、および
断面図第2図a,bは反射特性図、第3図は本発明の一
実施例を示す、同軸線路を取り除いて見た裏面図、第4
図はその反射特性図、第5図は別の実施例を示す裏面図
、第6図はさらに別の実施例を示す断面図である。 1,11・・・ストリップライン、2,10・・・誘電
体基板、3,14・・・グランドプレーン、4…同軸線
路、6・・・外導体、9,9′,15・・・グランドプ
レーン削除部分のグランドプレーン、12・・・プロー
プ、13・・・導波管。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 表面にストリツプラインを有する誘電体基板の裏面
に設けたグランドプレーンに、前記誘電体基板に垂直に
配置した同軸線路の外導体を接続し、前記ストリツプラ
インの先端に前記誘電体基板を通して前記同軸線路の内
導体を接続し、前記同軸線路と前記誘電体基板とが接し
ている接触面内に前記内導体を中心とする円形のグラン
ドプレーン削除部分を設け、このグランドプレーン削除
部分内における前記ストリツプラインが表面に存在する
側の部分に前記同軸線路の内導体に接近してストリツプ
ラインとしての導体を配置したことを特徴とする伝送モ
ード変換器。 2 表面にストリツプラインを有する誘電体基板の裏面
に設けたグランドプレーンに、前記誘電体基板に垂直に
配置した同軸線路の外導体の構造をもつ導波管の外導体
を接続し、前記ストリツプラインの先端に前記誘電体基
板および前記同軸線路の外導体部を通して前記導波管内
に立てられるプローブを接続し、前記導波管と前記誘電
体基板とが接している接触面内に前記プローブを中心と
する円形のグランドプレーン削除部分を設け、このグラ
ンドプレーン削除部分内における前記ストリツプライン
が表面に存在する側の部分に前記プローブに接近してグ
ランドプレーンとしての導体を配置したことを特徴とす
る伝送モード変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16378878A JPS604603B2 (ja) | 1978-12-21 | 1978-12-21 | 伝送モ−ド変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16378878A JPS604603B2 (ja) | 1978-12-21 | 1978-12-21 | 伝送モ−ド変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5585104A JPS5585104A (en) | 1980-06-26 |
JPS604603B2 true JPS604603B2 (ja) | 1985-02-05 |
Family
ID=15780712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16378878A Expired JPS604603B2 (ja) | 1978-12-21 | 1978-12-21 | 伝送モ−ド変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604603B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60170301A (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 導波管−ストリツプ線路変換装置 |
JPS6454904A (en) * | 1987-08-26 | 1989-03-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Coaxial-microstrip line converter |
JP4829014B2 (ja) * | 2006-06-15 | 2011-11-30 | 株式会社エムシーエム | モルタル連続練り装置とこれを用いた連続練りシステム |
US7750764B2 (en) | 2008-02-27 | 2010-07-06 | Microsemi Corporation | Coaxial-to-microstrip transitions and manufacturing methods |
JP6013297B2 (ja) * | 2013-09-03 | 2016-10-25 | 日本電信電話株式会社 | 高周波伝送線路 |
JP6013298B2 (ja) * | 2013-09-03 | 2016-10-25 | 日本電信電話株式会社 | 高周波伝送線路 |
-
1978
- 1978-12-21 JP JP16378878A patent/JPS604603B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5585104A (en) | 1980-06-26 |
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