JP4829014B2 - モルタル連続練り装置とこれを用いた連続練りシステム - Google Patents

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Description

本発明は、モルタル連続練り装置とこれを用いた連続練りシステムに関する。
建築物の耐震補強工事において、柱や梁に囲まれた既存フレーム内に鉄骨枠付きのブレースや増設壁などを設置し、枠周辺や既存フレームとの間にモルタルを注入して接合する工法が適用される。以下、かかる工法をグラウト工法と呼ぶ。
なお、本発明はグラウト工法に限定されず、建築物の耐震補強工事以外のグラウト工事やモルタルの吹付け工法にも適用することができる。
グラウト工法に用いられるモルタルは、ブレースや増設壁と枠周辺や既存フレームとの間を隙間なく完全に埋めるために無収縮モルタルであり、かつ施工に適した高い流動性が要求される。また、このモルタルは、耐震補強の目的を達成するために、所定の高い圧縮強度を有する必要がある。
上述したモルタル性状を得るために、グラウト工法で使用するモルタルには、一般にセメント、砂などが予めプレミックスされた無収縮グラウト材が用いられ、この無収縮グラウト材に水を所定の割合で混合してモルタルが製造される。
また、所定のモルタル性状を得るために、従来はハンドミキサや専用のミキサを用いて、50〜100Lの少量づつをバッチで製造している。
しかし、大規模な耐震補強工事では、大量のモルタルを必要とするため、従来のバッチ処理では生産性が低く、工期が長くなりすぎる問題がある。
そこで、非特許文献1、特許文献1,2等に開示されている従来のモルタル又はコンクリートの連続製造装置のグラウト工法への適用が検討されている。
非特許文献1に開示されている連続ミキサ(例えば、PFT製のHM22)は、水平なミキシングコンベアを有し、25〜50リットル/minの吐出能力を有するものである。
特許文献1の気泡モルタル連続製造用ミキサポンプは、図6に示すように、セメント組成物を連続的に送給する粉体搬送部(A)、送給されたセメント組成物と別途連続的に送給された水と気泡とを混練する混練部(B)、並びに、混練しながら圧送する送給部(C)を一体化して有するものである。
特許文献2のコンクリート連続製造装置は、図7に示すように、練り混ぜ用のパドルが設けられたスクリューを内部に備えるケーシングの上部に一端側から他端側に長い開口及び他端側に排出口を形成したスクリューミキサ71に、複数の投入部72,73からモルタル形成材料を投入して最初にモルタルを練り混ぜ、次いでこの投入部より排出口側に寄った別の投入部74から粗骨材を投入してコンクリートとし、更にこのコンクリートを混練ボックス装置75に投入して、その入口部から出口部へ向かって断面形状が連続的に変化する複数の変形通路を通過させると共に入口部と出口部との間に設けられた合流分割手段を通過させて混練するものである。
"CONSTRUCTION MACHINES",Knauf PFT,インターネット<URL:1150352961109_0.pft.de>
特開2000−327445号公報、「気泡モルタル連続製造用のミキサポンプ及びそれを用いた気泡モルタルの連続製造方法」 特開2001−071320号公報、「コンクリート連続製造方法および装置」
グラウト工法では、適用する工事規模に応じて、モルタルの製造速度を広い範囲で可変(例えば0.3〜2.0m/h程度)にできる必要がある。そのため、グラウト工法へ適用する場合、上述した従来の連続練り手段には、以下の問題点があった。
非特許文献1に開示されている連続ミキサは、水平なミキシングコンベアで連続練りをするため、所定のモルタル性状を得るために、ミキシングコンベアを最適の回転速度に合わせる必要があり、回転速度を自由に変更できない。
そのため、その最適回転速度に対し吐出能力(すなわち製造速度)が決まるため、製造速度を広い範囲で可変にはできない。
また、特許文献1の連続製造装置の場合も、粉体搬送部(A)、混練部(B)、及び送給部(C)を一体化しているため、混練部(B)で所定のモルタル性状を得るために粉体搬送部(A)及び送給部(C)の搬送及び送給能力を可変にできない。
さらに、特許文献2の連続製造装置の場合も、傾斜したスクリューミキサ71でモルタルを練り混ぜるため、所定のモルタル性状を得るために、スクリューミキサを最適の回転速度に合わせる必要があり、回転速度を自由に変更できず、従って、製造速度を広い範囲で可変にはできない。
また上述したように例えばグラウト工法に用いられるモルタル性状及びその連続練り装置には、一般のモルタルと比較して、下記のような高い性能が要求される。
(1)安定した連続運転が可能であること。
(2)圧縮強度が安定して所定の値(例えば公的機関の規格)以上であること。
(3)施工に適した高い流動性を有すること(例えば、Jロートの変動が少ないこと)。
本発明はかかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、圧縮強度が安定して所定の値以上であり、かつ施工に適した高い流動性を有する無収縮モルタルを、連続的に製造でき、かつ製造速度が広い範囲で可変であり、かつ安定した連続運転が可能であるモルタル連続練り装置とこれを用いた連続練りシステムを提供することにある。
本発明によれば、モルタル用の原料粉体と水からモルタルを連続的に製造するモルタル連続練り装置であって、
軸心を中心に回転駆動され前記原料粉体を軸方向に供給する粉体供給スクリュー軸と、該粉体供給スクリュー軸を変速可能に回転駆動する可変速駆動モータとを有し、その回転速度により原料粉体の供給量を調整可能な粉体供給装置と、
軸心を中心に回転駆動され原料粉体と水を混合しながら混練してモルタルを連続的に製造するモルタル混練軸と、該モルタル混練軸を変速可能に回転駆動する可変速駆動モータとを有し、その回転速度によりモルタル性状を調整可能なモルタル混練装置とを備え、
前記粉体供給スクリュー軸は、排出口近傍に設けられた螺旋羽根と、
前記螺旋羽根より上流側に位置し原料粉体をほぐしながら螺旋羽根に供給する複数の攪拌板とを有する、ことを特徴とするモルタル連続練り装置が提供される。
また、前記粉体供給装置は、前記粉体供給スクリュー軸の上方に位置し、原料粉体を上方から受け入れ保有する漏斗状の粉体ホッパーを有し、
該粉体ホッパーは、その中間部に分散板を有し、該分散板上に原料粉体を保有しその外周部又は中間部から原料粉体を下方に供給する。
また、前記モルタル混練軸は、原料粉体と水を混合しながら軸方向に移動する複数の傾斜板と、隣接する2枚の傾斜板の外周部を連結し軸方向に延びる複数の混練板とを有する。
また、前記モルタル混練軸は、軸心が水平に対し約±30度の範囲で可変調整可能である。
また本発明によれば、モルタル用の原料粉体と水からモルタルを連続的に製造するモルタル連続練り装置と、
原料粉体を内部に保有するホッパーと該ホッパーからモルタル連続練り装置に原料粉体を間欠的に供給するスクリューフィーダーとを有する粉体供給ホッパーとを備えた、ことを特徴とする連続練りシステムが提供される。
本発明の好ましい実施形態によれば、さらに、モルタル連続練り装置で製造したモルタルをモルタルホースを介して遠隔地まで供給するモルタルポンプを備える。
また、さらに、モルタル用の原料粉体を粉体供給ホッパーからモルタル連続練り装置まで粉体ホースを介して供給する空気輸送装置を備える。
また、前記モルタル連続練り装置及び粉体供給ホッパーと、各装置の稼動に必要な電力を発電する発電機と、モルタル連続練り装置に供給する水を保有する水タンクとを同一の移動台車上に搭載する、ことが好ましい。
上記本発明のモルタル連続練り装置は、回転速度により原料粉体の供給量を調整可能な粉体供給装置と、回転速度によりモルタル性状を調整可能なモルタル混練装置とを備えているので、粉体供給装置の回転速度の調整により原料粉体の供給量を調整することができ、モルタル混練装置の回転速度の調整により原料粉体の供給量に対応してモルタル性状を調整することができる。
従って、必要なモルタル性状を備えたモルタルを、連続的に製造でき、かつ製造速度を広い範囲で可変であり、かつ安定した連続運転が可能である。
また、モルタル用の原料粉体と水からモルタルを連続的に製造するモルタル連続練り装置と、原料粉体を内部に保有するホッパーと該ホッパーからモルタル連続練り装置に原料粉体を間欠的に供給するスクリューフィーダーとを有する粉体供給ホッパーとを備えた連続練りシステムにより、圧縮強度が安定して所定の値以上であり、かつ施工に適した高い流動性を有する無収縮モルタルを、連続的に製造できることが、後述する実施例により確認された。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお各図において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本発明のモルタル連続練り装置の全体構成図である。本発明のモルタル連続練り装置10は、モルタル用の原料粉体1と水2からモルタル3を連続的に製造する装置であり、粉体供給装置12とモルタル混練装置20を備える。
モルタル用の原料粉体1は、例えば、セメント、砂などが予めプレミックスされた無収縮グラウト材である。また、水2は、図示しない水供給装置から、原料粉体1に対して所定の割合で供給される。
なお、原料粉体1は無収縮グラウト材に限定されず、任意のモルタル用原料粉体を用いることができる。
粉体供給装置12は、粉体供給スクリュー軸14と可変速駆動モータ16を有し、粉体供給スクリュー軸14の回転速度により原料粉体1の供給量を調整可能に構成されている。
粉体供給スクリュー軸14は、中空円筒形のケーシング13の内側において、軸心を中心に可変速駆動モータ16で回転駆動され、原料粉体1を軸方向に供給(移動)する。粉体供給スクリュー軸14は、水平軸であるのが好ましいが、傾斜していてもよい。
図1において、粉体供給スクリュー軸14は、排出口近傍(図で左側)に設けられた螺旋羽根14aと、螺旋羽根14aより上流側(図で右側)に位置し原料粉体1をほぐしながら螺旋羽根14aに供給する複数の攪拌板14bとを有する。
螺旋羽根14aは、3ピッチ以上の連続螺旋羽根であり、これを囲む中空円筒管15との間に、原料粉体1を閉じ込めて軸方向左向きに供給するようになっている。中空円筒管15はケーシング13内に回転しないように固定されている。
また、攪拌板14bは、半径方向に延びる平板又は傾斜板であり、ケーシング13の内側において、固まりを形成した原料粉体1をほぐしながら軸方向左向きに移動させて螺旋羽根14aに均一に分散した原料粉体1を供給するようになっている。
なお、攪拌板14bは、この構成に限定されず、螺旋羽根14aよりピッチが大きく、所定のピッチで分割された螺旋羽根であってもよい。
可変速駆動モータ16は、減速機付きの電動機であり、好ましくはインバータ制御され、粉体供給スクリュー軸14を変速可能に回転駆動する。
上述した構成により、原料粉体1が固まりになって供給された場合でも、攪拌板14bで原料粉体1をほぐして均一に分散し、均一に分散した原料粉体1を螺旋羽根14aに安定供給し、螺旋羽根14aで中空円筒管15との間に原料粉体1を閉じ込めて、回転速度にほぼ比例する供給量を供給することができる。
図1において、粉体供給装置12は、さらに粉体ホッパー18を有する。粉体ホッパー18は、粉体供給スクリュー軸14の上方に位置し、原料粉体1を上方から受け入れ保有する。粉体ホッパー18は、下端に粉体供給スクリュー軸14に沿って開口する矩形開口を有し、上方が幅方向に拡がっている漏斗形状であるのが好ましい。
また、粉体ホッパー18は、その中間部に分散板18aを有し、この分散板18aの上に原料粉体1を一定量保有し、その外周部又は中間部から原料粉体1を下方に供給するようになっている。
この例で分散板18aは、粉体供給スクリュー軸14に沿って水平に延び、断面中央が高い山形矩形板である。
なお分散板18aの形状は、水平な矩形板でもよく、中間に開口孔を有する孔開板でもよい。
この構成により、粉体ホッパー18に原料粉体1が間欠的に供給される場合でも、粉体供給スクリュー軸14に供給される粉体量の変動を抑制することができる。
図1において、モルタル混練装置20は、モルタル混練軸24と可変速駆動モータ26を有し、モルタル混練軸24の回転速度によりモルタル性状を調整可能に構成されている。
モルタル混練軸24は、中空円筒形のケーシング23の内側において、軸心を中心に可変速駆動モータ26で回転駆動され原料粉体1と水2を混合しながら混練してモルタル3を連続的に製造する。
この図において、モルタル混練軸24は、原料粉体1と水2を混合しながらモルタル3を軸方向に移動する複数の傾斜板24aと、隣接する2枚の傾斜板24aの外周部を連結し軸方向に延びる複数の混練板24bとを有する。
傾斜板24aは、半径方向に延びる矩形の傾斜板であり、その傾斜面で原料粉体1と水2を混合しながらモルタル3を軸方向(図で左向き)に移動するようになっている。また、混練板24bは、軸方向に延びる平板であり、モルタル3の混練りを促進し、必要なモルタル性状を得るようになっている。
また、図1において、中空円筒形のケーシング23は、粉体供給装置12のケーシング13の出口側下端に揺動軸22を介して連結されている。また、ケーシング23を傾斜した状態で固定する固定金具(図示せず)を有する。
この構成により、モルタル混練軸は、軸心が水平に対し約±30度の範囲で可変調整可能である。
モルタル混練軸24を、原料粉体1の供給側(図で右側)が低く、モルタル3の出口側(図で左側)が高くなるように、モルタル混練軸24の軸心を水平から約30度の範囲で調整することにより、モルタル混練軸24の回転速度が同一の場合でも、その傾斜角により、モルタルの移動速度及び排出速度を調整することができる。
また、逆にモルタル3の出口側(図で左側)を低くすることにより、モルタルの移動速度及び排出速度を速めたり、内部を洗浄する際に排水を円滑にできる。
可変速駆動モータ26は、減速機付きの電動機であり、好ましくはインバータ制御され、モルタル混練軸24を変速可能に回転駆動する。
上述した構成により、粉体供給装置12から供給される原料粉体1の供給量を適用する工事規模に応じて、変化させた場合でも、モルタル混練装置20の回転速度の調整、及びモルタル混練軸24の傾斜角の調整により、原料粉体1の供給量に対応してモルタル性状を調整することができる。
図2は、本発明の連続練りシステムの第1実施形態図である。この図において、本発明の連続練りシステムは、モルタル連続練り装置10’と粉体供給ホッパー30を備える。
モルタル連続練り装置10’は、モルタル用の原料粉体1と水2からモルタル3を連続的に製造する装置である。モルタル連続練り装置10’は、図1に示したモルタル連続練り装置10であるのが好ましいが、本発明はこれに限定されず、その他の連続練りを用いてもよい。
粉体供給ホッパー30は、原料粉体1を内部に保有するホッパー32と、ホッパー32からモルタル連続練り装置10’に原料粉体1を間欠的に供給するスクリューフィーダー34とを備える。
ホッパー32は、例えば1トン以上の内容積を有し、大型のフレキシブルコンテナ4(例えばトンパック)を吊り上げた状態で、その下端部を開口させ、大量(例えば1トン)の原料粉体1を上部からバッチで補給できるようになっている。
スクリューフィーダー34は、モルタル連続練り装置10’の最大処理量よりも粉体供給速度が大きく、モルタル連続練り装置10’内の原料粉体1の残量を図示しないセンサで検出してON/OFFし、原料粉体1を間欠的に供給するようになっている。
図2において、本発明の連続練りシステムは、さらに、モルタルポンプ40を備える。、モルタルポンプ40は、モルタル連続練り装置10’で製造したモルタル3をモルタルホース42を介して例えば50〜100m離れた遠隔地まで供給する。
モルタル連続練り装置10’で製造したモルタル3は、無圧又は低圧であるので、モルタルポンプ40は、モルタルホース42を介して遠隔地まで供給するに十分な加圧能力を必要とする。なお、かかるモルタルポンプ40として、例えば、周知のスネークポンプを用いることができる。
上述した構成の連続練りシステムにより、ホッパー32に大型のフレキシブルコンテナ4(例えばトンパック)を用いて、大量(例えば1トン)の原料粉体1を上部からバッチで補給して保管することができる。
また、原料粉体1の残量をセンサで検出してON/OFFすることで、スクリューフィーダー34により、モルタル連続練り装置10’に原料粉体1を間欠的に供給し、モルタル連続練り装置10’を長時間連続運転することができる。
従って、モルタルを同一条件で連続的に製造できるので、安定した連続運転が可能であり、かつモルタル性状も安定するので、圧縮強度が安定して所定の値以上であり、かつ施工に適した高い流動性を有する無収縮モルタルを、連続的に製造することができる。
図3は、本発明の連続練りシステムの第2実施形態図である。
この例において、本発明の連続練りシステムは、さらに空気輸送装置50を備える。空気輸送装置50は、モルタル用の原料粉体1を粉体供給ホッパー30からモルタル連続練り装置10’まで粉体ホース52を介して空気輸送する。
この空気輸送装置50は、粉体ホース52を介して連結された粉体輸送器54と粉体分離器56(例えばバグフィルタ)とからなる。またこの空気輸送装置50は、スクリューフィーダー34と連動し、モルタル連続練り装置10’内の原料粉体1の残量をセンサで検出してON/OFFするようになっている。
その他の構成は、図2の第1実施形態と同様である。
この構成により、粉体供給ホッパー30とモルタル連続練り装置10’の距離を長く設定することができる。また、その場合でも、スクリューフィーダー34と空気輸送装置50により、モルタル連続練り装置10’に原料粉体1を間欠的に供給し、モルタル連続練り装置を長時間連続運転することができる。
図4は、本発明の連続練りシステムの第3実施形態図である。
この例において、本発明の連続練りシステムは、移動台車60を備える。移動台車60はこの例では、トラックであるがトレーラでも単なる台車でもよい。
この図において、移動台車60は、その上にモルタル連続練り装置10’、粉体供給ホッパー30、各装置の稼動に必要な電力を発電する発電機62、及びモルタル連続練り装置に供給する水を保有する水タンク64を搭載する。
なお、図3に示した粉体供給ホッパー30と空気輸送装置50を、発電機62及び水タンク64と共に同一の移動台車上に搭載してもよい。
その他の構成は、図2の第1実施形態図又は図3の第2実施形態図と同様である。
この構成により、移動台車60により、本発明の連続練りシステムの主要機器を容易に搬送でき、システムのフレキシビリティを高めることができる。
以下、本発明の実施例を説明する。
(試験概要)
図1に示したモルタル連続練り装置10(以下、単に「連続ミキサ」と呼ぶ)を用い、図2に示した構成の連続練りシステムを製作した。さらにこのシステムを連続運転し、モルタル物性の評価や機器の稼動状態について確認した。
(システムの構成機器)
連続ミキサ10は、図1に示した構成のものであるが、以下の点で相違していた。
(1)粉体ホッパー18内の分散板18aは無かった。
(2)粉体供給スクリュー軸14は、全体が連続した螺旋羽根であり、かつピッチが約200mmであった。
(3)モルタル混練装置20のケーシング23の長さが73cmであった。
粉体供給ホッパー30は、容積1.2mのホッパー32とスクリューフィーダー34からなり、ホッパー32にフレコン(フレキシブルコンテナ)を解袋してモルタル用の原料粉体(以下、単に粉体という)を投入し、スクリューフィーダー34で連続ミキサ10の粉体ホッパー18に供給した。
モルタルポンプ40には、市販のスネークポンプを用い、吐出量をインバータ制御した。
モルタルポンプ40の後のモルタルホース42の長さは、この例では15mとした。
(バッチ練り配合)
比較例として、ペール缶を用いてハンドミキサによるバッチ練りを行った。
バッチ練り配合を表1に示す。モルタル用の原料粉体として、無収縮グラウト材(電気化学工業株式会社製の登録商標「デンカプレタスコンType−M」、以下「プレタスT−M」と呼ぶ)を使用し、目標Jロートとなるように水材料比(W/P)を調整した。なお、目標Jロートは、JSCE F541に基づく流動性試験により、7±2秒とした。
Figure 0004829014
(粉体供給量のキャリブレーション)
連続ミキサ10へ粉体を供給する際、連続ミキサの粉体ホッパー18内ではアリ地獄のようなくぼみが出来て、そこに粉体がスクリューフィーダー34からバッチ的に供給された時にその圧力で粉体供給量が変動する現象が確認された。
また、水材料比をバッチ練り同様16.0%に設定し平均供給量に合わせたとすると、最大と最小で1.7%の水材料比の変動があった。
(モルタル物性)
本発明のシステムでの試験結果を表2に示す。
Figure 0004829014
この表から明らかなように、筒先において目標Jロート7±2秒のモルタルを得ることが出来なかった。また、ミキサ出口においてもJロートは、6.4〜10.3であり、目標を達成できなかった。
(連続ミキサの改良)
実施例1の結果に基づき、以下の改良を実施した。
(1)粉体ホッパー18内に粉体供給スクリュー軸14に沿って水平に延び、断面中央が高い山形矩形形状(幅30cm、長さ50cm、山型の角度90度)の分散板18aを取り付けた。
(2)粉体供給スクリュー軸14を、図1に示した構成にした。
(3)モルタル混練装置20のケーシング23の長さを100cmに延ばした。
この改良後の構成は、上述した図1に示したものである。
(粉体供給のキャリブレーション)
図5は、改良後の粉体供給装置12の試験結果である。
この図において、「粉体供給量」は「粉体供給装置12から連続的に切り出される粉の時間当たりの重量」である。
この測定は、30分間連続運転を行い、約3分間隔で15秒間に切り出される粉体の重量を計10回測定し、単位時間当たりの重量に換算したものである。
この図から(1)(2)の改良により、改良前と比較して粉体供給量の変動が少なくなっていることがわかる。
しかし、改良後も粉体ホッパー18内に粉体がバッチ的に供給される際に粉体供給量が大きく変動することが確認された。アリ地獄のようなくぼみは、分散板18aの取付け前は1つであったが、取付け後は分散板の前後に2つとなり、そこに粉体が供給された時に粉体供給量が変動する現象が確認された。
従って、分散板18aを大型にし、中間に開口孔等を設けることにより、その外周部又は中間部から原料粉体を下方に落下させて供給することで、粉体供給スクリュー軸14に供給される粉体量の変動を抑制することができると考えられる。
また図5から粉体供給装置12の改良前と改良後を比較すると、上記現象による変動幅は小さくなっている。これは粉体をほぐす突起(攪拌板14b)を付けたことによると思われる。
また、水材料比をバッチ練り同様15.6%に設定し平均供給量に合わせたとすると、改良後は1.4%の水材料比の変動となり、十分小さいことがわかる。
(モルタル物性)
連続ミキサ10のミキサ回転数を354rpmとし、モルタル混練軸の軸心の水平に対する角度(オーガー角度)も0度に固定し試験を行った。連続ミキサでの再試験結果を表3に示す。
Figure 0004829014
表3において、水材料比はミキサ出口で14.6〜16.2%であり、変動幅は1.6%と粉体キャリブレーション結果からの予想と同程度となっていた。
また泡の発生もなく、改良により練り効率が向上していることが分かった。
単位容積質量はバッチ練りより若干低いがミキサ出口と筒先で変化なく安定していた。
モルタル吐出量はミキサ出口において1.8〜1.9m/hrであった。なお、このモルタル吐出量は、粉体供給装置12において回転速度を変化させることにより原料粉体の供給量を調整可能である。また、モルタル混練装置20において回転速度を変化させることによりモルタル性状も調整可能である。
圧縮強度はバッチとほぼ同じ値であった。なおモルタルホースの長さを90mとした時のスネークポンプ吐出圧力は0.9〜1MPaであった。
上述したように本発明のモルタル連続練り装置10は、その回転速度により原料粉体の供給量を調整可能な粉体供給装置12と、その回転速度によりモルタル性状を調整可能なモルタル混練装置20とを備えているので、粉体供給装置12の回転速度の調整により原料粉体の供給量を調整することができ、モルタル混練装置20の回転速度の調整により原料粉体の供給量に対応してモルタル性状を調整することができる。
従って、必要なモルタル性状を備えたモルタルを、連続的に製造でき、かつ製造速度を広い範囲で可変であり、かつ安定した連続運転が可能である。
また、モルタル用の原料粉体と水からモルタルを連続的に製造するモルタル連続練り装置10’と、原料粉体を内部に保有するホッパー32とホッパーからモルタル連続練り装置に原料粉体を間欠的に供給するスクリューフィーダー34とを有する粉体供給ホッパー30とを備えた連続練りシステムにより、圧縮強度が安定して所定の値以上であり、かつ施工に適した高い流動性を有する無収縮モルタルを、連続的に製造できることが、上述した実施例により確認された。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができることは勿論である。
本発明のモルタル連続練り装置の全体構成図である。 本発明の連続練りシステムの第1実施形態図である。 本発明の連続練りシステムの第2実施形態図である。 本発明の連続練りシステムの第3実施形態図である。 本発明の連続練りシステムの実施例である。 特許文献1の気泡モルタル連続製造用ミキサポンプの説明図である。 特許文献2のコンクリート連続製造装置の説明図である。
符号の説明
1 原料粉体、2 水、3 モルタル、4 フレキシブルコンテナ、
10、10’モルタル連続練り装置(連続ミキサ)、
12 粉体供給装置、13 ケーシング、
14 粉体供給スクリュー軸、14a 螺旋羽根、14b 攪拌板、
15 中空円筒管、16 可変速駆動モータ、
18 粉体ホッパー、18a 分散板、
20 モルタル混練装置、22 揺動軸、23 ケーシング、
24 モルタル混練軸、24a 傾斜板、24b 混練板、
26 可変速駆動モータ、30 粉体供給ホッパー、
32 ホッパー、34 スクリューフィーダー、
40 モルタルポンプ、42 モルタルホース、
50 空気輸送装置、52 粉体ホース、54 粉体輸送器、
56 粉体分離器、60 移動台車、62 発電機、64 水タンク

Claims (8)

  1. モルタル用の原料粉体と水からモルタルを連続的に製造するモルタル連続練り装置であって、
    軸心を中心に回転駆動され前記原料粉体を軸方向に供給する粉体供給スクリュー軸と、該粉体供給スクリュー軸を変速可能に回転駆動する可変速駆動モータとを有し、その回転速度により原料粉体の供給量を調整可能な粉体供給装置と、
    軸心を中心に回転駆動され原料粉体と水を混合しながら混練してモルタルを連続的に製造するモルタル混練軸と、該モルタル混練軸を変速可能に回転駆動する可変速駆動モータとを有し、その回転速度によりモルタル性状を調整可能なモルタル混練装置とを備え、
    前記粉体供給スクリュー軸は、排出口近傍に設けられた螺旋羽根と、
    前記螺旋羽根より上流側に位置し原料粉体をほぐしながら螺旋羽根に供給する複数の攪拌板とを有する、ことを特徴とするモルタル連続練り装置。
  2. 前記粉体供給装置は、前記粉体供給スクリュー軸の上方に位置し、原料粉体を上方から受け入れ保有する漏斗状の粉体ホッパーを有し、
    該粉体ホッパーは、その中間部に分散板を有し、該分散板上に原料粉体を保有しその外周部又は中間部から原料粉体を下方に供給する、ことを特徴とする請求項1に記載のモルタル連続練り装置。
  3. 前記モルタル混練軸は、原料粉体と水を混合しながら、該粉体と水を軸方向に移動する複数の傾斜板と、隣接する2枚の傾斜板の外周部を連結し軸方向に延びる複数の混練板とを有する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のモルタル連続練り装置。
  4. 前記モルタル混練軸は、軸心が水平に対し約±30度の範囲で可変調整可能である、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のモルタル連続練り装置。
  5. モルタル用の原料粉体と水からモルタルを連続的に製造する請求項1乃至のいずれかに記載のモルタル連続練り装置と、
    原料粉体を内部に保有するホッパーと該ホッパーからモルタル連続練り装置に原料粉体を間欠的に供給するスクリューフィーダーとを有する粉体供給ホッパーとを備えた、ことを特徴とする連続練りシステム。
  6. さらに、モルタル連続練り装置で製造したモルタルをモルタルホースを介して遠隔地まで供給するモルタルポンプを備える、ことを特徴とする請求項に記載の連続練りシステム。
  7. さらに、モルタル用の原料粉体を粉体供給ホッパーからモルタル連続練り装置まで粉体ホースを介して供給する空気輸送装置を備える、ことを特徴とする請求項5又は6に記載の連続練りシステム。
  8. 前記モルタル連続練り装置及び粉体供給ホッパーと、各装置の稼動に必要な電力を発電する発電機と、モルタル連続練り装置に供給する水を保有する水タンクとを同一の移動台車上に搭載する、ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の連続練りシステム。
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