JPH0445281Y2 - - Google Patents

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JPH0445281Y2
JPH0445281Y2 JP13095085U JP13095085U JPH0445281Y2 JP H0445281 Y2 JPH0445281 Y2 JP H0445281Y2 JP 13095085 U JP13095085 U JP 13095085U JP 13095085 U JP13095085 U JP 13095085U JP H0445281 Y2 JPH0445281 Y2 JP H0445281Y2
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JP
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permanent magnet
convex portion
case
circulator
concave portion
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は集中定数形又は分布定数形サーキユレ
ータに係り、とくにケースに対する永久磁石の取
り付け構造の改良に関する。
(従来の技術) 従来のサーキユレータの構成を第4図により説
明する。第4図のように中心導体部となるストリ
ツプライン1はアルミナ基板2上に配置され、そ
のストリツプライン1の上下にフエリ磁性体4,
5が配設されている。これらは、半ケース6の底
部に固定され、半ケース6に嵌着される半ケース
7の内側に永久磁石8が固定されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、高周波において、低損失のフエリ磁
性体に永久磁石により直流磁界を印加して動作す
るサーキユレータやアイソレータにあつては、フ
エリ磁性体に均等な磁界を印加することが特性向
上の鍵となる。よつて、永久磁石が本来の中心か
らずれると磁界の分布が乱れ、特性のばらつきを
誘発し、さらに組み立ての再現性も無くなる。
しかしながら、従来の第4図の構造であると、
永久磁石8の位置決めのために小突起9が永久磁
石8の外径寸法に対応して設けられているが、小
突起9と永久磁石8の外周との間に遊びがあり、
半ケース7の中心位置に永久磁石8を接着固定す
るのが困難であつた。すなわち、永久磁石8の中
心出しが従来構造では精確に行うことが出来ない
きらいがあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の点に鑑み、永久磁石を常に所
定位置に正確に位置決め可能とし、ひいては磁界
分布を一定にし、特性のばらつきの減少を図つた
サーキユレータを提供しようとするものである。
本考案は、中心導体部となるストリツプライン
の両側にフエリ磁性体を配置し、該フエリ磁性体
に永久磁石で直流磁界を印加する構成において、
前記永久磁石を固定するケース内面に位置決め凸
部を形成し、前記永久磁石に位置決め凹部を形成
しておき、前記凸部に前記凹部を嵌合させて前記
永久磁石を前記ケースに固定するようにして、上
記従来技術の問題点を解決している。
(作用) 本考案では、永久磁石を固定するケース内面に
位置決め凸部を、前記永久磁石に位置決め凹部を
それぞれ形成しておき、前記凸部に前記凹部を嵌
合させて前記永久磁石を前記ケースに固定する構
造であり、永久磁石を簡単に位置決め中心に装着
できる。この結果、個々の製品について磁界の分
布を一定にし、特性のばらつきを減少させること
ができる。
(実施例) 以下、本考案に係るサーキユレータの実施例を
図面に従つて説明する。
第1図は本考案の第1実施例を示す。この図に
おいて、中心導体部となるストリツプライン1は
アルミナ基板2上に配置され、そのストリツプラ
イン1の上下フエリ磁性体4,5が配設されてい
る。これらは、半ケース6の底部中央に固定され
る。一方の半ケース6に嵌着される他方の半ケー
ス7の内側中心には、第2図にも示すように球面
状位置決め凸部10が形成され、永久磁石8の装
着面中心には球面状位置決め凹部11が形成され
ている。そして、前記凸部10に前記凹部11を
嵌合させて前記永久磁石8を前記半ケース7に接
着固定する。
第3図は本考案の第2実施例の要部構成を示
す。この場合、永久磁石8が装着される半ケース
7の内側中心には、円錐状もしくは角錐状の位置
決め凸部10Aが形成され、永久磁石8の装着面
中心には円錐状もしくは角錐状の位置決め凹部1
1Aが形成されている。そして、前記凸部10A
に前記凹部11Aを嵌合させて前記永久磁石8を
前記半ケース7に接着固定する。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のサーキユレータ
によれば、中心導体部となるストリツプラインの
両側にフエリ磁性体を配置し、該フエリ磁性体に
永久磁石で直流磁界を印加する構成において、前
記永久磁石を固定するケース内面に位置決め凸部
を形成し、前記永久磁石に位置決め凹部を形成し
ておき、前記凸部に前記凹部を嵌合させて前記永
久磁石を前記ケースに固定したので、永久磁石を
常に所定位置に正確に位置決め可能とし、ひいて
は磁界分布を一定にし、特性のばらつきの減少を
図ることができる。また、磁界を均一にすること
により調整が容易になり、時間短縮ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサーキユレータの第1実
施例の正断面図、第2図は要部の分解正断面図、
第3図は本考案の第2実施例の要部構成を示す分
解正断面図、第4図は従来のサーキユレータの一
例を示す正断面図である。 1……ストリツプライン、2……アルミナ基
板、4,5……フエリ磁性体、6,7……半ケー
ス、8……永久磁石、10,10A……位置決め
凸部、11,11A……位置決め凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中心導体部となるストリツプラインの両側に
    フエリ磁性体を配置し、該フエリ磁性体に永久
    磁石で直流磁界を印加するサーキユレータにお
    いて、前記永久磁石を固定するケース内面に位
    置決め凸部を形成し、前記永久磁石に位置決め
    凹部を形成しておき、前記凸部に前記凹部を嵌
    合させて前記永久磁石を前記ケースに固定した
    ことを特徴とするサーキユレータ。 (2) 前記凸部及び凹部が球面状となつている実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のサーキユレー
    タ。 (3) 前記凸部及び凹部が維状となつている実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のサーキユレー
    タ。
JP13095085U 1985-08-28 1985-08-28 Expired JPH0445281Y2 (ja)

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JP13095085U JPH0445281Y2 (ja) 1985-08-28 1985-08-28

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JPS6239307U JPS6239307U (ja) 1987-03-09
JPH0445281Y2 true JPH0445281Y2 (ja) 1992-10-26

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JP4655438B2 (ja) * 2001-09-04 2011-03-23 ミツミ電機株式会社 アンテナ装置
US7170362B2 (en) * 2004-07-20 2007-01-30 M/A-Com, Inc. Ferrite circulator having alignment members
WO2020208780A1 (ja) * 2019-04-11 2020-10-15 三菱電機株式会社 非可逆回路

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