JPH04277902A - 分布定数型サーキュレータ及びアイソレータ - Google Patents

分布定数型サーキュレータ及びアイソレータ

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Publication number
JPH04277902A
JPH04277902A JP6401891A JP6401891A JPH04277902A JP H04277902 A JPH04277902 A JP H04277902A JP 6401891 A JP6401891 A JP 6401891A JP 6401891 A JP6401891 A JP 6401891A JP H04277902 A JPH04277902 A JP H04277902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
garnet
ceramic substrate
isolator
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP6401891A
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English (en)
Inventor
Osamu Ueda
修 上田
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NIPPON MICRO UEEBU KK
Original Assignee
NIPPON MICRO UEEBU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車電話用基
地局用等に使用される分布定数型サーキュレータ及びア
イソレータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の分布定数型サーキュレータの断面
図を図4に、中心導体の平面図を図5に示す。この従来
例は、円板に3つの端子が突出しているような板状の中
心導体201を2枚の円板状ガーネット202で挾み、
それを磁石203の配置されたアルミキョウタイ204
で挾み、ヨーク205で囲んだものである。その中心導
体201の先端に入出力端子が直接半田付けされている
【0003】また図6に別の従来例の断面図を示す。こ
の従来例は、上記の従来例の小型をねらい、ガーネット
202の周囲にリング状の誘電体207を配置したもの
である。このリング状の誘電体207の誘電率を利用し
て、小型化を計ったものである。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】従来の分布定数型サ
ーキュレータ及びアイソレータは、アルミキョウタイ2
04の平面上にガーネット202、更にその上に板状の
中心導体201を配置するため、中心導体の中心と、ガ
ーネットの中心を合わせにくく、この位置ずれにより特
性のバラツキを生じていた。この特性のバラツキを調整
するために、中心導体201とアルミキョウタイ204
との間に誘電体片206を挿入し、接着するという作業
が必要であった。しかし、この誘電体片306を入れる
調整作業は、分布定数型サーキュレータ・アイソレータ
を組立後行われるものであり、その分布定数型サーキュ
レータ・アイソレータの側板を止めているネジをはずし
て、その側板を取り外し、中心導体201とアルミキョ
ウタイ204の間に側面より誘電体片206を挿入し、
接着し、また側板を取り付けて測定して再評価し、更に
調整が必要なときは、また側板を取り外すといった煩雑
なものであった。
【0005】また、分布定数型サーキュレータ及びアイ
ソレータには、常に小型化の要求があった。
【0006】本発明は、上記の事を鑑みて、調整作業を
容易とし、組立工数を低減し、又小型化も達成できる分
布定数型サーキュレータ及びアイソレータを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【問題点を解決するための手段】本発明は、中心導体を
形成する板状導体と、該板状導体を挾むガーネットと、
そのガーネットをはさむように配置される金属キョウタ
イと、該ガーネットに直流磁界を印加する永久磁石と、
前記ガーネットの挿入される貫通孔を有し、中心導体の
一部を形成する導体膜の形成されたセラミック基板とか
らなり、前記ガーネットは前記セラミック基板の貫通孔
に配置され、前記板状導体と前記セラミック基板上の導
体膜とを接続したものである。
【0008】また本発明は、上記のセラミック基板に方
向性結合回路パターンを形成したものである。
【0009】
【実施例】本発明に係る一実施例の断面図を図1に、そ
の実施例のセラミック基板の平面図を図2に示す。この
実施例は、中心導体となる板状導体101を2枚のガー
ネット102(外径21mm、厚さ1.5mm)ではさ
み、アルミキョウタイ103で更にはさんだ構造となっ
ている。この一方のアルミキョウタイ103上にセラミ
ック基板(ε≒10)104が配置されており、そのセ
ラミック基板104に形成された貫通孔105部に、前
記ガーネット102が配置されている。又このセラミッ
ク基板104には中心導体の一部となる導体膜(Ag−
Pd)106が形成されており、この導体膜106と板
状導体101とは接続されている。そして、セラミック
基板104の導体膜106の端部に、入出力端子が半田
付けされる。もちろん、アルミキョウタイ103には、
ガーネット102に直流磁界を印加する永久磁石107
が配置されている。
【0010】この実施例によれば、セラミック基板10
4に形成された貫通孔105にガーネット102を挿入
するだけで、所定の位置にガーネット102を配置する
ことができ、更に板状導体101とセラミック基板10
4上の導体膜106との接続においても、導体膜106
の板状導体101と接続する部分を突起状108として
おくことにより、所定の位置に板状導体101を接続す
ることができる。従って、ガーネットの中心と中心導体
の中心とを容易に一致させることができ、従来行ってい
た誘電体片の挿入による調整を無くすことができた。こ
れにより、従来分布定数型サーキュレータ・アイソレー
タの調整作業に誘電体調整と磁石調整の2つの調整が必
要であったものを、本発明では磁石調整のみとすること
ができ、調整作業を従来の半分の工数にすることができ
た。
【0011】また、図4に示した従来例に比較し、セラ
ミック基板を用いたことにより、小型化(5〜10%)
ができた。
【0012】また、本発明に係る別の実施例のセラミッ
ク基板の平面図を図3に示す。この実施例は、上記の実
施例に、方向性結合器を加えたものであり、セラミック
基板109上に、方向性結合回路パターンを形成したも
のである。この方向性結合回路パターンは、導体膜11
0とその導体膜110に接続されている抵抗膜(酸化ル
テニウム)111と、その抵抗膜111に接続されてい
るアース電極112とから構成されており、このアース
電極112は、スルーホールにて接地されている。
【0013】この実施例によれば、従来別部品として外
付けされていた方向性結合器を、分布定数型サーキュレ
ータ・アイソレータ内のセラミック基板上に構成するこ
とができ、2つの部品を1つの部品で構成でき、機器全
体の小型化及び組立工数の低減を可能にしたものである
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、分布定数型サーキュレ
ータ及びアイソレータの調整作業を容易とし、組立工数
の低減が図れるものであり、かつ小型化も達成されるも
のである。
【0015】また、従来別部品であった方向性結合器を
分布定数型サーキュレータ及びアイソレータ内のセラミ
ック基板上に構成することにより、機器全体の小型化及
び組立工数の低減を達成するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の断面図である。
【図2】図1の実施例のセラミック基板の平面図である
【図3】本発明に係る別の実施例のセラミック基板の平
面図である。
【図4】従来例の断面図である。
【図5】従来例の中心導体の平面図である。
【図6】従来の別例の断面図である。
【符号の説明】
101  板状導体 102  ガーネット 103  アルミキョウタイ 104、109  セラミック基板 105  貫通孔 106、110  導体膜 107  磁石 108  突起 111  抵抗膜 112  アース電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  中心導体を形成する板状導体と、該板
    状導体をはさむガーネットと、そのガーネットをはさむ
    ように配置される金属キョウタイと、該ガーネットに直
    流磁界を与える永久磁石と、前記ガーネットの挿入され
    る貫通孔を有し、中心導体の一部を形成する導体膜の形
    成されたセラミック基板とからなり、前記ガーネットは
    前記セラミック基板の貫通孔に配置され、中心導体を形
    成する前記板状導体と前記セラミック基板に形成された
    導体膜を接続したことを特徴とする分布定数型サーキュ
    レータ及びアイソレータ。
  2. 【請求項2】  特許請求の範囲第1項において、前記
    セラミック基板に、方向性結合回路パターンが形成され
    ていることを特徴とする分布定数型サーキュレータ及び
    アイソレータ。
JP6401891A 1991-03-05 1991-03-05 分布定数型サーキュレータ及びアイソレータ Pending JPH04277902A (ja)

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JP (1) JPH04277902A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100269587B1 (ko) * 1997-12-30 2000-10-16 김덕용 마이크로웨이브 서큘레이터
KR100269588B1 (ko) * 1997-12-30 2000-10-16 김덕용 마이크로웨이브 서큘레이터

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100269587B1 (ko) * 1997-12-30 2000-10-16 김덕용 마이크로웨이브 서큘레이터
KR100269588B1 (ko) * 1997-12-30 2000-10-16 김덕용 마이크로웨이브 서큘레이터

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