JPH0567505U - 車両運転者の目覚し装置 - Google Patents

車両運転者の目覚し装置

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JPH0567505U
JPH0567505U JP1743392U JP1743392U JPH0567505U JP H0567505 U JPH0567505 U JP H0567505U JP 1743392 U JP1743392 U JP 1743392U JP 1743392 U JP1743392 U JP 1743392U JP H0567505 U JPH0567505 U JP H0567505U
Authority
JP
Japan
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vehicle
engine
suspension mechanism
control valve
hydraulic
Prior art date
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Pending
Application number
JP1743392U
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English (en)
Inventor
伸雄 大門
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設定時刻の到来時、油圧式懸架機構のシリン
ダを伸縮させて車体に振動を与え、車体の振動により運
転者をより確実に覚醒させる。 【構成】 設定時刻に関する信号を発するタイマ30
と、車両が停止しているか否かを検出する車速センサ3
6と、機関が運転されているか否かを検出する回転セン
サ35とを設ける。停車中であつて機関が運転されてい
る条件で、設定時刻が到来すると、タイマ30と車速セ
ンサ36と回転センサ35との各信号に基づく電子制御
装置37の出力信号により、油量制御弁16を駆動す
る。機関34により駆動される油圧ポンプ4から圧油を
油量制御弁16を経て、油圧式懸架機構19へ供給・排
出し、シリンダを伸縮させ、車体に振動を与える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は仮眠中の運転者の寝過しを防止する車両運転者の目覚し装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
大型トラツクなどでは荷物の到着時間を指定される場合があり、特に工場の始 業時刻に材料を搬入する場合は、運転者は交通渋滞を勘案して夜間に車両を運転 することが多い。上述の場合、運転者は目的地近くに駐車し、仮眠を採るなどし て指定時刻まで待つ。
【0003】 仮眠中の運転者の寝過しを防止するために、実開平1-133829号公報に開示され る自動車ラジオでは、指定時刻ないし設定時刻になると、目的地の放送局の周波 数を自動的に探知してラジオを鳴らすようになつているが、運転者が夜間の長距 離運転で疲れている時は、ラジオ放送だけでは目覚し効果が十分でなく、寝過し てしまうことがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は上述の問題に鑑み、設定時刻の到来時、油圧式懸架機構のシリ ンダを伸縮させて車体に振動を与え、車体の振動により運転者をより確実に覚醒 させる、車両運転者の目覚し装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の構成は設定時刻に関する信号を発するタ イマと、車両が停止しているか否かを検出する車速センサと、機関が運転されて いるか否かを検出する回転センサと、タイマと車速センサと回転センサとの各信 号を入力とする電子制御装置と、電子制御装置の出力信号により駆動される油量 制御弁と、機関により駆動される油圧ポンプから油量制御弁を経て圧油を供給・ 排出される油圧式懸架機構とを備えており、電子制御装置は停車中であつて設定 時刻の到来時、油圧式懸架機構のシリンダを伸縮させ、車体に振動を与えるもの である。
【0006】
【作用】
タイマに設定された時刻が到来すると、タイマの設定時刻の信号に基づく電子 制御装置の出力により、機関が駆動され、油量制御弁が繰り返し切り換えられ、 圧油が機関により駆動される油圧ポンプから油量制御弁を経て油圧式懸架機構の シリンダへ供給され、シリンダから油槽へ戻される。車高が変化し、車体が振動 するので、運転者は目覚める。
【0007】
【実施例】
図1は本考案による車両運転者の目覚し装置の概略構成を示すブロツク図、図 2は同目覚し装置による駆動される油圧式懸架機構の油圧回路図、図3は油圧式 懸架機構を電子制御装置により制御する制御プログラムの流れ図である。機関3 4が運転されているか否かを検出する回転センサ35が、例えば機関34のフラ イホイールに対向して配設され、また車両が停止しているか否かを検出する車速 センサ36が、変速機の出力軸に対向して配設される。運転席の時計33と設定 スイツチ31と解除スイツチ32とにより、タイマ30が構成される。回転セン サ35、車速センサ36、タイマ30の各信号は電子制御装置37へ入力される 。電子制御装置37は停車時タイマ30の設定時刻が到来すると、機関34が停 止していれば、始動装置34aを駆動して機関34を始動させる。機関34の始 動は回転センサ35により検出され、停車状態は車速センサ36により検出され る。停車中で機関34が運転されている条件で、電子制御装置37は油量制御弁 16を駆動して油圧式懸架機構19のシリンダを伸縮させる。ここで、油量制御 弁16と油圧式懸架機構19は車体振動装置としての機能を果す。
【0008】 図2は油圧式懸架機構19の油圧回路図である。機関34により駆動される油 圧ポンプ4は、油槽2から油を吸い込み、管5から逆止弁6を経て管7の蓄圧器 8へ供給する。管7への油圧を所定値に保つために、油圧監視手段Aが備えられ る。つまり、管5の油圧を検出する油圧センサ9の検出値が所定値を超えると、 圧力制御弁12が切り換わり、管5の圧油の一部が管10、圧力制御弁12、管 13、フイルタ27を経て油槽2へ戻される。また、油圧ポンプ4の吐出口の油 圧が異常に高くなると、管5の圧油の一部が公知の逃し弁26、フイルタ27を 経て油槽2へ戻される。
【0009】 管7の圧油は左右の前輪と左右の後輪(図2には左前輪だけを代表して示す) 25の各油圧式懸架機構19へそれぞれ供給される。油圧式懸架機構19はシリ ンダ23にピストン22を嵌装し、ピストン22から上方へ突出するロツド24 を車体20に結合する一方、シリンダ23から下方へ突出するロツドを車輪25 のナツクルに連結してなる。シリンダ23の壁部と車体20との間にばね21が 介装される。車体20とナツクルとの間に、車体20と車輪25との上下変位量 を検出する車高センサ28が配設される。なお、左右の前輪、左右の後輪の各油 圧式懸架機構19にはFL,FR,RL,RR の添字を付した。
【0010】 管7の圧油は逆止弁14、一般的な中立位置閉鎖型の電磁比例圧力制御弁から なる油量制御弁16、絞り18aを経て蓄圧器18へ供給され、さらに油圧式懸 架機構19のシリンダ23の下端室へ供給される。シリンダ23の下端室へ供給 される油圧は、油圧センサ17により検出される。油量制御弁16が切り換わる と、シリンダ23の下端室の油は油量制御弁16、逆止弁15、管13、フイル タ27を経て油槽2へ戻される。
【0011】 前後・左右の車輪を支持する各油圧式懸架機構19は独立に、逆止弁14,1 5、油量制御弁16、絞り18a、蓄圧器18、油圧センサ17、車高センサ2 8を備えている。
【0012】 本考案によれば、車両が停止しかつ機関34が運転されている条件で、タイマ 30の設定時間が到来すると、車速センサと回転センサの各信号に基づく電子制 御装置37の出力信号が油量制御弁16へ加えられ、油量制御弁16により油圧 式懸架機構19のシリンダに対する圧油の供給・排出が繰返し実行され、車体の 上下に振動を与える。
【0013】 図3は上述した制御を、マイクロコンピユータからなる電子制御装置37によ り実行する制御プログラムの流れ図である。図において、p11〜p18はプログラ ムの各ステツプを表す。本プログラムはp11で開始し、p12でタイマ30の設定 時刻を読み込む。
【0014】 p13で現在の時刻が設定時刻と一致するか否かを判別する。現在の時刻が設定 時刻と一致しない場合はp13へ戻り、現在の時刻が設定時刻と一致する場合はp 14へ進む。
【0015】 p14で回転センサ35の信号から機関34が回転しているか否かを判別する。 機関34が回転していない場合は、p15で始動装置34aにより機関34を始動 し、p16へ進む。p14で機関34が回転している場合はp16へ進む。p16で油量 制御弁16を往復駆動し、油圧式懸架機構19のシリンダを伸縮して車体を振動 させ、運転者を覚醒させる。
【0016】 p17で運転者が解除ボタン32を押したか否かを判別する。運転者が解除ボタ ン32を押してない場合はp16へ戻り、運転者が解除ボタン32を押した場合は p18で終了する。
【0017】 上述の実施例において、油圧式懸架機構の代りに、仮眠用寝台に備えた油圧シ リンダを上下に伸縮させて寝台に振動を与えるか、キヤビンの懸架機構に上下振 動を与えてもよい。
【0018】
【考案の効果】
本考案は上述のように、設定時刻に関する信号を発するタイマと、車両が停止 しているか否かを検出する車速センサと、機関が運転されているか否かを検出す る回転センサと、タイマと車速センサと回転センサとの各信号を入力とする電子 制御装置と、電子制御装置の出力信号により駆動される油量制御弁と、機関によ り駆動される油圧ポンプから油量制御弁を経て圧油を供給・排出される油圧式懸 架機構とを備えており、電子制御装置は停車中であつて設定時刻の到来時、油圧 式懸架機構のシリンダを伸縮させ、車体に振動を与えるようにしたものであり、 油圧式懸架機構を備えた車両であれば、タイマを付設し、タイマの信号に基づき 油圧式懸架機構を制御する制御プログラムを電子制御装置にロードするだけで、 設定時刻が到来すると車体が上下に振動されるので、運転者が寝過すのを防止で き、僅かな経費負担で実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による車両運転者の目覚し装置の概略構
成を示すブロツク図である。
【図2】車両の油圧式懸架機構の油圧回路図である。
【図3】油圧式懸架機構により車体に振動を与える電子
制御装置の制御プログラムの流れ図である。
【符号の説明】
4:油圧ポンプ 16:油量制御弁 19:油圧式懸架
機構 30:タイマ 34:内燃機関 35:回転セン
サ 36:車速センサ 37:電子制御装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】設定時刻に関する信号を発するタイマと、
    車両が停止しているか否かを検出する車速センサと、機
    関が運転されているか否かを検出する回転センサと、タ
    イマと車速センサと回転センサとの各信号を入力とする
    電子制御装置と、電子制御装置の出力信号により駆動さ
    れる油量制御弁と、機関により駆動される油圧ポンプか
    ら油量制御弁を経て圧油を供給・排出される油圧式懸架
    機構とを備えており、電子制御装置は停車中であつて設
    定時刻の到来時、油圧式懸架機構のシリンダを伸縮さ
    せ、車体に振動を与えることを特徴とする、車両運転者
    の目覚し装置。
JP1743392U 1992-02-25 1992-02-25 車両運転者の目覚し装置 Pending JPH0567505U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07108846A (ja) * 1993-10-14 1995-04-25 Mitsubishi Motors Corp 乗員覚醒装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07108846A (ja) * 1993-10-14 1995-04-25 Mitsubishi Motors Corp 乗員覚醒装置

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