JPH07108846A - 乗員覚醒装置 - Google Patents

乗員覚醒装置

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JPH07108846A
JPH07108846A JP5257305A JP25730593A JPH07108846A JP H07108846 A JPH07108846 A JP H07108846A JP 5257305 A JP5257305 A JP 5257305A JP 25730593 A JP25730593 A JP 25730593A JP H07108846 A JPH07108846 A JP H07108846A
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hydraulic actuator
control valve
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spring
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JP5257305A
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Okiaki Hayashida
興明 林田
Shozo Kawasawa
祥三 川沢
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】効果的な覚醒刺激を与えることのできる乗員覚
醒装置を提供すること提供すること。 【構成】前部車軸21とフレーム間を、油圧アクチュエ
ータ22Lとリーフスプリング20Lとの組み合わせ構
造により連結した前部サスペンションと、前記前部サス
ペンションに送る油圧を制御する制御バルブ23Lと、
運転者の運転時覚醒度の低下を検知する覚醒度低下検知
手段41と、前記覚醒度低下検知手段の情報を受けて、
加振の要否を判別する加振要否判別手段40と、前記加
振要否判別手段の情報を受けて前記制御バルブに所定の
加振駆動信号を出力するコントローラ36とを有するこ
ととした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車における乗員覚
醒装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車運転手の覚醒度が低下したがどう
か、例えば居眠り状態になっているかどうかをあらゆる
方法で調べて、その状態にあることを判定できた場合
に、警報を発する技術がある。
【0003】この警報の種類としては、例えば、音声に
よるもの、酸素リッチの吹きかけ、等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の警報は、繰返し
て行うほど慣れてしまい、刺激感が麻痺して警報の役目
が果たされないとの問題がある。
【0005】従って、本発明は、効果的な覚醒刺激を与
えることのできる乗員覚醒装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、前部車軸とフレーム間を、油圧アクチュエ
ータとリーフスプリングとの組み合わせ構造により連結
した前部サスペンションと、前記前部サスペンションに
送る油圧を制御する制御バルブと、運転者の運転時覚醒
度の低下を検知する覚醒度低下検知手段と、前記覚醒度
低下検知手段の情報を受けて、加振の要否を判別する加
振要否判別手段と、前記加振要否判別手段の情報を受け
て前記制御バルブに所定の加振駆動信号を出力するコン
トローラと、を有することとした。
【0007】
【作用】前部サスペンションを構成する油圧アクチュエ
ータを制御バルブで制御することにより、人の緊張感を
高め得る振動数で運転席のある前部車体を振動させるこ
とができる。
【0008】
【実施例】本発明は、人の緊張感を高めるのに最適な方
法は4〜10Hz程度の低周波数域の振動を与えること
であり、これを与えると、内蔵に共振してゆり起こす働
きがある点に着目し、サスペンションの一部に油圧アク
チュエータを使用して、この油圧アクチュエータを作動
させてかかる振動を与え、運転者を覚醒させる。
【0009】(1).前部サスペンション 図1において、符号20Lは前部左側のリーフスプリン
グを示し、その前後部20L−1、20L−2は図示省
略のフレーム(以下単にフレームという)に連結されて
いる。
【0010】リーフスプリングの中間部には、前部の車
軸21及び油圧アクチュエータ22Lの下端部がそれぞ
れ連結されている。油圧アクチュエータ22Lの上端部
は、フレームに連結されている。
【0011】油圧アクチュエータ22Lは制御バルブ2
3Lに配管されており、これらアクチュエータとバルブ
間には絞り弁24Lを介してガスばね25Lが配管接続
されている。
【0012】これら、リーフスプリング20L、油圧ア
クチュエータ22L、制御バルブ23L、ガスばね25
L等からなる構成と同様の構成が前部車軸の右側にも設
けられており、これらをそれぞれリーフスプリング20
R、油圧アクチュエータ22R、制御バルブ23R、ガ
スばね25Rと称することとするが、煩雑さを避けるた
め、図示は省略している。
【0013】制御バルブ23R、23Lは共通のオイル
ポンプ26と接続されている。符号27は共通のオイル
タンク、符号28Fは前部アキュムレータをそれぞれ示
し、オイルポンプと制御バルブを結ぶ配管系に設けられ
ている。
【0014】これら、リーフスプリング20L、20R
及び油圧アクチュエータ22L、22Rにより前部サス
ペンションの要部構造が構成されている。
【0015】(2).後部サスペンション 図1において、符号30Lは後部左側のリーフスプリン
グを示し、その前部30L−1は図示省略のフレームに
連結されており、後部30L−2はレベル調整機能付き
のエアスプリング29Lを介してフレームに連結されて
いる。
【0016】リーフスプリングの中間部には、後部の車
軸31及び油圧アクチュエータ32Lの下端部がそれぞ
れ連結されている。油圧アクチュエータ32Lの上端部
は、フレームに連結されている。
【0017】油圧アクチュエータ32Lは制御バルブ3
3Lに配管されており、これらアクチュエータとバルブ
間には絞り弁34Lを介してガスばね35Lが配管接続
されている。
【0018】これら、エアスプリング29L、リーフス
プリング30L、油圧アクチュエータ32L、制御バル
ブ33L、ガスばね35L等からなる構成と同様の構成
が前部車軸の右側にも設けられており、これらをそれぞ
れエアスプリング29R、リーフスプリング30R、油
圧アクチュエータ32R、制御バルブ33R、ガスばね
35Rと称することとするが、煩雑さを避けるため、図
示は省略している。
【0019】制御バルブ33R、33Lは共通のオイル
ポンプ26と接続されている。これら、エアスプリング
29L、29R、リーフスプリング30L、30R及び
油圧アクチュエータ32L、32Rにより後部サスペン
ションの要部構造が構成されている。
【0020】(3).制御系 制御バルブ23R、23L、33R、33Lはコントロ
ーラ36と信号ラインで結ばれており、コントローラの
出力によりこれら制御バルブを個別に制御することがで
きる。
【0021】コントローラ36は、加振要否判断手段4
0からの出力を入力するようになっており、加振要否判
断手段40は覚醒度低下検知センサ41からの情報を受
けて加振の要否を判断する。
【0022】覚醒度検知センサとしては、ハンドルの揺
れ具合を検知するセンサ、道路の白線にたいする車両の
揺れ具合を検知するセンサ、運転者の体の状態、例え
ば、脈拍、瞼の動き等を監視するセンサ等により構成す
る。
【0023】加振要否判断手段40は、覚醒度低下検知
センサ41からの入力の大きさと運転者の覚醒度の低下
状態とを関連付けたマップを有しており、リアルタイム
で判断結果をコントローラ36に出力する。
【0024】加振が必要と判断した場合、コントローラ
36は、主として前部サスペンションの油圧アクチュエ
ータ22L,22Rを作動して運転席を振動させる。振
動数、振動をかける間隔等を、各油圧アクチュエータの
それぞれについて適度に設定することにより、運転者を
効果的に覚醒状態に導き、かつ、その状態を維持するこ
とができる。
【0025】(4).油圧アクチュエータの他の用途へ
の適用例 ばね上の上下振動を検知する所謂Gセンサからの出力を
コントローラ36に入力し、該Gセンサからの振動検知
出力を得たコントローラ36により、制御バルブ23
R、23L、33R、33Lを制御して、油圧アクチュ
エータ22R、22L、32R、32Lに制振機能を与
えるともできる。
【0026】例えば、各ばね上、4個所に設けたGセン
サから得られた情報をコントローラで積分して各車輪ば
ね上の上下速度(加速度の一回積分値)情報に変え、こ
の速度に比例した油圧を車両走行条件に応じて発生さ
せ、ばね上に速度が発生しないように油圧アクチュエー
タが機能するように制御バルブを制御する。
【0027】これにより、ばね上の速度に比例した減衰
力を発生させてばね上を制振し、また、ガスばねにより
ばね下の制振を行うことも可能である。
【0028】なお、トラックでは、前部には荷物を積載
しないので前部の車高はそれ程変化しないが、後部は、
空車時と積車時で車高が変化する。これに対しては、油
圧アクチュエータとの組み合わせによるエアスプリング
29R,29Lのレベル調整機能を働かせて対応する。
【0029】これにより、車高の変化に拘らず、油圧ア
クチュエータのストロークの中間位置を保持でき、常
時、油圧アクチュエータを無理なく作動させることが可
能になる。
【0030】2.油圧システムの具体例 図2において、符号2はラインフィルタ、符号3は圧力
レギュレータ、符号3−1は圧力センサ、符号3−2は
チェックバルブ、符号3−3、3−8、5−8は絞り
弁、符号3−4はパイロットリリーフバルブ、符号3−
5はフェーリセーフバルブ、符号3−6はオペレートチ
ェックバルブ、符号3−7はバイパスバルブ、符号5は
制御バルブ系、符号5−1はフィルタ、符号5−2、5
−3はチェックバルブ、符号5−5は圧力センサ、符号
5−6はリタンアキュムレータ、符号5−7はコック、
符号8はオイルクーラ、符号10はリタンフィルターを
それぞれ示す。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、従来の警報の欠点であ
る慣れによる麻痺現象を生じさせることなく、運転者に
不愉快な振動を与え、覚醒状態を持続させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る乗員覚醒装置の構成を説明した図
である。
【図2】本発明に係るサスペンションの油圧系の説明図
である。
【符号の説明】
20L リーフスプリング 20R リーフスプリング 21 車軸 22R 油圧アクチュエータ 22L 油圧アクチュエータ 23R 制御バルブ 23L 制御バルブ 40 加振要否判断手段 41 覚醒度低下検知センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前部車軸とフレーム間を、油圧アクチュエ
    ータとリーフスプリングとの組み合わせ構造により連結
    した前部サスペンションと、 前記前部サスペンションに送る油圧を制御する制御バル
    ブと、 運転者の運転時覚醒度の低下を検知する覚醒度低下検知
    手段と、 前記覚醒度低下検知手段の情報を受けて、加振の要否を
    判別する加振要否判別手段と、 前記加振要否判別手段の情報を受けて前記制御バルブに
    所定の加振駆動信号を出力するコントローラと、を有す
    ることを特徴とする乗員覚醒装置。
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