JP2001277923A - シートサスペンション装置 - Google Patents

シートサスペンション装置

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JP2001277923A
JP2001277923A JP2000091688A JP2000091688A JP2001277923A JP 2001277923 A JP2001277923 A JP 2001277923A JP 2000091688 A JP2000091688 A JP 2000091688A JP 2000091688 A JP2000091688 A JP 2000091688A JP 2001277923 A JP2001277923 A JP 2001277923A
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JP
Japan
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sensor
seat
suspension device
shock absorber
brake
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Application number
JP2000091688A
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English (en)
Inventor
Toru Ishii
井 徹 石
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗り心地がよく、シートの上下移動が少なく
フラットなサスペンションシートを提供すること。 【解決手段】 エアスプリング(6)を有するサスペン
ションシート(S)において、シート(S)の上下振動
をGセンサ(11)で検出し、車速、ブレーキ信号を取
り入れた制御装置(15)で、減衰力可変ショックアブ
ソーバ(9)をリアルタイムで制御している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気ばねとショック
アブソーバとを有するシートサスペンション装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】大型、中型トラックのシートであり、乗
り心地を向上するためにシート自体にサスペンション装
置を有するシートは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術においては、さらに乗り心地を向上するために例え
ばエアスプリング等によりばね定数が低いスプリングを
用いると、シート自体の上下方向の動きも大となり、サ
スペンションのボトミング、伸びきりへの配慮が必要
で、実用上は乗り心地を多少犠牲にしてショックアブソ
ーバの減衰力を大として、乗り心地とのバランスをとら
ざるを得ない。
【0004】また、ドライバシートの上下方向の動きが
大であると、ドライバの視線変化も大きくなり疲労度も
大きいという問題がある。
【0005】したがって、本発明はフラットで乗り心地
がよく、かつドライバの疲労が少ないシートサスペンシ
ョン装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシートサスペン
ション装置は、空気ばねとショックアブソーバとを有す
るシートサスペンション装置において、シートフレーム
に上下Gセンサを設け、前記ショックアブソーバに減衰
力をリアルタイムに制御するためのアクチュエータを取
り付け、前記Gセンサ、車速センサ及びブレーキセンサ
からの信号により前記アクチュエータを制御する制御装
置を設けている。
【0007】上述した様な構成を具備する本発明によれ
ば、Gセンサ、車速センサ及びブレーキセンサからの信
号により前記アクチュエータを制御しているので、シー
トの姿勢を常にフラットに保ち、ドライバの視線の移動
を小さくすることが出来るので、ドライバの疲労を軽減
することが出来る。また、車速、ブレーキの両信号にも
対応して制御を行っているので、車両の状況に応じた最
適制御が可能となり、快適な乗り心地が確保できる。そ
の結果、本発明によれば、疲労の少ないで安全快適な運
行が確保できるのである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施形態について説明する。図1はサスペンション
シートを示し、シートSはサスペンション装置1により
上下方向に可動自在に支持されている。
【0009】図2はそのサスペンション装置1を示し、
図示しないシートフレームに取り付けられている上部フ
レーム2と図示しないキャブのフロアに取り付けられて
いる下部フレーム3とは、従来公知のX型リンク4、5
により連結され、そのリンク4と5との間に取り付けら
れたエアスプリング6により上部フレーム2が支持され
るよう構成されている。
【0010】また、上部フレーム2と下部フレーム3と
の間には減衰力可変式ショックアブソーバ9が取り付け
られ、エアスプリング6は空気バルブ7を介して図示し
ないエアタンクに接続され、空気バルブ7を制御するカ
ム8により空気圧を制御するよう構成されている。
【0011】そして、上部フレーム2に設けられている
上下Gセンサ11、ショックアブソーバ9に取り付けら
れその減衰力を制御するアクチュエータ10、車速セン
サ12、ブレーキのオン・オフを検知するブレーキセン
サ13及びパキングブレーキのオン・オフを検知するパ
ーキングセンサ14が制御装置15にそれぞれ接続され
ている。なお、符号20はサスペンション装置1のロッ
ク装置、21はロックハンドル、22はロックピンをそ
れぞれ示している。
【0012】図3は、サスペンション装置を制御する制
御装置のブロック図を示し、Gセンサ11、車速センサ1
2、ブレーキセンサ13及びパーキングセンサ14はそれ
ぞれ制御装置15のインタフェース15bに接続され、
インタフェース15bはCPU15aに接続され、その
CPU15aは駆動回路15cを介してアクチュエータ
10に接続されている。
【0013】以下、図4を参照して、作動について説明
する。作動に際し、まず上下Gセンサ11からの信号及
び車速センサの車速信号を入力する(ステップS1)。
ついで、Gセンサ11、車速センサ12の信号に基き減
衰力を演算し決定する(ステップS2)。そして、ブレ
ーキセンサ13からの信号入力か否かを判断する(ステ
ップS3)。ステップS3がYESだったら、ブレーキ
信号に対応した減衰力を決定する(ステップS4)。ス
テップS4の後、或いはステップS3がNOの場合、制
御終了か否かを判断する(ステップS5)。ステップS
5がNOの場合はステップS1に戻り、ステップS5が
YESだったら制御を終わる。
【0014】上記の制御は車速変化やブレーキ操作をし
た場合を示しているが、通常の走行時には、図5を参照
して、例えば、路面の凸部T乗り越えの場合、シートS
の上下振動は、ショックアブソーバ6の減衰力をリアル
タイムで図5に示すように制御しているので、Bで示す
ようになり、従来のシートの場合を示しているAに比し
て振幅が小となり、乗り心地が向上する。
【0015】図6は、制御装置の故障を自己診断するた
めのフローチャートを示している。まず、パーキング信
号入力か否か判断する(ステップS1)。ステップS1
がYESだったら、車速信号が入力しているか判断する
(ステップS2)。ステップS2がNOの場合はステッ
プS1へ戻る。一方、ステップS2がYESだったら、
故障と判断し、図示しないインスツルメントパネルの警
告灯をオンする(ステップS3、ステップS4)。ステ
ップS1でNOの場合は、ブレーキ信号入力か否か判断
する(ステップS5)。ステップS5がYESだったら
ステップS1へ戻る。ステップS5がNOの場合は車速
信号入力か否か判断する(ステップS6)。ステップS
6がYESだったらステップS1へ戻り、ステップS6
がNOの場合は、故障と判断し、警告灯をオンしてドラ
イバに故障を知らせる(ステップS7、S8)。
【0016】ドライバはシートサスペンションの故障が
警告されたら、ロック装置20の操作レバーを操作して
ロックピンでサスペンション装置1をロックすれば、運
転を続けることに支障がないので、路上故障は防止され
る。
【0017】なお、ブレーキセンサ13に換えて、前後
方向のGセンサを設け、同様に制御することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記の通り構成されているの
で、以下に示す優れた作用効果を奏することができる。 (1) シートの姿勢を常にフラットに保ち、ドライバ
の視線の移動を小とし、疲労を軽減する。 (2) 車速、ブレーキの両信号にも対応することで車
両の状況に応じた最適制御ができるため、快適な乗り心
地が確保できる。 (3) したがって、疲労の少ないで安全快適な運行が
確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すサスペンションシー
トの斜視図。
【図2】図1のサスペンション装置を示す側面図。
【図3】制御のブロック図。
【図4】制御のフローチャート図。
【図5】通常走行時のシートサスペンションの作動を説
明する図。
【図6】故障を自己診断するフローチャート図。
【符号の説明】
1…シートサスペンション装置 2…上部フレーム 3…下部フレーム 4、5…リンク 6…エアスプリング 7…空気バルブ 9…ショックアブソーバ 10…アクチュエータ 11…上下Gセンサ 12…車速センサ 13…ブレーキセンサ 15…制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気ばねとショックアブソーバとを有す
    るシートサスペンション装置において、シートフレーム
    に上下Gセンサを設け、前記ショックアブソーバに減衰
    力をリアルタイムに制御するためのアクチュエータを取
    り付け、前記Gセンサ、車速センサ及びブレーキセンサ
    からの信号により前記アクチュエータを制御する制御装
    置を設けたことを特徴とするシートサスペンション装
    置。
JP2000091688A 2000-03-29 2000-03-29 シートサスペンション装置 Pending JP2001277923A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008213795A (ja) * 2007-03-08 2008-09-18 Nissan Diesel Motor Co Ltd シートサスペンション装置
JP2010540343A (ja) * 2007-10-23 2010-12-24 ボーズ・コーポレーション 能動車両を安定させるための方法及び装置
GB2554869A (en) * 2016-10-06 2018-04-18 Jaguar Land Rover Ltd Vehicle seat assembly
JP2021062755A (ja) * 2019-10-15 2021-04-22 トヨタ自動車株式会社 車両の制振制御装置

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