JPH0566839U - 押込形スイッチ装置 - Google Patents

押込形スイッチ装置

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JPH0566839U
JPH0566839U JP584592U JP584592U JPH0566839U JP H0566839 U JPH0566839 U JP H0566839U JP 584592 U JP584592 U JP 584592U JP 584592 U JP584592 U JP 584592U JP H0566839 U JPH0566839 U JP H0566839U
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禎幸 青木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイパノブおよびウォッシャノブの操作時に
モードによる押圧力の変化を少なくして操作感を向上す
る。 【構成】 ワイパノブ12はその底面部と本体ケース1
との間の復帰用コイルばね15により復帰位置に付勢さ
れ、ウォッシャノブ13はその底面部とワイパの部15
の受部12bの復帰用コイルばね20により復帰位置に
付勢される。ウォッシャノブ13は、ワイパノブ12が
復帰位置にあるときにはそのワイパノブ12を伴なって
復帰用コイルばね15の付勢力に抗して押圧操作され、
ワイパノブ12がロック機構18によりロックされてい
るときには復帰用コイルばね20の付勢力に抗して押圧
操作される。どちらの場合にも、復帰用コイルばね15
或は20の何れかの付勢力のみを受けるので、操作力の
差が大きくならない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、押込操作可能な第1および第2の操作部材を有する押込形スイッチ 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、この種の押込形スイッチ装置としては、図2に示すような自動車に設 けられるワイパスイッチ装置がある。即ち、このものは、ワイパスイッチ1を作 動させるための操作ノブ2とウォッシャスイッチ3を作動させるための操作ノブ 4とが本体ケース5に押込操作可能に並設された構成のものである。操作ノブ2 および4はそれぞれ復帰用ばね6および7により復帰位置方向に付勢力が与えら れている。
【0003】 そして、操作ノブ2にはロック機構8が設けられ、操作ノブ2が押込操作され ると作動位置にロックされ、再度押込操作されるとそのロックが解除されて復帰 用ばね6の付勢力により復帰位置に戻されるようになっている。
【0004】 また、操作ノブ4には、復帰位置にある操作ノブ2と押込操作方向で当接する 当接部4aが形成されており、操作ノブ4が押込操作されると操作ノブ2を同時 に作動位置に移動させるようになっており、これにより、ウォッシャスイッチ3 の作動と共にワイパスイッチ1を作動させるものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来構成のものにおいては、ワイパスイッチ1の オンオフ状態に応じて、ウォッシャスイッチ3をオンさせるときの操作押圧力が 異なるため、使用者にとっては操作感が悪くなる不具合がある。
【0006】 即ち、操作ノブ4を押圧操作するときに、ワイパスイッチ1がオンしている場 合には復帰用ばね7の付勢力に抗する操作押圧力で良く、ワイパスイッチ1がオ フしている場合にはワイパ用操作ノブ2を伴って動作するため、復帰用ばね6お よび7を同時に圧縮するための押圧力が必要になるため、使用者にとって操作感 が悪くなるのである。
【0007】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、一方の操作ノブの 操作時に他方の操作ノブを伴って押込操作するばあいでも、その操作力が大きく ならないようにすることができて操作感に優れる押込形スイッチ装置を提供する にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の押込形スイッチ装置は、本体ケースに設けられ押込操作可能な第1お よび第2の操作部材と、これら第1および第2の操作部材が作動位置を越えて押 込まれるとそれぞれ対応して作動する第1および第2のスイッチと、前記第1の 操作部材が作動位置を越えてロック位置に押込操作されるとその第1の操作部材 をロック位置に保持すると共にロック位置に保持された第1の操作部材が押込操 作されるとそのロック状態を解除するロック機構と、前記第1の操作部材と前記 本体ケースとの間に設けられその第1の操作部材を復帰位置方向に付勢する第1 のばねと、前記第2の操作部材と第1の操作部材との間に設けられその第2の操 作部材を復帰位置方向に付勢する第2のばねとを設け、前記第2の操作部材を、 その押込方向で前記第1の操作部材と当接する当接部を設け、押込操作されると その当接部により復帰位置にある前記第1の操作部材を伴って作動位置方向に移 動するように構成したところに特徴を有する。
【0009】
【作用】
本考案の押込形スイッチ装置によれば、第1の操作部材を押込操作するときに は、第1のばねの付勢力に抗して押圧操作することにより第1のスイッチを作動 させることができ、このとき作動位置を越えてロック位置まで押圧操作するとロ ック機構によりロック位置に保持される。
【0010】 また、第1の操作部材がロック位置に保持されている状態で第2の操作部材が 押込操作するときには、第2のばねの付勢力に抗して押圧操作することにより第 2のスイッチを作動させることができる。
【0011】 しかして、第1の操作部材が押圧操作されていない状態で第2の操作部材が押 込操作されるときには、第2の操作部材の当接部が第1の操作部材に当接してい るので、第2の操作部材は第1の操作部材を介して第1のばねの付勢力のみに抗 して押圧操作することができ、これにより、第1および第2のスイッチを同時に 作動させることができる。
【0012】 この結果、上記3つの操作モードの何れの場合においても、第1或は第2のば ねの何れかの付勢力に抗して押圧操作を行うことにより第1或は第2のスイッチ を作動させることができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案を自動車のワイパスイッチに適用した場合の一実施例について図 1を参照して説明する。
【0014】 図1は全体構成の断面を示しており、この図1において、上面が開口された本 体ケース11には第1の操作部材たるワイパノブ12および第2の操作部材たる ウォッシャノブ13が押込操作可能に配設されている。
【0015】 ワイパノブ12は、第1のスイッチたるワイパスイッチ14を作動させるもの で、その下端部にはウォッシャノブ13の下方に延出する当接部12aおよび受 部12bが一体に形成されている。そして、ワイパノブ12の当接部12aの下 面側と本体ケース1内底面の中央部との間に第1のばねたる復帰用コイルばね1 5が設けられ、ワイパノブ12は上方に付勢力が与えられて復帰位置に保持され るようになっている。
【0016】 このワイパノブ12にはカム部16および係合ピン17からなるロック機構1 8が配設されており、ワイパノブ12が下方に押圧操作されて、ワイパスイッチ 14が作動した後ロック位置まで移動されると、このロック機構18によりワイ パノブ12はそのロック位置に保持され、再びワイパノブ12が押圧操作される とロック機構18が解除されて復帰用コイルばね15の付勢力により復帰位置に 復帰するようになっている。
【0017】 この場合、ロック機構18は、ワイパノブ12が押圧操作されることにより、 係合ピン17がカム部16の左側のカム溝に沿って移動し、ロック位置でワイパ ノブ12への押圧操作力が解除されると係合ピン17はカム部16の頂部16a で係止されるため、ワイパノブ12が復帰用コイルばね15の付勢力により復帰 位置に戻ろうとするのを阻止する。そして、再びワイパノブ12が押圧操作され ると、係合ピン17はカム部16の右側のカム溝に沿って移動し復帰位置に移動 可能となる。
【0018】 ウォッシャノブ13は、第2のスイッチたるウォッシャスイッチ19を作動さ せるもので、その下端部にはワイパノブ12側に延出する当接部13aが一体に 形成されている。そして、このウォッシャノブ13は、その当接部13aがワイ パノブ12の当接部12aと当接する状態に位置され、また、下端面とワイパノ ブ12の受部12bとの間に第2のばねたる復帰用コイルばね20が配設されて いる。
【0019】 これにより、ウォッシャノブ13は、ワイパノブ12が復帰位置にあるときに は、ワイパノブ12を介して復帰用コイルばね15により復帰位置に保持され、 ワイパノブ12がロック位置に保持されているときには、復帰用コイルばね20 の付勢力により復帰位置に保持されるようになっている。
【0020】 上記構成において、ワイパノブ12およびウォッシャノブ13が共に復帰位置 (図示位置)にある状態で、ワイパノブ12が押圧操作されると、ワイパノブ1 2は復帰用コイルばね15の付勢力に抗して移動し、ワイパスイッチ14が作動 するようになる。
【0021】 このとき、ワイパノブ12が下方に移動するのに伴って復帰用コイルばね20 を受ける受部12bが下方に移動するが、復帰用コイルばね20が伸長してその 付勢力を上方に及ぼしているので、ウォッシャノブ13は復帰位置に保持されて いる。
【0022】 次に、ワイパノブ12がロック機構18によりロック位置に保持された状態で 、ウォッシャノブ13が下方に押圧操作されると、ウォッシャノブ13は復帰用 コイルばね20の付勢力に抗して下方に移動し、ウォッシャスイッチ19が作動 される。
【0023】 尚、この場合、ウォッシャノブ13の移動距離は、ウォッシャスイッチ19は 作動させるが、その当接部13aがロック位置にあるワイパノブ12の当接部1 2aに当接するまでは移動できないように設定されている。従って、ウォッシャ ノブ13への操作押圧力がなくなると、ウォッシャノブ13は単独で復帰用コイ ルばね20の付勢力により復帰位置に復帰する。
【0024】 しかして、ワイパノブ12が復帰位置に保持された状態でウォッシャノブ13 が押圧操作されると、ウォッシャノブ13の当接部13aがワイパノブ12の当 接部12aと当接した状態にあるので、ウォッシャノブ13はワイパノブ12を 伴なって復帰用コイルばね15の付勢力に抗して移動され、これにより、ワイパ スイッチ14およびウォッシャスイッチ19が作動される。
【0025】 そして、このときウォッシャノブ13とワイパノブ12とは相対位置が変化し ないので、復帰用コイルばね20の付勢力には無関係な動作となる。また、この とき、ウォッシャノブ13の移動距離が前述のように設定されているので、ワイ パノブ12はワイパスイッチ14を作動させるがロック位置には至らない。従っ て、ウォッシャノブ13に対する押圧操作力がなくなると、ワイパノブ12およ びウォッシャノブ13は共に復帰用コイルばね20の付勢力により復帰位置に復 帰する。
【0026】 このような本実施例によれば、ワイパノブ12およびウォッシャノブ13に対 して上述のような3つの操作モードの何れを行なう場合でも、復帰用コイルばね 15あるいは20の何れかひとつの付勢力に抗して操作押圧力を及ぼせば良いの で、これらの復帰用コイルばね15および20の付勢力が略同じとなるようにば ね定数を設定しておけば、使用者にとっては常に同じ操作力により操作が行なえ るようになり、操作感が良くなる。
【0027】 尚、上記実施例においては、第1および第2の操作部材をワイパノブ12およ びウォッシャノブ13を用いた場合について説明したが、これに限らず、本考案 は操作モードが上述のような3つの組み合わせを有するスイッチ装置全般に適用 できるものである。
【0028】
【考案の効果】
本考案の押込形スイッチ装置によれば、第1のばねを第1の操作部材と本体ケ ースとの間に設け、第2のばねを第1の操作部材と第2の操作部材との間に設け 、第2の操作部材にその押し込み方向で第1の操作部材と当接する当接部を設け たので、第1の操作部材および第2の操作部材の何れの押圧操作時においても第 1或は第2のばねの何れかの付勢力のみに抗して第1或は第2のスイッチを作動 させることができ、従って、第2の操作部材を操作するときに操作力を軽くして 操作感を良くすることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体構成の縦断側面図
【図2】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
11は本体ケース、12はワイパノブ(第1の操作部
材)、13はウォッシャノブ(第2の操作部材)、13
aは当接部、14はワイパスイッチ(第1のスイッ
チ)、15は復帰用コイルばね(第1のばね)、16は
カム部、17は係合ピン、18はロック機構、19はウ
ォッシャスイッチ(第2のスイッチ)、20は復帰用コ
イルばね(第2のばね)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースに設けられ押込操作可能な第
    1および第2の操作部材と、これら第1および第2の操
    作部材が作動位置を越えて押込まれるとそれぞれ対応し
    て作動する第1および第2のスイッチと、前記第1の操
    作部材が作動位置を越えてロック位置に押込操作される
    とその第1の操作部材をロック位置に保持すると共にロ
    ック位置に保持された第1の操作部材が押込操作される
    とそのロック状態を解除するロック機構と、前記第1の
    操作部材と前記本体ケースとの間に設けられその第1の
    操作部材を復帰位置方向に付勢する第1のばねと、前記
    第2の操作部材と第1の操作部材との間に設けられその
    第2の操作部材を復帰位置方向に付勢する第2のばねと
    を具備し、前記第2の操作部材は、その押込方向で前記
    第1の操作部材と当接する当接部を有し、押込操作され
    るとその当接部により復帰位置にある前記第1の操作部
    材を伴って作動位置方向に移動することを特徴とする押
    込形スイッチ装置。
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