JPH0542497Y2 - - Google Patents

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JPH0542497Y2
JPH0542497Y2 JP5562790U JP5562790U JPH0542497Y2 JP H0542497 Y2 JPH0542497 Y2 JP H0542497Y2 JP 5562790 U JP5562790 U JP 5562790U JP 5562790 U JP5562790 U JP 5562790U JP H0542497 Y2 JPH0542497 Y2 JP H0542497Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はガスオーブンその他の加熱器具等の操
作装置に関する。
(従来の技術) 従来操作パネルに設けた透孔内に、操作軸に嵌
合する固定部材と、該固定部材との間に介在する
ばねに抗して後退自在に且つ操作部材と固定部材
との間に介在するプツシユプツシユ機構の第1係
止部に係止されて操作部材の前面が該パネルの前
面と略同一平面となる後退位置と、プツシユプツ
シユ機構の第2係止部に係止されて、該操作パネ
ルから突出する前進位置とに切換自在に設けた操
作部材とからなる操作子を設けたものは知られ
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかし例えば加熱器具に用いる操作子は、その
操作部材の前面が該操作パネルの前面と略同一平
面となる後退位置から該操作パネルから突出する
前進位置に切換えるときの操作が乱暴であると、
プツシユプツシユ機構を構成する作動ピンが該カ
ム溝から外れ、操作部材がばねに弾かれて固定部
材から外れる恐れが有る。
そこで操作部材と固定部材とが分離するのを防
ぐ連結手段を備えたものを別途提案した。
かくするときは、操作部材が固定部材から外れ
るのを防ぐことは出来るが、該ばねに弾かれたと
き、該操作部材がばねに弾かれる勢いで、両者が
一体となつて操作軸から外れ、透孔から離脱する
恐れを生じる。
本考案はかゝる不具合を解消した操作装置を提
案することをその目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案はかゝる目的を達成するため、操作パネ
ルに設けた透孔に、操作部材と被操作部材の操作
軸に嵌合した固定部材とからなる操作子を設け、
該操作子を構成する該操作部材は、それと該固定
部材との間に介在するばねに抗して後退自在に且
つ該操作部材と固定部材との間に介在するプツシ
ユプツシユ機構の第1係止部に係止されて前面が
該パネルの前面と略同一平面となる後退位置と、
プツシユプツシユ機構の第2係止部に係止されて
該操作パネルから突出する前進位置とに切換自在
に設けられ、且つ該操作部材と固定部材とが分離
するのを防ぐ連結手段とを設け、該操作部材が該
操作パネルから突出した前進位置で該操作子を介
して被操作体を回動操作するものにおいて、該操
作パネル側と該操作部材側とに、対抗する突起と
受面とを、該操作部材の前進位置にあつて該受面
に突起が少許の間隔を存して対向するように設け
て成る。
(作用) かくするときは、操作子の操作部材を第2図に
示すその前面が該パネルの前面と略同一平面とな
る後退位置から操作部材を軽く押すと、該プツシ
ユプツシユ機構のカム溝に設けた第1係止部と作
動ピンとの係合が解かれ、該作動ピンは該カム溝
に沿つて移動し第2係止部と係合する状態とな
り、これによつて操作部材を該操作パネルから突
出する前進位置に切換える。
このとき操作部材には、これを前方に弾発する
ばね力が働くため乱暴に操作すると、前記作動ピ
ンが第2係止部から外れて操作部材が透孔から外
る恐れがあるが、連結手段によつてこれを防ぐこ
とは出来る。
しかしかくすることで、該操作部材と固定部材
とが該プツシユプツシユ機構並びに連結手段によ
つて連結されるため、該乱暴な操作が行われたと
き、該操作部材が前方にばねで弾かれる力によつ
て、該固定部材が操作軸から抜出すことがある。
しかるにこのようなとき、操作パネル側に設け
た受面に、操作部材に設けた突起が当たつて該固
定部材の前進を阻止するため、かゝる不具合を生
じない。
(実施例) 本考案の実施例を図面に示すガスオーブンに適
用した場合に付き説明する。
図面で1は器具本体、2は該器具本体1の前面
の操作パネル、3は該操作パネル2に設けた透
孔、Sは該透孔2に設けた操作子を示し、該操作
子Sは、被操作部材10の操作軸10aに嵌合し
た固定部材5と、該固定部材5との間に介在する
ばね6に抗して後退自在に且つ固定部材5との間
に介在するプツシユプツシユ機構7の第1係止部
Aに係止それて前面が該パネル2の前面と略同一
平面となる後退位置と、プツシユプツシユ機構7
の第2係止部Bに係止されて、該操作パネル3か
ら突出する前進位置とに切換自在に設けた筒状の
操作部材4とからなり、該固定部材5は筒状に構
成された該操作部材4内に挿入され、その外周面
が操作部材4の内周面と対向する。該プツシユプ
ツシユ機構7は、操作部材4と固定部材5との一
方に設けた、第1係止部Aと第2係止部Bとを有
するハート型のカム溝7bを備えた溝部材7c
と、他方に設けた該カム溝7bに係合する作動ピ
ン7aからなり、該作動ピン7aが第1係止部A
と係合するとき前記操作部材4をその前面が該パ
ネル2の前面と略同一平面となる後退位置に保
ち、第2係止部Bと係合するとき該操作パネル2
から突出する前進位置に保つように構成した。
しかして、該プツシユプツシユ機構7は、該操
作部材4の一側面とこれと対向する固定部材5の
一側面とに介在させ、且つ連結手段として該操作
部材4の他側面とこれと対向する固定部材5の他
側面との一方に該操作部材4の移動方向に沿う長
溝8を、他方に該長溝8と係合し前記前進位置近
傍で該長溝8の端部に係止される係止ピン9を設
けたもので、これを更に詳述すると、被操作部材
としてのガスコツク10の操作軸10a上に前記
固定部材5を取付け、該固定部材5に摺動自在に
且つこれと一体に回動するごとく外嵌して前記操
作部材4を設け、該固定部材5の上面である一側
面に前記プツシユプツシユ機構7を構成する第1
係止部Aと第2係止部Bとを有するハート型のカ
ム溝7bを備えた溝部材7cを取付け、該操作部
材4の該固定部材5の一側面と対向する一側面に
固定して該カム溝7bに係合するピアノ線を屈曲
して構成した作動ピン7aを設け、更に前記連結
手段として、該固定部材5の下面である他側面に
前記長溝8を設けると共に該操作部材4の該固定
部材5の該下面である他側面と対向する他側面に
固定して係止ピン9を設けた。
尚、操作部材4の先端部には操作時のつまみ部
4aを備え、該つまみ部4aに親指が入る窪み4
bを設けて該操作部材4を回動操作し易いように
した。
尚、上述のように連結手段としての長溝8と係
止ピン9との係合で、前記操作部材4と固定部材
5が分離することを防ぎ、これによつて操作部材
4が固定部材5から外れないようにしたが、両者
が一体となつて透孔3から外れる恐れがある。即
ち該操作軸10aと嵌合する部分から固定部材5
が外れて、透孔3から両者が一体となつて外れる
恐れがある。
そこで、操作パネル2の端部を後方に折曲げて
構成した筒体の後端に円形の受面11を形成する
と共に、操作部材4の外周の2箇所に突起12を
設け、該受面11と突起12との係合によつて該
離脱を防ぐようにした。
尚、この実施例では該操作部材4を回動操作す
ることでガスコツク10を止位置と作動位置とに
切換え操作させるものであり、13は該作動位置
での操作部材4の透孔3内への没入を阻止する阻
止部材を示し、該阻止部材13は、ガスコツク1
0の前面に設けた円弧状部材13aと、操作部材
4の後端部に設けた鍔13bとで構成され、操作
部材4によりガスコツク10を作動位置に切換え
たとき、該鍔13bが該円弧状部材13aの前面
に臨む位置に設ける。
次ぎに本考案の作動を説明する。
本操作部材4は、通常は、第2図に示すごとく
その前面が該パネル2の前面と略同一平面となる
後退位置にある。
この状態からガスコツク10を作動操作しオー
ブンを稼働させるには、該操作部材4を軽く押
す。すると該プツシユプツシユ機構7のカム溝7
bに設けた第1係止部Aと作動ピン7aの係合が
解かれ、該作動ピン7aは該カム溝7bに沿つて
移動し第2係止部Bと係合する状態となり、これ
によつて操作部材4を該操作パネル2から突出す
る前進位置に切換える。従つて次いで、該操作部
材4を回動操作すれば、該ガスコツク10が作動
位置に切換つてオーブンのガスバーナに燃料ガス
を供給する。しかしこの操作部材4の後退位置か
ら前進位置への切換時に操作部材4を弾くような
乱暴な操作をすると、前記作動ピン7aが第2係
止部Bから外れる方向に湾曲し離脱する。このた
め操作部材4がばね6に弾かれて透孔3から外れ
る恐れがあるか、かゝる事態が生じるような乱暴
な操作が行われても、前記連結手段としての長溝
8の端部と係止ピン9との係合により該ばね6の
力を受けることが出来、該操作部材4が固定部材
5から外れることがないばかりでなく、該操作部
材4がばね6に弾かれて前進位置に来たとき該操
作部材4は該プツシユプツシユ機構7と、長溝8
と係止ピン9とで両側面で支えられる。即ち該操
作部材4がその両側で支えられるため、これが該
透孔3に対して一方に傾くの不具合も解消され
る。
この作用を得るには、該プツシユプツシユ機構
7のカム溝7bに設けた第2係止部Bへの係合
と、長溝8と係止ピン9との係合が同時に行われ
ることが最も望ましいが、これは作動ピン7aの
該カム溝7bに設けた第2係止部Bへの係合が、
長溝8と係止ピン9との係合より僅かに早く、作
動ピン7aの該カム溝7bに設けた第2係止部B
への係合の直後に長溝8と係止ピン9との係合が
行われるようにしても、或いは、長溝8と係止ピ
ン9との係合の直後に作動ピン7aの該カム溝7
bに設けた第2係止部Bへの係合が行われるもの
であつても良く、該プツシユプツシユ機構7に比
べ堅牢に形成出来る長溝8と係止ピン9との係合
の直後に該カム溝7bに設けた第2係止部Bへの
係合が行わせるようにすれば、該堅牢に形成出来
る長溝8と係止ピン9とに前記ばね6による弾発
力を支えさせることが出来て有利である。
(考案の効果) このように本考案によるときは、操作パネル側
と該操作部材側とに、対抗する突起と受面とを、
該操作部材の前進位置にあつて該受面に突起が少
許の間隔を存して対向するように設けたので、該
操作子を乱暴に操作されることがあつても、該受
面と突起との係合によつて該操作部材が操作パネ
ルの透孔から離脱するの不具合を防止出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施の一例を示す斜視図、第2
図はその要部の截断平面図、第3図はその作動状
態図、第4図はその分解斜面図である。 2……操作パネル、3……透孔、4……操作部
材、5……固定部材、6……ばね、7……プシユ
プツシユ機構、11……受面、12……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作パネルに設けた透孔に、操作部材と被操作
    部材の操作軸に嵌合した固定部材とからなる操作
    子を設け、該操作子を構成する該操作部材は、そ
    れと該固定部材との間に介在するばねに抗して後
    退自在に且つ該操作部材と固定部材との間に介在
    するプツシユプツシユ機構の第1係止部に係止さ
    れて前面が該パネルの前面と略同一平面となる後
    退位置と、プツシユプツシユ機構の第2係止部に
    係止されて該操作パネルから突出する前進位置と
    に切換自在に設けられ、且つ該操作部材と固定部
    材とが分離するのを防ぐ連結手段とを設け、該操
    作部材が該操作パネルから突出した前進位置で該
    操作子を介して被操作体を回動操作するものにお
    いて、該操作パネル側と該操作部材側とに、対抗
    する突起と受面とを、該操作部材の前進位置にあ
    つて該受面に突起が少許の間隔を存して対向する
    ように設けて成る操作装置。
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